はじめに。
美しい我が祖国、日本に、歴史と伝統ある皇室をいただいていることを誇らしく思い、心から感謝しております。
また、
ご皇室と国体の安寧
男系男子による皇位継承
天皇陛下、皇太子殿下、秋篠宮殿下、悠仁親王殿下に連なる正当な皇位継承
を、心から祈念しております。
日本が、あるべき姿を取り戻す。
末永く、未来へ連綿と続いていく誇りあるご皇室の弥栄。
そのために、私が、私たちができることは、何でしょうか。
私は、こう考えます。
ご皇室の歴史、現状、課題や問題点を把握、理解し、
どうすれば解決できるのか共に考え、
日々、折々に祭祀に励み祈りを捧げてくださる天皇陛下はじめ皇族方に
感謝と敬愛の気持ちを抱きつつ、
内外の敵から皇室を護るため、時には厳しい目を向け、
日本国民ひとりひとりが賢い藩屏となり、自らの誇り(皇室)を守っていく。
今上陛下のご健康を心から祈念しておりますが、いつか、「その時」が訪れます。
恙なく悠仁天皇がご即位し、全国民でお祝いできるその日まで、未来に禍根を残さないために。
日本国民が一つになり、憂いなく、光射す日本を日本人自らが創っていくことができるなら。
そのためなら、どんなに残念な御方だと思っていても心に秘め、負の感情は心の内に仕舞い、皇太子殿下の即位を、黙って見守ります。
しかし、もしも、次代として正当な理由がなく「愛子内親王の天皇即位」、旧皇族男系男子の血筋の者でない方との婚姻により誕生した「天皇家の父系遺伝 = Y染色体を持たないお子さん」に引き継がれる皇位継承があろうものなら、全力で阻止するために働きます。
皇室が外戚や外国、特定宗教による影響下におかれ、宮中祭祀が引き継がれず、皇室の財産が流出するような事態にならないように見張ります。
現在、このような懸念が現実になりつつあることをご存じな方も多いと思います。
ご立派で、心からお慕いできる素晴らしい方に、順当に皇位が継承されるその日まで。
どんなに尊敬し難くとも、敬愛できなくても、その先に明るい未来が続いていくことを信じられるのなら、どんな現実も飲み込みます。
賢明な日本人なら、ご存じのはず。
天皇陛下及び歴代の天皇の御意志や教えを受け継ぎ体現され、ご家族を導いていらっしゃるのはどなたなのか。
日頃の宮中祭祀やご公務へ臨まれるご姿勢、お誕生日などの会見の内容を垣間見るだけですぐに理解できるはずです。
真心のこもらないお声かけや慰霊、形だけのご参拝や宮中祭祀・・・。
残念ではありますが、天皇陛下から引き継ぎ、次代にバトンタッチするためだけに最低限の公務や祭祀をなさってくださるだけでも、有難いことだとは思っています。
天皇陛下を尊敬し、皇室を敬愛している日本人なら、どれだけ皇室の誇りが傷つけられ、諸外国からも嘲笑され、各方面から憂慮されているかもお気付きのはず。
感性は人それぞれ。私とは違った捉えをされている方もいらっしゃるとは思いますが、悪しからず。
背が低いから、見目麗しくないから、かつらをかぷっているから、シークレットシューズを履いているから、配偶者を選ぶ目が無さすぎたから、皇位継承にふさわしくないと思うわけではありません。
今上陛下も、背の高い方ではありませんが、そのようなことを気になさることも全くありません。
カンボジアのシハムニ国王も小柄ですが、気品に溢れた佇まいは素敵です。
ウィリアム王子も、ご自分の頭髪を自虐ネタにするほど堂々と振る舞っていて、その潔さがかえって魅力に見えるほどです。
かつて皇太子殿下を至近距離で拝見することが何度かありましたが、公称されている身長よりもさらに小さいと感じたことを残念に思いました。背が低いということではなく、それを隠し偽るお気持ちを…。
いいではありませんか。
自信をお持ちになって、我が国の皇太子殿下として、凛としてくだされば・・・。
穏やかな表情で、云われたとおりに落ち着いて振る舞える御姿は、立派だと思います。
ああ。
どうして、背の君のありのままを愛し、尊敬し、立ててくださる女性を娶られなかったのでしょう。
ああ。
一番大切なお役目は皇太子殿下を支えることであり、御子を授かり、元気なお子様を何人でも育てていくことだと自覚し、覚悟のある方を、なぜ皇太子妃としてお選びにならなかったのでしょうか。
ああ。
たとえご自分の御子を授からなくとも、自分の代わりに男児を出産することを義妹君に素直にお願いし、託せられる度量のある皇太子妃を、御貰いになれなかったのでしょうか。
皇位継承者を身籠り、育てていくという女性として計り知れないプレッシャーと責任感。
一般の女性には、子供を生まない選択肢もあります。望んでも恵まれない方もいます。
