• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

青と緑の稜線のブログ一覧

2019年03月31日 イイね!

「新年号予想」とやらをわらわもしてみんとてするなり

「新年号予想」とやらをわらわもしてみんとてするなり

東風吹かば匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春を忘るな

菅原道真公




敷島の大和心を人問はば 朝日ににほふ山桜花

本居宣長




親思うこころにまさる親ごころ けふの音づれ何ときくらん

身はたとえ武蔵の野辺に朽ちぬとも 留めおかまし大和魂

吾今国のために死す。 
死して君親にそむかず。
悠々天地の事鑑照明神にあり。


辞世の句
吉田松陰




わたしたちが生まれ、暮らしているこの日本という国。
四季の移ろいの美しい、なんと豊かで素晴らしい国でしょう。



本日は、平成31年3月31日。
わたしの住まう土地では、朝から牡丹雪が降り、昼からは冷たい雨、そして宵には西の空が淡く夕焼けに染まっています。

庭の水仙のつぼみがようやく膨らみ、足止めをやむなくされている梅の花、桃の花は、暖かい日差しを待ち構えているようです。




国事行為に天皇は関わらないという「日本国憲法」に反し、平成の御代の天皇は自ら、生前退位を強行します。

なにゆえのお考えか、その真意は単なる一國民である私ごときには解りかねます。

しかしながら、そのお命の炎が静かに燃え尽きるまで、天皇陛下として在り続けていただきたかったと思っていることには、今となっても変わりがありません。

天皇陛下のおわす意味は、万世一系という命の永続の象徴性であり、ご自身の思惑や民意を超えたところに在るのではないかと思うからです。



故・渡部昇一先生や平川祐弘先生がおっしゃっていた「皇室の意義」「天皇陛下のお役目」は、宮中祭祀と男系男子皇位継承、この二点にこそ、あるのです。



>「天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で、昨年11月のヒアリングの際に保守系の専門家から『天皇は祈っているだけでよい』などの意見が出たことに、陛下が『ヒアリングで批判をされたことがショックだった』との強い不満を漏らされていたことが明らかになった」

<毎日新聞朝刊第一面 5月21日より引用>



『「祈っているだけでよい」といわれショックを受けた』とおっしゃる天皇陛下・・・。

そのような言葉をおっしゃる陛下に対して、僭越ながらわたしはショックを受けました。

(もしかしたら陛下は、欧州の国王やバチカンの法王と同じように、日本の天皇の在り方をとらえておられるのか?)
(被災地を回り、被災者から感謝され国民が喜ぶ姿こそを、象徴天皇としてとらえていらっしゃるのか?)
(高齢のため隠居したいことが退位の理由だとおっしゃること自体、祭祀王のご自覚がおありになるのか?)



敢えてここに記します。

「祈ってくださる」こと、「ご存命してくださる」ことに、民は感謝して崇めているのです。
象徴天皇は政治・まつりごとに介入せず、「祈る」「連綿とつづく男系男児継承」をしてくだされば、それだけでいいのです。

陛下はただ存在し、日本国や民の安寧と、五穀豊穣を祈ってくださるだけでいい、何者にも代えられない有難い存在なのです。


被災地を巡り膝をついて民に語りかけること、展覧会やコンサートに頻繁にお出ましになること、国事行為、皇室親善(※皇室外交という言葉は存在しません)よりももっと大切なこと。
「まつりごと」には関わらず本来の神道の大祭司としてのおつとめを全うしてくださることこそ、悠久の時の中で歴代の天皇陛下がなさってこられた唯一無二のお役目であるはず。


今回の生前退位は、天皇陛下、皇室が「政治・まつりごと」に介入し、敢えて言いますが、国民の陛下への労わりと感謝の気持ち、優しさに付け込んで我が儘を通した、皇室の伝統を破壊する行為です。

わたしは未だに納得いきませんし、残念なことだと思っています。



> 鈴木貫太郎首相は昭和20年8月14日午後11時過ぎ永別の挨拶に来た阿南陸相に対し肩に手をかけ「日本の皇室は御安泰です。陛下は春と秋との御祖先のお祭を必ず御自身でなさっておられるのですから」といった。

<新潮45 2017年8月号より引用>



高齢を理由に退位したいとおっしゃったのにも関わらず、お住まいのすぐそばにある皇居宮中三殿で本来なさるべき「宮中祭祀」は簡略化し、職員(かつてはキリスト教徒、現在は新興宗教の信者といわれる人が多数)が代拝するようになり、この度の春季皇霊祭にもおいでがなかったご様子。

それならば、譲位ではなく従来の『摂政』<退位せず皇太子殿下にお任せする>を置かれればよかっただけのこと。



いちばん大切なお役目である「宮中祭祀」は行わず、地方訪問、私的旅行、私的観賞はご高齢といえずいぶんと精力的で、退位してからも皇嗣殿下(皇太子と同位)である秋篠宮ご一家が住まうべき「東宮御所」に、巨額の改装費をかけて戻り、多くの職員を従えて多額の予算を確保したまま、隠居どころか、「なさりたいこと」を「なさりたいように」するおつもり。
一時住まいとする旧高松宮邸の改装費も莫大なもの。

