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2016年03月04日

1981年のレパードTR-Xのカタログ

1981年のレパードTR-Xのカタログ だんだんお仕事が忙しくなってきまして、間隔が開きつつの更新です。

初代レパードの特集、2回目となります。
今回は前期の途中で追加されたターボが話の中心です。

ついでに今回は、姉妹車のTR-X(トライエックス)のカタログをチョイス。最大の理由は、この時点の手持ちカタログはTR-Xのみということなのですが、姉妹車間の違いを書けますので一石二鳥ということで(笑)

こちらは、ブルーバード6気筒シリーズの後継車として日産店に投入されたレパードに対して、これまで上級車種の取り扱いがなかったチェリー店に投入された姉妹車となります。

一部のグレードはレパードのみに設定されていたりということで、どうしてもレパードが主でこちらが従と書かざるを得ません。もっとも、この関係マークIIとチェイサーの関係に似た部分が見受けられる・・・という話は後述。

それでは、カタログをご紹介。
発行は1981年10月となります。画像でお気付きのとおり、あまり状態が良くない点は、ご容赦くださいませ。




レパード的には、主力車種たるターボの追加ということで、大きな取扱いです。
L20のターボは、セドリック/グロリアから始まって、スカイライン、ローレルを経た後、レパードにも搭載されることとなりました。では、何が世界初かというと、当時”ECCS”と呼ばれていたエンジンの電子集中制御システムとの組み合わせなのです。
ECCSは、セドリック/グロリアが、L28E・L20Eに先行して搭載したシステムでした。

今回、カタログを見返していて気付いたのですが、TR-Xは、テクノロジーの「T」、ロマンの「R」、未知の「X」の組み合わせだったのですね。(ただし、自動車ガイドブックでは試みのTRYを表していると記載されています)







4ドアハードトップの見開きを2つ続けて掲載。
上はトップグレードのZGX。下はセカンドグレードのSGXです。

ZGXの方は、車名&TURBOのサイドネームラベルが誇らしげですが、これはオプション。
一方のSGXは素でありまして、この状態だと、ターボの識別点は、2800と共通のフードバルジとリヤのターボステッカーのみということで、意外と大人しい差異となります。

余談ですが、従兄はこれと同じ、白のSGX(ただしレパード)に乗っていました。デジパネを避けての、あえてのSGXだったはずです。購入話を聞いた際には、3代目ローレルのメダリストが欲しいと言っていたはずなのに、ずいぶん思い切ったなと驚いたものです(笑)。やはり当時としては、カッコイイクルマの印象が強かったですね。





こちらは2ドアハードトップです。
左の小さい画像はベーシックグレードのGX。右の大きいのはSGXです。
ターボ搭載車には2ドアと4ドアで共通のグレードが設定されていました。

フロントマスクが大きく違う一方で、リヤビューはほぼ共通でした。この2台、車名がリヤウィンドー部に書かれていまして、このためなのか、リヤウィンドーガラスは別部品というのが意外です。

SGXのボディカラーは特別塗装色で、おそらくターボ追加時に新設定となったものだと思われます。ほぼ同時期に登場したソアラターボにも、上が淡色、下が濃色のグレーツートンが追加されているわけで、おそらく偶然ながらも、つい比較せずにはいられないというのが当時の状況でしたね。





世界初のECCSターボということで、順番を変えてメカニズムを紹介します。

エンジンのスペック自体は、ECCS非搭載のL20ET搭載車と変わりはありませんでした。ECCSの効果は、むしろ燃費の方に表れていまして、60キロ定地走行・10モードの両燃費共に約5~10%ぐらいは良好な値が表示されていました。

ターボのATは、3速ながらも200X同様、ロックアップ付とされています。減速比がハイギヤードということもありますが、4速ATのソアラターボと同等以上の燃費が謳われていたのは、これらのメカニズムのおかげですね。





左の小さい画像はGXの、右の画像はZGX・エクストラパックのインパネです。

新発売の時点では、スピードとタコ以外のサブメーターのみ電子が採用されていたメーターは、ターボでは、新たにスピードとタコも電子となった、エレクトロニック・デジタルメーターが採用されました。

