2013年01月11日
仕事が終わり、片付けも済んで帰ろうかと思っていた時の事。
どうやら残業らしきSさんから、「タイムレコーダーの調子が悪いらしいので見てやってもらえませんか?」との頼みが。
そういえば以前、カバーがちょっと浮いていてタイムカードが刺し込めなかった事があったっけなぁ・・と思い出しながら、とりあえずタイムレコーダーの設置場所へ。
行ってみるとその場に何人かいて、すでに色々とやってみている様子。
今更自分があれこれやってもダメだろうと思いつつ、カバーを外してはめたりしてもやはりダメらしく。
それにしてもこういう時って、人によって色々な反応をするのが面白いものでして。
Aさん:あー、壊したんでしょー。(いえいえ、私じゃありません)
Bさん:こういうのって、叩けば直るんじゃないですか~。バンバン!。(いやいや、ダメでしょ)
Cさん:じゃあ手書きで記入しておこうっと。(冷静な対応ですね。まるで自分みたい)
Dさん:叩いてみたらどうッスか~?。(だからダm・・)
そう、私のブログを読んで下さっている皆さんならご存知のとおり、私は「叩けば直る」などという、非科学的な方法は嫌いなのです。
・・・たぶん。
それはともかく、みんな諦めて帰った頃、こりゃどうにもならんと思い上司に電話を。
(自分達は出先の工場にいるので、上司は普段居ないのです)
琢麻呂:お疲れ様です。どうもタイムレコーダーの調子が悪いみたいなんですよ。
上司:あぁ、あれね、地震の時に落ちて一回壊れたんだよな。明日見に行くよ。
どうやら上司は直し方が分かるらしく、少々雑談をして電話を切ったのですが。
レコーダーには「カードが入らないので手書きで記入をお願いします」と貼り紙をし。
さらには記入用のペンまで置く配慮ぶり。
そして上司に報告して相談。
私の行動は正しいはず。
模範的と言っても過言ではないでしょう。
構造を知らない機械を直せなくたって当たり前。
そう、胸を張って笑顔で帰って良いはずなのです。
しかしメーカーの人ならともかく、自分が直せないものを身近な人が直せるという事実。
その言い知れない敗北感に、微妙に浮かない顔で家路に着いた琢麻呂でした。
Posted at 2013/01/11 21:14:41 | |
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