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2014年01月19日

カタログで振り返る身近にあった車の足跡(その9) (80マークII後期)

カタログで振り返る身近にあった車の足跡(その9) (80マークII後期) ようやく、その9にして、この車まで辿り着きました。

身近にあった・・・というか、今も乗っているのですが、まぁあまり気にしないということで。

父がカローラに乗り始めて9年目、車の劣化も進みましたので、いよいよ代替計画発動となります。今回は、何としても6気筒アゲインだったようで、ターゲットはやっぱりマークII3兄弟(笑)。

最初は、父の知人が購入する初代マジェスタ(最上級のC、込700万円也)の下取り車、後期71HTツインカム24(ガレージ保管の極上、走行10,000km)という話があったのですが、これは別の買い手が現れ、流れてしまいます。


その頃、3兄弟は爆発的に売れていた頃も過ぎ、モデルチェンジを控えて、相当台数の在庫車を中心に大幅値引きで販売中でした。

それでは、ということで、新車にターゲットを変更。「長く乗るには、ドアにサッシュがあった方がいいよね」ということで、クレスタのハイメカ、スーパールーセントで商談を開始します。・・・が、何故か条件が合いません。

困った時には、毎度の東京トヨペット某氏が登場。(実は上記マジェスタも某氏の成績)「セダンのお買い得車ある?」と聞いて、「即納でイイのがあります」と持ってきたのは、登録後半年経過の試乗車上がりセダンハイメカグランデ。仕様はデジパネ(!)・オートエアピュリ付のAT。ただし(6L8)。(判る人のみ爆)。

この仕様、(ネタ的にも)イイ感じなのですが、本人のMT希望を考えると、新車で希望仕様を作って長く乗る方がいいだろうということで、新車に逆戻り。(MT選べば、ATより8万円ほど安くなるのも大きいのです。)

「何台も買ってもらっているので、新車でも条件頑張ります」という某氏の回答に嘘はなく、越県にも関わらずクレスタより大幅安の提示。これでセダングランデMTに決まりとなります。(当時の東京トヨペットはクレスタの扱いも可能だったので試しに聞いたところ、こちらは、本扱いではないため厳しいとのことでした)

オプションは厳選の末に、色は試乗車上がりの(6L8)が良かったという意見を尊重。こうした経緯の末、立派なネタ車は出来上がったのでした(笑)。


それでは、1990年(平成2年)8月のカタログから紹介。
2015/4/21 画像を全て更新すると共に一部追加しました。

このカタログについては、既に解説されている方も多いので、HTや有名どころのネタ装備は簡略。濃厚なセダンマニアの視線で解説します。
HTが好きな人は暖かい目で見守ってくださいませ。




最初の左右見開き頁から。
マイナー直後のため、「The Newest MARKII」。後に「The Value of MARKII」に変わります。
思い入れが強過ぎて、この辺だけでも目頭が熱くなるものがあるのです。。





HT2500グランデG(049:ホワイトパールマイカ)





HT2500グランデ(182:ブルーイッシュグレーメタリック)





HT2000グランデ(050:スーパーホワイトIV)





HT2500GTツインターボ(24S:エクセレントトーニング)





リヤウィンドー越しに、新装備のハイマウントストップランプとSRSエアバッグを通しつつ、奥のエレクトロニック・ディスプレイメーターを見せています。
実車でも、ここからの眺めがいいんですよね。これだけでもデジパネを選びたくなるというものなのです。





HT2500グランデGのインパネ
この時代のトヨタ車が取り組んでいた、各種スイッチへのリーチ量低減に配慮したラウンド形状のインパネとなります。
両コンビネーション・パワーウィンドー等の各種スイッチ類やATシフトレバーが、この車から新形状になったのは特筆すべき事項です。

実は長年の使用でも、歪みや捲れ、キシミ音等が最小限で済む耐久性の高さが最大の特徴なのかもしれません。こうして見えている表面をばらして見ると、裏側は骨格しっかりでネジ類も大変多く、非常にコストをかけている事が解ります。





