
四方を海に囲まれた、島国、日本。
森と石清水の国、日本。
豊かで美しい清流がはぐくむ自然の恵み。
雨と霧と風と太陽がつくる大地の恵み。
四季折々の旬の味覚。
その土地ならではの季節の味覚を味わう時、(日本人に生まれてよかったわ~♡ )と、しみじみと思います。
今年の夏は、5年ぶりに(3回目)親友が遊びに来てくれました。
学生時代、そして社会人になってからも、一緒に旅した腹心の朋。
九州一周、四国一周、山陰出雲大社への旅、沖縄スキューバライランス取得の旅、香港、韓国。
彼女が結婚してからも、京都やインドネシアへ一緒に旅したものです。
今回は、彼女の母親と妹さん、下の娘さんと一緒に、車を運転して訪ねてきてくれました。
我が家に来る前に、
乳頭温泉郷に宿泊、
田沢湖、
角館を廻るコースをお勧めし、
たっぷりと楽しんできてもらいました。



7つの温泉(鶴の湯・妙乃湯・蟹場・大釜・孫六・黒湯・休暇村)の日帰り入浴もできます♪

次から次へ現れる郷土の魅惑の食材☆ 食べきれないほどの、美味しすぎる朝食☆
かつての職場のお姉さま方と一緒に宿泊した「妙乃湯」は、女性には特にお勧めのお宿です♪
田沢湖に佇む、たつこ像。 日本一深い、青く透明な湖です。



どの季節にも、何度訪れても、飽きることない素敵すぎる武家屋敷♪ 旧き佳き、日本の情緒。
↑ ここまで、ネットより画像を拝借しました。
・ …………………………… ・ ……………………………… ・ …………………………… ・
旅の日程の最後の二日間は、友人一家と一緒に行動します。
今回の『腹心の朋とその娘』からのリクエストは、「アレ」を食すること。
前回遊びに来た時に食べた「アレ」の美味しさを忘れられず、もう一度食べたいと云うのです。
実は私も、ここに暮らしてから食べたもので、一番衝撃的で感動した味覚が「アレ」でした。
なんという、旨味。滋味。
クリーミーで、ミルキーで、舌の上に乗せると様々な旨味と食感が静かにダンスを踊りだす・・・。
まるで、海の宝石や━━━━.+゚*。ワォ!!(゚∀゚屮)屮.+゚*。(by 彦麻呂さん)
「アレ」の正体は、
コレ↓でーす♪
冬に食べる牡蠣とは違い、夏の産卵前のたっぷりと旨味をふくんだ身をいただく岩牡蠣。
県内、各漁港の岩牡蠣を食べ比べてみましたが、象潟の岩牡蠣のお味が一番です☆
鳥海山のミネラルがたっぷりと溶け込んだ雪解け水が海の中で湧き出して、それをたっぷりと飲んで浴びて育つために、さらに旨味が増すようです。
初めて道の駅の魚屋さんに食べに来たときは、お味とともに、お安いお値段にもびっくり!
250~350円くらいで、ちょうどいい大きさの、とびきり旨い岩牡蠣が食べられました。
なんと、特大サイズでも、500円ほど。
それが・・・orz
人気と知名度が上がったためと、漁獲量が減ったため(by 魚屋のお父さん談)、値段は高騰し、
なんと今では850円!

一番食べ頃は、500~600円くらいのサイズだと教えてくれましたが・・・。
ちなみに、7月からお盆の頃までが旬だそうです。
国道7号線を南下していくと、途中でひまわり畑があったり・・・
信号待ちで、「聖徳太子神社」を見つけ、帰りにお参りしてきました。

前の晩から準備した、郷土料理のお弁当を持参して、岩ガキを食べた道の駅で食べる予定でしたが、あまりに暑くてとてもその場にはいられなかったので、涼しい某所でいただきました。
地酒、味噌、醤油を作っている酒蔵を巡り、
地元の美味しいフルーツを使ったタルトやケーキのお店でゆっくり楽しんでいただき、
我が家に帰宅してから、再び、郷土の味覚を味わっていただきます。
お料理が出てくるまで、息子たちはお姉ちゃんと「エポック野球盤」で遊びます♪
ウェルカムドリンクは、自家製赤紫蘇ジュース。
畑の片隅に、毎年生えてくる赤紫蘇をたくさん収穫し、鍋いっぱいに煮出します。
はちみつときび砂糖で甘味を、クエン酸とリンゴ酢で酸味を加え、冷蔵庫で保存。
夏の疲れをとり、炭酸で割れば、色鮮やかな赤紫蘇ソーダになります。

前菜は、秋田ねばねば三兄弟。
じゅんさい、みずたたき、モロヘイヤ。
それぞれ、甘酢、山椒味噌、だし醤油の味付けで、よく冷やしてからいただきます。

ジュンサイとは、ツルンとした舌触りが特徴の、こんな水生植物です。
旬の枝豆は、「湯上り娘」という品種が超おススメです♪
旬のお野菜の天ぷら。
ズッキーニ、いんげん、青紫蘇、ピーマン。

当地では、まいたけと牛蒡も外せません。
そして、冬に当「水産加工所」で捌いた、冷凍ハタハタも登場です♪

こちらは、夏のお祭りで食べる、「かすべ」というエイの煮付け。
汁物は、ナスと塩クジラ(脂身)のだし汁「くじらかやき」。友人の大好物です。私も好きです。
塩クジラの旨味を旬のナスが吸い込んで、たまらない旨味です。
お客様が爆笑&感心していたのは、息子たちが昼食を食べたときに「ガチャポン」で出てきた、ニセモノのクワガタとカブトムシに、一品ずつ取り分けて食べさせていたこと。
取り分けた料理はその後、自分たちで食べていました。
この時はニセモノのクワガタとカブトムシで楽しく遊んでいた息子たち。
数日後、母の故郷で本物の昆虫と巡り合い、我が家につれて帰ります♪
いよいよ。メインのお料理、きりたんぽ鍋。
暑い季節に、熱々のお鍋も、おつなもの。
鶏がらと醤油ベースのだし汁には、こぼうとまいたけの旨味をたっぷりと入れて、きりたんぽとだまこに吸い込ませます。
ちょっと奮発して、鶏肉は比内地鶏も入れてみました☆
デザートは、自家製トマトのゼリー。
みなさん、お腹いっぱい、郷土の味覚を味わってくれました 。o.+゚。(´▽`o人)≡(人o´▽`)。o.+゚。♪
♪♪♪
春夏秋冬。
どの季節にも、雄大で美しい景色と、温泉と、地酒、そして旬の味覚。
今回の旅で友人一家が気に入ってくれたものは、信じられないくらい湿気が少なく、ここちよい風が吹いて過ごしやすい秋田の夏と、美味しい旬の味覚。
そして、どこを旅しても運転していても、土地の人々はおおらかで、煽られることも割り込まれて嫌な思いをすることもなく、空いている駐車場を探してイライラすることもない、隙間感のある、ゆったりとした旅が、日ごろのストレスを発散させ、心を癒してくれたといいます。
そうなんだ (〃´ー`人´ー`〃)ナルホド
どうぞここ、素敵な東北、秋田にも、
遊びに来て、魅力にふれてくださいね ( ´艸`)ド-ゾ (っ´▽`)っ))イラッシャーイ♪