休日の朝。
世界遺産を散策する県の子供向けイベントへ長男、少年団活動の全県大会の応援は次男。
それぞれにお弁当を用意して、急ぎ集合場所の県の中心部へ車を走らせていると、幹線道路の対向車線に、何やら異変を察知しました。
ちょうど緩やかな坂道で、遠くまで反対車線が見渡せます。
信号待ちの追い越し車線にいる先頭の車は、ハザードランプを点灯させ、携帯?スマホを手に持っています。
その後ろには、見下ろす限りの大渋滞。片道二車線の国道なので、刻一刻とどんどん長くなっていく様子が、遠くまで見えます。
(まさか、こんなところでポケモンGOじゃないよね・・・)
時々みかける、電話を使用するために、交通量の多い国道でも後続車の配慮なしに停車しているアホな車なのかとはじめは思いましたが、それならせめて、走行車線上で停車しているはず。
・・・とすると、何らかの事情で車が動かなくなってしまったのだろうな、と推測しました。
信号待ちの数十秒の間ですが、運転手は運転席に座ったまま。
後ろの渋滞はどこまで長くなるのかなあ。
こういう場合は、まず、どうすればいいのでしょうか。
小心者の私は、急いで移動したい人に申し訳なくて、とりあえずすぐに走行車線に寄せたいと思ってしまいます。
でも、雪国だから道路の中央分離帯も広く取っておらず、うっかり外に出たら、反対車線やおそらく動き出す走行車線の車にひかれてしまったり、かえって迷惑になりそう。
大人しく、救援が駆けつけるまで待つのがいいのかしら・・・。
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自分の運転する車が突然動かなくなってしまったコトが、私にもあります。
一つ目はガス欠。
新車で購入してすぐなのに、ガソリンのメーターが壊れていて、すでにガソリンタンクが空なのに残量が1/3程を示していて、気づかぬうちにガス欠になってしまった時と、もうちょっとだから大丈夫だと油断して、ガス欠になってしまった時。
もう一つは、突然パワステが利かなくなってハンドルがものすごく重くなり、アクセルを踏んでも車が動かなくなってしまった時。
エンジンを切ってしばらく待ってから始動し直したら、何とか発車できました。
結婚後に主人が乗り換えた某社ワンボックスカーでしたが、当時住んでいたアパートのすぐ目の前での出来事で、他に通行する車もなかったので、迷惑をかけることなく難を逃れました。
ディーラーさんに連絡すると、同じ様な症状が起こるためリコールが出でいるからお知らせの葉書を出すところだった、とのこと。
入院して治してもらってからは、不調はおこりませんでした。
ゴルフワゴンで県外へドライブに行った時、いつも入れる日石のスタンドがなくて、妙に安いガソリンを入れてしまった時には、車を止めて車を降り、しばらくして発進しようとするとエンジンがかからないことがあり、だいぶ時間をおいてから再度かけるとようやくかかる、そんな経験がありました。
そのガソリンがなくなるまで、同じ症状が続きました。
軽トラックでもありました。
セルの調子が悪く、カギを廻してもエンジンがかからない時には、いつも「押し掛け」でエンジンを始動させました。
家の敷地内の緩やかな坂道まで押して移動し、長男がハンドルを握ってクラッチとブレーキ操作。
親が後ろから軽トラを押します。
はじめは私がハンドルを握っていましたが、クラッチとブレーキの関係が今ひとつ理解できていないため、云われたとおりにやればできるけど、教えてもらわないと仕組みが分かっていないためすっかりわからなくなってしまい、主人に怒られるという文系脳(単なるバカです)で、マニュアル車の理屈が私より分かってる長男におまかせしていました。
そう云えば、むかーし、キツいイ坂道を駆け上がるため普通のスクーターでなく「スーパーカブ」に乗っていた私の母も、エンジンをかける時に足で思いっきり、ペダルのようなものをキックしていた記憶があります。
草刈機や管理機、クローラー運搬車などの農機具も、動力は手を使うだけのキャブレーターでエンジンをかけることができるから、軽トラはいざという時便利だな~と思いました。
しかし、チョーク?、とか、混合ガソリンの調節目盛の合わせ方とか?、全く仕組みが分からない(何度説明してもらっても…orz)ので、未だに一人でエンジンを始動することはできません。
力まかせにひっぱることは、得意ですがww
!つД`)・゜・。・゜゜
<<これまでの車のトラブル>> ・*:.(ノω・、)゚
◆車が途中で止まってしまった原因は
・ガス欠
・車の故障
◆エンジンがかかりにくくなってしまったのは
・相性の悪い(粗悪な業転モノ?)ガソリンを入れた時
◆セルでエンジンがかけられない場合
・軽トラなら「押し掛け」でエンジンがかけられる
◆ガス欠を起こしそうになった時の車の様子
・エンジンの音が弱弱しく、途切れそうになる
・パワステが利かなくなる
・アクセルを踏んでも進まなくなる
◆ガス欠を起こさないために
・エンプティになる前にガソリンを入れる
・知らない土地では、早めにいつものガソリンを入れておけば安心
経験上、このままだとヤバい、止まってしまうかもと察知する時には、走行車線に進路変更して、なるべく道路の端に寄せるか、駐車しても大丈夫なところに曲がって、そこに停車します。
自宅に近い場所でなってしまった時には、携行缶に入っている農機具用のガソリンを取りに行って給油したり、そうでない時には近くのガソリンスタンドに歩いて行って、持ち運べる程度のガソリンを買って自分で入れて、携行缶を返却しつつ給油し直したり。
