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野分の藤蔵のブログ一覧

2016年10月15日 イイね!

ヤナセを覗いてみる

ヤナセを覗いてみる小生のような自称保守主義者は、概ね性悪説を拠りどころにしているから、日本将棋連盟が対局中の電子機器の使用を禁止するという規則を定めたとしても、たぶん数年後には、スマートコンタクトレンズ・網膜照射型ディスプレイ・視神経直結ビデオデバイス・脳神経接続デバイスなどという、不正発見の困難な最新機器を駆使した不埒者が登場すると確信している。

まぁ、あくまでもそれまでの間に公益社団法人日本将棋連盟が存続していればの話ですけれどね・・・。

以下は、10月13日付の毎日新聞の記事より。

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日本将棋連盟は12日、三浦弘行九段(42)を年内の公式戦出場停止処分にしたと発表した。直接の処分理由は、提出を求めた休場届が期限までに届かなかったため。
三浦九段は対局中に不自然な形で離席することが多いと対戦した棋士から指摘があり、将棋ソフトを不正利用しているという疑惑が浮上。連盟側は三浦九段から聞き取り調査を始めていた。

三浦九段は京都市の天龍寺で15日に開幕する第29期竜王戦七番勝負の挑戦者に決まっていたが、挑戦者決定戦で敗れた丸山忠久九段(46)が代わりに渡辺明竜王(32)と対局する。主催の読売新聞社も了承した。対局者の変更は極めて異例。

会見した同連盟の島朗(あきら)常務理事によると、11日の常務会で、終盤に離席が多い点などを尋ねたところ、三浦九段は「部屋で体を休ませていた」と説明。調査に対し「これではとても(将棋を)指せないので休場する」と申し出たという。期限とした12日午後3時まで休場届を待ったが、提出がなかったため処分に踏み切った。

三浦九段は、群馬県出身で、1992年にプロ入り。96年、当時7冠だった羽生善治王位(46)から棋聖を奪取し、タイトル独占を崩して一躍注目を集めた。タイトル獲得1期(棋聖)、順位戦A級通算15期。

三浦九段は、毎日新聞の取材に「まったくのぬれぎぬ。不正な行為は行っていない。今後は弁護士と相談して行動する」と答えた。

三浦九段は名人戦A級順位戦で11月、12月に各1局対局が予定されているが、不戦敗になる見通し。現在1勝3敗。

将棋ソフトは近年、急速な進化を見せ、電王戦ではソフトが棋士に勝ち越している。棋士の間でも、ソフト使用が疑われるため、スマートフォンなど電子機器の対局中の利用について何らかの制限が必要とする声が強まっていた。

同連盟は今月5日、(1)電子機器は対局前にロッカーに預け、対局中の使用を禁止(2)対局中の外出禁止−−の2点を規則に追加したばかり。使用が分かった場合、除名を含めた処分を検討するとしていた。

1984年には「対局中の外出は相手の同意を得る」と規則を作ったこともあったが、多くの棋士の反対で取りやめになった。

元々、棋士の間では「他力に頼っているようでは、強くなれない」との意識があり、「棋士はそういうことをしないもの」とする性善説が強かった。

疑惑が持たれるようになった背景には、対局のネット中継で将棋ファンが棋士の離席を直接見られるようになったこともある。性善説が通用しない、厳しい時代を迎えたといえる。

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その日は、雲が低く垂れ込めた、どんよりとした日だった・・・。

こう始まる短編小説「コンピュータが小説を書く日」は、現状に不満を持つAIが小説を書く楽しみに目覚める話。
星新一賞第1次審査をパスした新進気鋭作家・・・それは、人工知能学会会長を務める、松原仁・公立はこだて未来大学教授らのプロジェクトが開発したAIである。

AIが人間の指示を受けずに創造的な活動をする社会・・・まさに、不気味もここに極まれりといった感じだが、松原教授は本気でAIに芥川賞を受賞させるつもりらしい。

AI開発の話題の中心を占めるのは「深層学習」という技術。人間の脳神経をモデルにした構造を持ち、与えられた大量のデータをAIが学習して判断の精度を自ら高めていくという仕組みである。
グーグル傘下の企業が開発し、囲碁の世界トップクラスの韓国人プロ棋士を4勝1敗で降したAI「アルファ碁」にも、この技術が使われているのは、1月に記した我が発狂ブログのとおり。

しかし、深層学習の問題は、AIがなぜその判断に至ったのか、という検証が極めて困難な点にある。

アルファ碁の奇妙な指し手には、解説のプロ棋士たちもしばしば首をひねったというし、第一、今回の将棋ソフト疑惑の問題にしたって、疑われた理由についてはたび重なる一手ごとの離席だけでなく、人間では指さないようなソフト独特の手が全体の8割を占めていた・・・ゆえに多くの棋士から疑惑が指摘された・・・との情報も漏れ聞こえてくる。

そんな「ブラックボックス」に、不審者検知システムやら顔認識システムなど、テロ対策をはじめどこまで重要な決定を委ねていいものか・・・。

いや、もうひょっとすると、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)あたりは、約130兆円の公的年金資金の半分を、AIお薦め銘柄の株式にドーンと投資しているかもしれない。

しかし、AIは神ではない。予想外の間違いを犯すこともありえるし、そんなことは常識のある人間だったらだれでもわかる。

実際に、ニューヨーク大学やグーグルなどの研究チームが一昨年発表した論文によると、大型車両や建造物の写真に、人間の見た目には違いが分からない細工を加えたところ、AIは姿形の似ても似つかないダチョウだと誤認してしまったという。

一方、昨年12月、野村総研はオックスフォード大学との共同研究で、日本の労働人口の49%が今後10〜20年で人工知能やロボットによって代替可能、との試算を発表した。

スタインベックは「怒りの葡萄」で、農業が機械化され、貧しい小作が土地を追われた1930年代のアメリカ社会を描いた。
現代だって、どうすればAIに代替されない仕事に就けるかなんてだれにもわからない時代だし、AIのプログラミング自体もAIにお任せ・・・!ってなことになるかもしれない。

要するに、人間にしかできない分野についての議論を放ったらかしにしたままで、AI開発だけが進んでいく現状を何とかしなきゃならないのだろう。

そして以前も書いたように、最も懸念するのは、AIを持つ者と持たざる者との格差のさらなる拡大
小うるさいジジイだ・・・とばかり、施設のベッドに横たわる痩せ細った小生をぞんざいに扱う、介護ロボットの姿がまるで目に見えるようである。

さて、発狂ブログの書き散らかしはこのくらいにし、昨日野暮用があり輸送機で浦和まで足を運んだので、帰りがけにヤナセを覗いてみた。

懲りずに下手な写真を撮る。
























550馬力でしたっけ












とても感じのいい新人営業マンのOさんに、図々しくも調べものをお願いし、今朝早速電話があった。
結果は残念だったのだが、お忙しい中、一生懸命調べて下さったOさんに感謝!

Posted at 2016/10/15 18:22:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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何シテル?   01/15 23:45
野分の藤蔵と申します。 還暦+4歳の偏屈オヤジです。 家族は下宿のオバサンと二人暮らし。他人様に言えない稼業で、何とか糊口を凌いでおります。 趣味...
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