
昨今、読書といえば電子書籍でと言う方が多いのではないでしょうか。なにより手軽ですし持ち運びも楽。その上時間が少しでもあればちょちょっと読み始められて。でも私は断然紙派だったりします。何故かって?本て昔からそう言うものでしょ(笑)
この頃はページを繰るのはもっぱら夜寝る直前。いわば一日をリセットする時間にしています。だからアナログな紙がよし。まあ読書と言いながら雑誌の写真を眺めたり漫画だったりもします。で近頃読んで面白かったのが…
日本航空編「JAL機長たちが教えるパイロット雑学」

日本航空を利用した事がある方なら一度はお世話になった事があると思われる機内誌「SKYWARD」の連載を本にまとめたものです。

機内誌「SKYWARD」公式サイトから画像を拝借
もとになった連載の「キャプテンの航空教室」は読んだことがある方も多いのではないでしょうか。飛行機に乗る事が珍しかったころは機内誌を持ち帰るのも楽しみの一つでした。そういえばJALの機内誌は昔はなんか違う名前だったような気もする。
内容的にはマニアが小躍り?するような難しい話ではなくパイロットがどんな心構えでフライトに臨んでいるのかを各々短いエッセイにしたものです。ポイントは現役の機長が一篇づつ書いているという事。飛行機を頻繁に利用する人でもその日の機長がどのような人かを知ることはまずないでしょう?エッセイではフライトで履く靴の話から飛行では大事な天候の話、どうしてパイロットになろうと思ったのか…などなど普段は知る事が無い人となりが伝わってくる様な話が並びます。そして機上で読むのにふさわしい星座の話や機上から望む様々な空港の景色などどれも旅情をかきたてる表現が多く夜寝る前に一篇づつ読んで寝ると何かフライトしたような気分になれます。またかつてのように自由に旅行をできる状況になってほしいなぁ‥
もう一冊は「ゆるっと始めるキャンプ読本」こいしゆうか

「キャンプってどうやって始めるの?」に答える楽しい漫画。道具の揃え方から準備、ギアのメンテナンス、楽しみ方の提案など自身の体験談を赤裸々?に語っていてどれもこれもクスっとくる内容。個人的には昨年からキャンプを始めたようなものなので心当たりが無いとも言えない‥ちょっと笑えない部分も(笑)

筆者が学生時代であったキャンプファイアーでの謎の舞。なんか自分も似たような体験をしたことがあるなぁ。
いまの気分にぴったりの作品。ちなみにこの絵のタッチ好きです。いくら読んでも疲れません。またキャンプしたくなるなぁ。楽しめました。
実はこの二冊、友人からの頂きものです。近頃、本のソムリエなる人たちが書店等で活躍しているのを耳にします。自分以外の方が選ぶ本と言うのは予想外の変化球?であったり自分では見つけられない本だったりと大変面白いものです(^-^)
さあ今晩はどんな本を読もうかな。
Posted at 2022/08/11 20:32:47 | |
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