未来的なエクステリアには、この手のデバイスは似合いますね。インパネセンターに配されたセーフティモニターと共に、80年代の空気感がここにはあるとでも言うべきかと。

一方のGXは、ベーシックグレードと言うことで、かなりシンプルな装いとなります。画像ではオーディオが装着されていますが、標準ではラジオもレスだったようです。インパネ右側のZGXではスイッチとなる箇所も蓋処理とされていますね。





デジタルメーターは、当時の話題でしたから、別ページで大きく紹介されています。初期の製品ということで、タコメーターの表示方法は、この後の製品と比較すると、まだまだ模索中の感があります。

横一線orトルクカーブ風、等間隔表示or常用域を大きく表示等、見易い表示方法を求めて、各社いろいろ試していた時期です。

それまでは主役だったマルチ電子メーターは、一転して脇役とされています。デジタルメーターのマルチゲージ部分と似た表示方法が、デジタルが認可されるまでの過渡期だったことを物語っていますね。





インパネと同様、GXとZGX・エクストラパックのインテリアです。

話題となった本革シートは好き嫌いが分かれたのか、ターボでは設定から落とされることとなりました。
SGXとZGXは、ノンターボの同等グレードと同じ布地とされています。2ドアと4ドアで分かれるのも同様。GXのみ、「TURBO」文字をあしらった起毛トリコットのシートが専用品として新たに設定されています。

これら布のシートは、(特に赤の)本革と比較すると、地味な印象ですが、これはこれで高級感があると思います。ただ、ブルーバードやローレル等との差別化の観点では、ややキャラクターが弱くなった感があるかもしれません。





装備類の紹介です。
ターボは、基本的にはノンターボと同等の装備が揃いますが、フットレストが数少ない専用部品として追加されています。ATの普及と並行して、一般的となった部品ですが、この頃は、スポーティなクルマが備えるものと思われていました。

その一方で、ノンターボの同等グレードと比較すると、オーディオはワンランクずつ落とされています。まだまだオーディオが高かった時代ですから、ややオーバークオリティという判断が入ったのかもしれませんね。







ターボの登場に伴い、ノンターボ系は主役を奪われた感が強くなりました。
ターボのインテリアで触れたとおり、こちらの如何にも趣味的なインテリアは、貴重なキャラクターに思えるんですけれどね。

当時は、やや先進的過ぎたのか、あまり評価されなかったからこそ、ここでは賛同を送りたいと思います。むしろ、この5年後ぐらいに登場した方が、理解されやすかったかもしれませんね。





レパードでは、殆ど取り上げられることのなかった1800が、こちらでは見開きで取り上げられています。
TR-Xでは、1800にも期待していたのかなと推測させる構成です。

惜しむらくは、位置付けに似たものが見受けられるチェイサーと比較すると、需要があるならこのクラスでも売ろう、という気迫が欠けていた点ですね。

実際の比率は不明ですが、こちらのみ特別仕様車を設定してセールスを後押しするぐらいの工夫はあっても良かったように思います。





ターボのグレード一覧です。
下から、GX・SGX・ZGXの3グレード構成。さらにZGXにはエクストラ・パックの設定がありました。
基本的には、ノンターボのF=GX、同CF=SGX、同SF=ZGXとなります。

アダルト路線をやや軌道修正する意味もあったのかなと推測しつつも、グレード名の変更については、やや否定的な見解をもっています。せっかくの独自グレード名を、ローレルでも使っていたGXに揃えなくても良かったのでは、と思えまして。

仕様の変更とあわせて、初期のマーケティングには若干の詰めの甘さがあったのかもしれません。メーカー的には些細な変更であっても、ユーザーは意外と敏感に反応する部分ではありますね。





こちらはノンターボのグレード一覧です。
レパードでは、200X・Fと280X・CFの2グレードが落とされていることが確認できているのですが、こちらには当初から設定があったのか、確認に至りませんでした。

2ドアでは、180・CFと280X・SF-Lという、中間グレードが落とされた何とも極端に思える設定とされています。こちらも何があって、何が落とされたか、継続して追跡したいと思っています。
ノンターボの2ドアでは、エンジンフードとBピラーからショルダー部の両ストライプが、こちらの特徴だったようです。