HT2500グランデGの室内
セダン以外のパッケージは、スタイル優先の影響がちらほら。
もっとも、この豪華なシートに収まれば、苦情も口に出ないのかもしれません。G仕様のみ、マイナーにより新デザインの通称”ラグA”シートが登場。
マイナー前の”ラグB”と両方使った経験では、この改良は効果的なものだったと思います。

シートはサイズこそ小さいですが、表皮は帯電防止&防汚加工処理がされた非常に耐久性の高いもの(この年代のトヨタのモケットは下手なビニール以上の耐久性ですね)。シートの中身でも、座面には経たりに強いSバネ&コイルスプリング入。(セダンのみリヤシートにもコイルバネ入)
これまた、重量は嵩みますが、非常にコストの掛かった代物です。(運転席座面のウレタンを交換したら新車同様の座り心地に戻った経験アリ)





左頁では、”ラグAシート”を大きく取り上げています。”殿様の脇息”扱いだったアームレストは、今では採用車種が多くなりました。
本皮革シートは”ラグBシート”のままですが、カラーは従来のセーブルに加えて、新たにミディアムグレーが追加されています。





左頁はオーディオ各種
各ステレオの右上に「セダン用」「ハードトップ用」とあるのは、前者がクレスタと共通のTechnics(現panasonic)製、後者がチェイサーと共通のPIONEER製と異なるため。CDチェンジャー、パワーアンプやスピーカーも両者間で微妙にスペックが異なります。







見開き構成の関係で判り辛いですが、見開きを開くと、パワーユニット類の紹介が見られるようになっています。
左頁の2500cc、2機種はマイナーチェンジでの初登場ということで、大き目の扱い。JZエンジンは初物の割に、耐久性高く非常に良いエンジンでした。(・・・ってこれは次回の話)

右頁は、足回り等の紹介頁
3代目から3代続いた、リヤセミトレーリングアームによる4輪独立懸架も、この代からリヤダブルウィッシュボーンに。キャンバー変化も少なく性能は向上しています。フロントはストラットの最終世代。
ブレーキは、上級グレードのみ4輪ベンチレーテッドながら、径は最強仕様でもF15インチ&R14インチ。
元々上限200馬力前後を想定した足なので、多少強化しただけで280馬力を積めばどうなるのかは、自明の理。
ハンドルの切れ角増は、特筆すべきで、この特徴は現在のクラウンコンフォートでも生かされています。(メルセデスも小回り性の優秀さを謳っていますが、81に比べると小回りが利きません)





セダン2500グランデG(182:ブルーイッシュグレーメタリック)

前期セダンは、USA・GULF輸出仕様(大型5マイルバンパー)や小型タクシー(小型樹脂バンパー)にも配慮して、バンパーとバランスパネルが別体の構成でしたが、これが個人的主観では、何とも格好悪く。

市場の要望も同様であったのか、マイナーチェンジでは、継続のFフェンダーの前側下半分を切除するという荒業(?)に、その他車型と同様の一体型バンパーを組み合わせることで、(これまた個人的主観で)大分見られる格好になっています。

ちなみに上記2バンパー仕様は、マイナー前のまま。
ただし、セダンのみ、フロントバンパーは3・5ナンバーで共通形状。(一部塗装色では両者間でモール部分の処理が異なるというのは、マニア的視点・笑)





セダン2500グランデ(4J1:ベージュマイカメタリック)
この角度からが、キャビンの高さも相まってボリューム感もあり、きっとセダンのデザインのハイライト。このデザインには、3ナンバーバンパーがMUSTというのは、個人的趣向(笑)。

そのリヤバンパーは前期の小型バンパーからバランスパネル一体型に変更されていますが、このために、リヤクォーターパネル&バックパネルも変更するという気合の入れよう。他ボディは部品の変更ですが、セダンはマイナー前の部品も残るため純増。

