• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ZEES officialのブログ一覧

2017年08月18日 イイね!

W205 クーペ&カブリオレ開発!!

W205 クーペ&カブリオレ開発!!W205のカブリオレが入ってきました。クーペと同じボディを持ち、オープンのためにアンダーバーなど補強が入っております。メルセデス全車にこのような補強が施されていますのでこれを避けながら配管を作っていきます。
それでは開発に入ります。
まずはアンダーバーを取り外すのですがここで問題が・・・
通常フロアカバーを取り外せば簡単にボルトが回せるのですがこの車はそれでも回せません。何とアンダーバーのボルト部分にサービスホールが無くてここに穴を開けて下さいとマーキングがしてあります。仕方がないのでこの部分にオルソーを使って穴を開けます。




これでやっとボルトが回せます。そしてノーマルマフラーが外せます。苦労しましたが開発を進めていきます。
アンダーバーを避ける様にパイピングを作っていきます。




しかしスペースが狭いですね。苦労しますが頑張って製作します。
リアのテール部分はセダンよりも全長が短いためにオーバーハングも短く、テールだけでなくステー取付部分も前方に移動しております。
この車は63AMG用ディフューザーが装着されていますがノーマルディフューザーも合わせて開発しました。




狭いスペースに苦労しましたが完成しました。
クーペ&カブリオレ新発売です!!




価格はセダンと同じ
ハーフステンレス138,000円、オールステンレス178,000円
63AMG用ディフューザーは各10,000円UPです。

オーナーの皆様、是非よろしくお願いします。

Posted at 2017/08/18 01:41:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mercedes-Benz | イベント・キャンペーン
2017年07月11日 イイね!

GL550 X166 開発!!

GL550  X166 開発!!
メルセデスベンツGL550が入ってきました。世界中がSUVクラスに大変力を入れている現在、このクラスのマフラーも網羅していきたいので開発に入ります。
それではまずノーマルマフラーを調べていきます。
MLクラスとほとんど同じ形状でフロントパイプ後部にジョイントがあり、その後は全て一体です。大きくて重いマフラーは2人でも取り外すのが大変で、これは拷問です。何と30キロ以上はありそうな重さです。これではノーマルを持ち帰り車検の時に交換するなんてとても出来ません。完全に車検対応品にしてお客様に安心してお乗りいただけるように開発していきます。またメンテナンスに優れた4ピース構成で製作し交換も楽に出来る様にしたいです。





写真を見てお分かりいただけるかと思いますがクリアランスの狭い部分は潰されており改善して抜けをよくします。巨大なタイコを使用していてこれでは排気音も全くしないマフラーで、更にTBの排気ガスがタイコにぶつかりスムーズに流れない構造をしております。このすべてを改善して開発していきます。

まずは中間部分。
左右別体にしてメンテナンス性を考慮しながら左右のバイパスパイプをフランジでボルト締め出来る様にしてしっかりと同調を取れるよう製作していきます。完全に別々で作ってしまうと左側の結合ジョイントがガスケットを挟み込み前後に動く構造なので正確な位置が出せません。取付完了時には左右がしっかりと固定してつながる必要があります。
後はいつも通り潰れの無いパイピングでスムーズに中間を製作していきます。
そして完成!
妥協のない完璧な中間部分が出来ました。




続いてリアピースを製作します。
横置きタイコでタイコの側面から排気を入れてしまうと4.7L TBエンジンの排気ガスがストレートに排気されず一度壁にぶつかり流速を落とします。小排気量エンジンでしたら大きなパワーロスをしないのですがこのエンジンは巨大です。どうしてもストレートに排気したいです。そこで一体構造ではなく左右別々にしてストレートの排気にこだわります。
またこれでないと大きすぎて取外しも大変でメンテナンスにも優れています。
しかしここで問題が・・・
左右を別々にすると取り付けステーが片方にしかなく重量バランスが非常に悪いため将来的に弱い部分にクラックが入る可能性があります。そこでステーを追加してこの問題を解決します。




