
こんばんは♪
今週、田んぼや敷地で出会った、代々続く「我が家の子たち」をご紹介しま~す♪
まずは、いつも、電信柱や電線、蔵の屋根の上からこちらをうかがっている、カラスたちです。
身体の小さなカラスが一羽と、大きなカラスが二羽。この時は、二羽ですね。
毎年、子供が孵って、大きくなるまで親子で行動しているようです。
野菜くずや残飯の入ったバケツをもって堆肥場に行くと、鳴きながらついてきます。
目も鼻も、ものすごくイイようです。
「蔵の後ろの田んぼで、カラスとフナか雷魚が闘っているから、見に行っておいで」
と、遠くの田んぼの草刈から軽トラックで帰ってきた主人が言います。
一番近くの田んぼへ自転車で急いで見に行くと、なんだか、様子が変です。
カラスが鳴いてます。
「さかな」も鳴いてます。
さかな??
あっ、あの鳴き声は!
かつて、実家の父に鶏肉だと騙されて食べてしまった、あの生き物。
「ウシガエル」です!
巨大です!
私が田んぼのそばまで行くと、それまで稲の苗を倒しながら格闘していた両者が離れ、一時休戦です。
ウシガエルは、カラスに体をつつかれて、鳴いて抵抗していたようです。
足が、ヘビのように太くて、とてもカエルには見えない迫力。
このままではウシガエルがつつかれて食べられてしまうと思い主人を呼びに行くと、そのすきに三羽のカラスが集まり、三対一の闘いに。
主人が田んぼに入って、魚取り網でウシガエルをすくって、ドジョウが入っていた家の水槽に一時避難させます。
このウシガエル。
代々、同じ田んぼ周辺に棲むカエルなんですって。
ばあばが畑仕事をしていると、低くちょっと不気味な声で鳴き出して、びっくりすることもよくあったそう。
そういえば。
今年は春先からなかなか暖かくならず、野菜の生育も遅れがち。
こっそり、色づいた野菜を盗み食べするカラスも、まだ食べる野菜も少なく、お腹を空かしていたのかも。
同じ場所に戻しても、賢いカラスたちが見逃すはずもないでしょう。
家に持ち帰って保護し、ちょうどドジョウが入っていた水槽に入れると、大きなジャンプをして水槽のカバーを外そうとします。
マンガ雑誌を7冊乗せて、ブロックします。
いちばん上には、お相撲さんのイラストで重しに(笑)
ばあばの休んでいるリビングのソファーの前に置くと、ばあばとにらめっこ。
大きな目で、ギョロギョロ見られたと、ばあばは笑っています。
ちょうどその日。
ばあばの妹さんたちが我が家に集まっての、一年に一度の姉妹会。
遠く、高山からもいらっしゃいました。
おばあさまたちも、思いがけない先客にびっくり!
「カメかと思ったわ~」と。
豚児たちが帰宅すると、もう、大興奮!
鳴き声は聞いたことがあるけど、初めて観るウシガエルの大きさと迫力に、驚いています。
その晩、少し暗くなってから、元の田んぼに戻しに行きました。
つづいて、もう二つある水槽にいる「うちの子たち」。
和金が2匹、流金が1匹、まんまるい『ピンポンパール』1匹。
水槽の横に長男がサボテンを置いたら、なんとなくそこに集まってくるような気がしています。
朝になると、餌が欲しくて、人影にあわせて右往左往。
水面から口を出して、おねだりします。
とってもカワイイです。
ところで、ピンポンパールって、言い得て妙なナイスネーミングだと思いませんか?
「♪ 金 銀 パール プレゼント~」の洗剤「ブルーダイヤ」のCМソングが脳内に流れてくるのは、ある一定の年代以上の方ですね!
もう一つの水槽は、メダカたち。
はじめに、水産試験場で水草といっしょにいただいてきた5匹が卵を産んで増え、近所の水路からも捕まえてきた同じ品種もいっしょに入れました。
まるで、メダカの学校のようです。
小さな餌を水面にパラパラっと撒くと、みんなで上昇して食べに来ます。
わらわらと集まる姿も、とってもカワイイです。
癒されます。
最後に紹介するのは今日出会った、この子。
ちょっと離れた田んぼに昼間から水を入れておき、自転車に乗って夕方に止めに行ったのですが、土嚢袋を動かす時につるっと滑ってしまい、片足を田んぼにドボン。
田植え用の長靴を履いてから早苗が植えられていない深い場所に苗挿しするつもりでしたが、
ええい、裸足でやってしまえ!
中まで濡れてしまった長靴を脱いで、トラクターもはまってしまうズブズブの田んぼに入り、最後の穴挿し作業をやりました。
音楽を聴いていたスマホやイヤホン。けっこう深い田んぼだから落としてしまったら大変です。
麦わら帽子を脱いで、その中に置いていきます。
音楽は、スマホのスピーカーからかけておきましょう。
しばらくの間、ご機嫌で作業をして、裸足で長靴を脱いだ場所にもどってくると・・・。
なんと!
すぐそばに!
まさかの、「うちの子」が!
とぐろを巻いて寝ています。
びっくりした~!
さっきまで、そこに居なかったでしょ?
音楽が聴こえてきて、近づいてきたの?
ふつうは逃げそうなものなのに…。
ってか、早く、逃げてよ!
お家に帰って!
ちょっと離れたところに止めてあった自転車のところまで、裸足でそーっと移動し、足をペダルに載せて、そっと小石をヘビの身体の近くに投げてみます。
動きません。
身体に触るくらい近くにも、小石を投げてみます。
動きません。
だんだん寒くなってきて、じっとしているのかしら。
動かないのならと、そーーっと近寄って長靴をとり、麦わら帽子ごとスマホも持ち上げて、ぴゅーっと自転車で帰りました。
毒のない、悪さをしないヘビなら決して嫌いではないのですが、やっぱり、突然現れるとびっくりします。
今年は、玄関先でも生まれたばかりのヘビの赤ちゃん、ビニールハウスの籠の中でも、とぐろを巻いて休んでいるヘビに会いました。
ヘビを見ると縁起がいいとも云われますよね。
イイことがありますように・・・。
どの子たちも、今年も元気いっぱい生き抜いて、また子孫を残して、代々我が家に棲んでくれますように・・・。