• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

れいぽんのブログ一覧

2018年09月17日 イイね!

WRCトルコ トヨタ1-2達成 選手権首位奪取‼

WRCトルコ トヨタ1-2達成 選手権首位奪取‼WRCトルコが終了しましたね。
結果はオットー・タナク/マルティン・ヤルヴェオヤ組が優勝、2位にヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組が入りトヨタが1-2フィニッシュを達成しました。タナクはこれで破竹の3連勝。

ヒュンダイはパッドンが3位に食い込むのが精いっぱいで長らく保ってきたマニュファクチャー首位の座から陥落となりました。


The frontview of Toyota Corolla WRC 1998 year model
トヨタの1-2は98年のニュージーランド以来だそうでマシンはカローラWRC。
サインツとオリオールが達成しています。あの年はマタドールも速かったですがトミマキがいろんな意味で強烈でしたね。今年は2018という事は20年も昔‼になります(^^;カローラなんて新しいマシンの気がしますけど…


トルコではヤリスの冷却系の対策がどうなのかな?と心配していましたが終わってみると他のチームが軒並みトラブルで結果トヨタの完勝。ラリーは走ってみなければ分かりませんね。まあトルコがほぼ初めての場所とと言うのもありますがヌービルがリタイヤ、オジェが10位とそろって下位に沈み大変なことになってきました。


これでドライバータイトルはトップのヌービルと2位に浮上したタナクは僅か13ポイント差。いよいよタナクのチャンピオンの目が現実味を帯びてきました。


そしてマニュファクチャーでは遂にトヨタがヒュンダイを抜いてトップに立ちました!今回はラトバラはほんといい仕事をしましたよ。


残りはGB、スペイン、オーストラリアの3戦。勢いは明らかにトヨタにあります。これはもしかしたら(^o^)ありますね。

と、これからに大変期待の持てるトルコだったんですが、唯一不満があるとしたらラリー北海道と同じ日程で開催するのはどうにかなりませんかね?忙しすぎて全く集中できません(笑)
Posted at 2018/09/17 12:15:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | WRC | 日記
2018年08月22日 イイね!

我が家のプジョーの話

我が家のプジョーの話と言っても車ではなくペッパー&ソルトミルの話。

ご存知の方も多いと思いますが実はこのミルも相当有名だったりします。

コーヒーミルの第一号が1840年、プジョー車第一号のトリシクルの完成が1889年ですからこの小さなミルの方が歴史があるんですね。

プジョー家は当初、鋼材生産からスタートし工業製品の、のこぎり刃やバネ製造へ発展していますから、むしろメインストリームはこちらとも言えます。(現在は自動車と工業部門は分かれています)

このペッパーミルとソルトミルはデザインも気に入って数年前から使用しています。挽き具合も良くて毎日使うものなのに切れ味も衰えないし、まず第一に丈夫で全く壊れるそぶりもありません。

胡椒って実はかなりの硬さで以前使っていたものは、あっけなく壊れていたものもありましたから大したものです。

ライオンエンブレム。このプジョー車でもお馴染みのライオンは良く切れる刃にあやかって採用されたものです。


もちろんペッパーミルを愛用しているからではありませんが(笑)自動車メーカーとしてのプジョーも好きなブランドです(^-^)
Paris - Bonhams 2013 - Peugeot 905 - 1993 - 009
サルテに時折、飛来するプジョーもイイですが何と言ってもラリーでの活躍が鮮烈にイメージとしてあるからなんですけどね。
Juha Kankkunen - Peugeot 205 Turbo 16 (1986 Rallye Sanremo)
私達世代からすればやっぱりGr.Bの205T16の活躍は外せませんね。
4WD+ミッドシップレイアウト。グループBの最終形態ですね。もはや何の競技か分かりません。

Aventure Peugeot 205 Turbo 16
パリダカでの「砂漠のライオン」も忘れ得ぬ記憶ですね。グループB消滅後、持て余す力を示すようにサハラで咆哮したキャメルカラーの205の方がバタネンの活躍と共に印象に残っていたりします。



