つい先日までは夏場の暑さが続いているような感じで、秋らしい雰囲気があまりなかったですが、ここにきて当地も朝は冷え込んで霜が降りるようになってきました。
このままずっと暖かいまま行って欲しいなと思いましたが、そんなに甘くないですね(^^;。
加えて週明けの天気は、雨または白いアレ(?)という予報がありまして、雪国住まいにおいては毎年のことではありますが、昨日はいよいよエブリイのタイヤをスタッドレスに交換しました。
交換は毎度のことなので、作業はいつも通り・・のはずでしたが、フロントタイヤを装着したあと、ブレーキローターの中央辺りに、少し深めの溝を発見。

パッド残量だけみて、ローターはあまり気にしていませんでした(^^;。
何でタイヤを装着するまえに気付かないのかと自問自答しつつ、キャリパーを外してパッドをチェックしましたが、異物は挟まっておりませんでしたので、以前に小石などが挟まって出来たのかなと。

ついでに軽く清掃して、スライドピンもグリスアップしておきました、
若いころなら勢いで反対側も分解したと思いますが、面倒さのほうが勝ってしまい、春にタイヤ交換するさいに分解しようかと思います。
ということで、無事?装着完了です。ウチもインパクトなど機材は充実してきていますが、先ほどのように、使う人間は一向に進化する気配がありません(^^;。

納車時に付けて貰った21年製造と思しきウィンターマックスは、まだ1シーズンは溝も持ちそうでしたので、今シーズンはそのまま使い回しすることにしました。
ウィンターマックスは元からやや硬めのゴム質のようで、触った感触のみだと、劣化の雰囲気はあまり感じられないような気がします。(たぶん)
何とかタイヤ交換が終わったところで、次はバイク整備を。
先日、巷の情報を参考にタペット調整をしてみたのですが、チョークを引いて始動したあと、5分くらい暖気してもすぐにエンストしてしまう症状は変わらず。

アイドリングを上げても変わらず、キャブ本体の問題かなあ・・とも考えましたが、そういえば外したプラグが黒かったなあ・・と思い、もしや電装系の問題かなあと。
エストレヤは年式によるようですが、ウチのモデルは標準のプラグ熱価が9番で、8番がオプション扱いで用意されているようです。
ちなみに同じ250cc単気筒のトリッカーは標準が7番でしたので、それに比べると番手が高いですね。
ということで、プラグコードをNGKの汎用品、プラグを8番のイリジウムタイプに交換してみます。

プラグコードは、キャップが赤でコードが黄色とやや派手ですが、7mmコードのモデルはこのカラーしか選べないようですね。8mmだと色の選択肢が多いのですが。
エストレヤのプラグコードは、イグニッションコイルにキャップのねじ込みで取り付けられているため、根元からまるごと交換できるようです。(イグニッションコイルは廃版)

本当は純正の黒が良かったですが、装着してみるとコードはタンクに隠れますし、キャップの赤がワンポイントになって、これはこれで良いかなと。
さて、いよいよ始動してみます。
「キュキュキュ・・」
「あ、しまった、チョーク引いてな・・」
「ブロロロロローン」
「あれっ?、チョーク無しでかかった??」
「ドドドドドドド・・」
やや暖かかったのもありますが、何とチョーク無しで一発始動出来ました(喜)。
その後、アイドリングも安定しているようなので、これは交換の効果があったようです。
やっぱり、良い燃料(N)、火花(H)、空気(K)、というのは基本の基だなあと実感。
コードは50cm長だったため、切ったぶんでもう一回交換出来そうなほど余りましたので、いずれまた活用できるかもしれません。

キャブもいずれ開けたほうが良いかもしれませんが、取り急ぎホース類だけでも、部品が出るうちに交換しておいた方が良さそうです。
こちらが外したプラグで、プラグは昨年交換したものですが、真っ黒なうえに外したときはガソリンらしき湿り気がありました。

走行距離は9000km弱とはいえ、年数でいうとだいぶ経過した車両ですし、やはり車やバイクは走行距離だけで判断してはいけないという事かなあと思います。
ということで、いざ試走へ。

今まで発進からの低速がもたつく感じがありましたが、交換後は爆発の一発一発がより感じられるようになった気がしますし、今までよりも力強さがあるような。
タペットクリアランスは吸気側が広めで、排気側が狭めになっている感じでしたが、それぞれ中央値に調整し、いまのところタペット音など問題は無いようです。
今まで回転を上げると、発生源の分からないビビり音がしていましたが、シートのブラケットのナットが少し緩んでいたのが原因のようで、脱着によってそれが治まったのも良かったですね。
まだブレーキのメンテナンスはありますし、出来ればチェーンも交換していきたいですが、これでなんとかエンジンとミッションは調子を取り戻せた?ようで、まずは安心しました。
Posted at 2024/11/17 10:10:43 | |
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