お昼から始まる映画を見て、食事をして、ショッピングをして、午後6時。
モールの外へ出ると、今年初めての、本格的な雪が積もっていました。
息子たちは仔犬のように大喜びで、雪を丸めて投げたり、さっそく雪だるまをつくろうとしたり・・・。
これから30㎞以上の雪道を車を運転して帰らなくてはいけない母の心とは真反対の、満面の笑顔!
凍っていない路面、雪の積もっていない道路の運転は、大好きなんですけどね (^-^;)
さあ、時間は自宅を出発する前に戻ります。
雪は降り始めたものの、路面で融けてまだ積っていない時間に映画館のあるショッピングモールに向かいます。
雪のない路面は、快適なドライブコース。
予定よりもずいぶん早く到着し、お目当ての映画『ボヘミアン・ラプソディ』のチケットを買い求めます。
前回の反省を活かして、大きな音で楽しめる前方中央の席を3席確保。


映画が始まる前に、ポップコーン(いきなりステーキ味)に舌鼓をうつ息子たち。
土曜の昼ですが、空席が9割ほどで空いています。
親子連れもロビーで見かけましたが、「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」を見に来た家族がほとんどで、『ボヘミアン・ラプソディ』に入る親子は、・・・我が3人組だけでした~(^-^;)
これまで私が観た2つのスクリーンは、レディスデイであったせいもあり、同年代か年上の女性客か、リタイヤしたご夫婦、ひとりで来ていたちょっとお兄さん世代の男性が多かったです。
今回は土曜日だからどんな人たちが観に来ているのか楽しみにしていましたが、若いカップルと年輩のカップル、男性同士のカップル(おそらく、単なる友人同士だと思いますがww)、母親と娘さんらしき二人連れが多かったです。
息子たちは、前回の『シンゴジラ』に続く、2回目の映画館での映画鑑賞です。
『シンゴジラ』の迫力に大興奮しながら、その夜には兄がうなされて寝言を叫んでみんなをピックリさせました。
寝言と言えば、初めて夜に叫んで起き上ったのは2年前、アマゾン奥深くに暮らす未知の部族「イゾラド」を観た後でした。
今夜のNHKスペシャル「アウラ 未知のイゾラド 最後のひとり」で、再びイゾラドに出会うと、またうなされてしまうのでしょうか。
今夜は、夢に出てきそうな恐い映像は見ないで寝るようにしましょう。
えっ?
裏番組は、「シンゴジラ」? (爆)
映画.com 映画ランキング (2018年12月10日更新)
「ファンタビ」V3、2位「ボヘミアン・ラプソディ」も絶好調、「来る」は3位スタート
12月8日~9日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。首位は「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」が3週連続でキープ。公開3週目の週末2日間で動員35万1243人、興収5億1735万2700円をあげた。公開17日間の累計成績は、前作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(最終興収73.4億円)をしのぐペースで、動員276万8415人、興収39億1614万4000円を記録し、間もなく40億円に達する。4DやIMAX版の回も引き続き完売する劇場が増えている。
続く「ボヘミアン・ラプソディ」も3週連続で2位をキープ。公開5週目の週末は動員34万8267人、興収5億0717万円をあげ、前週末比102%を記録し、4週連続で右肩上がりの驚異的な興行となっている。累計動員は320万1505人、興収は43億9670万円で、間もなく44億円に到達。各地で盛り上がっている“胸アツ”応援上映の様子などが多くのメディアで取り上げられ、映画のサウンドトラックもCD・デジタルを合わせて24万7000枚を突破した。また、12月6日にゴールデングローブ賞(ドラマ部門)の作品賞と主演男優賞(ラミ・マレック)にノミネートされるなど、アカデミー賞に向けた今後の賞レースでもあなどれない存在となっており、結果次第ではさらに興行に勢いがつきそうだ。
新作「来る」は3位スタートとなった。作品は「告白」「渇き。」の中島哲也監督が、岡田准一を主演に迎え、「第22回日本ホラー大賞」で大賞に輝いた澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」を映画化したホラー。7日から全国331スクリーンで公開され、土日2日間で動員10万1000人、興収1億3700万円を記録した。これは中島監督の前作「渇き。」の興収比122%の成績。公開3日間では動員13万5000人、興収1億8000万円をあげており、まずは興収10億円超えが当面の目標となりそうな出足となっている。
なお、前週3位スタートを切った「くるみ割り人形と秘密の王国」は、週末2日間で動員7万7000人、興収1億0300万円あげ、4位にランクイン。6位の「スマホを落としただけなのに」の累計興収は17億円、7位「人魚の眠る家」が8億円、8位「ういらぶ。」は7億円を突破した。
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両サイドに息子たちがいっしょに観ていることに、ずっと幸せを感じていました。
