
さて、この冬、私は「一年のはじまり」について、ブログに何度かその旨書いていますが、いつのことかおわかりの方、いらっしゃいますか?
・・・・・・・・。
はい! 正解です!
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12月22日 <冬至> 一番日が短い日なので、太古では一年のはじまりの日。
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1月1日 <元旦 正月> 西洋暦、世界の多くの国では、一年のはじまりの日。
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2月4日 <立春> 旧暦(太陰太陽暦)においては、立春が一年のはじまりの日。
ちなみに。
世界の新年、お正月はいつなのでしょうか。
調べてみました。
◇エチオピア暦では、9月1日。
◇インドでは、太陰太陽暦の「ヒンドゥー暦」に従って、10月から11月の間の新月の晩が正月。
◇タイでは、通常の元日、旧正月、太陽が次の黄道帯に入ることを意味するタイ歴のソンクーラン(4月13日~15日)の、3回が正月。
◇シンガポールでは、正月が年4回。
◇マレーシアでは、西暦1月1日、ヒンズー暦(ディパバリ)、ハリラヤ(Hari Raya)、中華正月(旧正月)の4回が正月。
◇バングラデシュでは、西暦1月1日ベンガル暦の新年4月14日の2回が正月。
◇スリランカのお正月の日時は、毎年占いによって決められ、通常4月12~14日の間。
◇イランでは、春分の日が正月。
◇カトリックの国であるスペインでは、正月という概念は無い。
◇ユダヤ教の新年は、9月~10月の新月(最初に月が確認できた日)。
◇イスラム教の国でお正月に匹敵するのは「ラマダン明けの大祭(イード)」。
歴史と文化、風習がちがうそれぞれのお国、地域、宗派の事情は、興味深いですね。
日本も、中国歴から西暦へ切り替えたため、1872年(明治5年)から、現在の1月1日を元日にするようになったので、144年前までは、今日2月4日がお正月だったのですね。
◆太陰太陽暦(月が地球を1周する時間と地球が太陽の周囲を1回転する時間を併せて作った中国の暦)
◆太陽暦(地球が太陽の周囲を1回転する時間を1年とする)
さて。
今年も、2月3日の節分には、豆まきをしました。
こちらの地方では、炒った大豆を撒かないで、落花生を撒きます。
あとで拾って食べられるので、合理的でよろしいかと思います。
自分の子供の頃は、歳をたくさんとれば大豆をたくさん食べられるから、早く年をとりたいなあ、嬉しいだろうなって思っていましたが、もはや、・・・ハトでも食べきれないくらいの数となりましたw
もし一度に食べたら・・・。
大豆は料理する時一晩水につけると、丸い形から、あの楕円の豆の形にふっくらと変化します。
一晩、胃袋の中で膨らむことを考えると、想像するだけで膨満感になってしまいそうです。
♪
昨日は、朝からいくつかの仕事、アルバイトなどが重なり、コーヒーをゆっくり飲むゆとりもないほどあわただしい一日でした。
途中、大きな町のスーパーに数件立ち寄りましたが、お惣菜、お寿司コーナーには、これでもかと思うほど、大量の海苔巻きが平置きされ、高く積み重ねられていました。
(こんなに売れるのかしら? 残っちゃうのではないのかしら・・・?)
と、勝手に心配になるくらいの勢い。
でも。
そうか。
それだけ、海苔巻きの太巻き、いわゆる「恵方巻」というヤツが人々に認知され、洗脳されてしまっているのだな、と。
スーパーなど小売店、各食品業界(菓子、海苔など)では、クリスマス、バレンタイン、ハロウィンのような日本の風習にはない『意図的に作られた、戦略的イベント商戦』を手がけ便乗して、がっちり稼ごうとしています。
賢明な皆さんは、「恵方巻」なる海苔巻きが、どんな経緯で市民権を獲得してきたのか、ご存じかと思います。
登場したのは、今から15年ぐらい前、セブンイレブンとイトーヨーカドーでしきりに宣伝していたことを覚えています。
拙文w
【節分】新しい季節のはじまりに【立春】2015年02月05日
https://minkara.carview.co.jp/userid/2096003/blog/35023976/
より、一部引用します。
節分の日は、玄関に柊(ヒイラギ)を飾って、鰯干しを食べましたが、近頃では、「恵方巻き」なる太巻きを食べる習慣が定着したようです。