そして完成!!
完璧な排気効率を実現し、凄いパワーアップをしそうなマフラーが出来ました。またリアタイコのサイズも純正のような巨大ではないために良い音も鳴りそうです。





なおこの車には63AMG純正のリアアンダースポイラー、テールエンドが装着されておりますが、ノーマルのテールエンドでも開発をしておますので純正の550のテール位置の設定もありますので購入時にどちらでも選んでいただけます。





最後にEXバルブ付きマフラーを開発します。
やはり車検対応では満足できず気持ちの良いサウンドを求めるお客様のためのマフラーも作りたいです。リモコンでバルブを閉めれば当社車検対応マフラーよりも静かになり近所迷惑とも無縁です。もちろん開けば直管サウンドを堪能できます。
上手くレイアウトを考えながらバルブを開いたときは完全な直管になるように製作していきます。
そして完成!!
写真を見るとバルブ側もタイコに入っていますがこちらの通路は完全なパイプが通っているだけで、まさしく直管です。






早速試乗に出かけます。
まず車検対応の方は抜けの良いサウンドでうるさ過ぎず静かすぎず、まさに狙い通り完璧です。パワーアップも体感でき、低速から高速まで全域で一回りトルクアップをしており低速で扱いにくいなんて全くありません。やっぱりストレート構造の効果はてき面です。
後日オーナーの方から連絡があり、社長、完璧です。とお褒めの言葉を頂きました。本当にいいマフラーが出来て私自身大変満足です。
そしてEXバルブの方ですが、こちらも完璧ですごく面白い!!
閉じると本当に静か。そして開けるとオオカミが目覚めるようです。決して爆音ではありませんのでいつも開けてお乗りいただけます。パワーアップも全く同じで全域でトルクがモリモリと湧いてきます。
大満足の試乗を終えて私自身嬉しくなってきました。
オーナーの皆様、是非よろしくお願いいたします。

価格は
550純正ディフューザー用がハーフステンレス298,000円、オールステンレス388,000円
63AMGディフューザー用がハーフステンレス308,000円、オールステンレス398,000円

EXバルブ付きが各種100,000円UPです。
Posted at 2017/07/11 07:55:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mercedes-Benz | イベント・キャンペーン
2017年06月29日 イイね!

W205 C43AMG フロント、中間ピース開発!!

W205 C43AMG フロント、中間ピース開発!!
それでは前回のリアピースに引き続きフロント中間ピースの開発に入ります。
これでフルパワーが実現しますのでオーナーの方は必見の良い商品を作りますのでよろしくお願いします。
3L V6ツインTBのポテンシャルを限界まで引き出しコンピュータとのセットで450psあたりがターゲットの本気仕様です!
それではまずノーマルマフラーを良く調べていきます。
作りが最新に変わっておりノーマル触媒後部のジョイントがカップリングになっています。大変良くできた完璧なジョイントでタービンのアウトレットに使う方法と同じになりました。さすがベンツ、素晴らしいですね。





ノーマルの各配管を見ていくとパイプ径が太くて大変良いのですが、やはりノーマル、クリアランスを確保すべく部分が潰されています。せっかく太いパイプを使っているのに勿体ないですね。




この潰れ部分を全てなくし片バンクずつ60.5φを。集合してからはオール76.3φで製作していきます。
まずはジョイント部分。
純正に完全に合わせカップリングを製作します。




ノーマルで潰れていたフレキシブルチューブ部分も潰れなしで製作。





消音気は純正の様に前部分ではなく後ろにセットして左右バンクの集合部分を出来るだけ後ろに持ってきます。フロント部分はよりスムーズに排気ガスを流す努力をします。これはどの部分よりも高温、高圧ですので排気抵抗を極力なくすように製作します。





フロントと中間が一体式の純正に比べて別々にしてメンテナンスを良くします。

続いて中間ピース。
排気の流れが一本にまとまってスムーズに流れる途中に消音気をセットします。これならば抵抗も全くありませんし、高温による消音材の劣化も防止できます。




バーの上部分にスペースが無く、この部分は純正も潰されていた位置ですが当社は追加ステーを取り付けることによって走行中の揺れによる車体との干渉を無くし潰れが全くないレイアウトを実現しました。




最後にリアピースのジョイントを製作します。




そしてリアピースと結合して完成です!!





