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イイね!
2016年03月07日

ピレリP1で早一年。

ピレリP1で早一年。



昨年春にタイヤをピレリ Cinturato P1に換えてから一年が経ちました。

当初は選択肢に無かったタイヤでしたが、

たまたま見に行った実店舗で現物を見掛けて購入を決めたという経緯でした。

(サイズは225 /40-19)



このタイヤ、同レベルの国産タイヤと比較してもかなり低価格で、

昔のピレリのブランドイメージを知っていたら驚く程です。

それだけに購入前に気になっていたのは耐久性や、それに伴う静粛性はどうなのかという事。

購入後1年で12000km以上走りましたが、最初に感じていたのは快適性の良さ。

これは一年経った今も評価は変わっていません。

P1はコンフォートECOタイヤのジャンルに入るので、同じ位ライフの長さも気になります。




そこでここまでの磨耗度合いや、

そこから計算し、予想出来るおよその走行距離等を確認していこうと思います。









先ずはノギスを使って残り溝を計ってみました。

(デプスゲージなんて持っていませんのでw)




(画像は昨年末に洗った時の物です)


これは今までフロントに履いていた方。




ローダウンしていますが、特に偏磨耗は見受けられませんでした。

スリップサインまでは残り3.8mmだったので、およそ12000km走って2.6mmの磨耗。






そしてこちらがリアに履いていた方。




こちらはトレッドの角がキレイに残っています。

パッと見「殆ど減ってないじゃん?!」と思いましたがそんな筈は無く、しっかりと減ってました(笑)

スリップサインまでは4.6mm。

こちらは12000kmで1.8mmの磨耗でした。




一般的に新品タイヤの溝の深さは概ね8mm、

磨耗度合いは5000kmでおよそ1mm程と言われています。



去年新品の時に計った数値は凡そ8mm(厳密には7.9チョイ)だったので、

スリップサインまでの分1.6mmを引くと、タイヤとして使えるのは約6.4mm程。

(実際にはスリップサイン手前で交換になるかと思いますが、例として書きます)




計測の結果を踏まえ、5000kmあたり何ミリ磨耗したかを換算してみます。




フロント用はやはり負荷が大きい分磨耗も多めで、5000kmあたり1.1mm位の磨耗。

一方のリア用はあまり減らず、5000kmあたり0.75mmの磨耗。

1シーズンごとに前後ローテーションするので、平均すると5000kmあたり0.975mm、

やはり概ね5000kmで1mm程減るようです。

P1はECOタイヤに属するので、もう少し減らないかと思いましたが、

割りとフツー?の減り具合でした。

新品時のスリップサインまでの溝深さが6.4mmですから、計算上走れる距離はおよそ35000km。



タイヤの減りがこのペースならば、

私の年間走行距離からすると、3年は持ちそうな感じです。

実際にこれだけ持ってくれたらもう充分満足ですけどね。

(夏タイヤで年間11000~12000km位走りますので)




一方、標準装着だったプライマシーHPですが、前後ローテーションさせて2シーズン、

距離にして25000km程走ったところ、スリップサインまでは残り1mm以下だったので、

スリップサインが出るギリギリまで使っても30000kmいくかな...?という位。




タイヤ、ホイール両方を買い換えたので履かずに交換しましたが、

仮に交換しないで履き続けたとしたら、3年目は夏あたりで交換する事になっていたと思います。

まあ、だからどうしたって話なんですけど、

シーズン途中で交換するのって何となく嫁さんに話を切り出しにくいです(笑)

それに安くはない買い物ですから、

長持ちするに越したことはありませんよね。




纏めると、やはりP1はコンフォート系ECOタイヤだけあって耐磨耗性は優れているようで、

少なくとも標準装着のプライマシーHPより10~15%程はライフが長そうです。

(もう少し長持ちするかと思ってますが、それは期待し過ぎでしょうか。苦笑)





それから静粛性に関して。

これは乗っているうちに慣れてしまう部分も大きいのですが、

特に気になるような音質のノイズも無く静かな部類だと思います。

(もし不快に感じるようなノイズが出ている場合は今までの経験上、まず慣れる事はあり得ません)

一年過ぎ、10000Km以上距離を走った現在もこの評価は変わらずです。

勿論このタイヤより静かなタイヤは他にも沢山あると思いますが、

その殆どはこれよりも価格帯が上のクラスになるはずです。






以前にP1と価格的にはほぼ同じ位の某アジアンタイヤ(ナ⚫カ⚫)を履いた事がありましたが、

ゴムの質が悪くてトレッド欠けが生じたり、一年を過ぎた頃からノイズがかなり大きくなり、

あまりの音の酷さに我慢できず、すぐさま別のタイヤに履き替えた事がありました。

ピレリP1は中国工場での生産という事もあり、

購入前は品質面での不安も少しあったのは否めませんが、それは杞憂でした。

中国工場で生産されると言っても、クオリティに関しては某アジアンタイヤとは全く違うようです。
(当たり前か)

あと小さな不満?ですが、幾分ECOに振ったタイヤなので、

ちょっと気合いを入れて走るような場合はグリップに物足りなさを感じるケースもありました。

まぁ、そもそもそんな走りに合わせたタイヤでは無いですし、

いつも気合いを入れて走ってるわけじゃないのでこれは限定的なケースですが(^_^;)




コスパは申し分無いですし、グリップ力と低転がり抵抗のバランスも取れています。

トータルで見ても満足度は高いので、

次回の履き替えや家族の車の履き替えでも候補になりそうです。







引き続き経過を見ていきたいと思います。








あ、余談ですがこのタイヤ、何気にショルダーの形状もお気に入りです(笑)


ブログ一覧 | 日記
Posted at 2016/03/08 20:22:35

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この記事へのコメント

2016年3月8日 23:00
こんばんはm(_ _ )m

欧州タイヤは、減り始めてからが
早いので、今後の減りが楽しみに
なって来ました…
すみませんm(_ _ )m

FFなら5,000km、FRなら10,000km位
でローテーションするのが良いですよ♪
コメントへの返答
2016年3月8日 23:18
こんばんは。
感覚的にですが、標準装着のタイヤと比べると減らない傾向なので、3シーズン持ちそうな気はしてます。

>欧州タイヤは減り始めてからが早い
以前の車でピレリを履いた時はその傾向がありましたし、プライマシーHPもそんな感じの減り方だと思います。
なのでECOを謳うP1、今後の磨耗度合いがどうなるのか興味深いです。

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「@Blue Forest さん、ここ数年、季節がおかしくなってきてるのは確かに感じますね😅」
何シテル?   04/14 12:16
早いものでみんカラ歴も11年、 愛車もシトロエンDS4からDS3クロスバックになった節目の年という事で、この機会にHNも『DS3@m.310』にチェンジしました...

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