久しぶりの雨らしい雨が降ったと思ったら、一気に秋らしさが加速した我が地元。
昨夜は最初半袖で寝ていたのですが、涼しいを通り越して寒い位で、途中で起きてついに長袖を引っぱり出して来ました。
夏が長かったぶん秋もシフトしてくれれば良いなぁ・・。
(それは無理よ琢麻呂さん)
ん?、誰か何か言った?。
まぁそれはさておき(^^;、今日はロードスターの錆を補修をしながら、芸術の秋(?)とばかりにちょいと工作をしてみました。
今日使うのは、製造現場で働いていらっしゃる方なら、台車や作業台などで見た事があるかもしれない、矢崎化工の「
イレクター」という、表面を樹脂コーティングされた鉄パイプです。
まずは、イレクターをパイプカッターで切断します。

パイプカッターは、ハンドルを締め込んでグルッと回し、また締め込んで回して・・を繰り返してパイプを切断する工具でして、今回初めて使ったのですが、こんなので切れるのかしら?(←失礼)と思っていたら、これが真っ直ぐスッパリ切れて驚き。
これなら、治具を使っても線が曲がるタイプ(?)の自分でも安心です。
で、同じ長さで2本切り、
奇跡的に長さがピッタリでパイプの準備はOK。
さて、これをどうするのかと言いますと、恐らくイレクターなどのパイプを見ると「これ、補強に使えないかな~」なんて思うのが車バカの習性(笑)かと思いますが、「トランクエンドバー」などと呼ばれる、トランク後端に設置する補強バー(みたいなもの(笑))に仕立ててみようという訳です。
取り付けについては、ボディーの方に元々10mm位の穴が開いていますので、それを利用します。

写真は左側(助手席側)ですが、右側にも同じ場所に穴が開いています。
今回は車両下側からボルトを通しますが、こちらの穴はソケットがギリギリ通らない大きさでしたので、ヤスリで少し穴を拡大しました。

写真はやはり左側ですが、右側の穴はマフラーの遮熱板で半分位隠れていますので、遮熱板を外すか折り曲げるかしないと穴にアクセスできません。
穴を拡大した所でボルトを通しますが、ボルトやソケットを穴の中に落としてしまうとマズイ事になりますので(^^;、慎重に作業します。
パイプの取り付け箇所はこんな感じです。

2本のパイプを並列に固定出来るメタルジョイントを使用し、本来中央の穴は6mmのキャップボルトで締め付けるのですが、穴径を拡大して8mmのボルトを貫通させました。
(8mmのボルトですと、2本のパイプ間をすんなり通りませんので、表面の樹脂を削っています)
今回はネタの女神様はお休みのようで(笑)、ソケットを落としたりする事もなく無事終了。

これで捩じり剛性0.01%アップ間違い無し(笑)。
なんて補強バーっぽく語っていますが、その狙いもちょっとだけありつつ、もう一つの使用目的はこんな感じです。

トランクに放りこんであったアレコレを固定するキャリアバーとでも言いましょうか。
右側は非常停止板、左側はアストロで買った工具バッグ、下には牽引ロープとブースターケーブルが上手い具合に滑り込みました。^^
と言う事で、THW(注釈参照)オリジナルパーツ、「トランクエンドキャリアバー」の完成です。
注:THWとは(ウィキ○ディアより)
T(琢麻呂)H(ハンド)W(ワークス)の略。
「ネジは余るもの」をモットーに、
思い付き独自理論に基づく、繊細かつ大胆なDIYを展開する。
代表は、最近お気に入りのニャンコが顔を出さないのがちと寂しい4○歳。
ちなみにネーミングに当たり、TWRをちょっとだけ意識したとかしなかったとか。
Posted at 2012/09/22 21:56:40 | |
トラックバック(0) | 日記