
職場の友人と六本木のメルセデスコネクションに行き、念願のGLA45AMGの試乗をして来ました。
平日の昼間なのでガラガラです。
Sクラスクーペが展示されていました。
外観も内装もザ・高級車。
スワロフスキークリスタルが埋め込まれたヘッドライトはなかなかオシャレですね。
フェイスリフトしたCLSもいます。
かなり雰囲気が変わり、より優雅に感じます。
本当にラインが綺麗な車ですね。
最初にGLA45AMGのカタログスペックを紹介します。
全長4445mm×全幅1804mm×全高1479mmで、車重は1610kg。
2.0L直4ターボエンジンが360ps/45.9kgmを発揮します。
7速DCTで、0-100km/h加速は4.8秒。
カタログには記載がありませんが、ヤナセのHPに因りますと燃費は13.2km/L。
4WDのみの設定。
最小回転半径が5.7mなのが気になります。
価格は730万円。
試乗車はノーザンライツブラックという外装色で、光の加減では紫色にも見えます。
エディション1と違って派手な羽が付いているわけではないので、あまり詳しくない人は700万円を超えるとはとても思わないでしょう。
60万円のアドバンストパッケージ、72万円のカーボンパッケージ、15万円のパノラミックスライディングルーフのオプションをまとっていました。
アドバンストパッケージはスポーツシート・アルカンターラステアリング・ハーマンカードンサウンドシステム・パフォーマンスサスペンションなどがセットになっています。
シートが赤黒でカッコ良いですが、より硬くなっているだろう足回りが心配です。
カーボンパッケージはブラッシュドアルミのインテリアトリムがカーボンになったり、ドアミラーやリアディフューザーがカーボンになります。
パノラミックスライディングルーフは後部座席上部まで明るくなりますので、開放感がかなりあります。
ただし開くのはフロント部分のみです。
下取りで値段分は十分回収できるそうですので、付けた方が良いオプションですね。
多くのオプションが付いていることもありますが、特に内装に関してはノーマルのGLAとは全く違った雰囲気を醸し出しています。
最初は友人が運転し、私は後部座席に座りました。
見た目よりも広いですが、座面が短くシートが硬いので、快適とは言い難いです。
乗り心地はA45AMGとは比べ物にならないぐらいソフトになっています。
もちろんそれなりにショックは感じますが、A45AMGの脳天まで響く感じとは全く違います。
スタッフの方は「家族から文句を言われないギリギリを狙いました」とおっしゃっていました。
乗り心地よりもエキゾーストノートで文句を言われるかも。
私には堪らないサウンドですが。
お次は私の番です。
運転席に座ればより気持ち良く感じるエンジン音です。
メルセデスの常で出足はちょっとラグを感じますが、中速での加速が素晴らしい。
アクセルを踏んだ反応の速さと独特のサウンドがスポーツマインドを駆り立てます。
ブレーキの効きも良く、パドルを使っての変速スピードも申し分ありません。
ステアリングはもう少し重くても良いかなと感じますが、女性でも運転しやすいAMGを目指した結果とのことです。
特に低速域では軽くて扱いやすい。
素直なフィールなので不満ではないです。
アイドリングストップも車が止まるとすぐにかかります。
現在AMGの全ての車種でアイドリングストップは採用されているそうです。
難点は足回りよりもシートの硬さです。
ホールド性は高いですが、腰痛持ちにはキツイ。
アドバンストパッケージではないシートに乗ってみたい。
アルカンターラのステアリングは少し滑るので、好き嫌いが分かれるそうです。
私も普通の革のスポーツステアリングの方が好ましいです。
一番気になったのが最小回転半径が大きいことです。
思わぬところで切り返しが必要となりました。
ノーマルGLAも最小回転半径が同じなので、コンパクトSUVの感覚ですと意外と不便な場所があるかも知れません。
A45AMGに初めて乗った時にも感じましたが、この2.0Lターボは本当に名機ですね。
出足だけ意識してちょっとアクセルを強く踏めば、とても素直で気持ち良い加速を見せてくれます。
無理に飛ばさなければ街乗りでも7km/Lぐらいの燃費だそうですので。
とても欲しくなりました。
問題はあまりオプションを付けなくても乗り出し800万円に達する価格です。
A45AMGは意外と中古のタマが豊富なので、GLAもそうなるのではないかと期待します。
フォレスターの車検まで1年以上ありますので、ジックリと良い中古の出物でも探すとします。
Posted at 2014/10/21 18:00:09 | |
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