メーカー/モデル名 | 日産 / ブルーバードシルフィ アクシス (2007年) |
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乗車人数 | 1人 |
使用目的 | その他 |
乗車形式 | マイカー |
おすすめ度 |
5
|
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満足している点 |
・5ナンバーの枠内で「よくぞここまで!」と思えるほど頑張ったエクステリアデザイン 1.700mmにこだわらなければもう少しどっしりとしたデザインにはできたのでしょうが、コレはコレで中々セクシーかと。 チーフデザイナーの中島敬さんが「是非、リヤの流麗さを見てほしい」と仰ってたが、なるほど納得。 ・内装の質感 オーテックジャパンが手掛けた部分を除いて話をすると、クラス相応ではあるけども、必要十分といえる。 適度に張りを持たせたインパネしかり、ソフトパッド仕様のドアしかり。 TB17はドアパッドのステッチがG11以上の上質さを感じるが、逆にインパネが安っぽくなってしまった・・・ ・Eセグメントをも超える感動空間 この車の最大のウリ。 下手なワゴンよりもずっと使えるし、快適。 だだっ広さで未だこの車を超えるセダンに出くわしたことが無い(除、ストレッチリムジン)。 TB17では(絶対幅を除けば)広がるどころか、逆に狭くなってしまったのが惜しまれる。 ・とにかく扱いやすい エンジンがパワフルなだけではなく、きちんと低速域における取り回し性能も確保している。 ・何気にギミックが多い ティーダをベースとしている影響で、足踏み式パーキングブレーキを採用していたり、(グレードによっては)インテリジェントキー連動のパワーシートはあるわで、とにかくいい意味で変わっている。特に、スーパーマルチコンソールは圧巻で、幾多もの使用パターンがあって、面白い。 TB17ではそのすべてが無くなって、(良くも悪くも)地味で真面目な車と化してしまった感がある。 ・オーテックジャパンのセンス ベースの良さを上手く引き出す外観処理が絶妙。ライダーのような派手さはないが、シンプルながらもきちんと主張すべきところは主張している。 皮革シートはメインに本皮革を使用しつつも、触れる機会のあまり無いところに合皮を使用してコストとメンテナンスのしやすさを両立させているし、色遣いも良い。 |
不満な点 |
・インナードアハンドルの位置 普通、スッと手を伸ばした位置にあることが多いのに、この車の場合はわざわざ腕を引いて操作しなければいけないという面倒さがある。 何故この位置になったのか未だ理解に苦しむ。 ・フューエルリッドオープナーの位置 一応、切欠きを入れてボンネットオープナーと区別してはいるが、隣り合わせにあるため給油の際に誤ってボンネットを開けてしまったことがある(その逆もあり)。 ・スーパーマルチコンソールの照明の暗さ 麦球レベルで使い物にならない上、LEDに交換しようにも狭すぎて交換出来ない・・・ ・ボンネット あれだけ大きく重いのに、手動でヨイショ!と上げて衝立で・・・ってのは辛い。 コストと開閉頻度を天秤にかけた結果だとは思うが、メインユーザーの年齢層を鑑みるとやはりガスダンパーは入れてほしかったと思う。 一クラス下の(ジュークの兄弟車)キャプチャーでさえダンパー式なのだから・・・ ・リヤコンビのバックランプ部分 前項でスタイルのセクシーさを褒めたが、コレが無ければ完璧だったのに、コレがあるがために良さが若干スポイルされてしまった。近々、クリアレッドに塗り潰す予定(バックランプは移動)。 ・ハブが100/4H Dセグメントを謳うのであれば、せめて114.3/5Hでしょう。 日産ならそれがいとも簡単に出来たと思うが、それをやらなかったことはこの車においては罪。 現にTB17ではやっているわけだし。 お蔭でホイールの選択肢が狭い・・・(爆) |
総評 |
新車時に売れなかったは何故・・・と探ると、やはり時代がミニバンやコンパクトカー、ハイブリッドにばかり目が行って、セダン不遇だったことが一番の原因だったのではないかと。 決して出来が悪いと思えないし、5ナンバーサイズもこの車においては大きな弱点ではありません。 K12と同じBプラットフォームであることも、その実情さえ知らなければ誰も気付かないでしょう。 (正直言って、完成度は全くの別物です) 中古車でもっと再評価されてもいいかと思います。 ハッキリ言って、これは間違いなく「隠れた名車」です。 |
走行性能 |
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(プラットフォームこそ違うが)C25と同じMR20DEを搭載。
このエンジン、あまつさえ乾燥重量がSR20DE比で20㎏近く軽量ですが、車両重量がC25よりも300㎏以上軽くなったことで加速性能は申し分ないどころか、まるで別物です。 とにかく、ちょっと踏んだだけでスーッと加速するし、トルクもNAの2.0Lとは思えないほど低速域からモリモリ出てくるので、MR20DDでなくとも出力的に十分と思えるスペックです。 特に、スロコン装着後はヘタなスポ―ツカー顔負けの速さとなりました(笑) エンジンスタート時の「ウイィン~・・・・」というモーター音が少々気になりますが、静粛性は2.0L直4であることを考えると昔の6気筒と遜色ないレベルまで仕上げられていると思います。 特に走行時はバランスシャフトの恩恵にあずかることとなります。 先日、TB17に乗る機会がありましたが、そのMRA8DEと比べても静粛性は十分負けていないと思います。 (以下、所々でTB17との比較を書いていきます) |
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乗り心地 |
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リップルコントロール内蔵のサスペンションを装着しているため、凹凸を乗り越えた時のショックもきれいに分散してくれますし、全ての速度域において不快だと思うこともなく、2.0Lセダンクラス相応のしなやかさと順応性を持っていると思います。
フロントシートのホールドは甘いですが、座り心地は不快とは思いませんし、ドライビングポジションも普通、このクラスだとどうしてもペダルとステアリング、そしてシートの位置関係に違和感を覚えることが多いのですが、この車はそれがそこまで気になりません。 リヤシートは凝った造形ですが、掛け心地は見た目に反して悪くありません。 TB17と比べると座面長はやや短めですが、大柄な人が乗っても十分納得のいくレベルだと思います。 静粛性はクラスレベルを十分満たし、Eセグメントに迫る上質さを兼ね備えています。 |
積載性 |
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トランク容量は流石に舌を巻くほどのレベルといっていいでしょう。
HBに毛の生えた程度の「なんちゃってワゴン」と対等に戦えるだけの容量はあります。 ちょっとした長尺物ならアームレストスルーを介して積むことも出来ます。 TB17もかなり広いですが、トランクスルーにしなかったのはちと痛い・・・ |
燃費 |
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まだそこまでじっくりと走っていないのですが、街乗りで10km/Lぐらいでしょうか。
2.0Lであることを考えると、可もなく不可もなく。 TB17はもうちょっとだけ良いようですが・・・ 高速はまだ試していません。 |
故障経験 |
納車前にリヤスピーカーが鳴らなくなったので、保証で新品に交換してもらいました。 納車後、インテリジェントキー(サブ)が効かない、運転席パワーウインドウのAUTOが効かない(上昇のみ)症状が発生したので、近々診てもらう予定です。 |
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