琢麻呂のブログ一覧

今日は予報通り雪がチラつく天気で、時折太陽が顔を覗かせるものの、外に出て感じる風の冷たさは、まだ微妙に春とも言い難い感じの一日でした。

そんな事もあり、タイヤ交換は来週末まで様子を見ようかなと思っていますが、スイスポのタイヤについては、昨年購入したDRBがまだバッチリ使えますので、タイヤの心配はしなくて良さそうです。

ロードスターは夏タイヤのままですので、空気圧調整さえすればそのままイケると思うのですが、ここで考えるある事。

と言うのは、去年ロードスターに乗って思ったのが、確かにステアリングやシフトのしっかり感やオープンによる爽快感は楽しいのですが、どこか加速感というか軽やかさというか、何かが少し物足りないナァと言う気がしたんですよね。

恐らくこれはドライバーの感覚がおかしいここしばらく付き合って来たスイスポの走り味が一つの基準になっているのではないかと思いますが、ではスイスポとロードスターの間で何が違う為に感覚の差が生まれるのか。

ここは一つ、我がTHW車両研究所の誇るニャンテル製2ビットCPU搭載のスーパー勘ピューター（笑）を駆使して検証（←おおげさ）してみましょう。


まずは車重と馬力ですが、

スイスポ：930kg（115ps）
ロードスター：990kg（130ps）

と、スイスポの方が60kg軽く、これがすでに有利な点と言えそうですが、パワーウエイトレシオはスイスポの8.1に対し、ロードスターが7.6と若干良い数値ですね。

チューニングについては、

スイスポ：ビッグスロットル、インチキインテーク（笑）、マフラー（リアピース）、軽量フライホイール
ロードスター：エアクリーナー、インテークチャンバー、マフラー、エキマニ

となっており、それぞれ吸排気には一通り手が入っていますが、特にスイスポに装着しているビッグスロットルと軽量フライホイールは、それぞれレスポンス向上に一役買っている事は体感済みですので、これが1つのポイントになっているかも知れません。


次は、スイスポ（HT81S）とロードスター（NA8C）のギヤ比を比較してみましょう。

うちのロードスターは、Sr.1.5と呼ばれる中期型で、この型はファイナル（最終減速比）が4.1なのだそうですが、合わせてSr.2（ファイナル4.3）のデータも挙げてみました。

なおタイヤは比較しやすいように、両者ともスイスポの標準サイズ（185/55R15）で計算しています。
（以下文中、言い回しや解釈に変な所があるかも知れませんが、ご容赦下さい（＾＾;）

データ中の「総減速比」は、各ギヤ（変速比）と最終減速比をかけたもので、この数字が大きい方が加速重視という事になると思いますが、違う車同士なので単純比較は出来ないのを承知で無理矢理（笑）比べると、各ギヤの到達車速からもスイスポの方が加速重視（ローギヤード）なのかな～と。

馬力やパワーウエイトレシオで言えばロードスターの方が優れていますが、スイスポの方に気持ち良い加速感があるように思うのは、エンジン自体のフィーリングもありますけど、ギヤ比による吹け上がり感もあるのかも知れませんね。

ちなみにステップ比と言うのは、各ギヤのつながり（クロス）具合で、数値が1に近くなるほど各ギヤが近接しているという事になるそうですが、スイスポは1速から2速にシフトアップするとモタつく感じがするのは、2速以降が0.7以上なのに対し、1～2速間は0.537と差がある（いわゆるギヤが離れている）からだと言うのが数値でも分かります。

逆にスイスポの2速以降のつながりの良さは走っていても実感する所で、恐らく1速はスタンディングスタートのみと割り切り、走行状態における2速以降のクロス具合に特化したのかなと思いますが、その辺が81スイスポの楽しさを支えている要因なのでしょうね。＾＾

もっとも、実際の加速を計測したらロードスターの方が速いかも知れませんが、普段時計とにらめっこしている訳ではないですし、こういった感覚的な部分の方が、気持ち良さにつながる要素なのかも知れません。


ロードスター同士の比較については、「大人のお茶会（笑）」の時に紺之介さんから、NA8Cにもファイナルの違うバージョンが存在するという話しをされ、今回比べてみたのですが、確かにファイナル4.3の方が加速重視で、スイスポのそれにだいぶ近づくようです。
また、Sr.2はファイナルの他にフライホイールの軽量化やコンピューターの変更がなされているそうですので、その辺も合わせると結構違いがあるのかもですね。

今となれば、その辺も考えてSr.2を狙えば良かったのかなぁという気もしますけど(＾＾;、そう言っても話が始まりませんので、ここはSr.1.5をベースにどうするかを考えたいと思いますが、ファイナルやフライホイールに手を加えるのは、何かのついで？でも無いとなかなか出来る事ではありません。

そこで冒頭の話しになるのですが、もう一つ関係しているとすれば、それらを最終的に路面に伝える、タイヤ（ホイール）の存在もあるのかなぁと。

現在、スイスポもロードスターも夏タイヤは15インチを履いていますが、スイスポは185/55R15、ロードスターは195/50R15。
ホイールはどちらも6.5J（だったはず（＾＾;）ですが、重量もスイスポのホイールの方が軽いのでは？と仮定すると、スイスポのタイヤをロードスターに履かせてみたら、果たして印象は変わるのか？。

