昨日、用事で車を走らせていた時のこと。
前方を走っていたトラックがあるポイントを通過した瞬間、ガードレール下で何か動いた気配が。
トラックから何か落ちたのか、動物が潜り抜けて来たのか。
「んっ?」と思ってブレーキを踏むも、続けて聞こえて来た「ガツッ!」という衝撃音。
その瞬間、目線を移したバックミラーに見えたのは、道路を渡って脇の林に走り去って行く、タヌキ位の大きさの姿でした。
他には当たったらしき物体も落ちておらず、状況的にやはりさっきのが・・と思う自分。
と、その時は車のことは気にしていなかったのですが、改めて見たらフロントバンパーが割れていたのでした。

冬に何度か雪に当たって弱っていたのもあると思いますが、50km/hから減速した直後でしたから、やはりかなりの衝撃だったのでしょうね。
いやもちろん、「急に飛び出してきやがって!」なんていうつもりは全くないのです。
古の時代は自動車の道路なんていうものは無かった訳でして、むしろ動物たちが住んでいた場所に入って行ったのはニンゲンのほう。
「横断歩道を渡りましょう」というのも、あくまでニンゲンのルール・・なんですよね。
まぁその、クマやシカに激突・・となるとこちらも無事では済まないですが、このぐらいならどうにでも直せますし、自分なら怪我をしても病院に行けますけども、動物たちはそうは行かない訳でして。
かと言って、車を捨てることは出来ないのも事実なのですが・・。
これから冬を迎えて道の状況も悪くなりますので、せめて周りに気を配って走るようにしたいものだな・・と思いました。
さて、割れたフロントバンパーの方ですが、ダメ元で出来る限りの補修をしてみる事に。
ロードスターのフロントバンパーはPUR(ポリウレタン)でしたが、スイスポの方は外してみるとPP(ポリプロピレン)で、こちらもいわゆる難接着素材のようですね。
斜めに破断したため、接着面積が大きいと言えば大きいですが、日々乗る車で硬化時間を取るのも難しいですし、実用に耐える接着強度が出るかという疑問も。
それならば・・と、速乾ならぬ瞬着可能なアイテム、半田ゴテで溶着してみる事にしました。
まずは裏側ですが、勢いで貫通しないように気を付けつつ(^^;、位置を合わせていきます。

バンパーだけですと溶かした所が薄くなってしまいますので、要らないPP素材を加えて、出来るだけ厚みを確保しました。
と、裏側が終わったところで一旦バンパーを取り付け、続いて表側を。
見える部分だけに、さてどうしようかなぁ・・と思いつつ。
裏側同様に少々盛り気味に溶着してから削り、ちょうどロードスターの補修で使ったバンパーパテがありましたので、残った凹凸はそれで埋める事にしました。

使ったのは、ソフト99の「
バンパー用うすづけパテ」ですが、プライマー不要なのもありがたいポイントでしょうか。
硬化は20℃で1~2時間となっていますが、今時期のしかも曇り空となるとなぁ・・という事で、今日はここまでにしました。
もっとも晴れていても、この手の作業にはちと辛い時期ではありますが(^^;、続きは次の週末にでも行なってみようと思います。
Posted at 2013/12/01 21:58:14 | |
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