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琢麻呂のブログ一覧

2021年06月29日 イイね!

まるで〇〇のような

いやー、何だかもう6月も終わりそうですねえ(^^;。

ということで(←何が?)、6月上旬に始めたバイクいじりも、いまだ終わっていないのでありますが、まあ急ぐのは仕事だけで良いでしょうということで、今回ものんびりと行ってみましょう。

前回はリアのベアリングを何とか交換したところで終わりまして、あまり進んでいないように思いつつも、大きいところではリアブレーキと駆動系を残す所まできました。
そんな訳で今回は、リアブレーキのオーバーホールを行なってみようと思います。

ということで、早速リアキャリパーを切り離そうと思ったのですが、フロントのバンジョーボルトで固定するタイプとは違うようで、どう外せば良いのか一瞬分からなかったのはナイショ(^^;。

調べてみると、キャリパーに一旦ジョイントが締めこんであり、ジョイントのロックナットを緩めれば切り離せるという構造のようです。
車で言うと、車体側のブレーキパイプとブレーキホースを接続する箇所のような感じ・・でしょうか。

バイクの場合は、色々外さなくても部品が見えているのがありがたいところですが、とはいえ初めて見るものも少なくないので、実際の作業よりも調べ事に結構時間をかけている感じもありますね。
毎度ながら、ネットに情報提供してくださっている皆様に感謝です。m(_ _)m

無事?キャリパーが外れたところで、ピストンを外してチェックしてみますと、外側のシール溝こそ少し磨いたものの、シリンダー内は非常に綺麗な状態でした。

どれくらい綺麗かというと、まあ私の心と同じ位・・とでも言っておきましょうか。

いやそれ汚れまくってんじゃねーの?というツッコミはさておき(^^;。

ピストンは外側のシール付近がサビている感じでしたが、内側のシール付近は問題なさそうでしたので、今回はペーパー掛けで使用することに。

スライドピンとブーツには、車で使っているワコーズのシリコングリスを塗っておきました。
フロントのキャリパーと同じ黒で塗装しようかと考えたものの、あまり寄り道しすぎると元に戻ってこられなくなる可能性があるので、今回は止めておくことに。

このあとキャリパーを元に戻しますが、ブレーキホースなどの締め加減って結構難しいですよね。
フロントは整備書の規定トルクで締めましたが、リヤは工具の関係でスパナの手トルクということで、弱いとフルード漏れ、かといって締め過ぎは破損の可能性が・・。
そんな訳で、ここは長年に渡って工具を握ってきた勘だけが頼りです。(←危ない)

無事?形になったところでフルード(ワコーズDOT4)を注入し、エア抜きを行なうことにしまして、ここで長年お蔵入りしていたアイテムの登場。

通常エア抜きを行なう場合、ブレーキレバーやペダルを動かしてマスターシリンダー側から圧送しますが、これはブリーダー側から真空圧で吸引するポンプです。
ホントは車で使おう思い、だいぶ以前に買ったのですが、配管の経路が長かったりして、どうも人力だと疲れてしまうので使ってなかったんですよね(^^;。

今回はキャリパーを外したため、完全にフルードが抜けていることもあり少々時間はかかりましたが、これである程度フルードを導いて、最終的にはペダルを動かしてエア抜きしました。

フルードの量は整備書においては、下限以上の適量と書いており、色々調べてみると、ダイヤフラムがフルードに追従して空気を遮断する構造のようです。

ですので、リザーバー内壁の印と思しき溝までフルードを補充し、あとはダイヤフラムを入れながら様子を見つつ量を調整しました。(これであってる?)

ちなみに、こちらがフロントのリザーバータンクです。

カバーには小さい空気穴があり、ここから空気が動くことでダイヤフラムが伸縮できるのだそうで、古くなると穴の詰まりにも注意が必要とか。
ダイヤフラムはゴム製なので、いずれ時期が来たら交換の必要がありそうですね。

エア抜きも無事?終わり、何とかリアブレーキが形になりました。

あとは大きいところは駆動系を残すのみとなり、チェーンは江沼のセミプレス式(軽圧入)を標準リンク数で用意しましたので、たぶんすんなり付く・・はず(^^;。

毎回、次で終わるはず・・と言いつつ、どうやら7月に入ってしまいそうですが、まあ何とか形になりそうな気がしてきたので、とりあえず良しとしましょう。
Posted at 2021/06/29 07:43:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年06月20日 イイね!

