大河ドラマ「真田丸」、最終回まであと一日。
ついに、この時が来てしまった・・・ (´;ω;`)ウゥゥ
思えばこの一年間。
一週間の終わりであり始まりである日曜夜に、家族全員揃ってテレビの前に集合し、ワクワクと始まるのを待つ。
一緒に手に汗握り、笑い、感激し、興奮し、画面にくぎ付けになる。
終われば、面白かったシーンを振り返って、またみんなで笑ったり、しみじみと考えたりする。
昭和の時代にはそんな家族団欒も珍しくなかったかもしれないが、テレビ離れが進む平成の今。
小学生の子供からお年寄りまでみんなで楽しめる、まるで奇跡のような時代劇、歴史ドラマ。
おかげで子供たちは時代劇好き、歴史好き、戦国武将好き、闘い好きに拍車がかかり、進んで本を読んだり、武道を習ったり、段ボールで鎧や剣を作ったり、ぬいぐるみたちで合戦ごっこをしたりするようになった。
母が好きな武士道精神、かつての日本人の心も、「真田丸」を通して共に触れ、学んだ。
きっと子供たちが大人になっても、記憶に残っていることだろう。
私の心に、かつて見た大河ドラマが生きているように。
それはおそらく、真田昌幸の豪快さ、真田信幸の優しさ。
戦国時代を生きた武将たちの、波乱万丈の己の命をかけて掴みとろうとした野望。
そして、名だたる名将たちに可愛がられ、忠義を尽くし、どんなに不利な状況でも決して望みを捨てず、義のために戦った真田幸村という男の生き様。
明日をも知れぬ激動の時代に、いつも笑いがあった。
命懸けの厳しい生活に中に、家族の絆、愛情があった。
父親の大らかさ、母親の温かさ、姉、兄の優しさ、弟の思いやり。
あと一話で、「真田丸」という船の航海も終わる。
巧妙にすみずみまで貼り巡らされ、次々と回収してきた見事な伏線。
分かりやすく、いきいきとして、心の奥までとどく台詞。
この人しかいない、そう思えるキャスティング。
登場人物の誰もが愛おしくて、誰もを好きになる。
ドラマの中で私たちに気づかせてくれた生きる上で大切なものを、そっと心の中にしまっておこう。
全話録画してもらったDVDをときどき取り出しては、見返してみよう。
ありがとう、三谷幸喜さん。
ありがとう、真田丸。
私たち家族にとっても、絆を結ぶ、大切な時間を過ごすことができました。
私にとっても、日本人として生きていく上での大切なことを学ぶことができました。
◆これが最初で最後!三谷幸喜が真田丸を語る
「あのキスシーンは台本になかった」
●「平成28年12月15日、あの三谷幸喜があさイチに奇襲をしかけてきた」
●三谷さんが選んだ有働さんのナレーション ベスト3
3位 「日本史上、未曾有のおおいくさが始まった」
2位 「(略)もっとも長くそばにいたのは、彼女だということである」
1位 「(略)秀吉とその家族の、ごく短い幸せのひとときだったのかもしれない(略)」
●真田丸最大の特徴、それは時代考証の先生との連携プレイ。
その一例が、大坂の陣での東側の守り(東側は湿地帯のため攻めてこられない)に関しての設定。
●あの名シーン。キスのアイデアは堺さんから、口吸いw中に喋るのは長澤さんのアイデア
堺さん「ここはチューした方がいいんじゃないか」
長澤さん「なら喋りながらチューしたい」
大泉さん「何でチューしてんだ!!」
三谷「嬉しいのは、見てる人がこれを自分が書いたと思ってる事🎵」
三谷さんwwww漁夫の利wwww
● Q 三谷さんがやってみたい役
「もちろん石田三成。だって格好いいもん。義理人情、いさぎよさ、格好よさ、元々好きな武将だった」
「カッコいいじゃないですか、義に殉じるとか。・・・まあ山本くんがカッコ良かったんですが」
●
草刈さんがこの台詞を言ったらかっこいいだろうと思いながら書いていた
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三谷幸喜氏 「真田丸」視聴者との絆を感じたエピソード「この人たちのために1年…」
2016年12月15日
15日放送の「あさイチ」(NHK総合)で、NHK大河ドラマ「真田丸」(同)をめぐって脚本家の三谷幸喜氏が「とにかく嬉しかった」という出来事を語った。
番組では「真田丸」の脚本を担当する三谷がゲスト出演。三谷氏は「今日しかないんですから」とコーナーでみずからフリップを出し、有働アナのナレーションや、時代考証、キスシーンの裏話などテンポよく同作のエピソードを披露していった。
コーナーの終わりが近づいてきても、三谷氏はまだまだ話し足りない様子。そこで「僕がいちばん、とにかく嬉しかったのは…」として、「真田丸」の視聴者と自身が非常に密な繋がりを感じていたきっかけを語った。
開始当初の作品には、三谷氏曰く「スゴく批判的な意見が局に寄せられ」、しかもそれらは公になっていたとか。三谷氏はそのことで作品の行く末に不安を感じていたというが、次の週にはその批判的な意見に「これはイカン」と思った視聴者から、今度は好意的な意見が多数届いたのだという。
この逆転劇に三谷氏は「本当うれしくて。僕はこの人たちのために1年頑張ろうという風に思いましたね」と当時を振り返った。井ノ原が「いい話ですね」と感心し、有働もその「真田丸」がまもなく最終回を迎えることに感慨深げだったが、三谷氏はその空気を振り払うように「あと3つくらいいい話ありますけど」と続けて、出演者たちの笑いを誘ったのだった。
(以上、転載 了)
( 真田丸、おもしろいよ。 これから、もっと面白くなりそう! ワクワク☆ )
そんなサイレントマジョリティの想いより、三谷幸喜さんに批判的な人や、かつての大河ドラマや作家の作品と比べてケチをつける頭の固い歴史ファンの大きな声の方が、制作しているテレビ局には届いていたようです。
それに対して、普段は特に感想など番組宛に出さないツイッター民やネット民もこぞって意見を寄せたため、制作サイドにも、声なき声が形となって現れ、伝えることができました。
このことは、大河史上に名を残すであろう名作「真田丸」のことだけでなく、政治や教育、事件、報道に関する「ノイジー・マイノリティ」の大きな声に対抗する、私たちの手段について示唆しています。
『よいものは、よい』『よくないものは、よくない』
日本の将来を左右するような大事な局面では、はっきりとマスコミや政府機関などに、一人ひとり自分の言葉で、意志表示をすることが大切なことだと分かりました。
どうでもいいことはどうでもいい。
でも、大切だと思うことに対しては、意志や意見を伝えるぞ、と。
明日の最終回を前に、これまでの好きなシーン、真田丸への個人的な思いは次のブログへ。
つづく ・・・予定。
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真田丸 | 日記
Posted at
2016/12/17 20:43:18