近年では206WRCもデビュー時の颯爽としたイメージとその後のそつのない活躍もありましたが(と言うか206も近年じゃないか…)、私としては306マキシの衝撃的な走りに未だ心奪われていますね。

去年の最大のトピック?だったのがローブ様がこの306マキシを駆ってフランス選手権に出場したことでしょうか。

この年のフランス選手権最終戦となるラリー・デュ・ヴァールに出場したS・ローブ、ダニエル・エレナ組は最終日途中までトップを快走。残念ながらメカニカルトラブルでリタイアとはなりましたが優勝まであと一歩というところまで行きました。競っていた車両はシュコダ・ファビアをはじめとするR5車両やWRカーまで含まれていましたから全くとんでもない事です。

306はもう20年程前のマシンですし、ましてやFFの2リッターNA。さまざまなサポート体制や306に向いたステージであった事を加味してもこれほどの痛快時はそうはありません❕

またこの306が痺れるほどイイ音しているんですよね…動画をみると当時一握りのドライバーしか操れなかったとまで言われたマシンの凄さの一端を恐ろしいまでにクイックな挙動から感じることができます。改めてキットカーの神通力を再確認しました(^o^)


長々と書いてきましたが個人的にはプジョーとは縁がなくて一度も所有したことがなかったりします(笑)
Peugeot 405 Mi16 at Schaffen-Diest 2015
ちょっとした個人的なプジョーとの遭遇の思い出としては何年も前、随分昔になるけど中古の405を乗りに行ったことがあったなぁ…当時、車の乗り換えでいろいろ探していた時に目に入ってきたのがプジョーのミドルサルーン405。

当時でも、もうすでにかなりのレアもの(笑)で業者さんに中々の出物が入ったので喜々として見に行ったのでした。グレードはツインカム16バルブヘッドを備えるMI16。その時点でもはや死語となっていた「スポーツサルーン」とか「羊の皮をかぶった狼」とかの言葉に弱い私は目がハート(笑)になったのですが‥そのほか諸々、残念なくらい、やれた個体だったので購入を断念したのでした。
あの時405を購入していたら‥
私も今頃いっぱしのプジョー党だったかも知れません(笑)

つい最近、偶然にも貴重な405ブレークを見かけましたが、やっぱりカッコイイ。どうして大体おんなじくらいの寸法で作るのに車ってデザインに差ができるんでしょう❔ピニンファリーナだから当たり前ですけど。いまでも405のクリーンなデザインは同時代の同クラスのサルーンの中でも白眉だと思っています。

Peugeot 208 with relly
それは現代のプジョーを見ても思う事でRCZは言うに及ばず308とか208とか実用的な小型車を見ると特にそう思いますね。

これがラリー車になるとまた良いんですよね。近年は全日本戦にもプジョー車のエントリーが続いていて嬉しい限りです。


豊かな実用性の中にもキラリと光る個性がある。現在の国内でのプジョーのブランドとしての立ち位置は若干違ってきているかもしれませんが、案外、我が家のプジョーとも共通項ががあるのかもしれませんね(^o^)




Posted at 2018/08/22 10:12:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | WRC | クルマ
2018年08月05日 イイね!

トヨタ反撃開始‼ WRCフィンランド

トヨタ反撃開始‼ WRCフィンランドWRCフィンランド終了から1週間程になります。

TOYOTA GAZOO Racing WRTにとってはおひざ元でのイベントでオットー・タナク/マルティン・ヤルベオヤ組が見事な勝利をあげました。またこのところ連続でリタイヤを喫していたヤリ‐マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組も3位に食い込みました。




