2024年04月09日
備忘メモとしてパーツレビューを大量に連投してしまいまして、大変失礼しておりますm(__)m
もう少々続くかと思われますので、お目障りでしたらスルーして下さい。
さて、G80M3の納車後、即、「音が大きい。」やら「ホイールとタイヤがどうして2セットあるのか。」「車高が低いよね。」などなど、先にマフラー&タイヤホイールのノーマルパーツが届いてしまっていたことで、嫁に勘付かれていた私のヤラカシ。
ノーマルマフラーは、1本ものにつき、あまりにデカいためガレージや倉庫に入りきらず、ブルシートを巻いて我が家の裏側かつ猫の通り道になっている塀との境目にうまく隠したと思っていたのが、ニキビと青いリビドーが溢れて止まらない思春期に、ベッドの下やらに隠したお気に入りのエ〇本心の友が母親にバレていたのと同じぐらい、嫁に見つかっていたに違いなく、証人喚問かねて、道の駅へと買い出しに、そして道中の満開の桜を楽しみつつ、先週末、初のドライブデートへと繰り出しました。
まず、エクステリアデザインの感想。
タンザナイトの、太陽光を吸い込んだ海面を思わせる深い紺色は、画像で見るよりも遥かに美しく、メガキドニーも悪目立ちせずにうまく収まっている様子は、いたく気に入ってくれた様子。
その賛否分かれ、圧倒的に否が多数派(その実、F80を購入する際、G80も検討したのですが、これにより速攻で却下。)のメガキドニーは、愛犬RANDYがよくそうしていたように、お鼻がブンブン言っているみたいと、嫁独特の感性が働き、「おハナさん」との愛称を賜りました(愛車紹介にて)。
車高は低いものの、ぺったんこのスポーツカー好きの嫁には、M3だけにさもありなんと、これについてはスルー。

そして、インテリアは、ほとんど新車だけに、「汚したら大変。。。」と気を使っていましたが、フィヨルドブルーのレザーシートやアンビエンスライトもボディカラーにマッチしているとのこと。車内の匂いも新車当時のものが漂っており、これも〇でした。

F80からのパーツ類をキャリーオーバーしたばかりで、ハーネスがごちゃごちゃしていますが、順次、纏めております。
問題は、イグニッションをONにしてからで、、、、、
「じゃ行こうか。」と覚悟を決め、スタートボタンを押したらすぐにフラップを閉じるべくリモコン・キーを右手に、いざ、スイッチを押し込むと、
スタートアップロアが盛大な雄たけびを上げるとともに、ご近所のワンコが吠えだし、リモコンキーの操作がやや遅れたため、コールドスタートの20秒間の爆音がガレージ内に響き渡ったのでした(汗)
『・・・・・やばい、これはドヤされる、、、、』と背中に冷たい汗がつたい落そうになり、恐々ナビシートに視線を送ってみると、
「なるほどね、音は大きいけど、前のM3の方のほうが煩かったんじゃない?」と、まさかのbm3を入れる前の、F80のコールドスタート時を覚えていたようで、
「そ、そうだよね、、、」と、なんだか勝手に納得してくれた様子につき、この話題を速攻で終わらせるべく、すぐさまDレンジに入れ、出発したのでした。
勿論、F80の方が煩かったのは、毎朝聞いていた嫁の主観によるもので、多分、それだけインパクトが強かったんだと思われます。
とにもかくにも、様々な偶然やミラクルが重なり、嫁から高評価&厳しいツッコミもなく出発できたG80M3。
はてさて、このままお咎めなしで済むのか、走行編へと続きます。
Posted at 2024/04/09 11:03:23 | |
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G80M3 | 日記
2024年04月03日
難病が完解したら絶対乗ると心に決め、それを支えに、嫁と一緒に3年以上にわたる辛い闘病生活を乗り切り、4年前のこの季節、我が家にやって来たF80M3。
その後、今日まで食べるものに気を付け、しっかり休むなど心がけることで、幸いにも大きく再発することなく、メタルバンドのライブもやれるぐらいまでに復調し、F80M3への愛着も増すばかりとなり、共にカーライフを楽しんでいく心積もりでおりました。
しかし、そんな思いとは裏腹に、日に日に大きくなっていく別れの足音。
誰が悪いのではなく、全ては私の身勝手な我儘が引き起こしたこと。
過去の愛車たちとも何度となく経験したことであるけれど、こればっかりは、いつまで経っても慣れる気がしない。
愛車は、単なる道具ではなく、魂を宿した人生の伴走者であり、時にそれ以上の存在であるのと同時に、この決断は自分がしたこととはいえ、気持ちの落としどころがないから。
間もなくやってくる次期相棒を迎えるために、そして、この気持ちに区切りをつけるためと、心地よい春の陽気の中、最後に、M3をピカピカに磨き上げることにいたしました。
この4年間の良き日々を何度も反芻しながら、黄砂で汚れたボディにシャンプーをたっぷりと吸わせたスポンジを掛け、AUTO GLYMで念入りに磨き上げた後に、車内のプラパーツにシリコンスプレーで艶出しを行い、フロアマットを取り出して、後部座席のマットに、掃除機のノズルを向けたその時、
去年のこの季節、舞い上がる桜とともに、天に召された愛犬RANDYの柔らかい体毛を見つけた途端、気持ちが溢れて、その場から動くことができなくなってしまったのです。
昼飯が出来たことを告げに来た嫁も、私の様子を察してか、「なんか寂しくなるね。」と背中越しに呟いた後、「ピカピカにしてもらって良かったね。」とM3のテールにそっと触れ、再びキッチンへと戻っていったのでした。
洗車が終わり、ブースト計、ドラレコ、レーダー探知機などを取り外し、BBSのホイール、死闘を繰り広げたリアスポ、ナイトライダー風ギミックが楽しいGTSテールは装着したまま、最後に、bm3のStage0をノーマルに戻すか迷ったものの、コールドスタートOFFやMAXクーリングなどの機能は、次のオーナーさんにも気持ちよく、そして大切に乗ってもらえるようにと、そのままにしておくことに。
こうして、我が家に来た時と同じ姿へと戻ったM3に、「きれいになったね。本当にありがとう。」とキーをロックすると、大好きだけどさよならをしなければならない自己矛盾がたちまち沸き上がり、春の暖かな日差しに佇むM3が、咲き散る桜とともに、やがてここからいなくなることの現実に、自らの不義理に目を背けることも出来ず、ただ身構えるしかなかったのでした。

Posted at 2024/04/03 17:01:13 | |
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F80M3 | 日記