買い物を終えて自宅に戻り、冷蔵庫から母が作っていってくれた夕飯を出していたときのこと。
突然、照明が消えて部屋が真っ暗に・・。
ん?、ブレーカーでも落ちたか?。
でもこの家に住んでから、一度もそんな事は無いしなあ・・と思って外を見ると、どうやら近所の家の明かりも消えている様子。
うーむ、停電か。
何だか部屋がやけに焦げ臭かったので、まさか配線でも燃えたのかと思ったそれは、いきなり電源を失ってしまったFF式ヒーターからと分かり、どことなく一安心。
すぐに復旧するかも分からないので、とりあえず物置から反射式ストーブを出して給油を。
引っ越しのとき、「何かあったらこういうのが役に立つから」と母が捨てずに取っておいた、それ。
そう、あの日から明日でちょうど四年。
まさかその前日に、再びこいつの世話になるとはなあ・・と思いつつ。
とは言え、あの時もこれのおかげで助かったよなと、母に感謝する自分。
車に積んであった小さなLEDランタンで部屋に明かりを灯して、ストーブに点火を。
携帯がつながる事を確認し、最悪ガスコンロは使えるから煮炊きは出来るか・・とか考えつつ。
それにしても停電していると分かっているのに、移動のたびに照明のスイッチを入れてしまうのは、我ながらマヌケというか何というか(^^;。
そんなこんなで一時間くらい経ったころ、何も知らず帰って来たであろう妹が玄関を開けると同時に、部屋にパッと明かりが。
「つい今まで停電してたんだぜ」というと、「そうなの?。すぐ近くまで明かり点いてたよ」と答える妹。
薄れがちな想いを消さずにおくための神の言葉か。
はたまた最近、自分の事しか考える余裕が無かったことに対する戒めか・・。
いずれにしても、あの日無事であったことへの感謝を忘れずに、一日一日を大切に過ごしていかなくてはいけないなと、改めて思う琢麻呂でありました。
Posted at 2015/03/10 22:46:34 | |
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