トヨタの勝利は5月のアルゼンチン以来となるんですね。
ここ数戦はトヨタにとっては厳しい戦いが続いていましたから、久しぶりの明るいニュースと言えます。

ヤリスWRCは生き返ったような素晴らしいパフォーマンスでした。23あるSSのうち18で一番時計という驚異的な速さでこのフィンランドでは明らかに他チームを圧倒していました。

セッテイング面でもばっちり決まっていたようですし空力面での優位性は前年と同じ構図でしたね。

多く繰り返されるジャンプの姿勢の美しさだけでみてもヤリスの強さが伝わってきます。


タナクは数年前なら「速さはあるんだけど結構やらかすんだよね」(笑)っていう見られ方だと思うのですが(もちろん私はそのころからそんな彼が大好きでした)ここまで急速に速さと強さを兼ね備えるドライバーに成長するとは…来年以降は真剣にドライバーズチャンピオンを狙える位置に来そうな予感がします。


ラトバラも細かなトラブルを抱えながらも2位までわずか2.5秒まで迫る気迫の走りで久々の表彰台獲得でした。というかここ5戦はフィニッシュすら出来ていませんでしたから、2位よりもパワーステージで「クラッシュしないで❕」って感じでした(笑)

彼ほどのベテランでもこれだけ不調が続けばすべては自身の問題ではないにしても自信も削がれるんでしょうね。ラリーはメンタルが非常に影響する競技ですからまったくの悪循環にみえました。この3位が長いトンネルを抜けるきっかけになればいいのですが。
次戦以降はトヨタのエースとして完全復活を期待したいですね。


そして最終日リタイヤとなりましたがラッピの爆発力も凄かったですね。デイ3で3本連続のSSベストを奪って8位から一気に4位までポジションをあげる走りでこの若者がただ物ではない事を改めて証明しました。
若いころからクレバーな走りをする早熟のドライバーって結構いると思うのですが、ここ一番の『爆発力』をもっているドライバーは少ないですよね。それがたとえクラッシュが多くても、この爆発的な速さって才能ですよね。
この爆発力にプラスαが加わってくれば彼がチャンピオン争いに絡んでくることも夢物語じゃないですね。


そしてオストベルグの2位。期待してC3を駆る彼を注目していましたが、やっぱり活躍の場所さえあればオストベルグは速さがありますね。もともと彼の力であれば驚くに当たらないと個人的には思いますね。いままでが不遇すぎます(^^;苦労人のこれからの活躍も楽しみです。


C3は今回、フロントアクスルの改良をしてジオメトリーについて一定の改良が出来たとシトロエンは主張していますね。このまま名門復活に向かってほしいところです。どちらにしてもミークの解雇以来まったくいいニュースが無かったシトロエンもこの2位で少し息をつけたんじゃないですかね。


これでトヨタはマニュファクチャラーでは201ポイント、2位のフォードの202ポイントとは1ポイント差。首位のヒュンダイは228ポイントでトヨタは27ポイントまで迫ってきました。
トヨタとしてはフィンランドは「ここで勝たなきゃどこで勝つ?」というようなイベントですし、この勢いが本当なのかは次戦のドイツ以降の戦いで明らかになってくるのではないでしょうか。

やはり三つ巴のほうが見応えがありますしトヨタ完全復活を期待したいです(^-^)


Posted at 2018/08/05 20:13:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | WRC | クルマ
2018年04月15日 イイね!

WRCツールドコルス 2018序盤戦終了 ローブ様がWRCに帰ってきた❕ 

WRCツールドコルス 2018序盤戦終了 ローブ様がWRCに帰ってきた❕ WRC第4戦ツールドコルスが終了しました。
これで今シーズンも序盤戦は消化ということになりますが前戦のメキシコで本格的なグラベル、今回のコルスが典型的なドライターマックという事でこの2戦で各チームの戦力も徐々に見えてきましたね。