シブいアレ(後編)

ということで、珍しく飽きずに書き上げたので後編です。

前編では、ホイールベアリング交換をしてみようと決意したところで終わりまして、後編は実際のベアリング交換についてのアレコレなど。

さて、まずはホイールベアリングについてですが、トリッカーのリヤホイールに関しては、KOYOの6202というベアリングが使われているようです。

写真はすでに取り外した現品で、オープンタイプ(シールド無し)のフロントに対し、リヤは両側接触シール型という両面にシールドがついたタイプで、3個とも同じものでした。

こういったベアリング交換に関しては、先人の情報が色々ありまして、ベアリングについては、各ベアリングメーカー(KOYO、NSK、NTNなど)の同一品番であれば互換性があるようです。
純正だと1個1000円くらいしますが、社外品は2~300円とリーズナブルなのも魅力。

ということで、ベアリングを購入しようと思ったところ、お友達のチャックさんから、ベアリングには「内部すきま」が存在しており、純正はC3指定ではないか?という情報を頂きました(感謝)。
ベアリングには、アウターとインナーレース間のガタといえば良いのでしょうか、「内部すきま」というものがあり、C2<CN<C3<C4<C5といった順にすき間が大きくなるのだとか。

一般流通しているものは普通すき間の「CN」らしく、今回は情報を参考にC3指定となる、NTNの「6202LLUC3/5K」を購入しました。

べつにNTNにこだわりがあったワケではなく、パッと目に入ったのがコレだったので(笑)。KOYOであれば「62022RSC3」になるようです。

いざ交換作業に移りまして、こういったベアリングの抜き取りには、パイロットベアリングプーラーという工具を使うようですが、残念ながらウチにはありません。他の無駄なプーラーはあるんですけどねえ(^^;。

ということで、こちらも先人のお知恵を拝借して、コンクリートアンカーを使うことにしたのですが、どうも打ち込み方が悪いのか自分のネタくらい滑って上手く行かないのですよ・・。
下手に深く入れるとカラーごと引っ掛けてしまいそうですし、そんな感じで色々試行錯誤した結果が、こちらです。

アンカーをベアリング内径ギリギリ(手では押し込めないくらい)まで開いておいて、ハンマーで打ち込んでベアリングとカラーの隙間に上手いことアンカーの端面を合わせ込むという方法です。
(カラーの端面に達するとコツンという感触があるので、そこで打ち込みを止める)

実際パイロットベアリングプーラーのツメは、こういう原理でベアリングをひっかける構造らしいですので、それを参考にした感じですかね。
アンカーの反対側にはネジ(M10)が切ってありますので、そちらにボルトをかけてプーラーの原理で引き抜いても良いと思います。

で、2個まではどうにか抜けたのですが、最後の3個目がどうにも固い(^^;。
ここまで使っていたアンカーではすっぽ抜けてしまうため、ボルトにナットの組み合わせにチェンジし、アノ方に登場頂きます。

「私の戦闘力は53万です」

いつものラスペネ様・・ではなく、フリーザ様もといフリーズルブです。
潤滑油と同時に冷却剤を噴射して、凍結収縮によって固着を断ち切るというものらしいですが、ロードスターの固着がスーパーサイヤ人のごとく強力でお蔵入りしていたのを思い出して、持ち出してきたのでありました。
結果は見事に打ち出せたのですが、本当にフリーザー様の53万パワーなのかは神のみぞ知る・・であります(笑)。まあネタということで、ひとつ。

ここからはベアリングの打ち込みですが、念のため荒れている雰囲気のあるハブ内面はペーパー掛けしたうえで、念のためカジリ防止として潤滑剤を塗布します。
そして、今回打ち込みに使用した当てものは、コチラ。

ベアリング外径の35mmに切った厚紙持参で、ホームセンターを不審者のごとく徘徊し、塩ビ管コーナーで見つけた端面用のキャップです。
実測値で34.5mmと、まるで専用品のごときフィット感(笑)。
念のため金属製の配管ソケットも購入しましたが、無事これで打ち込めました。

特に整備書には打ち込みの順番が無かったので、私は2個打ち込むことになるスプロケット側からやってしまいましたが、巷の情報ではブレーキディスク側からという意見が多いような気も・・。
考えてみると、ディスク側はキャリパーやパッドとの位置関係がありますし、チェーン側なら微妙にズレてもチェーンラインに影響しないような気もしますので、ディスク側が正解なのかも。
フローティングキャリパーなので多少のズレは大丈夫(なのか?)ということにして、作業中の指示があるバイクもあると思うのですが、皆さんはどうされていますか?。