リヤテールは、国内仕様のみ、上下にスモークをかけた処理ですが、濃色はともかく、淡色ではUSA・GULF仕様のスモークレステールの方がスッキリとしていて好み。
ボディとホイ-ルのクリアランスは、この画像くらいが仕様となります。





セダングランデツインカム24(3K1:ダークモーブマイカメタリック)

希少色である、この色のセダンは販売台数が少なそうですが・・・
Fグリルは、前期では国内・輸出共に形状共通(細部仕上げは異なる)でしたが、マイナーに伴い、国外は全て通称”クレシーダグリル”に。このため、このグリルは国内仕様のみとなります。

マイナー前後で、ヘッドランプのリフレクターが、ガラス→樹脂に全車変わっていますが、その際ライトのグリルステー位置も変更されているというのは、これまたマニア的視点。(この変更、きっとタクシー業界は困惑したはず)



グレード別紹介、最初はハードトップのバリエーションとなります







続いては、セダンのバリエーション



内装色は、前期から継続のセーブル(ベージュ)、ニューマルーンと前期のブルーから変わったミディアムグレーの3色の設定となります。
ハイソカーのイメージを残す濃色のマルーン・ブルーから、次のトレンドを模索し始めています。
170コロナでは、内装色に合わせた3色のガラス設定でしたが、こちらはグレー内装にブルーガラスの組合せ。





実車は、もっとホイールハウスの隙間が目立つのですが、どうやら重量物を積んで写真撮影をしたらしく。おかげで、皆後ろ下がりの妙な写真になっています。特にセダンハイメカグランデは、明らかにトランクに積み過ぎ(笑)。





70シリーズの継続となったワゴンも、この時に”LGグランデエディション”が追加されています。
後年のモデルと比較すると、Fスポイラー、マッドガード、ルーフレールが未装備でシンプルな装いですね。





主要装備一覧
バブル期らしく、オプションの選択は自由度が高い設定となります。
珍しい装備を選んでいくと、100万台以上売れた車にも関わらず、1台だけの仕様を作ることも可能です。
内外装色の組み合わせも、売れ筋のスーパーホワイトIVでは内装色を3色から選択可能というように自由度が高いものでした。





左頁は安全装備。
マイナーチェンジで、ようやく運転席のみエアバックが選択可能になっています。ABSは上級のみ標準装備で、中級までが選択可能に留まります。

右頁は主要諸元表一覧


このカタログ、思い入れが強いため、いくらでも解説可能ですが、この辺で。



(概要データ)

型式:E-GX81-AEMQK

グレード:セダングランデ

外装色:(6L8)グレイッシュグリーンメタリック、内装色:ミディアムグレー

登録(購入)年月:1992年(平成4年)4月

純正MOP
アルミホイール、ABS、ハイマウントストップランプ、スノーバージョン
   ・・・きっと同仕様はこれ一台の予感

純正DOP
フロアマット、シートカバー、サイドバイザー、ドアエッジモール、ナンバーフレーム他


この頃になると、私は自分の車に乗るばかりで、こちらは殆ど乗らずなのですが、、、

○MTであれば、2000ccでも及第点の動力性能。ハイメカツインカムは低速トルクに考慮とは言われながらも、中回転以上を好む特性。

○止まる・曲がるも及第点。

○ハイメカはテレスコピックステアリングがレスのため、ポジション取りにくく。室内は小型タクシーで使用されたくらいなので充分な広さ。(ただし、71よりも屋根の高さを低くしたのは大いに疑問)

○カローラから乗り換えたら、別次元の静粛性。僅かに聞こえてくる音も6気筒はイイ。

○これまた別次元の各部品の耐久性。10年10万キロはもちろん、20年20万キロでも大物部品の交換は不要。(ただし消耗部品の交換前提) 弱点は欠陥同様と認識しているA/Cのみ。 