主要装備一覧と主要諸元表です。
ノンターボとターボの違いは、両表をご確認くださいませ。


といったところで、いかがだったでしょうか。

前回でコメントをいただきましたとおり、スペシャルティーカーへのターボ搭載は中々認可されなかったのか、レパードへのターボ搭載は登場から1年近く遅れてとなってしまいました。

ギャランシグマの兄弟車と判断されたと推測できるラムダを除けば、スペシャルティーカーへのターボ搭載は、1981年5月のシルビア/ガゼール、翌月のソアラ、さらに翌月のレパードと相次ぎましたから、なるほどと頷けるものがあります。

2800同士では不利だったソアラとの対決も、ターボ同士の比較では、スペック的には一長一短な部分があって、結構好勝負だったように記憶しています。

ただ、スペシャルティーカーというのは、新鮮味で勝負の部分が強くて、その年の夏の話題は、新型となるセリカとスカイラインに移っていた感があります。せっかくのレパードターボも、両者の前ではやや陰に隠れがちだったのです。

それでも、この時点では、ソアラあるいはマークII系の3兄弟に対して、決定的なビハインドとはなっていなかったように思います。ターボの登場に伴い、高価な豪華仕様のみに絞られた2800は、スペック上は大きな違いはなかったことから、以降、大幅に販売台数を減らすこととなりますが。(結果論ですが、セドリック/グロリアの後期が搭載した155馬力仕様への変更があってもよかったのかもしれません)

レパードの歴史を追っていくと、問題はこの後の展開だと思うのです・・・ということで次回に続けることとします。
ブログ一覧 | カタログ話(雑談編) | クルマ
Posted at 2016/03/04 23:40:14

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この記事へのコメント

2016年3月5日 5:58
初代レパードも、L20ET搭載で、真打登場といったところでしょうか。
当時、3ナンバーの自動車税は尋常ならない程、高額でしたからね。

ところで、このTR-Xで気になることがあります。
レパードに対しての、このSAE規格ヘッドライト。
CMコピーの「TR-X アメリカ」。
TR-Xは、レパードの北米仕様だったのでしょうか。
調べてみたものの、左ハンドルがあったかどうかが、わかりません。

しかも、このM/Cからの追加かと思われる、マンハッタンカラー。
結構なアメリカ感を醸し出しているのですが。
コメントへの返答
2016年3月5日 7:38
おはようございます

レパードターボは、最初から設定がないのが不思議なくらいでしたから、「待ってました」ですよね(笑)。
そう、当時の3ナンバーは禁止税的とも評されていました。物品税の影響で新車だと高いのに、下取りでは5ナンバーと逆転しちゃうのですから、それなりの覚悟が必要でしたね。

初代レパードは、結局輸出されることはなかったようです。中身は810マキシマと共通で、ボディ形状は、マキシマのセダンとワゴンを補足する形でしたから、設計の段階では検討されていたのではないでしょうか。SAE規格のヘッドライトは、その名残だと思います。
当時の自動車雑誌でも、質問に出たことがあって、「必要に応じて」ぐらいだったような、曖昧な記憶があります。

特に2ドアの方は、かなりアメリカ風味で、輸出されても、それなりに売れたのではないでしょうか。北米への輸出台数を自粛していた時期だったことが影響して、検討はされたものの見送られたという筋書きと推測していたりです。
2016年3月5日 8:15
SAE規格のライトとなると、ますます米車の匂いが漂いますね。

TR-Xアメリカのコピーで、https://www.youtube.com/watch?v=3XZ5p_TiO9g なCMがあったのですが、
CMをソアラと比較すると、日産らしいと云うかイメージ作りにおいてもトヨタが一枚上手だったと思います。

余談ですが、笹目二朗氏がレパードのセットアップを行い、それが縁でCG入りすることになったクルマです。
コメントへの返答
2016年3月5日 9:35
おはようございます

北米に輸出されなかったのが、不思議なくらいの佇まいですよね(笑)。フロントマスクには、当時のマスタングに近い印象を受けたりもして。

リンク先のCMを拝見しました。TR-Xは、CMキャラクターも付けてもらえずで、若干さびしい印象があります。そして、やはりというかアメリカフィーリングを謳っていますね。

