と言っても、もちろん車ではありません。(欲しいケド)
おぉ、もしやiPad・・でもありません。(これまた欲しいケド)
とうぜん、スカートでもありません。(これは美女に履いて欲s・・)
ミニはミニでもこちらのミニ。
ニャコーズワコーズのラスペネ miniです。
久々登場、マグえもん~(笑)
実は通常サイズのラスペネは持っているのですが、こちらは現場の工具箱に忍ばせ用として買ってみました。
THWの代表という顔を持ちながら、世を忍ぶ仮の姿(笑)で一般企業に潜入しているワタクシですが、そこでも日々レンチを振り回すお仕事をしております。
で、相手にしているのはステンレスの筐体とステンレスのボルト。
この組み合わせを聞いて「あぁステンレスか・・」と思われた方もおられるかも知れませんが、これがなかなか嫌な組み合わせでして。
というのも、ステンレス同士の締め付けというのは、ネジが噛み(かじり)やすいのですね。
(噛んでしまうと固着状態になり、まったくネジが回せなくなってしまいます)
どれくらい噛みやすいかと言いますと、自分が「きゃりーぱみゅぱみゅ」と言ったつもりが、終わるが速いかのタイミングで「全然言えてませんから~」とツッコまれる位(←事実らしい)の噛みっぷりです。
もっとも言ってはみたものの、「きゃりーぱみゅぱみゅ」がどういう方なのかは、よく知らないのはナイショですが(笑)。
って、何の話しをしてたんでしたっけ?。
あぁ、ネジの話しでしたね。
と言っても、自分も詳しい原理はよく分かってないのですが(^^;、ステンレスって鉄よりも放熱性が悪いわりに熱膨張の割り合いが大きいのだそうで。
そのため締め付けの摩擦熱が表面に集中しやすく、その熱で焼き付いてしまう・・という感じらしいです。
また筐体など付いている溶接ナットの場合、熱の変形かスパッタが入り込んでいるのか、ちょっと締め込みがキツい事があるのですが、そこで少しでも無理すると・・という事もありますね。
・・・。(←苦い体験を思い出したらしい
脱着するボルトに関しては、予めモリブデンスプレーを塗布してから締め込むので良いのですが、不具合なとで一旦取り付けた物を外すために、本来外す予定が無かったボルトを外すハメになった時がこれまた厄介でして。
職場にもCRCなどは置いてあるのですが、効くかどうかはともかく、持っている安心感と言いますか、神様仏様ラスペネ様・・と言いますか。
まぁ、秘密兵器は秘密のまま出番が無いのが一番ですけどね(笑)。
そんな訳で、錆びにくいゆえに車いじりに使う事もありますが、かじったりした際のリカバリーが難しいのもステンレス。
特に熱のかかる付近で使う場合、予めスレッドコンパウンドなどの固着防止剤を塗布しておくのも手かと思いますが、錆びたら錆びたで交換すれば良いか・・と、ステンレスを使わないというのも一つかも知れません。
<今日のポイント>
オヤヂギャグを言う時は、噛まずに言える単語をつかいましょう(違。
Posted at 2013/01/22 22:44:58 | |
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