そんな訳で素人感満載ですが、片側が終わったところで反対側です。
色々この手の情報を見ていると、打ち込み過ぎは厳禁・・とされているようです。

実際、打ち込んだベアリングと打ち込む側のハブの当たり面の実測値と、カラー長を測ってみると、カラーのほうが約0.5mm長いですね。
そのため単純にベアリングのアウターを打ち込んでしまうと、インナーがカラーに当ってもアウターはハブの当たり面に到しないため、打ち込み過ぎとなるようです。

ということで、スーパーコンピューターのごとき頭脳で計算した寸法を狙って打ち込み開始。
途中、打ち込み過ぎに気を付けつつ、カラーが微かに動くギリギリの所まで圧入しました。

この状態だと、片側のベアリングを回すと反対側も回るものの、両方それぞれ逆にも回せて、実測で計算値と0.02mm程度のズレでしたので、ベストポジションではないでしょうか!?。(自画自賛)

こんな感じで初のバイク分解ということもあり、アレコレ迷走試行錯誤していたら、今日のところはこれで終わってしまいました。
残すところはリアキャリパーのオーバーホールと、ドライブスプロケットとチェーンの取り付けですかね。そうだ、クラッチワイヤーも交換しなくちゃダメだったな(^^;。
まだ先は長いような感じもしますが、何とか次の休日で終わると良いなあ。
Posted at 2021/06/20 22:32:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2021年06月20日 イイね!

シブいアレ(前編?)

シブいんです

ええ、そうシブいんですよ

何がシブいかって?

そりゃあもちろん、ナイスミドルな私が醸し出すダンディーさ・・ですよ(寒)。


・・・


ということで、ただでさえ荒れ気味な天気が、さらに荒れそうな寸劇を披露しましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
まあ私がシブいのは自他ともに認める事実なので、今さら語るほどでもありませんが、賢明な皆さまならもうお分かりのとおり、今回もバイクの話題です(笑)。

ブログに起こすのが面倒で何シテルでもチョコチョコと書いておりましたが、実は先週の休日でスイングアームの取り外しまで進んでおりました。



懸念だったのは、110N・mと車のホイールナット並みのトルクになるドライブスプロケットでしたが、ここも固着はなく、すんなり緩んでくれて一安心。恐らく通常の整備では、ここが一番高トルクなのではないかと思います。
それ以外ではアクスルシャフトなどが80N・m位といったところですね。

整備書の展開図だと、何がなにやら・・とややこしいように見えるリンク周りも、実際外してみるとこんな感じで至ってシンプルです。

トリッカーの場合、矢印の車体側のみニードルベアリングが使われており、その他はカラーが入っている構造で、若干サビが浮いていたものは軽くペーパー掛けしてグリスアップしました。

こちらが実際のリンク部分で、他メーカーではユニトラック(カワサキ)とかPRO-LINK(ホンダ)など、独自の名称でアピールポイント?としていたこともあったようですね。

2本のリンクを交換することでシート高を下げる、ローダウンリンクというものもあるそうで、メンテナンス関連で色々調べていると新しい発見があって面白いです。

こんな感じで割と順調に進んでいたのですが、リヤのスプロケットとブレーキディスクを交換したついでにホイールのベアリングを確認してみたところ、どうも回転がシブいというか重いような・・。

作業中断のため、一旦ホイールを車体に戻しておいてシャフトを軽く締めこんでおいたところ、そのシブさは無くなったようなのですが、果たして気のせいだったのか?。

色々調べてみると、フロントはハブの左右にベアリングが1個ずつなのですが、対してリヤは、スプロケット側に2個、ブレーキディスク側に1個と、計3個使われているらしく。

図解してみるとこんな感じで、左右のベアリング間にはカラーが存在しており、現状はどちらかを回すとカラーを介してもう片側のベアリングも回る状態のようです。
フロントより重さを感じるのは、3個のベアリングが一度に回っているからなのかなあと。

とりあえず過度の重さが消えてゴロゴロ感は無いので、このまま様子を見ようかとも思いましたが、あとで何かあってもなあということで、これも勉強かとベアリング交換を行なってみることにしました。


と、書き出したら長くなりそうな予感がしてきたので、後編に続く。(はず)
Posted at 2021/06/20 19:11:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年06月06日 イイね!

もう6月か・・

ゴールデンウィークが終わったと思ったら、あっという間に6月になってしまいました(^^;。
ホント時間が経つスピードがブースト1.7Barくらいの勢いで加速しているような気がします、ハイ。

という訳で(←何が?)、歩いて通えるほど通勤距離が近くなり、休日も晴れればもっぱらバイクに乗る方が多いため、ますます車に乗る機会が減っているこの頃。
すっかり機械いじりもご無沙汰しておりましたが、幾分慌ただしさも落ち着いた?ところで、今日は以前から考えていたバイクのメンテナンスに着手することにしました。

今回は前後ブレーキ周りの作業と、チェーンおよびスプロケットの交換、出来ればリヤサスのリンク周りを分解清掃をする予定で、部品自体はだいぶ前に入手して放置していたのはナイショ(^^;。
そうなるとホイールの脱着などが発生するため、バイクを浮かせた状態にする必要がありますが、万全を期して?オフロードバイクジャッキ(写真撮り忘れた)を購入しました。

と、いざ着手することにはしたものの、バイクのメカについてはまったくの素人ですから、急がずに2~3日かけて作業するつもりで、とりあえず今日はフロント周りに着手することに。

フロントホイールは、スピードメーターのワイヤーを切り離してシャフトを引き抜けば外すことが出来るらしく、懸念した固着も無かったので特に問題ありませんでした。

ホイールを外したついでにベアリングの状態を確認してみましたが、特に回転が渋い感じもなかったので、今回はグリスアップのみとします。

ブレーキディスクは6本のボルトで固定されており、ここも特に問題なく緩みました。

改めて外してみると、摩耗具合と表面の凹凸が大きくなっているのが実感できますね。

ブレーキディスクの固定ボルトは、整備書によると組付け時はネジロック塗布の指示になっていますので、手持ちのロックタイト(スティックタイプ)を使用しました。

こういった嫌気性のネジロックは、締め込んで空気と遮断されることで硬化開始するのですが、それゆえ仮締め状態で放置していると硬化することがありますので注意が必要です。

なんで知っているかというと(以下略。

それはさておき(^^;、こちらはフロントホイールからスピードメーターに回転動力を伝達するギヤボックスで、外したついでに分解して新しいグリスを注入しました。

Cリングを外すと一応分解できる構造になっていますが、基本的には非分解だと思いますので、もしトラブルが起きた時にはASSY交換でしょうかね?。

と、こちらが外したパッドなのですが、んんっ?。

何やらスリット付近が大きくえぐれていますね。摩擦で崩れ落ちてしまったのでしょうか?。
どうも純正ではないようで、前オーナーさん時代に交換したのだと思いますが、今回分解しなければ気が付かなかったので、その点では良かったかなと。

念のためシールキットも購入していたので、キャリパーもオーバーホールしてみることに。

これまで乗った車は、すべて片押し1ポットでしたので、なにげに初の2ポットキャリパーだったり。
ピストンにちょっと錆がありましたが、ピストンは用意していなかったため、とりあえず今回はペーパー掛けで様子をみることにします(^^;。
シールはOリングを2重に入れるタイプで、組み込み自体はスムーズでした。
車で経験があるのですが、外側にジャバラのブーツを入れるタイプは、どうも入れにくくて苦手なんですよねえ。(←不器用)

買い置きがあったと思っていたブレーキフルードが切れていたりと、まあ安定のマヌケぶりはあったものの、なんとか形にはなりました。

試しにフロントを浮かせた状態でホイールを回してみますと、サーっと回り続けてスピードメーターもちゃんと動いているようですので、とりあえず組間違いはなさそうかな。

のんびり作業したこともあって、今日はここで時間となりましたので、続きのリヤは次の休みにでもやろうかなあと思っております。
Posted at 2021/06/06 22:49:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「ブレーキメンテで買い忘れてた部品があったので、追加で購入。でも今日も猛暑日予報らしいので(^_^;、ほどほどにやります。」
何シテル?   08/03 09:01
手先は器用(自称)、しかし生き方は不器用。 ひとたび車をバラせば何故かネジが余る。 ズレた感性を才能と信じて止まない田舎のオジさんです。 アラ...
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