
みんカラで多くの方のブログを読み、是非一度行きたいと思っていた、お台場のBMW GROUP TOKYO BAYに行って来ました。
昨年9月にオープンしたとても綺麗な施設です。
広大な敷地には所狭しとBMWやMINIが並んでいました。
展示車もつや消しグレーのi8とか珍しいものがたくさんあります。
Mモデルも多くあり、特に白のM3がカッコ良い。
Mパフォーマンスパーツを纏った5シリーズもあり、ノーマルとかなり雰囲気が変わっていました。
前もって540iセダンMスポを試乗予約しておきました。
直6 3.0Lターボが340ps/45.9kgmを発揮する、現在の5シリーズで最もパワフルなモデルです。
523dなどと見た目の違いは殆どありません。
メーターの視認性も良く、自然なドラポジはさすがBMWですが、思ったよりも出足が鈍く、ステアリングフィールもダイレクト感に欠けます。
モードを変えても全てがどことなく重たい。
特別感も薄く、正直言ってこれに1000万円はとても出せないですし、523dで十分だと思いました。
雨の午前中で空いていて他にも試乗を勧められたのでX5Mを選択。
V8 4.4Lターボが575ps/76.5kgmを発揮する超弩級SUVですが、価格も1648万円と凄まじいものです。
試乗車は左ハンドルでした。
カーボンが使われた内装は質感がとても高い。
エンジンを掛けると太い音がお尻を震わせます。
懐かしいMモデルのシフトノブをドライブに入れてスタート。
周りをなぎ倒すような音と走りは迫力十分です。
燃費はとても悪いでしょうが、10年後にはこんなモデルがカタログに載っていることはないと思われますので、買うなら今のうちという気もします。
同じエンジンを積んだX6Mの認定中古車が置いてありました。
2016年式、距離0.8万キロで1280万円。
ロングビーチブルーなる青は綺麗ですが、売る時に困ることになりそうです。
スタッフの方が試乗車どころか展示車でも滅多に見られないM760Li xDriveの試乗を勧めてくれました。
6.6L V12エンジンを積んでいるだけあり、価格はi8よりも高い2460万円。
ところがM760は事前の予約が必須とのことだったので、MINIクロスオーバーJCWに乗らせていただきました。
赤と黒のコントラストがとてもオシャレでしたが、雨が激しくなり写真どころではありません。
シートは硬めですが身体に馴染みますし、足回りもしなやかさがあります。
以前にハッチバックのJCWに乗った時も好印象でしたが、クロスオーバーでも走りの面白さは損なわれていないですね。
3台も試乗出来ましたし、お腹が空いたので帰ろうとしたところ、ちょうど新型X3のプレス発表会が終わったところに出くわしました。
折角なので私もX3をじっくり見てみることに。
先代をよく知らないのでどのように進化したのかあまり分かりませんが、説明会の資料によりますとドライビングアシストの採用と軽量化が大きな売りとのことです。
近頃はどのメーカーも軽量化を謳い文句にしていますが、技術的革新があったのでしょうか。
それよりももう少し全幅を縮めてもらいたいと思いますが。
エクステリアはいかにもBMWのSUVといった印象で目新しさはありませんが、好きな人は好きなスタイルなんでしょうね。
内装もコンサバ過ぎるほどのBMWの世界。
荷室スペースは可もなく不可も無し。
639万円~の価格を考えると、もう少し質感が高くても良さそうなものだと思います。
雨でしたがとても楽しめました。
わざわざ地方からここに来て一日中滞在する人がいるというのも頷けます。
今度は友人と一緒にM760の試乗をしに訪れたいと思います。
Posted at 2017/10/19 22:13:03 | |
トラックバック(0) |
試乗記 | クルマ