しかしながら、皇太子妃にしかできない大いなる事業、それは、国民にとっても喜びであったはず。
子供をたくさん産んで育てることの楽しさ、素晴らしさ、喜びを自然に見せてくださり、国民全ての喜びとして分かち合えたならば、今のような少子化になることもなかったかもしれません。
そういえば。
殿下は、赤坂御所のお庭から摘んだ一輪の薔薇「プリンセス・サヤコ」を持って、柏原芳恵さんのコンサートに出かけましたね。
いろいろな意味で男性を立たせることのできる芳恵さんと結婚されていたら、殿下も国民も幸せだったかもしれません。
しかし、当時の私も、芳恵さんを上回る、日本一素晴らしい女性と結婚できるものだと思っていました。
あの時代、私も含め、多くの人々の理解が足りなかったと云わざるを得ません。
皇族といえども自由に恋愛し、好きな人と結婚し、個性を生かして得意なことをなさることが、新しい時代の皇室の姿だと勘違いしていました。
親王殿下に嫁ぐ方の一番の仕事は、次代に連なる皇位継承者を何人も生み育てることこそが一番大切なことだとは気づいていませんでした。
どんな方でも結婚すれば、いずれお子さんを授かり、何人か懐妊できれば、そのうち男の子も授かるものだと、楽観視していました。
皇室問題の中心人物としてウォッチングしてきた雅子妃ですが、今は感謝の念すら抱いております。
皇室弱体化を目論む勢力から、「トロイの馬」として送れ込まれながら、あまりの不出来さ、使えなさから、秘密裏に役割を果たせず、そればかりか敵の正体を露見させ、図らずも内外部の「膿」を出すことになったこと。
決して若い結婚ではなかったのに子作りをしようとせず、「皇室外交(皇室親善しか存在しない)」をしようとしながら、諸外国とも友好な関係は育てられず、数々の失言から通訳を介して話すことを厳命されると、「人格否定だ」と皇太子の口から云わせ、もっと外国に旅行に行かせろと図ったが、失敗。
最低限の外交にとどまり、大きく国益を損ねる可能性は少なくなりました。
人工授精の末折角授かった御子は、ベルギー訪問と天秤に掛けられ、結局両陛下にも内密にして飛行機に乗り、秘密裏のまま。郊外のレストランへ行くため石畳の道の長時間ドライブや飲酒をしたり、未来の親王または内親王殿下の母として、唯一無二の皇太子妃としての自覚が、全く欠けていることが露見し、そして流産。この時は、すっぱ抜いた朝日新聞に責任があるかのような東宮側の態度でした。
懐妊中にタバコをやめられなかったことも、当時の主治医から暴露されています。
女児を一人出産後は、適応障害という曖昧な診断を受け、セカンドオピニオンも受けないまま10年以上の療養生活、実質引き籠り生活に入る。
この方に、宮中祭祀の継承、皇位継承者の養育を任せる必要もなくなりました。
雅子妃のおかげで、皇太子妃にとっての本当に大切な資質は何か、はっきりと分かりました。
まやかしの学歴や華やかな顔立ちに惑わされ、きっと素敵な皇太子妃になると信じ、憧れていた自分。
人を見る目がなかったことを、恥ずかしく思い、教訓としています。
皇太子妃のみならず、皇太子殿下にも、疑念を持たざるを得ない事態が発生していることは、ご存知でしょうか。
「恥ずかしや」これが日本の皇太子とは 【拡散希望】
ヤフオク事件が今年で時効 闇に葬っていいのか 《転載可》
皇室ゆかりの品ヤフオク大量流出事件
「私より公」を大切に考えられる天皇としての資質に、皇太子殿下はあまりにも欠けていらっしゃるのではないかと思われることが、残念でならないのです。
公(歴代天皇や皇祖神、宮中祭祀、公務、日本国、皇室、天皇皇后両陛下、皇室の財産や宝物、日本国民)のことよりも、
わたくし(妻と子、妻の外戚、国連、反日勢力中韓国、宗教団体、登山や酒などの趣味)を大事にしている現状に問題があるのです。
そのことに、ご本人は危機感を持たれていない。反日勢力の都合のよい変化をなさろうとしている。
「病気」の配偶者とその父親の影響下におかれている殿下の現状を、憂いているのです。
ご皇室のことについて書いたり話したりすると「不敬だ」と云われることがあります。
私は、天皇陛下の御言葉やご意志に背いたり、逆らう態度を
「不敬」だと考えます。
皇族の一員だから、どんなことも指摘したり批難してはいけないということでは、いつまでたっても問題を直視できず、ミーハーなファンや無関心な国民のまま、皇室の危機に気づけず、気づいた時には取り返しがつかないことにもなりかねません。
天皇陛下に口答えをしたり、ご指示のとおりになさらない皇族こそ、批難の対象とされるべきなのです。