15年くらい前でしょうか、しきりにコンビニとスーパー(7とヨーカドー)でアピールしていた記憶があります。
手巻き寿司や海苔巻き、太巻きは大好物なので、CМやスーパーのチラシなどを見ると、とっても食べたくなってしまいます。
子供たちもお寿司が大好きだから、節分には「恵方巻きが食べた~い♪」とリクエストされます。
でも。
恵方巻きの怪しげな由来 ⇒(上方のヱロゐ御座敷遊び。芸者さんに太い海苔巻きを食べさせて、それを見て悦ぶ)
なんて、清らかな日本の歴史にはそぐわないもの。
バレンタイン、クリスマス、ハロウィンなど小売業者が勝手に作ったイベント商法にはのりたくありません。
自分の子供の頃には全くなかった風習なので、「恵方を向いて、切らずに長いまま黙って食べる」なる食べ方は、子供たちには絶対させません。
太巻きは、ほどよい厚さに切って食べる。
自分、頑固者です。
…………(拙文より ← もういいからww 一部 引用 了)……………
今年も、我が家もなんだか海苔巻きが食べたくなったので、具材だけ買ってきて、自宅で海苔巻きを作りました。
売ってる太巻きはびっくりするほどめっちゃ高いし、うちのお米を使ってたくさん作りたいから。
海苔巻きは二種類。
太巻き寿司は、お行儀よく、食べやすくカットしたものと、
好きな具を自分でのせて巻く、手巻きずしのスタイルで。
去年はあり合わせの具材で作ったため、子供たちに「お刺身の海苔巻きが食べたかった…」と言われてしまいました。面目ない…。
今年は、マグロ、ねぎとろ、カツオ、ブリ、エンガワ、サーモンの海の幸を取り揃えました。
あと、母が用意するのは、手作りの出汁巻き卵とツナマヨネーズ。
夕がたに帰宅してから大急ぎで準備し、新鮮な生のイワシをアツアツの塩焼きしたものと、
飯台に入れた酢飯と焼いた海苔、具材を並べ・・・、
お父さんも単身赴任から帰ってきているので、あとはお任せして・・・
母は、小学校のPTAの会合へ、Go!
・・・というわけで、写真を撮っている時間はありませんでしたので、画像はなしで。あしからずです。
母は、帰宅してから自分で巻き巻きして食べましたが・・・、
酢飯って、どうしてこんなにたくさん、ペロッと食べられてしまうのでしょう。
お茶碗に換算したら、一体、何杯分?
昨日、お米は美味しくても適量を食べるような決意を書いた、・・・ような気もしますがwww
お腹いっぱいで、お風呂に入ってすぐに寝てしまいましたが、朝もまだ、なんとなくお腹いっぱいです・・・orz
「恵方巻き」押しのマスコミの気配から
(なんかおかしいな~?)
(こんな習慣、昔から日本にあったのかな?)
(お行儀悪くて、恥ずかしい。 エロいじゃん、コレ。)
そう思われた、賢明な日本人のあなた。
海苔巻き、太巻きをたくさん食べるのは、日本の農家や水産業に携わる皆さんを助ける、とてもありがたいご厚意です。
節分と言わず、お祝い事やレジャー、行楽のお供に、海苔巻きやおにぎり、稲荷寿司、お赤飯やおこわなど、どんどん作って食べましょう!
でも、ぶっとい黒い棒wを、妙齢の女性に一方向を向かせて無言で食べさせる・・・。
黙って食べれば「願いが叶う」、なんてもっともらしいコト言っちゃって。
こんなの、おかしいでしょ?
なんでこんな下品なことを、テレビ、雑誌、スーパーのチラシなどの人目に触れることろで、堂々とヤラセて、人々の目に触れさせるの?
高貴な方、上品な方、皇族の皆さまは、公衆の面前で「食べる」という行為もなるべくお見せにならないご配慮をされているのに。
・・・もしやらせる、やるのなら、人前ではせず「夜の鬼退治」で・・・ww
とにかく。
そんな風習は、日本にはありませんでした。
子供たちに、ありもしない間違った「日本の伝統的文化」を教えないように、じょうずに極太の切っていない海苔巻きとお付き合いしましょうね。
♪♪
2月3日の節分といえば、
豆まき、鬼退治! 柊にイワシ!
今年のでん六、鬼のお面は、六文銭がついている、真田家のカブト!
流行に乗ったでん六さんの鬼のお面に、いち早く気づいた息子たち。
落花生と、子袋に入っている青豆を買って、お面もいただきました。
鬼のお面をかぶりながら(矛盾してるぞw)、家の戸口、神棚仏さまの部屋、リビングに豆まきをして、邪気を追い払いました!
♪ ♪ ♪
そして、今日2月4日は、江戸時代までの日本の新年、お正月。
三回目wの新しい年を迎えて、心機一転。
ますます、佳いことがたくさんありますように。
皆さんの元にも、幸せがたくさん訪れますように。
日本がもっともっと佳い国になりますように。