とにかく、突然車が止まってしまうのは自分も困るけど、後ろを走行している車にも迷惑をかけ、場所によっては事故や渋滞を引き起こてしまうことにもなりかねません。
他にも、自分は体験していませんが、パンクしてしまう、エンジンがオーバーヒートしてしまう、などという故障は、車に乗っている時に異変を感じたら、自分でチェックしたりガソリンスタンドやディーラーで見てもらったり早めに対応すれば、深刻な故障や事故を引き起こすリスクを減らせるかもしれません。
自分は、車のことはよくわからないので、家族や車に詳しい人に電話でどうすればいいのか聞いたり、人任せにしてしまいがちなのですが、車を運転する「責任あるドライバー」の一人として、最低限自分でやらなくてはいけないことがあることは自覚しています。
・オイルのチェック、オイルを足す
・オイル交換に行く
・不凍液のチェック、追加する
・ガソリン残量のチェック
・異常音がしないかどうかのチェック
・タイヤの溝にに石や難いモノが挟まっていないかのチェック
・ヘッドライトやウィンカーなどライトがちゃんとつくかどうかのチェック
そして、万が一、車が止まってしまったら・・・。
・おかしいなと感じたら、追い越し車線から走行車線へ進路を変更する。
・追い越し車線で止まってしまったら、安全を確認して、走行車線へ移す。
※ おそらく、一人では押せないから、周囲の人にご協力をお願いする。
・ガス欠ではない理由で止まってしまった時には、保険屋さんに電話して相談し、修理屋さんやレッカー車、JAFに要請する。
人間も車も、日頃の健康診断とマメなメンテナンスで、病気(故障)をしなかっり、元気で長生きできたりするはずです。
大好きな車とはずっと一緒にいたいから、ちょっとした手入れと心掛けで、故障や事故知らずのカーライフをつづけていきたいです。
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ところで。
今の車って、すごく進化しているんですね。
こんなにスゴイ機能は、果たして必要なのか、そんなところにお金をかけなくてもいいじゃないの? と思うほど、安全や快適さを追求しているのね。
でも。
私が乗りたい車は、ちょっと違うのかもしれないな~。
何もかも、車自身にやってもらわなくても、コンピュータやスマホに頼らなくても、自分で考えて運転がしたい。
安全性の向上のため、自動車会社が頑張って開発しているベクトルは正しいのかもしれませんが、車を運転する人間にも、もっと選択肢が広がってもいいのでは?
全部標準装備、まとめてお幾ら万円、そんな提示だけではなく、要らない装備にまで高いお金をださなくてはいけないのはつらいです。
シンプルな軽トラ(スズキ・キャリイ)に乗っていると、なんだか、運転が楽しいのです。
エンジンの音を聴き分けてクラッチを踏んでギアを変えて、どんどん加速していくのが気持ちイイ♪
あんまり高速では走れないけど、車と自分が一緒になって走っている感じがします。
仕組みはよく、わからないのですが…。
もしも、エンジンがかからなければ、「押し掛け」でかかってしまうなんて!
そんなことを知っていて体験している豚児たちは、今どき珍しいのかも。
長男は車全般、大好きですが、軽トラの運転が一番オモシロいと云います。
今の軽トラもそうなのかしら。
もう、そんな軽トラは販売していないのかもしれませんが。
自分は、興味がないこと、自分が理解できないことについては、恥ずかしいくらいに無知で世間知らずです。
今どきの車は、こんなにすごいことになっていた! ぶつからないように車間距離を自動的に取ってくれる、カギを回さずボタンを押すとエンジンがかかる、スマホで制御できる (゚д゚ノ;)ノ
・・・そういえば故郷の友達が乗っている軽自動車は、信号待ちですぐにエンジンが止まる「アイドリングストップ」で、助手席に乗っていたらドキドキ心配で、気持ち悪くなってきてしまいました。
信号が変わっても、エンジンが止まったままだったらどうしようって ((;゚Д゚))
そうなんです。
故障したら、全くのブラックボックスで、自分にはどうすることもできない。
車に詳しい人や知り合いに見てもらって応急処置をとることも、複雑な車ではもうできない。
全てがコンピュータで制御されていて、運転している自分のデータもみんなビックデータに吸い取られている。
車のことが全く分からない。自分とかけ離れ過ぎてしまっている・・・。
それが、不安の元なのかもしれません。
私にとっては、車は移動の手段であり、動く個室のような快適な空間。
景色も変わり、風や匂いを感じて、音楽も楽しめる。
それが、電車やバスやタクシーのように自動的に動いてくれるのは、ありがたいようだけどちょっとさみしく感じます。
自分の意志で、身体と心と一体化した私の車。
むかーし、自転車暴走族の頃に体感した、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感で感じる乗り物の爽快感やスピード感を味わい、楽しめるのも、車の魅力の一つのはずです。
すれ違う新車で、(乗ってみたいな~)(かっこいいなあ~)と思える車は、相変わらず在りません。
気になる車は、90年代によく走っていたスポーツカーが多いかしら。
やっぱり大好きで乗りたい車は、今の自分の車と、スカイライン(R30~34) ね♪