メキシコは優勝がオジェ、2位がソルド、3位にミークという結果となりました。


メキシコではまたしてもトヨタに去年と同様にクーリングのトラブルが続出し序盤で勝負権を喪失。ラトバラが8位でフィニッシュするのがやっとでした。
トヨタは最終日にパワーステージをタナクが獲って溜飲を下げましたが高温高地でのマシンの信頼性が勝負を分けました。もっともパワーステージではまたまたチームによる走行順の駆け引きが行われて純粋な速さかどうかは分かりづらいですが…

ヤリスは純粋なグラベルロードでの速さは十分に見せただけに熱対策が不十分だったのは痛かったですね。


メキシコでやはり1番目立っていたのはこのお方でしょう。


ローブはSSベストを連発しDAY2でラリーリーダーを走るという離れ業をやってのけます!これが3年もWRCから離れていたドライバーの姿でしょうか?
残念ながらその後パンクにより5位にドロップしますが、堂々とオジェやミークと渡り合いある意味メキシコの主役でしたね。

現役時代を思い出させるスムーズなドライブ。恐るべしローブ‼C3はミーク中心に開発されてきたのに‥完全にミークは霞んでいました。

個人的のにはローブ様の復帰のニュースを聞いて期待の反面、『衰えたローブの姿は見たくないよ』という思いも正直ありました。
現代は進化のスピードも凄まじいですし、どれだけ偉大なレジェンドでもさすがに二キ・ラウダの時代とは違います…M・シューマッハみたいな例もありましたし。まあラリー競技とF1、双方の特殊性を考えると簡単に比べるのもどうかと思いますが(汗)

しかし、そんな心配は杞憂でしたね。
ローブのWRCでの参戦プログラムは限られたものですが、このラリー界が生んだ最高のレジェンドの走りをこれからも一戦でも多くみたいものです。


うーん、ビジュアルも更に渋さが増した…

もちろんダニエル・エレナも健在‼名コンビがWRCに帰ってきた♪




続くコルスはオジェが2連勝、2位にタナク、3位にヌービルという結果でした。


やはりオジェが今のところ現役最強のドライバーであるというのは間違いない所でしょう。


どのようなコンディションでも安定して速い。そして恐ろしく、しぶとい。
百戦錬磨のMスポーツの戦略も素晴らしいですがそれもオジェのクレバーな速さがあってこそ。この序盤ですでに3勝はこれからのフォード本体の復帰効果も考えると非常に有利な状態ですね。


ヌービルはマシントラブルにも足を取られ3位がやっとでした。この2戦はトラブル等もあって本来の速さを見せられていません。なにかマシンにもしっくりきていないのか安定して力を出せていないような印象です。ナーバスな印象のコメントも散見されますし、うまくいってないんでしょうねぇ。

しかしオジェをストップするとしたら最右翼が彼というのは異論のない所でしょう。過去も圧倒的に優勢な情勢も(もちろん逆も)ある一戦から潮目が変わることはラリーでは珍しくありません。中盤戦以降の巻き返しに期待したいですね。


トヨタはタナクが2位獲得、ラッピも終盤まで表彰台争いを繰り広げパンクにより最後は6位でフィニッシュするもののパワーステージを取るなどドライターマックでの速さを見せました。ラトバラが不調で貴重なポイントを落としているのがチームとしては痛いですが…マニュファクチャーを獲るためには彼の復調が必須ですね。どうしたんだラトバラ…

セットアップ次第ですがこれだけ高速ターマックでやれるのでしたら、トヨタにとって今後のシーズンを考えると相当明るい材料ですね。


適応性も素晴らしくどのようなコンディションでも速さを見せるオールラウンダー。もはやタナクはトヨタのエースといえるでしょう。今のところ彼を今年獲れたのはトヨタにとっては大成功でしたね。



そう言えばエルフィン・エバンスのコドラとしてフィルミルズが8年ぶりにWRCに出場したのも個人的にトピックでしたね。ペターと共にインプレッサWRCで駆け抜けた同じコルスを今回は見事5位入賞でフィニッシュしました。まだまだ出来るんじゃないですか❕


