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イイね!
2020年10月24日

デミオ13C-Vをレンタル

外観の画像撮影に失敗したこと、レビューにするほど乗り込んでいないことから、ブログとして記録に残すことにします。

ダイヤモンドキーパーの施工は結構時間がかかることから、作業を行う間に私用を済ませるべく、作業予約の際に代車をお願いしていました。

お借りした代車はこちら。

画像の出展:KeePer LABO



先代デミオの13C-Vとなります。

貸出元からして内外装共に磨き込まれていまして、事前学習無で乗り2012年式くらいかなと予想したら、実は2009年式ということが後で判明して驚いた次第。少し前にお借りしたキューブ同様、最近のクルマは10年くらいだと古さは感じさせないものだなと改めて。1970年代・80年代で10年落ちといったら、相当な古さを感じさせたものですが。車の平均寿命が延びる理由の一端を見たような。

走行は11年落ちの割に少ない約65,000km。ラディアントエボニーという拘りを推測させるボディカラーからしても、代車転用されるまでは、結構大事に使われていた個体かもしれません。


以下、60kmほど都内で乗った際のインプレを軽く書いてみます。

先ずはドライビングポジションについて。
座面を一番下げた位置でもやや高い印象を受けましたが、下げても後傾角が付き過ぎないのは長所。この高さでメーターが隠れないようにステアリングを調整すると、最上段に近い位置となりますが、上を向きすぎることもなく、ポジションとしてはきちんと収まります。
ステアリング&ペダル類のオフセットも気にならない、というかステアリングのオフセットは自車よりも少ないくらい。
シート自体は、座面・背面共に決して大きくはないものの、腰や尻が落ち込むようなことはなく、これなら結構長時間耐えられそうだなと。シートで付け加えると、白系の配色は汚れを懸念するものの、室内が明るい印象となり、好印象でした。
このセグメントだと、きちんとポジションがとれない車も多数ありますから、それを実現している点は、高く評価すべき箇所と感じました。


続いて走りについて。
一番気になったのは、CVTの作法。トルクが充分とは言えない低回転に張り付かせようとする点、渋滞に近い15km/hほどの速度ではスムースに走れない点が減点。恐らく当時の大きな課題、エコカー減税の適用=モード燃費の低減を狙ったのだろうと推測します。現行には引き継がれなかったミッションではありまして、過渡期の産物だったということなのでしょう。

タイヤは新品に近い状態でしたが、銘柄がDUNLOP ENASAVE EC202(MADE IN CHINA)ということから、乗り味はご推測くださいとだけ。自分で選ぶなら、もう少し奮発したくなる仕様ではありました。

パワステももう一つの高評価点。電動らしい不自然なアシストは感じられず。軽さで油圧ではないだろうと推測できるのですが、制御は褒めていいと思いました。

ブレーキはストロークで効かせるタイプで、慣れるまで注意しながら運転していました。直前まで運転していた自車と比較するのは酷ですが、初動で喰い付き感が少ないのは、正直怖い印象が拭えず。慣れてしまえば済む域なのかもしれませんが。


装備では、フルオートエアコン&オートライトが便利でした。13C-Vと13Cを比較すると、シート生地が変わり、両装備の有無が生じるようで、CVTよりも4ATかなと思いつつも、装備も捨てがたくで悩ましいところです。

気になる点もいくつかありましたが、このセグメントの中ではよい出来に思いました。基本となる部分がきちんと出来ているのが大きいですね。
この型は、もう底値に近い状態でしょうから、程度の良さそうなのを厳選して選べば、いい買い物になるかと思います。

実は現行も未経験ではありまして、先代がこの出来なら、さらに良くなっているだろうなとは。少し前に、マツダ2が少し気になるなんて書いていまして、鑑定眼は曇っていなかったと一安心もし(笑)

以上、軽くのインプレとなります。
ブログ一覧 | 試乗記 | クルマ
Posted at 2020/10/24 22:30:24

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この記事へのコメント

2020年10月25日 10:11
おはようございます。

このDE型のデミオは、GX100チェイサーの後、当時のエコカー補助金10万円もあって新車で購入し6年少々乗っておりました。
グレードもご紹介の車両と同じ13C-Vで、オプションのディスチャージライト、2DINのナビがご紹介の車両と異なる程度でした。