美しいレイアウトで満足の商品が出来ました。フロント、中間のピースですが私のこだわりが数多く詰まった究極の商品です。
オーナーの方、是非よろしくお願いいたします。

最後に試乗に出かけます。
エンジンを掛けたすぐに抵抗の無さそうな音質に変化しました。これこそがフロント中間交換の音質です。走りもノーマルを一回りトルクアップした感じで非常に乗り易く、ブーストの立ち上がりも純正より低回転から効くようになりました。これは楽しい!!
これでコンピュータをセッティングしてフルパワーで走りたいです。
大満足の試乗を終えて今回も満足の行くマフラーが出来ました。

価格はフロントパイプ、中間ピースのセットで198,000円です。
Posted at 2017/06/29 08:50:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mercedes-Benz | イベント・キャンペーン
2017年04月11日 イイね!

ML63 AMG ワンオフマフラー製作!!

ML63 AMG ワンオフマフラー製作!!ML63が入ってきました。
この車は当社にラインナップがないためにワンオフ製作となります。
このお客様、私の乗っていたSL63や他のM157エンジン搭載車の製作ブログを読んでくださり、同じ仕様で作って欲しいとの事。すなわちスポーツ触媒付きフロントパイプからリアエンドまでフルマフラーで、しかもEXバルブ付き。もちろんコンピュータセッティングも必項になります。
これは気合が入ります。頑張って製作したいと思います。

まずはノーマルマフラーが中間から全て一体のために持ち運びが出来ません。そのためノーマルを切断しフランジを溶接して2分割タイプにします。これならば持ち運びも楽ですし、ノーマルに戻すのも簡単に出来ます。
ノーマルの作業が終わりましたので早速製作に入ります。

まずはフロントパイプはそのままノーマルを残して中間以降を製作します。
そうしないと純正ジョイント部分の互換性が無くなってしまいます。全ての部分はいつでもノーマルに戻せないと今後不便になるかもしれませんから。
TBエンジンのためにノーマルの様に大きなタイコを入れてしまうとバルブを開いたときに大きな音量が出ません。中間部分は音を整えるための小さなタイコを使用します。左右の連結が無くなってしまいますのでバイパスパイプを入れて左右の同調を取ります。
パイプ径はAMGのノーマルと同じく70φの極太パイプを使用し製作します。




そして完成!!
美しいレイアウトで中間ピースが出来ました。

続いてリアピース。
左右一体のノーマルと違い左右独立のレイアウトにしました。その場合ステーが足らなくて不安定になりますので、メインパイプ部分に追加ステーを付けてマフラーを安定させます。
バルブに向かうパイプは直管にして、バルブを閉じた時には2重管オリフィスによる静音タイコに入るようにします。
そして完成!!美しいレイアウトですね。






最後にフロントパイプを製作します。

スポーツ触媒をレイアウトするときにエンジン側のノーマルのフランジのネジが簡単に外す事が出来るように一番気を使って位置を決めます。
ノーマルの02センサーは触媒に入り込んでセットされていますが当社は触媒後にセットするために配線の長さが足りません。したがって02センサー延長加工も必要になります。
センサー位置を何度も確認しながら最適な、しかもメンテナンスの楽な位置を探して取り付けます。
そして完成!





最後にエンジンからの負圧をバルブまで持って行く配管と電磁ソレノイドに電源を持って行く配線加工を行います。
下回りのカバーや遮熱版を全部取り外して行わなければならず、凄く大変です。




苦労してやっと完成しました。
これからコンピュータセッティングを行います。




全てが完成してエンジンを始動し、バルブの開閉を確認します。
閉じたら普通のスポーツマフラー位の静かな音量で開けたら迫力のまさにAMGサウンドが鳴り響きます。これは気持ちよさそうです。
なおこのエンジンでこのメニューを行うと約100PS馬力がアップします。5500ccでツインTBですからこれぐらいのポテンシャルがあります。凄いパワーアップですので気を付けて乗って下さい。

価格は全てワンオフで
スポーツ触媒付きフロントパイプが328,000円
中間以降フルマフラーが348,000円、EXバルブ付きは100,000円UP
スポーツ触媒交換用フルコンピューターが330,000円です。

M157エンジンのオーナーの方、是非よろしくお願いいたします。

Posted at 2017/04/11 09:17:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mercedes-Benz | イベント・キャンペーン
2017年02月07日 イイね!

A45,CLA45 スポーツ触媒開発!!

A45,CLA45 スポーツ触媒開発!!
A45,CLA45のスポーツ触媒を開発しました。
究極のパワーアップを求めるには必項のパーツです。気合を入れて開発したいと思います。
ノーマルの触媒が500セル位ありますのでここを替えないとブーストを上げるにはタービンに負担が大きくなり危険です。逆にここを替えると何もしなくてもブーストが上がり本来のパワーが発揮できます。
それでは開発に入ります。
まずはノーマルの触媒が簡単には外れません。ノーマルのラジエターを外してからの交換作業になります。大変な作業ですので必ずプロのショップさんにご依頼してください。
苦労してノーマルが外せました。当社のスポーツ触媒は簡単に取り外しが出来る様に2分割にして作ります。





まずはタービンアウトレットのカップリングを製作します。
驚きの事にこの部分90φの口径があります。タービンのエキゾーストハウジングが小さく、尚そのために低速トルクを確保しているのですが高回転のたれを防ぐためにかなりのハイブーストを掛けています。今の車はみんなその様なセッティングになっておりハイブーストのためにかなり太いパイプ径を採用しています。この車ノーマル時で1.8バールほどのブーストが掛かっていますので凄い事ですね!




当社パイプベンダーの最大口径90φのパイプを使い製作していきます。
しかし狭いレイアウトで苦労します。
何度も何度も借り合わせしては溶接して、顔が日焼けして痛いです。




写真を見てお分かりと思いますが、フランジで2分割にしてメンテナンスに優れた製品にしています。





そして完成!
苦労しましたが妥協のない素晴らしい製品が出来ました。





いよいよエンジンを始動します。
排気音も変わり、音量も一回り大きくなりました。これだけでパワーアップしていることが分かります。試乗がとても楽しみです。がこのマフラー、このままではアクセルを踏む事が出来ません。ブーストも上がり、燃調も薄くなってしまいノッキングが出てはいけませんし、触媒の抵抗が無さ過ぎてエンジンチェックランプも点灯すると思います。したがってコンピューターセッティングが必項になります。
この後コンピューターセッティングを行い、この続きを報告したいと思いますのでオーナーの方、しばらくお待ちください。


価格は2ピース構成で188,000円です。

Posted at 2017/02/07 02:44:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mercedes-Benz | イベント・キャンペーン
みんカラ+ 自動車業界人の日常をチェック

プロフィール

「レクサスLC コンバーチブル開発!! http://cvw.jp/b/1996436/46018063/
何シテル?   04/11 18:06
ZEESです。よろしくお願いします。

ユーザー内検索

<< 2025/11 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

超久しぶりのブログ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/03/13 05:20:27

愛車一覧

アウディ R8スパイダー アウディ R8スパイダー
アウディ R8 スパイダー エンジン、足まわり、ハンドリング、どれをとっても私が今まで ...
メルセデス・ベンツ Cクラス セダン メルセデス・ベンツ Cクラス セダン
メルセデスベンツ W204 メルセデスの入門にあたる車で、街中でもしょっちゅうお目にか ...
AMG C63 Perfomance Package AMG C63 Perfomance Package
まずボディ剛性が非常に高いです。これには驚きました。 基本であるCクラスのボディがこん ...
メルセデス・ベンツ その他 メルセデス・ベンツ その他
ジースプロジェクトにはメルセデス専用マフラー”シュレンザー”がありましたが、そろそろリニ ...

過去のブログ

2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation