早いもので7月になりまして、もう今年も半分過ぎてしまいましたね。
思えばバイクも春先にちょこっと乗って以来、バラしたまま時間がずいぶんと過ぎてしまいましたが、まあ焦らずじっくりと行きましょう。
ということで、今日はフロントフォークのオーバーホールの続きを行なうことにしました。
先日、1本バラして構造も分かったところで、もう1本を分解にかかります。
1本目を作業したとき、ドレンのキャップボルトが固かったため、インパクトでガガガッっと緩めて何とかなりましたので、今回もその手で行こうと思ったのですが・・。
「ガガガッ」
「ガカガカガッ」
「ガカガカガガガッ」
うーむ、緩む気配がない・・。

サービスマニュアルでの締め付けトルクは20N・mと強くないのですが、ネジロック剤塗布の指示になっていることと、経年によるものや、過去に分解してあった場合の締め付け力など、色々考えられますしね。
インパクトでしつこく打撃を与えた都合上、レンチを差し込む六角穴が痛んでしまい、ハンドツールを延長して気合で緩めようにも、レンチが滑ってしまいダメっぽい。
さて、どうしたものか・・。
ドレンのキャップボルトはアウターケースの貫通穴を通って、中に入っているピストンにねじ込まれる構造になっています。

これならキャップボルトの頭を飛ばせば、とりあえず分離は出来るか・・ということで、ドリルで掘りこんでいくことにしました。
キャップボルトは8mm径なので、六角穴は6mm。
まずは極力センターにポンチを打って、細いドリル歯で少しだけガイドの掘り込みを作って、そこから6mmをスタートにして、0.5mmずつ径を太くしていきます。
一歩間違うとドレンワッシャーの当たるシール面が削れてしまうので、少し掘り進んでは様子を見て・・を繰り返し、8mmで掘りこんでいると、ドリル歯が貫通した感触が。

キャップボルトの六角穴がガイドになったこともあってか、上手くセンターで掘り抜けたらしく、アウターケースは無事で済みました。
ピストンに残ったボルトも手ですんなり回り、こちらもノーダメージで済んだようです、ヨカッタ・・。
中に切り粉が入ったので、念入りに洗浄して、あとは組み上げていきます。

ドレンワッシャーとオイルシールの上に入るスナップリングは、NTB製です。
サービスマニュアルでは、オイルシールはモリブデングリス塗布の指示になっているようですが、ゴム部品なのでシリコングリスを使用することにしました。
オイルシールの打ち込みは、巷の情報で塩ビパイプでもイケるようですが、オイルシールの外径52mmに対し、呼び径40のパイプは外径が48mmと若干細い様子。
塩ビパイプのみでも大丈夫かもしれませんが、オイルシールは出来るだけ外周のみを叩いたほうが良いと思いますので、継手を用意してちょっと細工を。
継手の半分程度まで切り込みを入れて、それをドライヤーで炙って柔らかくした状態でアウターチューブに押し込んで、アウターチューブの内径(オイルシールの外径)に合わせてみました。

とりあえず、これで打ち込みは成功したので一安心。
まあ、よほどの事がなければ、当分使うことはないと思いますが(^^;。
スライドメタルを入れずにオイルシールを打ち込みそうになったなんてことは、断じてありません、ええありませんよ。
ダストシールにシリコングリスを塗布して組み込み、とりあえずインナーチューブの組み込みまでは終わりました。

あとはフォークオイルを入れて、スプリングなどを組み込めば完成になります。
オイル漏れしなければいいなあ(^^;。
Posted at 2026/07/05 21:46:10 | |
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