ミレーニア以来のミラーサイクルの先進性(響き?)と、まだまだマツダの値引きが大きかったこともあって購入したのですが、購入にあたり迷ったのがやはりCVTで、当時のこのクラスには増えてきていたものの、当方、距離を乗ることもありCVTの耐久性を心配しておりました。

先行していたメーカーは経年劣化で発進時にジャダーが出る、滑りが出るなどがネット(みんカラにも)に出ていて、マツダのCVTは採用事例も少なく心配だったのですが、トヨタと同じアイシン製ということから決断した経緯があります。
トヨタはコンパクトクラスのCVTに割と慎重で、初代ヴィッツの終わりに先行採用、2代目ヴィッツ兄弟で一気に拡大していました。

結局CVTは、9万キロ前後で中央道談合坂を登坂中に、アクセルを抜いた時に「ギャー」と異音が出てびっくりしたのですが、そのまま走行はできて、後日新車保証で丸ごと交換。

交換後はブラッシュアップされたCVTが乗ったようで、新車時からウィーウィー耳障りだったCVTからの音が無くなり、ご指摘の低速時のマナーも随分と洗練されて、CVTが発展途上なんだと認識した次第です。

その後、18万2千キロまで乗りましたが、15万キロでフロントサスダンパーから派手なオイル漏れがあったほかは、全く異常なし。ボディーの軋み音も出ませんでした。

それまで耐久性はトヨタと思っていましたが、所有してみてマツダの耐久性もなかなかのものだと認識を改めた次第です。
コメントへの返答
2020年10月25日 20:08
こんばんは

エコカー補助金も今となっては思い出の施策ですね。昨今の情勢から、まさか復活したりしないよなと心配もしつつ。

13C-Vに6年ほど乗られていたのですね。魂動の前夜の時代ですから、まだ値引きのマツダですよね。

初期のCVTは耐久性がないという定評があり、不調となった実例も多かったですから、購入の際の心配材料だったというのは納得です。

なるほど、あのCVTはアイシン製でしたか。言われてみて、140のアクシオ辺りのフィーリングが同じだったように思い返しました。
それまでの電子制御4ATの印象が慣れもあってよかったものですから、CVTに乗り始めた頃には違和感が先行しましたし、あえて変えなくても良いのにと思ったものです。

経験から書かれた当時のCVTが発展途上だったというのは同感です。今はCVTの改良が進み、運転する方も慣れがありますから、違和感はだいぶ少なくなりましたね。

自分の乗った個体もボディの軋み音等はなく、まだまだ乗れそうな感じでした。シビアコンディションでの絶対的な信頼性・耐久性だとトヨタとなるのかもしれませんが、慎重に選び且つこの国で平均的に使うのであれば、他社の耐久性でも不足は生じない、そんなことを思ったりします。
2020年10月26日 22:47
親がクラシックレッドの13Cに乗ってます。ステップWGNがリースアップで終了し、実家でメインで乗る人も居なくなってしまうがそれでも車が必要と言うことで父が地元のネットトヨタの中古車を買ったようです。

購入後、車検を取ってから我が家まで遊びに来たんですが、帰った後に駐車場にべっとりATFの漏れた後が。慌てて父を呼び戻して奈良のネッツに電話したものの「電話ではよく分からないのでマツダディーラーに持っていってください」との事。よりによって新築の駐車場を汚しやがって!うちまで床を拭きに来い!と思ったかどうか忘れました(笑)が、近所の東海マツダへ持ち込んだところ、「あ、入れすぎですね。うちでも若い奴がよくミスします」とのこと。故障ではなくホッとしましたが、トヨタでマツダの中古車を買うリスクを痛感しました。

余談が過ぎましたが、初代、2代目と小型ステーションワゴンとして親しまれてきたのに急に「New Target New DEMIO」のCMにはびっくりしました。父のデミオは13C-Vより下級の13Cなので4速ATでしたが、軽くシュンシュン回る軽快な車でしたよ。更に新車時代にスポルトのMTがあると聞いて大阪のDを尋ねましたが、大変キビキビと走り、パワーも十分以上でとてもいい印象を受けました。そういえば後期型のSKYACTIVも試乗していました。奈良のDなのに本社の方が来られていてアンケートに協力した思い出もあります。確かフィットHVと非常に気にしていて、相対評価を聞かれたり、価格の妥当性を聞かれたり、専用装備の重視度を聞かれたり。後に仕様変更がありアルミホイールが落とされたのは、この時の結果が反映されてるかもしれませんね。この時の感想も燃費を意識しすぎていて気持ちよく走れない、と言うものでした。そもそもエンジンに力が無く、加速させるとCVTが目一杯ローギアに振って、アクセル緩めるとハイギアに変速してタコメーターが乱降下してました。2010年近傍からの前後5年間は特に燃費さえ良ければ後は何でも良い時代だったので、電スロ+EPS+CVTが低燃費車の三種の神器として採用拡大されていた時代でしたね。私は「現代車三悪」と呼んでますが、出始めは本当に酷いものでした。