今回は最後に、ずっと雅子妃問題を世に問いかけ、「皇太子殿下への御忠言」という本も著した西尾幹二先生の、皇室に関わる最後の記事を転載させていただきます。
「廃太子」(橋本明氏)とも「退位論」(山折哲雄氏、保阪正康氏)とも違う立場から、皇太子殿下の資質を問い、「天皇陛下のご聖断を!」と訴えた続けてきた西尾先生。
私も、西尾先生と同じスタンスで、天皇陛下のご聖断を信じ、陛下のご判断でしたら、仰せのままにどんなことも受け入れる覚悟でおります。
http://www.nishiokanji.jp/blog/?cat=24
西尾幹二のインターネット日録
オバマ・習近平会談、皇室の新しい兆し、そして私の新刊(二)
2013/6/16 日曜日
より引用
『週刊新潮』6月20日号に「『雅子妃』不適格で『悠仁親王』即位への道」という目をみはらせる巻頭記事が掲げられている。日本の歴史の中で「幼帝」というのは何度もあった。小学生、中学生でも天皇に即位できる。摂政をつければ問題はない。今上陛下、皇太子、秋篠宮の三人による頂上会談が昨年来つづいていて、そこで煮つまった案だという内容の記事である。週刊誌といえども、ここまで書く以上、それなりの証拠があってのことであると思う。
皇后陛下が雅子妃を見放した、という書き方である。何かとんでもない事件があってとうとう事ここに至ったのかもしれない。宮内庁も官邸も動いているという書き方だが、宮内庁長官はそんなことはない、と直ちに新潮社に抗議した。記事では雅子妃だけでなく、皇太子に対する両陛下の失望が公然と語られている。さりとて、皇太子は短期間でも一度は即位しないと、日本の皇室のあり方として具合が悪い。秋篠宮は兄弟争いの図を避けるために、即位を辞退している。かくて「幼帝」の出現ということになる。
私の読者ならお分りと思うが、以上の流れは本当かどうかはまだ分らないのだが、実現すれば大筋において私が書いてきた方向とほゞ一致している。私はすべての焦点を「雅子妃問題」に絞って書いてきた。だから批判や非難も受けた。そして、雅子妃に振り回される皇太子の不甲斐なさにも再三言及してきた。私は「廃太子」(橋本明氏)とも「退位論」(山折哲雄氏、保阪正康氏)とも違う立場だった。そして、何度も天皇陛下のご聖断を!と訴えた。ついに「ご聖断」が下りたのだとしたら有難い。「幼帝」というアイデアは陛下以外の誰が出せるであろう。正夢であってほしいと祈っている。
『週刊文春』6月13日号にも重大な記事がのっていた。読者アンケート1500人で、皇后にふさわしいのは雅子妃38%、紀子妃62%という結果を報じていた。皇室問題をアンケートで論じるのは間違いだが、各週刊誌とも堪忍袋の緒が切れた趣きがあるのが面白い。雅子妃は今月18日に予告していた被災地お見舞いをまたまたキャンセルした。
私の新刊『憂国のリアリズム』のリアリズムというところに注目していただきたい。この本も6篇の私の皇室論を収めている。読んでいる方も多いと思うが、あらためて題名と出典だけを書いておく。
『憂国のリアリズム』の第四章「皇族にとって自由とは何か」
「弱いアメリカ」と「皇室の危機」(THEMIS)
「雅子妃問題」の核心――ご病気の正体(歴史通)
背後にいる小和田恒氏を論ずる(週刊新潮)
正田家と小和田家は皇室といかに向き合ったか(週刊新潮)
おびやかされる皇太子殿下の無垢なる魂
――山折哲雄氏の皇太子退位論を駁す(WiLL)
皇后陛下讃(SAPIO)
私は皇室問題について書くのはもうここいらで止めよう、と思って、WiLLの担当者に昨日その話をしていた処へ、本日、『週刊新潮』の驚くべき記事に出合ったのである。
間もなく出版される『憂国のリアリズム』と併せ読んで、問題の落ち着くところが何処であるかを皆様も占っていたゞきたい。
『週刊新潮』の記事内容の続報を知りたい。
追記: 皇室典範の改正報道に抗議 「朝日新聞」6月14日号より
内閣官房と宮内庁は連盟で13日、宮内庁長官が皇位継承をめぐる皇室典範改正を安倍晋三首相に提案したと報じた「週刊新潮」の記事は「事実無根」だとして、同誌編集部に抗議文を送り、訂正記事の掲載を求めた。風岡典之宮内庁長官は記者会見で「このようなことは一切なく、強い憤りを感じている」と述べた。菅義偉官房長官も会見で「皇位継承というきわめて重要なことがらで国民に重大な誤解を与える恐れがあり、極めて遺憾」と語った。週刊新潮編集部は「記事は機密性の高い水面下の動きに言及したものです。内容には自信を持っております」とコメントしている。