○実はハイメカが最も壊れない仕様。(次回に書く2500は小物が結構・・・)


この車に関しては、ここまでの耐久性を見せ付けられると、多少の不満も包含されてしまいます。父的にも何台か乗り継いだ中で、ようやく辿り着いた1台なのでしょう。


最大の問題は、製造社がこの車の価値を理解することなく、その後迷走を始めたことなのかもしれません。
前代よりも、きちんと細部まで煮詰められた所が評価されるべきだったのですが、自動車雑誌の評論は、”代わり映えしない”か”表面だけ着飾った車”ばかりでしたし、市場の評価もそれに追随。作り手まで、国内専売に特化する形で、市場の高評価部分だけを追求し出してしまいます。
その結果、20年以上を経過した今では、MTは仕方ないとしても、使い易いサイズかつちょっと高級感を擽る実用的なセダンは、同社製の新車からは絶滅。。。


また、リーマンショックを経過した辺りから消耗部品を含めた、部品の供給状況が悪化。自車もそうですが、適度な部品交換さえすれば、まだまだ乗れる車にも関わらず、部品供給が使命を左右しそうな様相。。。(この辺、自車交換の際にも述べていますが)

この価格では、この供給で仕方なし、なのかもしれませんが、何とも勿体無い話。一方で高々と”エコ換え”を謳う姿勢には、大いなる疑問を感じざるを得ません。
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Posted at 2014/01/19 08:05:40

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この記事へのコメント

2014年1月19日 9:54
こんにちは。

この型のマークⅡが発売当時は、バブル全盛だった頃で前の型も合わせ爆発的に売れてましたよね。

大学生でしたが、バブルの恩恵もなく…中古のビートルでした…。

周りの友達はこれの、ツインターボを買って貰って乗り回してました。

僕も親戚が買ってグランデツインカム24を運転した事あります。

この頃のトヨタは内装の質感と作りが良いと思ったのを思い出しました。

懐かしいですね。ありがとうございます。



コメントへの返答
2014年1月19日 10:37
アルテッツァGTIさん、こんにちは
コメント、嬉しく思います。

前の型は、後ろ上がりに販売台数が伸びて、”売れる理由”の解説記事が各所に出たくらいでしたが(笑)、この型もそれに勝る勢いで良く売れましたね。歴代最高の販売台数はもちろん、現行プリウスが出るまでは、初期受注台数でもトヨタ最高だったと記憶しています。

周囲でも購入する人が結構いたのですが、登場当時は情感優先の感がして、あまり好ましく思っていませんでした。まさか後年に自分で購入するとは思いも寄らず(笑)。

この頃のトヨタ車は内装の質感命でしたから、後年でも見劣りは全くしませんでしたね。
2014年1月19日 10:47
parl-siroさん、こんにちは♪

やはり80系が造り込みでは最良でしたねぇ。

まぁ、おかげでちょっと弄るにもビスの山に格闘しなけりゃいけないハメに陥りましたがw

場所によってはビスの長さや鍔の大きさが違うなんて今じゃ考えられない事してましたしねぇ。

今はコストダウンで一つ一つの部品の耐久性も落ちてるみたいで、部品供給の事も考えると、最早耐久消費財では無くなってるのかもしれませんねぇ…

造り込みは悪くなるは、部品供給は悪くなるはじゃあ魅力に有るクルマなんか無くなる訳ですよねぇ。
コメントへの返答
2014年1月19日 11:12
ならっちさん、こんにちは

81の内装の作りこみは、あの内装と格闘した人だけが解る真実ですねwww

廃車から部品外そうものなら、ビスの山が残りますしw

事は、自動車に限らず電車車両業界でも共通なんですが、部品交換で延命させず、適当な所で処分・その間を低コストで、という考え方に変わってきているようです。

新車はそれでも構わないのかもしれませんが、自社の旧車くらいは、きちんと面倒をみる姿勢を見せるのが、古くからのファンに対する応え方だと思います。

1台の車に思い入れを持って乗ろうとするには苦難の時代ですねorz
2014年1月19日 15:25
parl-siroさん、こんにちは~

いや~、ゆっくりと釘付けで読ませて頂きました!

お父様のクルマに対する拘りが凄く感じられます!でも、色々な経緯を経て現在の81に辿り着いた訳なんですね!

やはり長く乗るならサッシュが無いとダメですねぇ…HTだとドア開閉の際に、ちょっと貧弱さが有りますよね。その点、100系ではコストダウンしまくり(デフロスター周辺の変形など)で各構成部品が弱すぎます…

基本的に、80系は70系のキープコンセプトでちょっと丸味を帯びた感じですが、内装に関しては格段に向上した訳ですね!

ダッシュボードのシボの出し方や、艶消しの木目調パネルの採用は、新車当時では更に上の130系クラウンよりも造りが豪華なのでは!?と思ってしまいました(驚)

最近では、80年代は当たり前、90年代車でも部品供給率が悪いとの事。新車を買って貰わないと世の中が回らないのも良く分かりますが、その中でもメーカーとしては、古いクルマの部品もしっかりと面倒を見て欲しいです…これでは、旧車をすぐに捨てろ!と言ってる様な物で、名車が育ちません…

その点、81のハイメカはエンジンも頑丈ですから、日頃から内外装の手入れを行なって居れば、まだまだ現役ですね!正に、バブル景気の恩恵で有ると、ひしひしと感じていました!
コメントへの返答
2014年1月19日 19:53
ぽんともさん、こんばんは

81について書くと、長くなることが良く解りました。自分の81も書く予定なので、あと3回あるのですが(笑)。

父、話した人はお分かりでしょうが、息子とはまた違った拘りの人ですね。81の耐久性の恩恵に肖るという意味では、有意義な乗り方なのかもしれません。

71はメーカー想定以上に売れてしまい、次世代は販売台数キープを義務付けられてしまいました。ライバル車の反撃も予想される中、取った方策は、130クラウン同様、細部に渡る作りこみだったということなのでしょう。

100は、販売台数の下降傾向や、コストダウンが命題とされる中の開発ですから、書かれている点は仕方ないかと思います。むしろ逆境の中で、いい作り方をしたとも言えそうです。

最近の部品供給の悪化には、旧車増税や補助金も影響していると思っています。課税区分の13年・18年が、一つの目安と考えているのかもしれません。
しかしそれでは、自社の過去製品を否定しているに他ならず、自動車文化の熟成なんて、夢に終わってしまいますね。
2014年1月19日 22:13
81、私が思い浮かべるマークIIはこれです。

親戚が前期グランデGのSCに乗っていたので懐かしいです。
パワーシートが本当にうらやましかったし、子供の頃なので
室内も広く感じました。

叔父が、信号ダッシュで周りを蹴散らしながら
ぶっ飛ばしてくれたのも良い思い出(時効)

現代の高級車を見ていると、ピアノブラックや
本物のステッチなどは新しさを感じるものの、
やは81マークIIの高級感こそが高級車、
なんていう変な刷り込みがあります。

ウレタンのステアリングがあったり、廉価仕様は車軸式だったりしますが、
仕様数が多く「選ぶ楽しさ」が最大限満たされる仕組みだったことは時代を感じます。

太古の昔はデフのギア比なんかも選べたようですが、
だんだんと選ぶことができなくなるのでしょうか・・・・。
(と思ったらLEXUSはカラーバリエーションだけはめちゃ多い・・・・)

本シリーズ、いよいよあの車が近づいてきたような気がします。
コメントへの返答
2014年1月19日 22:41
ノイマイヤーさん、こんばんは

私の81初体験は、職場の先輩が買ったばかりのルーセントGでした。
別の先輩が乗るワンカム71と一緒に出かけましたが、71とは別物の加速に感心したものです(これも時効・笑)