隠居なさらないのなら、天寿を全うされるまで在位してくださることに、いったい何の問題があったというのでしょう。
健康に御心配がおありなら、前例もあり憲法違反でもない、大正から昭和へ代替わりした時にされた摂政をおけば、何の問題もなかったのです。


そして、御代をバトンタッチする新しい天皇は・・・。

その配偶者である、新しい皇后は・・・。


・・・本来のご研究とは畑違いの、利権まみれの「水」に関わる国際機や会議に積極的に関わろうとし、利用されていることに危機感さえもたず、進言苦言を呈した故・中川昭一氏は怪死を遂げてしまうようなキナ臭さ。

「公」よりも「私」「自分の家族」が大切なのではないかと思えてしまうこれまでの公式会見や公務での言動の数々。


次の皇位は秋篠宮殿下、秋篠宮悠仁親王殿下に継がれることは決まっていながら、皇位継承権のない愛子内親王が降嫁することを決して明言なさらない。


自分の血を引く「できの悪いけどかわいい長男」「大切ななるちゃん」とその娘「愛子さん」に皇統を継がせようとしている(天皇)皇后の意図を感じてしまうのは、今頃になって女性宮家、女性天皇、ご自愛の美智子さまの報道や番組を意図的にするマスコミの動きから察してしまいます。

悠仁親王殿下がご誕生して12年以上、健やかに御成長し小学校をご卒業された現在、このような過去の報道を蒸し返す意図は、どこにあるのでしょうか。

※この当時の総理大臣は小泉総理、小和田氏に近い福田一族とともに女系天皇容認。

↓ ↓
政府、女性天皇04年に容認方針 97年から極秘検討
共同通信
3/28(木) 17:36配信

※皇后陛下の弟の嫁・大原泰子の実姉が共同通信社の社長未亡人の大原れいこ氏




しかし。


日本という国を御護りしてくださっている高祖神、八百万の神々、公のため国のため村のために精一杯生きた先人の皆さまの魂が、悠久の流れの中で、わたしたちの国・日本と日本の民を導いてくださるはず。


新しい天皇陛下には、これまで公務も少なく、国や民に心を寄せていない新皇后は公の場にあまり出ないことを幸いとして、余計なことはせず、次の天皇に皇統と宮中祭祀を引き継ぐことだけを間違いなくしてくだされば、それでよろしいのだと思うようにしました。

「女性宮家」「女性天皇の擁立」「宮中祭祀の縮小簡略化廃止」だけは阻止するべく、わたしたちはわたしたちの誇りである日本という国で、自分にできることをを粛々とつとめるのみ。




今後、「新年号の予想」という「崩御を見越した不敬な行為」をわたしたちがすることはなくなると思われます。
なぜなら、今回の生前退位、譲位は一代限りのことだと政府は明言したからです。そのことに対して、今上天皇はご不満だったとも報道されています。



とにもかくにも。


平成の天皇陛下は(一応)公共放送であるNHKを利用して、憲法違反である「生前退位」「譲位」を高齢であるから隠居したい旨、国民の情に訴えることで、実現させました。

日本国と天皇、皇室について深く理解されている保守論客、大学名誉教授の皆さま、そして政府官邸の反対を押し切って、日本国憲法(第9条)を順守すると言いながら、天皇の政治加入を画策するダブルスタンダードのご姿勢で…。

国民の多くも、「御高齢だから」「これまでの御足跡に敬意を表して」、すんなりと受け入れてしまいました。
それは、天皇の役割、皇室の意義について、国民が考えず正しく理解せず、平成流の皇室のあり方こそあるべき姿だと思わされてしまっていたことが原因です。

GHQが謀った日本弱体化政策は、民間人の皇太子妃を二代にわたって入れたこと、そのご本人たちや家族、取り巻きの者が神道ではなく異宗教の信者であったことから、皇室のあるべき姿は内側から静かに変化し、国民の多くが気づかず、疑問を持たないまま本来あるべき姿ではなくなっていきました。


明日の新年号発表と、ひと月後の新天皇即位に関して、もはやわたしがどう思おうと意見を述べようと、仕方なく受け入れるしかないわけですが、せめて、新年号が日本のお国柄を象徴し、明るい希望に満ちたものであることを祈りたいと思います。

わたしも、こんな元号だったらいいなあ~と勝手に予想し、希望するものをつらつらと書いてみたいと思います。


この日本という国が、本来の形、誇りを取り戻すことができるようこれからも見守り、佳きことには称賛を、糺すべきことには苦言を呈していきます。





さて。

本年度(あと残すところ数時間ですが)、わたしはPTA役員としてPTA会報誌を作成し発行する部に所属していました。今年で4年間、兄弟のクラスの執行役員とクラス役員として携わってきました。

はじめは何も分からなかったのですが、経験者から教えていただき、役員、部長副部長の4人で相談し案を出し合い、楽しみながら活動してきました。
今年の教職員の紹介は、「平成のご自身のトップニュース」と「新年号の発表」をテーマにしました。

