ということで(←何が?)、庭の木の枝落としをしてビミョーに筋肉痛のナイスミドルです。
まぁでも、すぐに痛くなるってことは若いのかな~、フフフ。(←ただの運動不足だ)
それはともかく(^^;、どうやら妹ちゃんが
コレに乗り換えるらしいので、あとで貸してもらうとしまして。
私の本来的な作業のほうはといいますと、先日見事に?敗北を喫しました、ロードスターのエンジン始動の不具合点を探ることにしました。
大きく分けて問題点は二つありますが、クランキング終了直後の異音が解消しないことにはエンジンをかけるのも怖いですので(^^;、まずはこちらについて迷探偵の推理が始まります(笑)。
実際の動作としては、クランキングを開始するとセルモーターのピニオンギアが飛び出してフライホイール(リングギア)と噛み合い、セルモーターの動力でフライホイールを回すという感じですね。
そしてエンジンが始動してクランキングを止めると、セルモーターのピニオンギアが引っ込む・・という辺りまでは、自分も何となくは理解しているところ。
恐らく今回の異音はクランキング中にはならず、一旦エンジンが回ってしまえば(不安定ながらも)異音がする様子はないことから、ピニオンギアが戻るタイミングで起こっているのかなあ・・と。
といういことで、何はともあれセルモーターを外してみるのが先決かということで・・。

三分クッキングよろしく、こちらが取り外したセルモーターです(笑)。
パッと見た感じでは、ピニオンギヤに大きな変形はなさそうですね。黒い汚れは恐らく漏れたオイルが付着したものかな?と思いつつ。
ちょうど先日取り外した古いバッテリーもあることですので、単体で動作確認してみます。

この手の直結テストは初めてということで恐々でしたが(^^;、ピニオンギヤの飛び出し、回転、戻りともどうやら問題なさそうです。
ってことで、こうなれば「やっちゃえ
日産オッサン」ってことで、勢いでバラしてみました。(←無謀)

「オーバーランニングクラッチ」というのは、エンジンが始動してピニオンギアが離脱するまでの間、フライホイールの回転力からセルモーターを保護するために、ピニオンギアをフリーにするワンウェイクラッチなのだそうです。
ここが固着して空転せず、リングギヤとピニオンギアの噛み合いが外れる瞬間に異音が出ているのでは?と推測したのですが、指でつまんで回してみると重いながらも空転はするんですよね(^^;。
ただし、この重さがどうなのか?というのは分かりませんので、本来は
指先一つでダウン指先で軽く回せるのが正常というのであれば、ここに原因がありそうかなと。
とりあえずセルモーターは一旦おいて、念のためフライホイール側も確認してみることに。
クランクを回す際に圧縮を抜くため、プラグを外して・・と。
1番、2番は焼けた感じがあるな。次は3番・・と。
あれっ?。

なんだか妙に新品のままっぽい雰囲気。
もしかしてエンジン始動後にエンジンが震えるのって、いわゆる一発死んだ状態だったのでは(^^;。
プラグコードの抵抗値は問題なさそうで、点火コイルは確か2番・3番は同じコイルから取り出しているはずなので、2番が点火しているならコイルではなさそう?。
うーん、差し込みが甘くて接触不良を起こしていた可能性がありそうですね。
もしこれが原因なのであれば、ベルト付近をバラしたりせずに済むので助かるなあ・・。
怪我の功名?といいますか、不幸中の幸い?といいますか、こちらは光が見えたかも?。
ちょっと気持ちが明るくなったところで、いざクランクを回してみることに。

こんな感じで直線的にボルトを狙えない時、意外と役に立つのがスイベルタイプのラチェットです。
フレックスタイプのラチェットでも良いのですが、支点がボルトの直上にあるため力をかけやすい感じがしますので、個人的にお気に入りの工具ですね。^^
こちらがフライホイール(リングギヤ)です。

所々光っているところが、もしかすれば今回ピニオンギヤで削れたところかなあ?という感じがするものの、異常と思われるような欠損はなさそうでした。
んー、リングギヤに問題が無いとすれば、やはりセルモーター側の問題ですかねえ。
ふーむ・・。
オッサンの当てずっぽう迷探偵の推理は果たして誰を容疑者としたのか。
そして迫りくる新たな影・・。
波乱に満ちたドラマの結末やいかに!。
次回、「迷探偵の決心」。
乞うご期待!。
(続く・・のか?)
Posted at 2017/10/02 01:37:04 | |
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