いやー、何だかもう6月も終わりそうですねえ(^^;。
ということで(←何が?)、6月上旬に始めたバイクいじりも、いまだ終わっていないのでありますが、まあ急ぐのは仕事だけで良いでしょうということで、今回ものんびりと行ってみましょう。
前回はリアのベアリングを何とか交換したところで終わりまして、あまり進んでいないように思いつつも、大きいところではリアブレーキと駆動系を残す所まできました。
そんな訳で今回は、リアブレーキのオーバーホールを行なってみようと思います。
ということで、早速リアキャリパーを切り離そうと思ったのですが、フロントのバンジョーボルトで固定するタイプとは違うようで、どう外せば良いのか一瞬分からなかったのはナイショ(^^;。

調べてみると、キャリパーに一旦ジョイントが締めこんであり、ジョイントのロックナットを緩めれば切り離せるという構造のようです。
車で言うと、車体側のブレーキパイプとブレーキホースを接続する箇所のような感じ・・でしょうか。
バイクの場合は、色々外さなくても部品が見えているのがありがたいところですが、とはいえ初めて見るものも少なくないので、実際の作業よりも調べ事に結構時間をかけている感じもありますね。
毎度ながら、ネットに情報提供してくださっている皆様に感謝です。m(_ _)m
無事?キャリパーが外れたところで、ピストンを外してチェックしてみますと、外側のシール溝こそ少し磨いたものの、シリンダー内は非常に綺麗な状態でした。

どれくらい綺麗かというと、まあ私の心と同じ位・・とでも言っておきましょうか。
いやそれ汚れまくってんじゃねーの?というツッコミはさておき(^^;。
ピストンは外側のシール付近がサビている感じでしたが、内側のシール付近は問題なさそうでしたので、今回はペーパー掛けで使用することに。

スライドピンとブーツには、車で使っているワコーズのシリコングリスを塗っておきました。
フロントのキャリパーと同じ黒で塗装しようかと考えたものの、あまり寄り道しすぎると元に戻ってこられなくなる可能性があるので、今回は止めておくことに。
このあとキャリパーを元に戻しますが、ブレーキホースなどの締め加減って結構難しいですよね。
フロントは整備書の規定トルクで締めましたが、リヤは工具の関係でスパナの手トルクということで、弱いとフルード漏れ、かといって締め過ぎは破損の可能性が・・。
そんな訳で、ここは長年に渡って工具を握ってきた勘だけが頼りです。(←危ない)
無事?形になったところでフルード(ワコーズDOT4)を注入し、エア抜きを行なうことにしまして、ここで長年お蔵入りしていたアイテムの登場。

通常エア抜きを行なう場合、ブレーキレバーやペダルを動かしてマスターシリンダー側から圧送しますが、これはブリーダー側から真空圧で吸引するポンプです。
ホントは車で使おう思い、だいぶ以前に買ったのですが、配管の経路が長かったりして、どうも人力だと疲れてしまうので使ってなかったんですよね(^^;。
今回はキャリパーを外したため、完全にフルードが抜けていることもあり少々時間はかかりましたが、これである程度フルードを導いて、最終的にはペダルを動かしてエア抜きしました。
フルードの量は整備書においては、下限以上の適量と書いており、色々調べてみると、ダイヤフラムがフルードに追従して空気を遮断する構造のようです。

ですので、リザーバー内壁の印と思しき溝までフルードを補充し、あとはダイヤフラムを入れながら様子を見つつ量を調整しました。(これであってる?)
ちなみに、こちらがフロントのリザーバータンクです。

カバーには小さい空気穴があり、ここから空気が動くことでダイヤフラムが伸縮できるのだそうで、古くなると穴の詰まりにも注意が必要とか。
ダイヤフラムはゴム製なので、いずれ時期が来たら交換の必要がありそうですね。
エア抜きも無事?終わり、何とかリアブレーキが形になりました。

あとは大きいところは駆動系を残すのみとなり、チェーンは江沼のセミプレス式(軽圧入)を標準リンク数で用意しましたので、たぶんすんなり付く・・はず(^^;。
毎回、次で終わるはず・・と言いつつ、どうやら7月に入ってしまいそうですが、まあ何とか形になりそうな気がしてきたので、とりあえず良しとしましょう。
Posted at 2021/06/29 07:43:57 | |
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