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イイね!
2019年08月25日

目指せオッサンライダー!(第8回)

(科学忍者隊ガッチャマン 「ガッチャマンの歌」風に)

♪ダメだ ダメだ ダメだ 教習室に響く声

 教官あきれる 琢麻呂

 1速に入れて 加速すりゃ

 横から車の飛び出しだ

 飛べ 飛べ 飛べ そりゃ無理

 行け 行け 行け ゴールへ
 
 ライフは1つ ライフは1つ

 おお難関 シミュレーター♪


最近のことは忘れるのに、昔のアニソンって覚えてるものだなあと思う琢麻呂です。
それくらい、短いながらインパクトがある歌詞であったりメロディーなのでしょうかね。

と、それはさておき(^^;、何とか続いている連載の第8回目となる今回は、走行中のケース体験教習、シミュレーター教習(実技6時間目)、学科教習の3時間となります。

とりあえずの一言、「シミュレーターで良かった」。

毎回グダグダな感もありますが(^^;、それでは皆さま今回もどうぞご覧下さいませ。

~~~

先週は土曜日出勤だったものの、2連休となった土曜日。
前日から少々天候が怪しかったのですが、当日朝に晴れたことを喜んでいたところ、教習開始の1時間前に突然の雨(汗)。
さすがに今回は雨の中での教習を覚悟したものの、直前になったらパッと晴れて路面もドライに。

うーむ、これはやはり持ってるな、私。(←何を?)

今回は、日曜日の分まで教習の予約を取っておりましたので、直接いつもの車庫へ向かうと、すでに準備をしている方の姿が・・。
おっと、同じ日に入所した20代と思しきあの青年ではありませんか。
そういえば予約を取った時、「同じ時間の方との教習になります」と受付の方がおっしゃっていたっけなあ・・と思い出し、教習日は違えど同じペースで進んでいたのだなあと、勝手に親近感を覚えたり。

程なくして、何度か担当になっている穏やかな感じの教官が現れると、「今日は2人一緒に、走行中のケース体験を行ないます」という話しがあり、2段階の5時間目となる実技教習がスタート。
どうやらこの時間は私と青年以外の教習は無いらしく、バイク3台のみのコースでウォーミングアップ走行の後、ケース体験は1人ずつ行なうということで、まず私から。

ケース体験というのは、教官が自動車の教習車に乗って対向車や並走車として走行し、交差点近辺でありがちな事故になりやすい事例を体験するというものでした。
まずは、教官が対向車として交差点に進入してくる所を私が直進ですれ違うというもので、教習車は一見直進するように見せて、ギリギリでウィンカーを出して右折してくるというケース。
もちろん教官は安全な所で停止しますので、あくまで疑似体験ですが、確かにありがちですよね。

2番目は、私が教習車の左後方に位置して並走し、交差点で教習車が左折する、いわゆる巻き込まれのケース。
この位置だと私には車側のウィンカーもあまり良く見えておらず、車側にとっても死角になりますが、公道に出て初心者のうちは流れに乗れないこともあると思いますから、こういった状況は十分にありえそうな感じがします。

そして最後は私が右折で、対向してくる教習車は一見直進するとみせて、急にウィンカーを出して右折するケースで、車側が直進すると思って交差点に入りすぎていると、膨らんできた対向車に接触するという状況になりえそうかな・・と。

それぞれ車を運転している際にも体験するケースですが、特に2番目はドライバーの動きがまったく読めませんし、バイクで走行している時は特に注意が必要かな・・と感じました。

その後は青年と交代になり、その間はコースの自由走行となりましたので、ケース走行の邪魔にならない範囲で検定コースを思い出しながら走行し、この時間は終了。
コース順を思い出しつつ走っていると、ウィンカーの出し忘れや左右の安全確認が疎かになったりで、各課題とは別の問題点もまだあるような感じがします。

ここで10分間の休憩を挟み、次の時間は先ほどの青年と一緒にシミュレーター教習を受けることになり、この時間は前回のシミュレータ教習の時と同じ教官でした。
シミュレーターは以前にも体験していますが、今回は事故のケースを想定した危険回避の教習ということで、前回よりも車の飛び出しや、路上に停車している車がいきなりドアを開けてきたりという妨害?が多くなっているらしく。

まずは私からスタートすると、殆ど走らないうちに右から飛び出してきた車に衝突・・。
「ちょっと早すぎるので、もう一回行きましょう」と言われて再スタートするも、先ほどより進めたと思いきや、今度は路上駐車の車の向こうから飛び出してきた車と衝突し、ここで青年と交代。
「うーん、2人ともぶつかり過ぎだなあ」という教官のボヤキが飛び出したりしつつ、回を重ねるごとに疑心暗鬼が深まり、何だか常に徐行しているような感じになってしまいましたが(^^;、シミュレーター走行が終了。
