2012年11月08日
HT型スイフトの時代にも存在した「スイフトRS」。
現行のZC型にも昨年追加になり、最近マイナーチェンジが行われたそうなのですが、クルーズコントロールなどの追加と共に、2WDのリアブレーキがディスク化されたのだとか。
元々4WDはディスクだったそうですが、スイフトスポーツ以外のグレードにも、こういった走行性能を強化する変更が行われるのは、最近のコンパクトクラスではちょっと珍しい気もしますね。(自分が知らないだけかも知れませんが(^^;)
それも一つ意外?ではあったのですが、改めてスイフトのメーカーサイトを見ていてもう一つ、チルトステアリングと共に、恐らくこのクラスではあまり無いであろうテレスコピックステアリング(前後調整)も装備されているのを知って驚き。
特にこのクラスの車ですと、コストダウンや軽量化などといった部分で、真っ先に採用見送りとなりそうな装備ですから、それを敢えて採用している辺りは、やはりスズキがスイフトにかける意気込みの現れなのかなぁと。
ドライバー補助の安全デバイスも大事ではありますが、こういった装備によってポジションをよりドライバーに合わせる事で、体への負担を減らしたり操作に集中しやすくする事こそ、車にとって本当に必要な要素なのかも知れませんし、ひいてはそれが安全にもつながるかも知れませんしね。
逆に、欧州向けや国内の他グレードで採用されているESP(Electronic Stability Program)が省かれている事を疑問視する声もあるようですが、はたしてその理由はコストダウンだけが狙いなのか。
それもありつつ実は、ESPをスイッチでOFFするだけではない、そういった装備を省いた素のままの車を楽しんで欲しいという想いを、スイフトスポーツとはまた違う、国内仕様のRSというグレードに込めたのではないか?なんて、オヂさんは邪推してみたりして。
まぁそれは考え過ぎでしょうけど(笑)、それはともかくとしても、今後もスズキには楽しい車を出し続けて欲しいなと思いますし、久しぶりに面白そうな車だなと思った一台でした。
Posted at 2012/11/08 23:54:06 | |
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