81の高級感は、あの時代だからこそ得られたものですし、復活は望み得ません。それなら、別の高級で感心させて欲しいのですが、最近は「どうだ凄いだろう?」と見せ付けられているようで、どうにも秘めた高級感とでもいうか、奥ゆかしさが感じられず・・・

「選ぶ楽しさ」は無駄装備を買わないためにも、可能な範囲で残して欲しいと思います。自分で選べないなら、中古車でも変わらない訳ですし。

色も選びたいのですが、日本は納期短縮要望が強いので、難しいのでしょうね。自車も、本国は選ぶ楽しみがあるのですが、来日するのはごく一部のみに制限されてしまいます。

次回は、順番どおり、あの車ですが、イロイロあり過ぎて、何を書こうか検討中です。
2014年1月20日 22:59
parl-siroさんこんばんは。

遂にというか、やっとというか、81まで来ましたね(笑)

このお父様の車、見た事があるかも知れません。
なるほど、そのような流れでこの仕様になったのですね。

確かに乗り方で車の持ちは違いますから、
お父様の拘りも長持ちの秘訣かもしれませんね。

ウチのクレスタも「他にない唯一の仕様」ですが、
あの時代だからこそ出来た形でもありますし、
ある意味元気だった時代の賜物なのかもしれません。

今になっていろいろな所で苦労させられる(している)
のですが、あの当時は高級であったり、
他とは違う優越感もあったりと、
それが当たり前になっていた時代だったんですよね。

購入時に当然のごとく?短期間で乗り換える事は考えもせず、
当初の想定以上に乗り続けているのですが、
いろいろな意味で長く乗り続けることの難しさを感じています。
幸いというべきか、致命的な不具合はありませんが、
部品供給の面を含めて、果たしてこれでいいのかと
思わずにはいられません。

parl-siroさんが81に関しての話は長くなりそうだと
私も思っていますが(笑)
次回を楽しみにしています。
コメントへの返答
2014年1月21日 0:03
bouyukiさん、こんばんは

お待たせして、申し訳ありません。

父の仕様、さすがに決め打ちであれは選びません。物事にはやっぱり理由があるのです(笑)。

81は、当時の「間違いだらけの車選び」に白米のような車と書かれていました。外国から見ると淡白に見えても、お新香等を少し乗せるだけで、美味しくいただけるから、だそうで。

このお新香にあたる物が、好みの色だったりオプションだったのかもしれませんね。

昔の車は10年乗れば一部の例外を除いて、その殆どが廃車となりましたから、81の長寿命は本来望外のものなのかもしれません。

だからといって、自社製品の過去を切り捨てて欲しくないというのは、同社製品をはるか昔、親の代から愛用してきた一ファンのささやかな希望です。

81に関しては封印を解いた部分がありますので、しばらくは止まりません(笑)。PV見ると、期待されてた方が多かったようなので、背中を押された気分というのもありますが。
2014年1月30日 22:49
parl-siroさんこんばんは!

ついに81の記事を書く時が来ましたか。
読ませていただいて共感できる部分が多く非常に面白かったです。
かなり拘った仕様で発注したんですねぇ。

当時平成4年、私がまだ小学生だった時、家族で地元のTPへ行きハイメカの見積りを取りに行ったのを覚えています。
日を改めてハイメカを契約しに行った際にエクセレントPが展示してあり(私は記憶に御座いませんが)ハイメカと同条件で無理矢理コチラに変更、購入に至りました。(営業マン涙目だったそうな)笑

MOPは無し。DOPはハイマウント付きRスポ、地元のTP付属品をそのまま全て装着しての納車でした…が!下取りの都合などで2年半で90へ代替えに…

仰る通り81の耐久性は素晴らしいと思います。経年劣化を考慮しても大きな故障はあまり無いクルマですからね。

目立つ不具合は無いのですが、家の81もどこまで行けるのか…部品供給が安心出来ない中、維持することの大変さを父共々感じております。。。
コメントへの返答
2014年1月31日 6:34
めらまるさん、こんばんは