笹目二朗氏の件は、小林彰太郎さんの著書にも書かれていましたね。CG誌でレパードの操縦性を高く評価したのがその後の縁に繋がったのですから、正しく巡り合わせですよね。
2016年3月5日 10:29
おはようございます。TR-Xではない、レパードの4ドアですが、近所の開業医の先生が乗っておられて、子供心に格好いいなぁと思った記憶があります。

レパードというと、どうしてもソアラとの比較になりますが、少なくとも初代同士では、デザインの方ではレパードも負けていないと思います。エクステリアはソアラの方は良い意味で無難で分かりやすいデザインに対し、レパードは新しい提案をしている感がします。個人的好みですが、内装のセンスなんかはレパードの方が好きです。ハンドリングなどもソアラに劣ってはいなかったと聞いています。よく言われている事ですが、同じ2800ccのエンジンでもシングルカムかツインカム、145馬力に170馬力という差、ソアラは最廉価グレードでも2Lに対し、レパードは1800もあった点、しばらくの間2Lより大きいエンジンのグレードがなかったところが販売に響いたのでしょうね。
コメントへの返答
2016年3月5日 21:49
こんばんは
この時代のソアラとかレパードって、ZやXXとも違ったカッコよさがあったように思います。やはり憧れの存在でしたね。

ソアラと比較されていますが、ほぼ同感でして、個別要素の単位で比べていくと、結構いい勝負なんですよね。少なくても、2000同士の比較なら、大きく劣るところはなかったように思います。詳細は次回に書きますが、実は、1982年時点の5ナンバーの販売台数は、ソアラよりもレパードの方が多少優勢だったりするんですよね。もちろん3ナンバーの方は天地の差があったりですが。
この2台に関しては、スタート時点の差よりも、その後の展開の差の影響の方が大きいと思います。岡田主査の主張が進化に反映されていた(ように映る)ソアラに対して、レパードの方はあまり顔が見えず、やや迷走した感があります。
些細な差がイメージ構築段階では大きな差となるのが、クルマという商品の怖さであり、面白さでもありますね。
2016年3月5日 11:52
おはようございます。

初代レパード(&TR-X)はソアラ以上に斬新なデザインで、掲載されている様に当時の日産お得意い?の「エレクトロニクス」満載で未来のクルマ的な感じがして注目はしていましたが・・・・・・いかんせん一般的な受けはソアラに比べると良くなかったでしょうね。

当時どちらかを無料であげるよ!と言われたら・・・・・・
何も知らない若造だったもので、ハイソな「デートカー(笑)」の座を確立していた感のあるソアラの方を選択していたかもしれないです(笑)

この型のレパード&TR-Xはドアミラーだったら、数段未来的なデザインの魅力が増したと思いますね。残念><
コメントへの返答
2016年3月5日 22:01
こんばんは

3代目シルビア/初代ガゼールも、当時としては未来のクルマ的な感じがしていましたが、そこから一気に進化したように映ったのが、初代レパード(&TR-X)でした。その直後に、大阪国際モーターショーへ参考出品されたソアラは、意外と期待外れ的に評されていたんですけれどね(笑)。そこからのイメージ構築の差が、一般的な受けの差となって表れたと思っています。

都市伝説的にソアラとプレリュードは「最強のデートカー」とか書かれていましたね。どれだけ女性受けするか、が販売台数に影響していたと思える時代でもありました(笑)

この後、ドアミラー採用後の時点も取り上げる予定です。当時には珍しいドア直付けのドアミラーでしたが、ノーズの長さがより強調されて、似合っていましたね。
2016年3月5日 20:53
マイナーチェンジ、VG30ET追加と最大あと2回は行けますね(笑)
引き続き期待致しております。

個人的には規格ヘッドライト、大好きなんです。
ベンツw126からふそうスーパーグレートまで(笑)。
実際には暗いんですがね。

L20ET追加時とマイナーチェンジの2段階でグレードの呼称が変わったんですね。ごっちゃに記憶していました。
6気筒に『X』を付与するのは新しい試みでしたが、CFやらX・SF-L等のグレード呼称では序列が分かりにくいと指摘があり、日産伝統のグレード名に戻したのでしょうが(逆こそ多いものの)唯一の例かと思われます。
『ZGX』はこれっきりでしたが『スーパーエディション』で新しさを演出と言った具合でしょうか。
本来日産でGX/SGXはツインキャブやEGI搭載のスポーティグレードでしたから、少なくともZ18S搭載車はGL/SGLでしょうけどね(笑)
コメントへの返答
2016年3月5日 22:28
こんばんは
今後の展開が完全に読まれていますね(笑)。変化球は使わず、素直にその2回で行く予定です。