これでWRCは序盤戦を終えてドライバーランキングはオジェ84ポイント、2位ヌービル67ポイント、3位タナク45ポイント。こちらはややS・オジェが抜け出ましたかね。


マニュファクチャラーズランキングはヒュンダイが111ポイント、2位がフォードの107ポイント、3位にトヨタが93ポイントで続いて4戦終えて差がほとんどつかないという予想通りと言うか予想以上の大混戦。こんな団子状態がこれからも続くのでしょうか…こちらは大歓迎ですが(笑)最終的にはトヨタに笑ってほしいのが本音です。さてどうなりますか。

次戦のアルゼンチンも注目ですね♪



Posted at 2018/04/15 03:55:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | WRC | クルマ
2018年02月24日 イイね!

WRCラリースウェーデン終了 WRC2勝田選手優勝おめでとう!

WRCラリースウェーデン終了 WRC2勝田選手優勝おめでとう!WRC第二戦、ラリースウェーデンが終了しました。

結果は優勝がヒュンダイのヌービル選手、2位にはシトロエンのブリーン選手、3位にヒュンダイのミケルセン選手という結果になりました。

今年のスウェディッシュは素晴らしい積雪量でオールスノーのグットコンディションという事前情報でした。
しかし蓋を開けてみるとスタート順の早い上位陣はその降り積もった雪をラッセルしなければならずそのうえ、同時開催のヒストリックラリーで出来たナローな轍とも戦わなければならず、キロ当たり二ケタ/秒も差がつく展開で、さすがに勝負自体が成り立たないという予想外の展開でした。

結果、前戦で上位だったオジェやトヨタ勢は軒並み下位に沈んでいます。
近年はWRCも各イベントの均一化が進んでいますのでこう言う予想外の展開も起きずらくなってきているんですがまあこれもラリーらしいと言えばラリーらしいですね。‥やってるほうは不満噴出でしょうが(^-^;


モンテでは冴えなかったヌービルがきっちりと勝利し選手権でもトップに立ちました。
ライバル不在で一見余裕とも思えますが去年のスウェディッシュでも終盤までトップを快走しながらSSSでまさかのリタイヤということもありました。結局去年のシーズンもあのスウェーデンでのミスがなければヌービルがチャンピオンだったんですから、勝てるときに確実に勝つのは一年を考えれば非常に大切ですよね。
ヌービル自体ものってくるでしょうしミケルセンが3位パッドンも5位ということでヒュンダイは本領発揮で大量にポイントを獲得し一気に低調だったモンテを取り返しました。これはますますトヨタとの争いが激化しそうです。


トヨタはスタート順からして唯一勝負権があったラッピが序盤は出遅れましたが徐々にペースを上げて最終日にパッドンとの激戦を制して4位を獲得しました。
マニュファクチャーを考えるとエースのみでは結果はでません。こういうポイントを拾っていかなくては。
スバルもエリクソンやリアッティがいて今でもあの頃のチームが一番強かったと今でも思っています‥マニファクチャラーをとるうえでは必ず縁の下の力持ちがいるものです。あ!また脱線してしまった(笑)とにかく大きな貴重な4位獲得でした。


オジェはわざとTC遅着しパワーポイントを獲得、さらにチームオーダーでポイントを加えて5ポイントを持ち帰っています。
奇策といえばそういう見方もあるかもしれませんが、過去のWRCでもわずか数ポイントの差で年間チャンピオンが決まるというシーズンも珍しくありませんし…それどころか1ポイントが勝負を分けることもありました。「もぎ取った」という感じのこのポイントも終盤効いてくるかもしれませんね。




そして個人的には最大のトピックだったのがWRC2での勝田貴元選手の優勝ですね。

これにはホント驚きました ^^) 北欧系の選手が圧倒的に有利なこのイベントでましてはティデマンドとヴェイビーという猛烈な速さを持っているシュコダワークスの二人を破っての堂々の優勝ですから!