元々筆が遅いのと、順番を踏んだので、81については、お待たせをする形になってしまい、すみません。
書いたら書いたで、81の基礎知識を持っていないと、何が何だか分からない代物になってしまいました(笑)。

エクセレントは、次に書いた自分の2.5を商談中に発表となりました。メーカーOPは制約されますが、ハイメカにワイヤレス分を上乗せしただけで、ラグBやインパネロアファブリック等はサービス扱いの価格設定でしたから、末期特有のお買い得車でした。
さらにハイメカは在庫も潤沢だったはずで、そちらの納車前提の条件だったでしょうから、条件そのままで発注車に切替では、営業マンの涙目も理解できます。

81の耐久性の高さについては、近いうちに書く予定でいます。そんな81も近年台数が減ったのは、自身の致命的故障ではなく、補助金政策や部品供給の打切りが原因だと推定しています。
2014年4月23日 20:13
はじめましてm(__)m

マークIIの後期ハイメカグランデに乗っています。興味深く記事を読ませて頂きました。

購入時は特に興味ある車ではなく、頑丈なイメージがあり購入に至りました。
事実、福岡の街中ではまだまだ見かけますし、車仲間の後期ハイメカアバンテロードリーは毎日の通勤で乗り続け、エンジンノンオーバーホールで現在43万キロまで走行距離伸びてます。

あと、最近気がついたのはハイメカグランデのシート生地が一見同じに見えて実は前期と後期で全然違うのに驚きました。
生地は前期の方が良く、後期はコストダウンに感じました。
前期は毛足もありビロードに近い感じですが、後期は単なるジャガード織な印象です。ジャガードがはっきりしてるのも後期でした。
逆に後期はセンターコンソールに生地貼ったりでコストダウンなのかどうなのか?

突然のコメント申し訳ございません。
コメントへの返答
2014年4月23日 21:08
130R(isaorider)さん、はじめまして
ご来訪ありがとうございます。

この記事は、思い入れのある81のことのため、かなり力が入った回だったため、コメントを嬉しく思います。

81の頑丈さは、自他共に認められといるものと思います。そのため、2000年代の初頭くらいまでは、接客業の営業車等で、メンテもされず使い捨てにされた車を何台も見送ってきました。それにしても43万キロというのは驚異です。タクシー以外では、これまで見聞きした81の最長距離になります。

シートの件ですが、お気付きの通りGT及びグランデ系は、兄弟車含めて全てマイナーの際にシート生地を変更しています。
前期の方が手触りが良い印象ですが、後期は、特殊フッ素樹脂加工・静電気帯電防止加工・特殊シリコン樹脂加工がグレードに応じて追加されていますので、感触の差は、この辺の追加加工によるものと推察されます(加工が追加された同時期のトヨタ車は全般的に同じような感触です)。
後年、この辺の加工処理はコストがかかるためか、徐々に設定が縮小されてしまいました。

特に81後期の”エスタソーン”と呼ばれるラグジュアリー系の生地は、現在に至るまで、相当な高級車以外では望めない機能・感触でしたので、マイナーの際にコストダウンされたとは考えにくいところです。
2017年11月20日 20:29
こんばんは。

JZX81の購入話、何度読み返してみてもニヤニヤしてしまいます(笑)。というか、Parl-siroさんのページを見つけるまでセダンに2.5があったことを知らなかったという(恥)

ちなみに僕の理想はセダン3.0グランデGのダークモーブマイカという、民度たぶんゼロな仕様です(爆)。装着MOPは寒冷地仕様(北海道なので)、LSD、ムーンルーフ、熱線入りフロントガラス、超音波ミラー、CDオートチェンジャー+6スピーカーカセット一体電子チューナー(テクニクスにあやかります)ですね。DOPは段通調カーペット(ニューマルーン)に、スキーなんかに行くことを考慮してシステムラック、電格コーナーポールというところでしょうか。後付けでフロントリップも付けたいですw