規格の角目は丸目と比べると暗いというのが、当時のルボラン誌のテストでも指摘されていましたね。その後、ライト形状が複雑化するまでの過渡期であり、時代を物語るアイテムでもあると思います。

コメントされているとおり、レパードは2段階でグレードの呼称が変わっています。その理由は、今一つはっきりしないのですが、やはり分かりにくかったのかもしれませんね。
GX系は、ほぼ同クラスのローレルでも並行して使われていましたから、かえって混乱の元だったのではないかと外野的には思ったりですが。ZGXは、個人的に結構イイと思っていたのですが、GL/GXが消される中では再登板はありませんでしたね。
最後の部分は、なるほど鋭いご指摘で、個人的ツボでした(笑)。このボディで180 SGLエクストラとかやってほしかったですね(笑)
2016年3月5日 23:49
こんばんは。

TR-X、以前は読み方すら判らなかったです(笑)。

レパードの顔の場合私なら4ドアかな?と思いますが、TR-Xの角目四灯だと2ドアの方がしっくりきますね。
国内仕様でありながら北米仕様辺りに見えます。

デジタルメーターのデザインはこの時期は各社個性的でしたが、少し見にくい気もしますね…。
コメントへの返答
2016年3月6日 12:35
こんにちは

TR-Xは、そのまま”ティーアールエックス”でもよかった気がするのですが、あえての読ませ方かもしれませんね(笑)

輸出されていたとしたら、おそらく2ドアが主となっていたでしょうから、しっくりとくるというのは納得です。CMもその辺りは、意識していたかもしれません。それだけにノンターボの2000を落としたグレード構成だけは、違和感がありますね。

デジタルのタコメーターに対して、見易いのは一つもないと断じられた時期でした。他車を含めて、この種の小ささは、表示側の制約があったのかもしれませんね。
2016年3月6日 23:27
こんばんは~。

なるほど、ソアラやセリカXXと同様にレパードも最初はターボが存在していなかったのですね。せっかくのターボ追加でしたが、まさかの3速ATとは・・・。

角目4灯式か異形2灯式かは好みだと思いますが、何よりもレパードのデザインは当時の車としては少し斬新すぎましたかね。やはりノッチバックの王道ともいうべき、Aピラーで始まってCピラーでデザインを締めるデザインの方がユーザーには分かりやすさがあった気がします。特に2ドアの方はグリーンハウスにまとまり感がないように個人的には感じていました。

仰る1800ccの扱いは、やはりトヨタの方が1枚も2枚も上手でしたね。マークⅡ三兄弟は“なんちゃってグランデ”や“なんちゃってアバンテ”になれるグレードを1800ccに与えていましたが、これが結構な人気でしたよね。ブロンズガラスとワインカラーの室内、そしてカラードバンパーのスーパーホワイトの外観。ツボは抑えていたと思います。
コメントへの返答
2016年3月7日 21:03
こんばんは

ターボが、社会的人気になる中で、レパードへの追加は遅れる形でした。日産の4速ATは、この翌年のセドリック/グロリアからとなります。トヨタの6気筒ターボはATのみでしたから、MT選択可というアドバンテージはあったんですけれどね。

斬新過ぎたとか派手派手しいというのは、2代目レパードの時に、初代を評して語られています。その反動が2代目に表れたようですね。このグリーンハウスは4ドア前提の大きさだと推測しています。2ドアでのバランスは難しかったでしょうね。もっとも、2代目ソアラのデザイン案には、このレパードに似たCピラー処理としたものもあったというのが面白いところです(笑)

1800は、おそらくトヨタならTR-Xのみにお買い得仕様を追加するぐらいのことはしたと思います。3兄弟同じように見えて、チェイサーのみ1800に力を入れる強かさがありましたし。日産も、ローレルやスカイラインでは1800に力を入れて、それなりの販売成績が上がっていたはずなんですけれどね。

プロフィール

「帰還後の近況 http://cvw.jp/b/1984303/48316556/
何シテル?   03/16 21:58
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