脱線しすぎましたが、最後に。Rrドアのベルトラインモールは意匠上の理由で後端がキックアップしていますが、この製造法はサプライヤの特許になっているようです。確か熱で暖めてエイヤと曲げる工法だったと思いますが、スッキリしたベルトモールと三角パッチはこの車の隠れた見所であります。(我が家のデミオはお金をかけてもらえず三角パッチで隠されてしまいました。段差が目立ちます)

意外とこのデミオとの思い出があったようで、最後まで脱線しっぱなしの絡みにくいコメントで申し訳ありません(笑)
コメントへの返答
2020年10月27日 21:11
結構売れた車ということで、近くも含めて乗っている・乗っていたという方がいらっしゃいますね。

他社銘柄のディーラー中古車はお安い展示となることが多いようですが、マニュアル等を持たずで納車整備を行うこととなりますから、多少なりともリスクは存在しますね。書かれているように、中古車の保証修理も購入した系列を経る形となりますし、お値段には理由が伴うということなのでしょうね。

そう、2代目までの小型ステーションワゴンとは大きく変わった3代目でした。2代目まででキャラクターが確立して、販売も好調だっただけに、その選択はリスキーに思えましたが、今ではいい方向転換だったように思えます。また、ベリーサとの並存も中々巧みではありまして。
13C-Vも、かなりカタログ燃費は良かったと記憶しますが、SKYACTIVで更なる上乗せを果たしてもいますね。燃費が何より重視される時代、競合車はハイブリッドでセールスするという時代背景では必然の進化だったのだろうと思います。
今回13C-Vに乗ってみて、あの頃の燃費スペシャル風味が伝わってきました。今は乗り味も変わりつつありますから、何となくノスタルジーを感じたりもしまして(笑)
書かれている、電スロ+EPS+CVT、特に初期の頃のは、こちらが慣れていないこともあって、「何じゃこりゃ」と思いながら乗っていたものです。乗り終わったら関係者界隈で大酷評座談会にもなって(笑)

Rrドアのベルトラインモールのキックアップは、確かにいいアクセントですよね。絞られてキュートなリヤスタイルに一役買っているように映ります。現行もリヤスタイルは見どころの一つで、ライバル車のCMコピー、ヒップコンシャスを思い出します。

ここのコメントは脱線から話が広がったりもしますので。閲覧制限をかけていないこともありますので、公衆道徳から大きく逸脱しなければ、遠慮なしで大丈夫です(笑)
2020年11月4日 22:24
こんばんは。

連続して失礼します。
現行デミオをレンタカーで二回運転したので、興味深く読みました。

低回転で張り付くような回転フィーリングは、2010年に登場したパッソが同じ感じで、とにかく低回転を維持してました。
その当時は、とにかく燃費の良さに特化していたので、そのしわ寄せがレスポンスが悪さにつながります。
ブレーキのフィーリングは、整備で変わるといいなと思います。

今の10年落ちは、まだまだ乗れる印象です。
80年代の時とは、月とスッポンの差です。
自動ブレーキやドアミラーに写る車線変更警告灯は、現行デミオの最下級グレードでも標準でした。
ここの装備の有無が、10年の差を感じる部分ですね。
コメントへの返答
2020年11月4日 23:03
こんばんは

この型のデミオに乗って、機会があれば一度現行型に乗ってみたいと思いました。

最初、あまりの低回転維持に回転計が正しく表示していないのかと誤解したくらいで。
レスポンスもそうですが、一定速を保てない仕様は、燃費重視とは言えさすがにやり過ぎに感じられました。

先日のキューブ、デミオと本当に今の10年落ちは、昔と大きく違っていて認識を新たにしました。
ADASは、この10年で一番進化した部分。自分のクルマと比べても、差を一番感じる点ですね。

プロフィール

「帰還後の近況 http://cvw.jp/b/1984303/48316556/
何シテル?   03/16 21:58
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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