(今回の話しは、
こちらのブログの続きとなります)
本物語は、クランキング後の異音の真犯人を追及する、迷探偵「タクロック・ホームズ」ことワタクシの事件簿である。
崇拝する師のアドバイスにより、何かを掴んだ気がした迷探偵。
そう私は一人ではない、力強い味方がいるのだ。
諦めるのは、すべてを出し尽くしてからでも遅くはない。
決して投げやりになるのではなく、良い意味での開き直り・・とでも言えばいいのか。
そう、やれるだけのことはやってみよう。
・・・なんてカッコイイことは言ってみたものの、厳しい状況に変わりはないのは確かだな。
師匠の言葉をヒントにすると、リングギヤとピニオンのクリアランスを調べてみるのが先決か。
どれどれ・・。
(うっ、ノギスが入らん・・)
えぇと、ミッションの取り付け面からフライホイールまでが約17..8mmで、セルモーターのボディーからピニオンギヤ先端までが約16.8mmとすると・・。
「フレーミング左足の指を使っての法則」に基づくと、ざっと1mmってトコか。
測定の誤差があるにしても、思ったほどクリアランスが無いものなんだな。
スラストワッシャーを薄くしたとしても、確保できるのはほんの僅か・・か。
ピニオンギヤを定位置に保持するのは、実質的にマグネットスイッチ内のスプリング。
となると、出来ることは一つ。
よし、マグネットスイッチを新調してみるとしよう。
新旧でスプリングの長さが1mmほど違うのは、個体差なのかヘタリによるものなのか。
ヘタリによるものだとすれば、いくぶん期待が持てる・・かな。
よし、組み付けはOK・・と。
ここまでの部品代で、ヘタなリビルト品の価格を超えている気もするが、まぁこれも勉強代か。
・・・。
それにしても、異音の真犯人は単独犯なのだろうか。
はたまた、それを裏で操る組織の存在が?。
ブルッ・・。
なんだ、今のは悪寒か?。
いや、日が傾いてすっかり寒いほどになったせいだな、きっと。
よし、今日はここまでにしておくとしよう・・。
(フフフ、早く終わらせないと、ワタシが真っ白な世界にしちゃうわよ)
~~~
師のアドバイスから、今できる己のすべてを出し尽くした迷探偵。
「これで終わりだ」という気持ちとは裏腹に、キーをひねる手にためらいが訪れる。
果たして今度こそ、事件は解決を迎えるのか。
次回、「迷探偵の挑戦 ~ためらいの向こう側~」
乞うご期待?。
(本内容は基本的にノンフィクションですが、一部オッサンの妄想と演出が含まれております(笑))
Posted at 2017/10/28 19:31:29 | |
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