知っている曲には、足を動かしてリズムをとったり、口ずさんだり、大画面で大音響でクイーンの音楽を一緒に楽しんでいる様子にほっこり。
フレディが女性の恋人とベッドで愛を語っているシーン(着衣ですw)と、男同士でキスをしているシーンでは、急にポップコーンを食べだしたり、落ち着かない様子 (笑)
エンドロールでは、涙をハンドタオルで拭いている母の隣で、弟がこっそり、涙をぬぐっていました。
二人とも、「おもしろかったよ~。」「曲がよかったね~♪」と話してくれました。
兄は、「始まる前は、おかーさんに『何にも教えないで』って言ってたけど、誰が誰なのかはじまった
頃は分からなかったから、聞いておけばかった」と。
母は、クイーンのメンバーの顔や髪型を若い頃からずっと見てきて認識しているけど、息子たちは映像を見ることはあまりなく、カーステレオで楽曲を聴く体験ばかりだったから、若い頃のメンバーは区別がつかなかったようです。
髪の毛が長い外人さんの顔の見分けは、日本人よりもつきにくいのかもしれません。
兄弟がこの映画を見てどんなことを感じたのかは、観賞後に敢えて聞いていません。
カッコ良くて大好きな曲をみんなで聴いて、その曲を作ったバンドのメンバーの物語を、心の片隅で憶えてくれていたら、それがパワーや安らぎ、みんなで共有した楽しい想い出として残っていてくれたら、それだけで嬉しい♡
ライブエイドの最後の曲。
♪ We Are The Champions / 伝説のチャンピオン
I consider it a challenge before the whole 【 human race 】
And I ain't gonna lose
こいつはすべての【 人類 】を目の前にした挑戦なんだ
それでも俺は負けやしない
>【 human race 】
この言葉が、わたしの中で大切なキーワードとして頭の中をぐるぐるしています。
英国とアイルランドのミュージシャンたちが、1984年のエチオピア飢餓をきっかけにアフリカ救済のための活動として始まった『Do They Know It's Christmas?』の製作、そして、『ライブエイド』。
音楽が人々のこころを鼓舞したり癒したりするためのものだけでなく、社会にメッセージや思いを伝え、ひとりひとりの思いを行動や寄付のような形として背中を押す活動につながっていきました。
キリスト教的な「施し」や「チャリティ」という文化的側面もあったのだと思いますが、ミュージシャンが楽曲を作ること、歌うこと、演奏することによって、困っている人を見て見ぬふりをしない、自分にできることをするという社会貢献の意義も教えてくれました。
「なぜ」「いつ」「どのような形で」活動するのか、ブリティッシュロック全盛期に絶妙なタイミングで発信され、その後の米国ミュージシャンたち・USAフォー・アフリカによる『We Are The World」』も影響を及ぼしました。
当時、アメリカ映画大好き! アメリカとイギリスのロック大好き! だったわたしも、
「ライブエイド」とそこに出演したミュージシャンたちのカッコよさにしびれたモノです。
(中継映像の放送権があったフジテレビのひどい進行とゴタゴタ。洋楽をよく知らないキャスターと、自分が好きなミュージシャンに固執するゲストの不手際も語り草になりましたね)
クイーンの『We Are The Champions』は、「自分たちが勝者」「私たちがチャンピオンである」という驕り高ぶった曲だと誤解されることもありますが(実際、数あるスポーツ大会で歌われるアンセムなので)、込められた思いはそうではないと後年、ブライアンも語っているようです。
“この曲は自分たちをチャンピオンだと歌っているのではなく、
世界中の一人ひとりがチャンピオンなのだと歌っているんだ。”
自分自身を、自分らしく生きる。
思いやりの心を持って、共生する。
正しいと思うことを、正しいと言える。
自分をよく見せようとして嘘やごまかしはしない。
人類の目指す方向と、人類の敵。
闘う相手・人類の敵は、嘘と欺瞞に満ちた共産主義、韓○、仏○、○共?
Queen - "We Are the Champions" Acapella (Vocals Only) Concert Mash-Up
はじめての「ボヘミアン・ラプソディ」の観賞で一番心に残ったことは、大好きなバンドの成長、「ボヘミアン」であったフレディの葛藤、そして、家族・恋人・バンドメンバーとの“本当の愛”。
10代の頃から何度も何度も聴いた、観た「ライブエイド」を目の当たりにして湧きあがってきた思い。
2度目の観賞では、(あ~、わたしはクイーンの曲が大好きなんだ。フレディのいるクイーン、ペース音、重低音が心地よいクイーンの曲が、好きなんだわ~)。
3度目は、母親としての自己満足のような映画鑑賞になっていました。
子供たちと一緒にいつも聴いているクイーンの曲を、フレディやメンバーの生き様を大画面で観ながら、大音量で聴くことができて嬉しい。
大好きな映画を、大好きな人と一緒に観られることは、
ものすご~く楽しくて、幸せ。
そんなことを実感した3度目の『ボヘミアン・ラプソディ』でした。
Bohemian Rhapsody 2018 (Movie Soundtrack) + Free Download