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イイね!
2017年06月15日

父が81を降りる時

相変わらず、更新もままならない日々が続いております。

そんな中ではあるのですが、記録に残しておいた方がよさそうな出来事がありましたので、久方ぶりの更新ということにて。

その内容とは、タイトルそのままであります。


少し前に代替しようと思うという連絡があって、その時には話半分で聞き流したのですが、どうやら今回は本気だったようです。何でも新車購入契約書にもサイン済らしく。

ここまで25年ワンオーナーで乗り続け、走行距離はもう少しで30万キロに達するそうですから、私的には勿体ないよりは、もう十分乗ったからな、という思いの方が強かったりします。

この長きに渡って、大きな故障もなく走り続けることができたのは、決してクルマに大きな負担を掛けることのない父の乗り方も関係していたはずですが、やはり81の耐久性の高さが一番の要因に思います。

あと思うのは、購入時には多少の背伸びであっても、自分自身が満足できるクルマ選びが長く維持させる源となるのだなということですね。長く乗り続けるのには、妥協等から生ずる飽きが壁となる感が強いのです。

81は、値引き操作の関係もあって、そのまま下取りとなるそうです。間違いなく希少な存在ではあるのですが、この距離ともなると、譲るという選択は心情的にも取り辛かったようです。もっとも、MTに価値を見出されたということからか、下取り即解体とはならないようではあるのですが。


直近の画像がないため、3年前の画像を再掲載



次車には、傍目には意外に映りそうなヴォクシーを選択とのこと。
以前より、座席位置の高い見下ろし型のクルマを希望していましたので、従前からのディーラーとの付き合いと合わせると、順当な選択だったりはします。事実、欲しいという話は何度か出ていましたので、当人的にはようやくということなのかもしれません。

商談に同席したわけではないので詳細は不明ですが、間もなくマイナーチェンジの情報も確認はしたものの、それを承知の上でお買い得価格で入手という筋書きのようです。もっとも、長年の経験から生じたコダワリに基づく希望仕様は在庫車にはなく、最終生産に駆け込むこととなったと嬉しそうに話すあたりは、何ともらしいなとは(笑)

まず間違いなく、今回の購入が父の「終のクルマ」になるはずでありまして、息子としては81同様に大過なくカーライフが続くことを祈らずにはいられないのです。



最後に。ちょいと話は横ずれの感がありますが・・・、長く続いたマークIIの歴史を継いだマークXが幕を閉じようというタイミングで、初代から何台もこのシリーズを買ったオーナーの一人がこのシリーズから離れるというのも、偶然とはいえ一つの時代の終わりという繋がりを感じたりします。
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Posted at 2017/06/15 20:29:01

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この記事へのコメント

2017年6月15日 21:21
こんばんは。

ついにお父様が81を降りられたのですね・・・・。parl-shioさんがJZX81を買われるきっかけとなった一台、お父様もX40系後期グランデとの別れからの待望のマークIIアゲインだった事もあり、思い入れもひとしおだった事だと思います。そしてそこから、ハイエースワゴン以来の憧れを抱かれていたミニバンへの代替との事で、これまた憧れを叶えたというのが素敵だなと。

そして、お父様が長年乗られた81も、幸せすぎるまでに幸せな車生だったと思うと、目頭が熱くなりました。果たして浮気性な僕がここまで一途に一台のクルマを愛せるのか自信がありませんが、その境地に達する事が出来たら良いなと強く思った次第です。
コメントへの返答
2017年6月15日 21:55
こんばんは

以前から欲しいという話はあったのですが、いよいよ決断したということのようです。当ブログで書き重ねてきた内容はもちろん、四半世紀という長い時間の中ではそれ以外のことももちろんあるわけで、きっと当人的にはこの代替は一大決断だったのだろうと推測しています。いろいろな面でクルマ好きらしい選択ではありますね。

父の81は、宝物のように大事にされてではなく、実用の道具として使われてきました。当然程度もそれなりなのですが、十分使い果たしたということなのだと思っています。
クルマ好きとしては、様々なクルマに惹かれるのはある種自然ではあるのですが、そんな中でも本当に気に入った一台に巡り合えるというのは、幸せなことなのかもしれませんね。
2017年6月15日 21:43
こん○○はm(__)m

お父様とめぐりあい、共に年月を過ごしたGX81。大切にされ、別れの寂しさを感じながらも喜んでいることと思います。

1台のクルマを大切に乗り続けられること。事故なく過ごせた事であり、実はすごくありがたい事ですね。
コメントへの返答
2017年6月15日 22:04
こんばんは

この長い年月ともなると、持ち主や周囲だけでなくクルマの方も想いを持っているはずと思いたくなりますね。

そう、乗り続ける要素には無事故であることも大きいですね。少々のパネル交換歴こそあるものの、相手に迷惑をかけたりとかは一切ありませんでした。そういう点でも非常に恵まれたクルマでした。
2017年6月16日 21:46
いいね、を着けるか迷いましたが、お父様のご決断が尊重されるべきで、無事にマークIIと付き合い切ったと言えると思います。おめでとうございます。

