
WRCも全日本ラリーも地区戦も今年の日程が終了してラリー好きにはちょっと寂しい季節がやってきましたね。
ラリー動画やDVDを見たり、はたまた読んでいなかったラリー関連書籍を読んでみたりとそれでもなかなか満たされないので今日は目先を変えてこんな懐かしいものを出してきました。
ドリームキャスト&ゼガラリー2
そうです『湯川専務』でおなじみのドリキャスです(覚えている人いないだろうなぁ…)。何を隠そう私は家庭用ゲーム機はセガマークⅢ購入以来ずっと頑ななセガシンパだったのです。周りがいくらファミリーコンピューターだ、これからはプレイステーションだと盛り上がっていても一人で静かにメガドライブ最高!と孤高を決め込んでいました。今はほとんどゲームをすることもなくなりましたが(やるとしても今は堅気に戻ってまっとうにソニー製です。)時々思い出したようにプレイしたくなっちゃいます。
出典:ウィキペディア
今回引っ張り出してきた『セガラリー』はラリーが大々的に初めて題材になった記念碑的なゲームです。出現した当時はよくゲームセンターに通ってお気に入りのランチアストラトスをドライブしたものです。実は数年前にも某温泉旅館でばったり再会した事がありました。まだ地方の観光地などでは生き延びている例があるようでその時も『とりゃ!』と声を上げつつ、フィンランドの某有名ラリードライバー風に片手でハンドルを回しまくることに…温泉に来たのか『セガラリー』をやりに来たのかわからない状態に(笑)一言でいうと、そういう依存性のあるゲームです(^^;)
ドリキャス版はプレイした記憶がほとんどないので説明書をパラパラすると『10イヤーチャンピオンシップ』なるモードがあることが判明。どうも自分がドライバーとなって10年間WRCを戦うというものらしい…熱いです!ということでこのモードをプレイすることにしました。
マシンはエスコートWRC、ストラトスHF、ランチャデルタHF、ランサーEvoV、プジョー306マキシ!、インプレッサWRC、セリカST205.カローラWRCから選べるようです。いずれ劣らぬ名車ぞろい特にプジョー306とはセガはわかっているね(^-^)

迷った末に初年度はTTEと契約してST205をドライブすることにします(オベ・アンダーソンはよく、こんなへなちょこの加入を許したものです)

よく欧州のヒストリックイベントではセリカが熱い声援を送られているのが見られます。彼の地ではワークス以外のセリカがプライべーターに愛されていて広く知名度があるのも一因なんだと思いますが、ラリーという土臭いフィールドに佇む歴代セリカのスマートなクーペボディはひときわ異彩を放っていますよね。そんなところも人気の秘密じゃないでしょうか。

わたしはコンパクトなST185のほうがより好みなのですがWRC挑戦1年目の新人ではオリオールのようなワガママは言えませんね(笑)

それでも無事にサファリ、インドネシア、スウェディッシュ、雨のモンテと走り切って見事チャンピオンに!優勝すると新たにマシンが追加されるようです。今回はインプレッサ555が追加です(^-^)
しかしその後、事件が…ST205のリストリクター違反が発覚しト○タがWRC撤退へ。傷心のまま2年目は他チームへ移籍することにします。
すべて私の脳内での勝手な妄想です。特定の団体等は一切関係ありません。(笑)

2年目はプジョースポールで306マキシをドライブです。それにしてもこの306が疾いはやい!カタルニアではタックインするとグイグイ鼻がインに入って曲がるまがる♪さすがキットカーこれが全幅拡大の効果なんでしょうか。でもちょっとパワーありすぎなんじゃない?もしやスペシャルタイヤ?突っ込みどころ満載ですがゲームの発売時期を考えてみるとそのぐらいこのマシンの与えたインパクトが強かったということなんでしょうね。2リッターのNAでしかもFFのマシンが当時の4WDターボの一線級Gr.Aマシンを凌駕する速さを見せたのですから。
プジョー206の登場時の衝撃も記憶に新しいですが、自身の速さがそのを命運を決めたストーリー(まるでサーベルタイガー?)といいその衝撃度は一枚上手だったと思います。

ちゃんと7速トランスミッションがゲームで再現されているところが泣けます!シーケンシャルとはいえパニッツィもデルクールもこんな忙しい操作してたのかぁ…超人ですね。

なぜかインドネシアも参戦…泥の中でもピニンファリーナの優雅なボディは健在です。そして2年目もどうにか年間チャンピオンに!(副賞にエボⅣを頂きました♪)

3年目はついに前年のチャンピオンを手土産に憧れのSWRTへ!実績があるのでデイヴィッド・リチャーズも文句はないと思います。(持ち込みのパーソナルスポンサーはもちろんありませんけど…)。

マシンはもちろんインプレッサ555(Gr.A)。ポリゴンごりごりですが当時、夢にまで見たレプソル号にもう言葉もありません。

3年目になるとコースがややこやしくなってきます。へたっぴのわたしはコースが覚えられないので事前レッキ?という名の練習を繰り返します。

『モツでマクレーが負けるはずはない…』とつぶやきながらマッディーな路面を攻めます。しかしなかなかタイムが伸びないので説明書を改めて読むと『お。セッティングもできる!アーケードの時は無かったよ…』と今頃発見。ゲームでは前後のサスペンション、ブレーキ、ギア比等がセッティングできます。この頃のゲームとしては頑張ってるんじゃないでしょうか。最初は『お尻のすわりががよくなった♪』なんて喜々としていじっていたんですが…そうです収拾がつかなくなってきました。これはもしやサインツ先生もペターも陥った
『セッティングの迷宮』…最初のセッティングが実は一番走り易いという笑えない状態に…。

もうちょいだったんですが…シフトミスでクリアを逃して『ウサギの耳が誤作動を起こした!』なんて道具のせいにするに至って体力のもとい実力の限界を感じて今日は引退を決意しました。
やっぱり『セガラリー2』面白いです。また気が向いたら全車手に入れたいですね(^.^)
Posted at 2016/11/26 16:03:52 | |
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