教官より、「車であれば事故が即怪我とはつながらない場合もありますが、バイクの場合は間違いなく怪我につながりますので、車の時以上に走行には注意して下さい」との言葉があり、この時間は終了となりました。

そして、この日最後の学科教習となりまして、この時間も青年と先ほどのシミュレーター教習を担当された教官の3人のメンバーで引き続き行ないます。
学科という言葉から、教本を渡されての座学をイメージしていましたが、教習時間の前半は教官のこれまでのバイク乗車中の体験談などを中心に進めるとのことで教習開始。

まず最初に教官より、「実は私、以前は自分のバイクを所有していませんでした」という発言が。
バイクに関しては、あくまで指導員としての仕事という意識が強く、持っていなくても教習所で乗れるということもあって、バイクを所有することに執着はなかったのだとか。
イメージ的に二輪教習を担当されている教官は、きっとバイク好きが高じている方も多いのだろうと思っていたので、意外といえば意外な感じがしました。

そんな教官でしたが、他の教官からバイクを格安で譲って貰えることになったのが転機となり、用品を揃えたりして、いまはすっかりバイクライフを楽しまれているとか。
そしてライダーとして、教習で教えている事を含めて、4つほど心がけていることがあるそうです。

まず1つ目は、他の車を信じすぎないこと。
例えこちらが優先だとしても、先ほどのシミュレーターの危険予測のように状況を考えて行動するようにし、つまりは「自分の身は自分で守る」を常に意識しているそうです。

2つ目は、自分が車に乗っている時、バイクにされて嫌だと思う行動は取らないようにすること。
例えば車に乗っている時に、バイクに車間距離を詰め気味にされたりとか、過度のすり抜けをされると嫌な気分になるので、そういった事で他のドライバーを刺激しないよう注意しているそうです。
最近あおり運転であるとか、そういったニュースを聞かない日が少なくなりつつありますし、車に乗っていても他人を気遣う気持ちは忘れないようにしないといけないなと考えされられますね。

3つ目は、ミラーによる後方確認を過信しないこと。
バイクのミラーは小さかったり、ミラーの位置によって後方が見づらかったりするのだそうで、何をするにも目視確認を常に心掛けているということでした。
バイクは特に左折時などに巻き込まれる可能性の方が高いものの、例えば自転車や他のバイクが左に無理矢理入ってこないとも限らないので、そういうった事に気を付けているそうです。

4つ目は、プロテクターを装着すること。
暑いとTシャツに短パン姿のライダーも見かけますが、バイクは転倒が付きものな乗り物なので、せめて上半身はプロテクター入りのジャケットなどを着るようにしているそうです。
下半身も、最低でも転倒した際に簡単に穴が開かないジーンズなどを履いて、足の露出は避けるようにした方が良いとの事。
最近はプロテクター入りのお洒落なものもあるそうで、そういった用品を選ぶこともバイクの楽しみの一つとして考えてみては?といった話しもありました。

この辺、職業柄安全意識が高いというのはあるにせよ、やはり普段バイクに乗られているからこそ分かる部分であったり、楽しさの裏側にある危険性を理解して欲しいという、実践的なアドバイスだと感じます。
自分が予想していた学科というイメージとは異なり、これから初心者ライダーとして公道に出る(はず)の私としては、非常にありがたい講義内容でありました。
そういった公道を走るうえでの心構えであったり、教官の体験談を交えた講義の後、残り時間はビデオ学習があり、この時間は終了。

さて、これで残すところ実技教習も、7時間目と8時間目の計2時間となり、7時間目が無事終了すれば8時間目は見極めで、OKが出ればいよいよ卒検へ・・となります。
あの映画トップ〇ンを超えたとの評価が高い(←どこで?)この物語は、無事エンディングへと近づくことになるのか。
ジェット機よりもスリリングな展開が必死の第9回は、後日公開予定!!。

(続く・・はず)
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2019/08/25 15:15:54

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この記事へのコメント

2019年8月25日 20:20
教官の「4つの心がけ」って、四輪車の場合にも通ずるところはありますよね。
4つ目の「プロテクターを装着・・・」は、緊急時の対処と読みかえればサンダル履きとか裸足は厳禁、咄嗟に脱出することを考慮してしっかりした靴を履いて運転しましょって受け取れます。
コメントへの返答
2019年8月25日 22:32
そうですね、自分を守るという事は、それは同時に最後まで運転に責任を持つことでもあると思います。

私も個人的には、滑ったり脱げたりする状態の足元は、運転に適しているとは言い難いと考えます。

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