ヴォクシーとの事ですが、TSSCも付いていますし扱い易いボディサイズ、よいチョイスだと思います。

それでも、長年行動を共にしてきた愛車とのお別れは寂しさがどうしても出てしまいますね。知人に譲ってきた他の車と違い、完全に売却したDS3との別れは強い寂しさを感じました。

文中にもありましたが、長く付き合える愛車に出会うためには多少背伸びしてでも欲しい車種、仕様を選ぶこと、という内容に完全に同意です。私も周囲の人には同じ事をアドバイスしてます。
コメントへの返答
2017年6月17日 9:54
私も父の決断を尊重する方向で受け取りました。25年という年月を積み重ねた上での決断というのは、かなり重いものがあるはずなんですよね。

次車は、乗り慣れたセダンよりも運転しやすいと思えたようです。安全性は確実に大幅向上となりますが、それを実感する機会が訪れないことを祈るばかりです。

私も愛車とは様々な別れ方をしましたが、どの選択でも寂しさは確実に残りますね。この81は、購入の時から知る車だけに、大きな感謝と共に一抹の寂しさを感じずにはいられません。

実際の商談では、ついこれでいいかと流されてしまったりするんですけれどね(笑)。付き合う中で好みが変わったりもしますので、長く付き合えるクルマ選びとは、何気に奥の深いテーマなのかもしれませんね。
2017年6月19日 23:22
こんばんは~。ご無沙汰しております。

フォーマルなセダンに「TWINCAM24」のフロントエンブレム・・・。カローラセダンGT並みの渋さとカッコ良さを感じます!

それにしても25年、30万Kmとは凄いですね。1Gエンジンの耐久性の良さを感じると同時に、やはり日頃のエンジンへの負荷の掛け方が優しかったのでしょうね。

お父様以上に81がお好きであろうparl-siroさんとしては、少し残念な思いがあるのではないでしょうか。ひょっとしたら、最後のお車もマークXのようなセダンにしてほしかったとか・・・。

ヴォクシーに変わって、それはそれで新しい世界が待っているかもしれませんね。


コメントへの返答
2017年6月20日 21:50
こちらこそ、ご無沙汰をしております

フロントエンブレム、実は前期用の流用だったりします。1G-Fですので、本来は「grande」とすべきなのですが、あえてこちらを選んだようです。

古い1Gに多いオイル下がりも、この距離まで起こりませんでしたので、やはり使い方に起因する部分が多いように思います。

私は一足先に降りてしまい、身近な81で残っていたクルマですから、複雑な想いもあったりはします。
父は私以上に6気筒に拘っていたはずなのに・・・と感慨深くなる一方で、終となるはずのクルマの選択は尊重してあげたいなというところでしょうか。

大空間を持て余さないかなとも思ったのですが、当人は既に新たな楽しみを見出しているようです。
2017年6月20日 18:20
こんばんは。

同年代ワンオーナーの友人のY31の復活のお手伝いをしている最中でして、正に真逆の出来事がparl-siroさんの身近であったとは何とも複雑な思いでした。

長きに渡って愛用された81との別れは一抹の寂しさを残すと思いますが、新しいボクシィーと共に過ごされますお父様の新たなカーライフが素敵なものになる事を心から願っております。
コメントへの返答
2017年6月20日 22:19
こんばんは

Y31の復活記、興味深く拝見しています。
父の81もまた、「1台のクルマに乗り続ける難しさ」を表しているのかもしれません。かといって、次の手に委ねるのも難しい状態ですし。

私自身も思い入れのある81ですが、オーナーである父の思い入れはそれ以上のはずなので、それを踏まえての判断は尊重したいと思いました。
年代も成り立ちも大きく異なるクルマへの代替ですから、新しい楽しみを数多く見出してほしいところですね。
2017年6月21日 14:14
管理人様と同世代に小生、ご尊父様も同世代なのでは?と拝察致します。

70代も後半ともなると、色々身体にガタも来ます。かく云う小生の両親もご多分に漏れず。
地方都市ですので車は必需品ですが、父も本当に普段のアシである軽トラ以外は乗りたがらなくなりました。
母も昭和49年から当時としてはまだ珍しい『自分専用車』を与えられていた身ですが、最近は夜道の運転は避けるように。

先月、父もチョッとした自損事故をベンツで起こしてしまい一層その感が強まりました。
やはり加齢と共に判断力、空間認知能力は劣るようで、昔なら考えられない事でした。

ご尊父様も81どころか運転を辞める時期も遠からず訪れるのはご本人様も承知のはず。
乗りなれた車を棄てて敢えてミニバンに、と言うのも車好きの為せるワザなのかも知れませんね。