ペースも素晴らかったですし敵失ではなくて全日程でラリーを支配しての勝利でしたから素晴らしかったですよね。ちょっと前まで『ノートの精度が…』(笑)というようなコメントが多かったので、ここまで速くなっていたなんて!知らなかったのは私だけ(笑)

日産やトヨタの耐久イベントでの活躍に始まってグループAでのトヨタの王者ランチャへの挑戦、そしてスバルと三菱の頂上決戦がWRCの盟主争奪戦となった時代があり、マツダやスズキも確かな足跡を残しました。そして現在のトヨタの活躍と日本メーカー(たとえ欧州のチームとのジョイントが多かったとしても)のWRCでの存在感は決して小さくなかったと個人的には思います。
ちょうどWRCでの活躍は日本車が販売面でも品質面でも世界に出ていく時期と重なりそんな『青春期』の日本車が成熟した欧州列強とWRCで渡り合う姿が「日本の車もここまで来たんだ!」という思いを強くして尚更ラリーを熱いものにしていました。わたしも若かったなぁ(笑)

しかし、当時から何か足りない思いがあったのですが…なんでセリカやインプやエボが速いのに日本人のドライバーが少ないのかなと言う思いですよね。

Toyota Celica rally
もちろん篠塚健次郎選手や神岡政夫選手のRACでの活躍、サファリでの藤本吉郎選手の優勝とか多くの日本人ドライバーの世界での活躍はあるのですが諸々時代の制約もあって未だWRCでの年間チャンピオンという点では輩出していないのが現状ですよね。




今回、豊田章男社長はトヨタの日本人が日本車で戦うWRCが夢だとコメントを出しています。いいですね♪
企業である以上、いろいろ大人の事情はありますが(^^;いちラリーファンとしては素直に2人の若者を応援したい気持ちですね。それで世界と戦えるドライバーが誕生するなら素晴らしいお金の使い方じゃないですか!それでこそ成熟した自動車文化というものです(笑)



これでジャパンも戻ってきて、国内でもどんどんラリー競技が盛り上がってきてくれれば…そういう夢を見させてくれるような(気が早すぎかな)素晴らしい優勝でした。



次戦は3月のラリー・メキシコです。2000メートルを超える高地戦ですね。
各チームの高地対策が勝負を分けそうです。去年は大変でしたがトヨタの対策は今年は万全と思いたいですね。
ちなみに出走順は逆にヌービルが一番出走となります。オジェやタナク、ラトバラの逆襲がみられるのか?彼の真価が問われる戦いになりそうです。










Posted at 2018/02/24 11:59:35 | コメント(4) | トラックバック(0) | WRC | 日記

プロフィール

「エゾダート応援より無事帰還。現地でお世話になった皆様ありがとうございました😆」
何シテル?   08/24 17:02
れいぽんです。よろしくお願いします。 現在はアルトワークス(HA36S)とレヴォーグ(VMG)に乗っています(^_^)/ 車弄りは久しぶりですが楽し...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
345 6789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

純正F型スプリングに交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/04/25 00:30:37
3回目の車検 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/04/24 18:31:02
スバル(純正) アッパーマウント、その他 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/04/20 20:51:04

愛車一覧

スズキ アルトワークス ワークス君 (スズキ アルトワークス)
36のアルトワークス4WDに乗っています。 平成30年6月末に納車。 軽さが速さと軽快さ ...
スバル レヴォーグ スバル レヴォーグ
暫くぶりのオートマティック(CVT)車です。ワゴンボディの所有もレガシィツーリングワゴン ...
スバル インプレッサ WRX STI スバル インプレッサ WRX STI
インプレッサWRX-STI(GDB)の涙目。ないる屋のボディキットを装着。ホイールはPr ...
スバル WRX STI スバル WRX STI
平成30年6月末に降りる事になりました。 今までのスバル車からスバル車へ、と違い他社への ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation