某国民的アニメでも夏休みが題材になっていましたが、夏休みの自由研究といえば、微かに記憶に残っているのは、アリが寄ってきやすい食品を調べた覚えがあります。
確か砂糖やみりんなど何種類かのものを受け皿において、どれに一番アリが寄ってくるか調べたのですが、残念ながら何が一番だったかは忘れてしまいました(^^;。
それを模造紙に書いて提出して、クラスで発表会とかあったなあ・・とか、懐かしい思い出ですね。
という事で、子供のころの心を忘れず、大人の工作と自由研究を行なってまいりましょう。
って、まあいつものバイクいじりですが(笑)。
前回はジャンクションボックスの点検を行いまして、回路的には問題無さそうでしたが、半田のクラックがあるようでしたので、まずはそれを再半田していきます。
作業のついでに、特に不良ではありませんでしたが、ヘッドライトリレーとスターターサーキットリレーを交換しておくことにしました。

元のリレーはNEC製ですが現在は廃版のため、ネットの記事を参考に代替品のOMRON製を購入しましたが、OMRON製も2026年でラストオーダーの予定になっているようでした。
ちなみに以前にも紹介したかもしれませんが、部品の取り外しを行なうさいは、サンハヤトの「はんだシュッ太郎」を使っています。

手動の吸引ポンプ付き半田ごてで、オヤジギャグっぽいネーミングですが(^^;、性能はなかなか。
年々細かい作業がキツくなる一方ですが、何とか付け終わったので、その後はアルコールでフラックスを洗浄しておきました。

水抜き剤は主成分がIPA(イソプロピルアルコール)のため、手持ちにあったのでネタとして使ってみましたが、他に防錆剤も入っているのでおススメは致しません(^^;。最終的には消毒用エタノールで仕上げました。
と、夏休みの工作は一旦この辺までにしておきまして、次は自由研究(?)の車体確認に移ります。
とりあえず、スターターボタン~エンジンストップスイッチ(キルスイッチ)~ジャンクションボックスに至る経路の導通のみ確認し、特に異常な抵抗値はなさそうでした。
でもって、改めてサービスマニュアルのトラブルシューティングを見てみますと、スターターロックアウトスイッチの不良という項目が。
スターターロックアウトスイッチって何だろう?と思ったら、クラッチレバーの開閉を見ているスイッチで、回路はこんな感じになるようです。

(回路は素人なので、あくまで参考でお願いします(^^;)
スターターロックアウトスイッチは、クラッチレバーを握っていない時には「パターン1」のように、ニュートラルスイッチ側に回路が接続されるようです。
ギヤがニュートラルに入るとニュートラルスイッチがONになり、クラッチレバーを握っていなくてもエンジン始動が可能、という感じでしょうか。(たぶん)
「パターン2」は、ギヤが入った状態ではクラッチレバーを握らないとセルモーターが回らないようにする安全回路らしく、クラッチレバーを握るとスターターロックアウトスイッチがアースに接続され、エンジン始動が可能・・かな?。
つまりクラッチレバーを握っていれば、ニュートラルでもギヤが入っていても「パターン2」の接続になり、いずれもエンジンはかかるはず。(たぶん)
ということで、スターターロックアウトスイッチも確認しないとダメそうなので取り外してみましたが、一応どちらの回路もON・OFFはするものの抵抗値が安定しません。

分解するとこんな構造で、各部洗浄してみましたが、あまり変わらないような気も・・という所で辺りが暗くなってきたため、ここで自由研究は終了。
残念ながら休み明けの提出には間に合いませんでした(笑)。
テスターリードの当て方が安定していなかった可能性もありますので、再度確認してみようと思います。
Posted at 2025/09/01 01:04:26 | |
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