岩手も涼しくなり朝晩冷え込むようになってきましたが、先日藪川は0℃台まで下がったとか(^^;。
まだ日中は25℃くらいまで上がることもありますが、だいぶ秋の空気を感じるようになってきました。
そんな訳で気温的にも動きやすくなり、紅葉の撮影なども楽しめる季節になりますね。
とまあ、だからという訳でもないのですが、いつものリサイクルショップを覗いたら、帰りはなぜか「NIKON D700」を手にしておりました。

先日だいぶ機材整理をして増やさないつもりだったのになあ・・というのはさておき、15年前くらいの一眼レフで、フルサイズとと呼ばれる大型センサーを搭載したカメラです。
液晶やカバーに傷があったりはするものの、それ以外の外観は意外と綺麗でバッテリーも二個付属、保証なしのジャンク扱いとはいえ中古カメラ店の半額以下と格安でしたので、つい確保してしまいました(^^;。
レンズまで揃えるとなると厳しいですが、幸か不幸か?ウチにあるタムロンの90mmと70-300mmがフルサイズ対応だったのも決め手です。
シャッター回数も6000回未満と、この手のカメラにしては殆ど使われていない状態ですが、絞り込んでみるとセンサーにゴミが付着しているようで、それも安い理由だったのかもしれません。
センサーは清掃したら殆ど目立たなくなりまして、イメージダストオフ機能を使えばカメラが取得した情報から画像補正出来るようですし、普段あまり絞らないので恐らく気にならないと思います。
シャッター音はD300と似た乾いた音質で、ミラーレスに慣れた身ですと、だいぶ大きく感じますね。
いかにもガッチリとした良い機械感?があるのですが、難点を言うならカメラ本体のみで1kg近くありますので、今まで使った中では一番重いです。
まあでもファインダーは広いですし、何よりこの実像が広がる感覚というのが、ミラーレスでは得られない一眼レフの醍醐味でしょうか。
私の撮影レベルでフルサイズが必要かと言われたら、実際は宝の持ち腐れとは思いますが(^^;、まああれですよ、車やバイクでも自分にはハイパワー車なんて乗りこなせないのは分かっても、憧れやカッコいいという理由で所有してしまうのに近い感覚かと。
愛車から降りて歩き出し、ふと後ろを振り返って見た愛車の姿に、思わずニヤッとしてしまった経験は、乗り物趣味の方ならきっとあるのではないでしょうか。
カメラも各社しのぎを削っており、どこのメーカーを選んでも間違いない性能と思いますので、私個人は正直なところ、もしおススメのカメラありますか?と聞かれたら、外観の好みで選ぶのが良いんじゃないかなと答えると思います。
もしこれが職業の撮影などで絶対的に求めるものがあれば、デザインよりも性能を優先するかもしれませんが、こと趣味の道具は、何より所有欲を満たしてくれることが大切ではないかなと。
カメラに限らず、まったく興味が無い方からすると、同じようなものをいくつも持っていても仕方ないでしょ?という気持ちになるかもしれませんが、趣味の道具って、結局自己満足なんだよねえ・・と思うのであります。
ですよね?。(←誰に聞いているのか)
Posted at 2024/09/29 09:05:41 | |
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