時折老人長期ワンオーナと思われる中古車が見受けられます。
ご本人の身体の都合か、エアコンやエンジン、ミッションなどの『まだ乗れはするけど致命傷』のどちらかが多いだろうと思っていましたが、この様にそのどちらでもないケースもままあるのでしょうね。
長期間所有された車も、こうした理由で代替させるのも案外多いのかも知れません。
コメントへの返答
2017年6月21日 21:41
詳細は書きませんが、推察されている世代で、ほぼ合っていると思います。

81を買った時には、きっと大きな車は乗れなくなるはずと自ら話していた年齢を迎えているのですが、実際にその年齢となっても、ダウンサイジングはまだ検討外だったようです。

81も以前に一度壁に擦っていて、その時には「昔なら考えられない接触」と話していたのですが、その後は軽微なものも含めて、何事も起こっていないこともあるのでしょうね。

今回の代替、当人は語りませんが、運転を辞める時期も考慮しているはずと推察しています。それだけに見解は分かれるであろうことを承知の上で、判断を尊重しようという思いが強かったりもするところです。

書かれている通り、長期ワンオーナーの放出も理由は多々あるのだろうと思います。
「終のクルマ」と運転を辞める時期の判断は、クルマ好きであるほど、本当に悩んでしまう内容なのかもしれません。自分たちもやがて・・・という話なんですよね。
2017年12月28日 7:15
リンク伝いに流れ着いて参りました。

ちょっとこの記事の趣旨とはずれるのですが、個人的に気になったフレーズ。
「あと思うのは、購入時には多少の背伸びであっても、自分自身が満足できるクルマ選びが長く維持させる源となるのだなということですね。長く乗り続けるのには、妥協等から生ずる飽きが壁となる感が強いのです。」

これ、本当に心から同意します。
2年前に所有していたH42Vミニカが事故廃車になった後に紆余曲折あって妥協しつつHA23Vアルトに乗り換えた(当初はH42Vを探していた)のですが、結局今年後半H42V後期型にまた乗り換えてしまいました。
経年劣化や車検のタイミングなどと言った事情もさることながら、あのHA23Vは「確かに安かったけど私には合わなかった」のでしょう。
正直、あれだけ乗り換えたがっていたのにHA23Vを解体屋に引き渡す際は無駄死にさせた罪悪感のようなモノがありましたね・・・。

なんだか私の場合、クルマに限らずヘタに妥協すると後々我慢できずに買い換えてしまうことになってしまうコトが多い気がします。
やはり、「絶対に譲れない一線」は「譲らない」コトも大切なのかもしれませんね。
コメントへの返答
2017年12月28日 21:20
コメントをありがとうございます。

フレーズへの共感をとても嬉しく思います。自他共に、長く乗れたクルマとそうではないクルマの両方を見てきたことが重なって、そんな実感から生まれたものだったりします。

ぜろトラ!さんも、妥協での購入から乗り換えに至った経験をされたということなのですね。
私も部品購入等で中古車屋さんや解体屋さんによく通っていた時期があり、多くのクルマの最期を見送ってきました。あれは自分のクルマでなくても複雑な感情が渦巻きます。ましてやそれが自分のクルマの時には、その思いも一際となる訳でして。

もっとも、その「満足できるクルマ選び」自体がとても難しいとも実感します。新車でもタイミングはあって、それが中古車でさらに希少車だったりすると一期一会級にもなり得ます。あるいは、ベストな購入をしたとしても、自分自身の考えや生活環境が変わる可能性だってありますからね。
経験を重ねることで、より良いクルマ選びができるようになれたのであれば、それまでの失敗も決して無駄ではないのだと思う次第です。
2018年7月17日 16:48
「一つの時代の終わり」
いつかは今の車を降りないといけない日が来る・・・それを信じたくないというものが、今現在を生きているクルマ好きの人情ではあると思います。

惚れ込んだ車を運転している時、「時間を止めてほしい」と何回も思ったことがあります。
あの車が安定して全くぶれずに走っている時・・・あの車で県道を帰ってきている時・・・もそうでした。

私は、最近は短命な事故廃車ばかりで、通常の手放しが久しくないため、気持ちを忘れてしまいましたが、「売却や下取りによる別れ」というものは、やはり感慨深いでしょうね・・・。

ヴォクシーの「煌」を選択されたのですね。今頃は新たなカーライフを満喫されていますでしょうか?
コメントへの返答
2018年7月17日 20:20
持ち主の事情、乗っているクルマの状態等、日々状況は変わっていきますからね。何台も持てないとなると、降りないといけない日というのは、どうしても避けられません。

それを理解した上でも、愛車との別れは、それを決めるだけでも一大決心を要しますし、イザその時には寂しさを感じずにはいられませんね。

だからこそ心底惚れ込めるクルマを一生懸命に探し出して、それを長く愛でることには価値があるのだと信じています。

父が代替えしてまだ1年程ですが、先日既に14,000kmを走ったと聞きました。欲しかった車だけに、満足して乗っているようです。

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