これであれば体力とやる気（笑）さえあればお金はかかりませんし、そこで改めて14インチ化などを考えてみる手もあるかな～と言う事で、まずは一度試してみようかなと思っています。


と言う事で、珍しく真面目な事を書いたら、CPUが発熱してしまったので(笑)、今日はこの辺で。

ここしばらく、車関係の雑誌を買う事も殆どありませんでしたが、久しぶりに、ロードスター関係の本を購入してみました。

一冊はメンテナンスBOOK（写真左）、もう一冊はメカニズムBOOK（写真右）です。

まずはメンテナンスBOOKの方を軽くパラパラとめくってみましたが、NA6（1600cc）を題材に取り上げているため、特にエンジン関係に関してはNA8（1800c）と異なる部分はありますけども、写真を交えた実践的な解説や締め付けトルクの記載など、整備書を噛み砕いた参考書と言う雰囲気の内容で、とても参考になりそうだと感じました。

メカニズムBOOKの方はまだ目を通していませんが、本の紹介に「開発陣のこだわりを部品単位の視点で分析」とある通り、読み物として楽しめそうな感じです。

自分で作業出来るかはまた別な話しですが（＾＾;、今後のメンテナンスの参考になればというのと、自分で出来ないまでも、よりロードスターに対する理解が深まる事で、今まで以上に愛着を増すきっかけになれば良いかな～と思っています。

昨日はエイプリルフールでしたが、嘘をつくとすぐにバレる琢麻呂です(＾＾;。

つまりは嘘が苦手と言う事であり、やはり根が正直（以下略。


まぁそれはさておき(笑)、そろそろタイヤ交換のタイミングを伺う時期になって来ましたが、加えてテレビなどで桜の話題を聞くと、愛車と桜が共にある風景を思い浮かべたりなんかして、ますます気持ちも高まって来ますよね。

と言う事で、先日から地味に？始めたロードスターのドアミラー補修ですが、人力で削るのに飽きたのでここは一つ勢いをつけて早めに完成させようと思い、電動パワーを投入してみる事にしました。

で、100均で買ってきたのがこれ。

ディスクグラインダーに装着して使用する研磨用ディスクで、切断に使用するディスクと違い、ナイロン繊維で出来ているらしいです。

100均で買ったと言ってもこれは200円商品なのですが、これなら曲線にも追従しやすいんじゃないか？という思い付きと、手で削るより楽なら良いか・・位のノリで買ってみました。

そんな感じで、家に帰って早速ディスクグラインダーにセットし、まずは1個試しにやってみる事に。


ギュイーーーン！


へぇ、切断用の刃と違ってあんまり音がしないなぁ。（ディスクグラインダーの音しか聞こえない位）


まぁ触った感じもスポンジっぽいし、そんなに削れる訳な・・


おおっ、あっさりメッキが削れるじゃないか！。


そんな感じで、ものの数分でメッキや腐食部分を削り落としてこの通り。

恐るべし100均（の200円商品）パワー（驚。

当初はボディー同色にでも塗ろうかな～と思っていましたが、目の細かいペーパーで仕上げて、サビ防止にクリアでも吹けば素地のままでも良いかなぁと思ったり。
もしクリアでの仕上げがダメならダメで、改めて色を塗るとかしても良いですしね。

と言う事で、飽きる前に何とか仕上がりそうな気がして来ましたが(笑)、ここから二歩下がるかも知れないので、油断は禁物です（？）。

何だかんだで、もう4月になってしまいましたね。

一時期は、このまま消えないんじゃないか？と思った庭の雪も、全盛期の1/3位までになり、あとはユキ（雪）ちゃんが大人しくしてくれる事を祈るのみです（＾＾;。

さて今日は、先日交換したと思ったら接触不良？を起こしてしまった、スイスポのライセンスランプ（ナンバー灯）の補修を行なってみる事にしました。

ライセンスランプのソケットを見やすい状態にするためには、バックドアのハンドル（ガーニッシュ）を外さなくてはなりませんが、それにはまずドアの内装を外す必要があります。

内装は赤丸で囲んだビス2本と、毎度おなじみ？のクリップで固定されています。

年数が経っている上に今時期はまだ気温も低いので、クリップが折れる覚悟で外しましたが、日頃の行いが良いせいか幸い1個も割れずに外れました。

次はハンドルですが、ハンドルは赤丸で囲んだナット4個で固定されています。

写真右側のナットは、ワイパーモーターのブラケットの穴から覗きこむ形になりますので、ちょっと見づらいです。

無事ハンドルが外れ、ライセンスランプとご対面（笑）。

ハンドルが当たっていた箇所は塗装が剥がれてサビ出していましたので、一応サビを落としてタッチアップペイントを塗っておきました。

さて肝心のソケットですが、バルブを差し込んでもガタ付くというか、バルブが簡単に抜ける状態になっていましたので、何でかな？と思いつつソケットを見てみるとそれもそのはず、差し込み口の金具が曲がっていました（＾＾;。

バルブは、ハンドルとの狭い隙間で差し込まなくてはならないのですが、どうやらバルブを差し込む際に金具を曲げてしまったようです・・。

と言う事で、金具を正常な位置に曲げ直し、念のためもう片方も一旦バルブを外して金具を少し内側同士に曲げておき、この状態で点灯を確認して完了です。

ホント、ハンドルさえなければ何て事ないのですが（←言い訳）、こんなケースもありますよと言う事で、皆様もお気を付け下さいませ。