戦に走る晴信を板垣信方と共に危惧し、武田家安泰を図る。上田原の合戦では板垣と共に先鋒として出陣。
信濃葛尾城主である北信の雄、村上義清の陣中に寝返りと偽って単身乗り込み、義清暗殺を試みる。
そして隙を見て斬りかかろうとしたが、失敗に終わる。
義清に自らを斬るよう迫るが、その器量を惜しんだ義清に拒まれ、捕らわれの身となる。
脱出するものの、馬で逃げている時に背中に矢を受け、板垣の腕の中で息を引き取る。
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小生の好みなどはどうでもよいのだが、この風林火山は結構面白かった。
武田晴信を市川亀治郎(現四代目市川猿之助)、山本勘助を内野聖陽、板垣信方を千葉真一、そして肝心の甘利虎泰を竜雷太が演じていた。
本作の見どころはいろいろあるが、何といっても一押しは、村上義清の陣中に甘利虎泰が単身乗り込むシーンだ。
村上軍は強敵であるため、生半可な戦法は通用しないと考えた虎泰は一計を案ずる。それは、義清に寝返ると信用させて、機を見て自らと刺し違える決死の作戦であった。
敵を欺くにはまず味方から。晴信は、虎泰が真実寝返ったと思い激怒する。
このシーンが秀逸。
「虎泰が寝返った・・・。」と声を絞るようにつぶやくと、歌舞伎で見得を切るような市川亀治郎の首の動きと、両目の寄せ方。亀治郎君、ここでやってくれたか・・・。
フィクションとはわかっていても、とても得した気分になったものだ。
一方、子孫である甘利明大臣も大変である。
ジェット機の中で一生懸命金銭授受の記憶を整理しながら、単身ダボス会議に乗り込み、我が国の政策をアピールしなければならないのだから。
大口のTPPの利権の方もバレなきゃいいなぁ~・・・などとは、まさか思ってはいないでしょうね。何せ虎泰の血を受け継いでいらっしゃるのだからよろしくお願いしますよ。
ちなみに、ホームページによれば大臣の座右の銘は、
「得意淡然、失意泰然」
とのことである。
さて昨日、埼玉県立近代美術館に行ってみた。
12時40分、輸送機エスクァイア号で自宅を出発。
13時30分、トウチャコである
身体障害者用駐車スペースに止めさせて頂く
初めて行ったが、なかなか立派な建物である
「旅と芸術」-発見・驚異・夢想 というテーマで展示会が催されていた
2階には、ドラクロア・ルノワール・ルソー・ゴーギャン・シャガールなど名だたる芸術家たちが描いた絵画、版画、写真、挿絵本が展示されていた。
作品数が多いので、2時間以上も見入ってしまう。
今回最も自宅に持ち帰りたくなった作品は、モネの「貨物列車」(1872年)
田園風景の間を走っている8両編成の列車を描いたもので、白い蒸気が上空に向かって見事にたなびいている。
電動車いすで移動しているくせに、久しぶりの美術館のせいか疲れを感じる。
あんまり根を詰めて絵を観賞するのも考えものだなと悟る。
なので、後半の30分程はざっと流す感じで見せて頂いた。
地下に行ってみる。吹き抜けになっていた
地下展示室では、県内の書の達人方が新春展を催しておられた。
写真撮影OKとのことに、印象深い作品を撮ってみる。
鳥鳴樹裏
肉→× 閃→○
極太→× 太極→○
16時5分、美術館を出発。
途中渋滞に捕まり、17時10分帰宅する。
相変わらず出迎えしないタロウは熟睡モードである
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