アルミはボルクレーシング・Gr.Aの6.5J-16というのが理想だったりします(笑)。ちなみに下取りは一切気にしない前提です(爆)
コメントへの返答
2017年11月21日 22:29
こんばんは

81は、3姉妹全体では150万台近くが売れていると推測するのですが、後期3ナンバーセダンとなると4,000台足らずですから、知名度も自然と・・・となるのでしょう。さらに後期MX83セダンとなると、東京でも吊るしの在庫すら皆無で、ほぼ受注生産状態でしたからね。

そんな状況を知るだけに、書かれている仕様、買う方は夢が広がりますが、逆に売る方は相当慎重になりそうではあるなと(笑)

ボルクレーシング・Gr.Aということは、あえてのBBS外しと推測します。自分的にはメッシュの1ピースをベストとしますが、ここは見解が分かれるでしょうね。
2018年3月19日 16:33
免許を取って97年に初めて運転した車がこれでした。89年式の前期モデルのグランデでした。
色はパールツートンで、ハイメカツインカムの4AT車です。
パワステ・パワーウインドウ・電動格納式ドアミラー・30キロ以上で作動するオートドアロック・CDプレーヤー・オートエアコンなど、全て初めて体験する装備でした!

ホイールは、RHレーシングハートのガンメタの5本スポークの15インチが最初から付けてありました。前の持ち主は女性のワンオーナーでした。

93年に父が購入した4年ものの中古車のお下がりでしたが、本当によく出来た車でした!
運転席のドアが開閉でがたつくようになった以外、故障が全く起きず、デザインや内装・音など、今まで乗ってきた車でも、この車は非常に気に入っていました。

カタログはうちにはクレスタの前期型とチェイサーの後期型しかなく、マークⅡのは初めて見ました。
新車で売られていた当時は、「ATが電子制御とならないのはケチりすぎ」と書いてあるのを雑誌などで何回も見ました(笑)。
しかしこの内容で210万円は安いと思いました!
コメントへの返答
2018年3月19日 22:29
ハイメカのハードトップグランデだと、兄弟車含めて数多いグレードの中で、最も売れた仕様ですね。パールツートンも、スーパーホワイトに次ぐ人気色でありました。

今では普及した装備も当時は高級を実感させる装備でしたね。作りの良さと相まって、ちょっとした誇らしさを感じさせたりもして。

5本スポークの流行は90年代に入ってからですから、タイヤ交換と合わせてかもしれませんね。女性には珍しい選択の気もします。

私としても本当にお気に入りの存在で、とても長い付き合いとなりました。決して強い主張はないのですが、知れば知るほど奥が深いと感心したことも度々です。

同じ81の1G-Gから1G-Fに代替したものですから、ATの差は痛感するものがありました。主査はこれで充分という回答でしたが、2万円という差額以上の実力差が明確にありました。同じような声が上がったのか、次世代の90では電子制御となりましたね。

プロフィール

「帰還後の近況 http://cvw.jp/b/1984303/48316556/
何シテル?   03/16 21:58
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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メルセデス・ベンツ Cクラス セダン メルセデス・ベンツ Cクラス セダン
2013年9月14日納車 アドバンストライトパッケージ ボディカラー:988 ダイヤモン ...
トヨタ マークII トヨタ マークII
1995年12月登録(同型最終年月) 2001年6月購入 2013年9月譲渡 ボディカ ...
トヨタ マークII トヨタ マークII
1992年6月購入 2009年3月一時抹消 2009年6月永久抹消 ボディカラー:18 ...
トヨタ クレスタ トヨタ クレスタ
1991年7月登録 2000年11月購入 2001年6月譲渡 ボディカラー:27N パ ...
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