
6月に入って今年2泊目のキャンプに出かけてきました。去年は例の騒ぎで始動が遅れトータルで4泊しかできなかったので今年は出来るだけ早めに開始しようと決めていました。
今年はラリーも有観客になると予想(希望?)されるのでキャンプを出来る機会もそう多くはなさそうです。そんな思いもあって多少気温が低い予報でしたが出発する事にしました。暦上は初夏ですが北海道の6月はまだまだ寒い。春の幕営会であれほど雨に降られて寒い思いをしたというのに‥

向かったのはここ。剣淵町の絵本の里家族旅行村。

貯水湖を見下ろす丘に広がる段々畑風のキャンプ場です。

最初は丘の上側のCサイトを予約。しかし現地に到着して荷物を降ろしてみると風が強すぎてテントを張るのは可能ですが焚火は無理そう。

丘の下の方は多少風が弱いようなので管理練の近くのAサイトに場所を替えてもらいました。この日は最高気温が10度にも満たなかったためか利用者は3組のみでした。

設営完了。

時折強い風が吹きテントも風をはらんでこんな感じに。今回はスカート部分もペグダウンしました。この時になって風除けの陣幕を積み忘れて来た事に気づく(-_-;)これが後々響いてきます。

今回は春の幕営会の時に予定していたサーカスTCにコットを入れるスタイルにしました。去年行っていた純正のグランドシートを入れてその上にクロノスドームを張るお座敷スタイルはのんびりできるものの設営、撤収に手間がかかり荷物も増えます。虫のいない時期ならコット寝の方が簡単でいいかも。靴のままテント内に出入りできるのも地味に楽ちん。

焚火も開始。焚火用にケトルを新調。平べったいデザインでお湯がすぐ沸くので使いやすい。うちにはプリムスのライテックケトルもありますがソロ向けで容量が少ないのです。新しいケトルは容量も十分で湯たんぽのお湯を沸かしたりと便利に使えます。

夕飯は炭焼で。

日が落ちてきてました。この頃から更に風が強くなってきました。ここのキャンプ場は丘になっているので風が吹き抜け強くなるようです。

これから焚火を眺めてのんびりと思っていましたが寒くて食事も味がしません‼焚火にあたっていても寒くて何もやる気が起きない。食後に焼きリンゴの用意やビールも冷やしていましたがそれどころではありません。氷点下の雪中キャンプでも風がなければ焚火を楽しめたのですが風が強いところに黙って長い間いると体力を思いのほか削られる様です。ほんの数分歩いた先に温泉もあるのですがその数分を歩く気力がありません(泣)

風さえ強くなければ星がよく見えるいい天気なんですが…焚火も強風で行っていると危険なので早めに切り上げることにしました。幸い避難したテントの中は別天地。

うちの厳冬用シュラフはサイズの問題(モンベルのロングが売り切れだった…)もあって化繊のモンベルとダウンのナンガが1本ずつ2種類2本。前回の幕営会ではナンガのオーロラDX900(快適使用温度-10℃)を使用しましたが今回はモンベルのバロウバッグ#0(快適使用温度-7℃)と交換してみました。
双方を比べてみると保温性は平地での春秋キャンプであればどちらも十分の様です。個人的には正直どちらでも良いかなと言うレベル。快適に就寝できます。今回は朝方、暑すぎてチャックを開けて使用しました。安眠できると次の日の動きにも差が出るようです。これなら冬の非常用、防災用にも十分使えそうです。

ダウンと化繊の大きな違いである収納サイズもけっこういい勝負。ナンガはここからイスカのコンプレッションバッグで圧縮するので実際はもう少しコンパクトになります。寝心地だけはダウンの方がふわふわで良かったです。

翌朝は昨日までの風が嘘のような穏やかな天気。湖畔まで降りると朝霧が出ていました。静かな朝です。

朝ごはんはコーヒーを淹れて炭を熾してダッチオーブンでピザを焼く。

上火が足りなかったなぁ。次はもう少し焼き目を強くつけたい。

日も照ってきて爽やかな陽気に。比較的空いているしロケーションもよいので幕営会にもいいかも。

昨日もこんな天候ならよかったのに‥微妙に消化不良ですがこれも自然相手なので致し方ない。次回こそはいい天気になりますように(^-^)
Posted at 2022/06/16 11:44:48 | |
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