先生方自ら考えてくださった新年号を、ご自身で筆や太マジックを使って文字を書き、額に入れて提示し写真に撮ります。
夏休みに、校内の部屋の一画をお借りして長男の習字セットを用意して先生方をお待ちし、一人ずつ文字を書いていただき写真に撮影するのがわたしの仕事でした。


alt

事務担当の先生    教頭先生
養護(保健
)の先生   校長先生




個性あふれる新年号と、直筆の文字から、お人柄がうかがえて面白いと、読者である保護者や子供たちからも好評を得ました。

お待ちする間に、わたしも長男の習字セットで(こんな新年号がいいなあ~)と思う文字を書いてみました。


alt

新しい天皇になる方がご執心だったアイドルのお名前。
あの頃は、芸能人が皇太子妃になるなんて考えてもみなかったけれど、今となったらこの方のほうが何倍も何億倍もよかったと思ってしまうほどの、今の皇太子妃のていたらく。


新天皇にぴったりな年号は、他にも

豊乳

巨乳

豊満


も、候補にございます。




alt


これは、「かなのう」ではありません (笑)

「農(のう)は金(きん)なり」 です。


日本の別名、

「豊葦原千五百秋水穂国」(とよあしはらの ちいおあきのみずほのくに)
みずみずしく稲の穂が実る国という、日本の美名。

「農は国の大本なり」
古代において国の大本とされた農業の振興を目指し、耕地の整備が盛んに行われたが、これを最も積極的に行ったのは仁徳帝である。自らつくった古墳、大山陵(大阪府)は敷地面積では世界一であり、古墳をはじめとしてその才知は数々の土木事業に遺憾なく発揮されたという。

水土の礎 より引用させていただきました>



alt


和を以て貴しとなす。

ご存知、聖徳太子の「十七条憲法」の冒頭にある名文。 
爾来、日本人はこの言葉をどれほど尊重し、肝に銘じてきたことでしょうか。


alt
  (便せんに、筆ペンで書きました)

和を以て尊しとなす。

■関連する拙ブログ



alt


体は私なり、心は公なり。

私を役して公に殉ふ(したがう)者を大人(たいじん)と為し

公を役して私に殉ふ者を小人と為す。


吉田松陰





はたして、ここに登場した漢字、組み合わせは、新元号となっているのでしょうか (笑)


新元号ではなくとも「平成」の次の年号、新天皇の御代に、ここに挙げさせてもらった素晴らしい意味を持つ言葉を心に、明るく強く優しくしなやかに、新しい時代を歩んでいきたいと思っています。


あと14時間後の、菅官房長官の発表が楽しみです。

後の世に、安倍首相、菅官房長官という名宰相コンビが日本を救ったことを、次世代の子供たち、日本人に永く伝えられることも、わたしにとって幸せなことです。




Posted at 2019/03/31 21:33:18 | コメント(8) | トラックバック(0) | 皇室 | 日記
2019年02月12日 イイね!

なんか、すごくイイこと言ってるd(・∀・)イイ‼ 【大鶴義丹氏】

なんか、すごくイイこと言ってるd(・∀・)イイ‼ 【大鶴義丹氏】
だれか、バシっと言ってやる人はいないの?

このままだと、次の縁談は難しくなるよ。

カウンセラーでもセラピストでも、こうなったら占い師でも自己啓発セミナーでもいい。

いっそのこと、凄腕のホスト、AV男優の出番かしら。





小室圭と眞子さんの結婚。 

 ダメに決まってるでしょ、あり得ない。

その一言で終わりのはずなのに、いったい、何をモタモタしているのかしら。


あのバカバカしい文書、「借金じゃないもーん」なんて幼稚で勝手な言い訳をわざわざ発表して、
何か進展すると思っていたなら、本当にバカね。
誰が納得する? それで問題がクリア―すると思った?


 「眞子さまとの結婚の確率が上がるなら・・・」

そんな気持ちで世間に発表したんですって。
なにその「確率」って認識・・・?

宝くじが当選する確率が上がるとか、株価が上昇する確率とか、
出逢いの確率が上がるとか、妊娠の確率が上がるとか、
欲望まみれの、その感覚。


ほんとに大事に思っている人なら、その人が本当に幸せになることを考えられるはず。

金づる、としか思っていない。
付きまとって、なんとか金銭やコネを手に入れようとしか考えてない。

あなたが手を出した、あなたがオトシタと思っているその女性は、
ただのセレブではないのよ。
生まれながらにして天皇家に連なる皇族、将来の天皇陛下の娘であり、
未来の天皇陛下の姉。

生まれながらにちゃんと役割をもっている人。
汚してはいけない人。


高円宮絢子さんの結婚相手、 守谷慧さんの高感度の高さ、安心感とは比べモノにならない格差。

人柄、家柄、職業、皇族のお母様の紹介・・・。

女王との婚姻で、皇室との縁を利用しようだなんて卑しい魂胆は皆無。
経済的にも安定しており、いわゆる上流階級同士、親族や周囲の人たちと釣り合いのとれた落ち着いた生活を送るであろうと安易に想像できる安心感が、お二人の婚姻をふさわしいものだと思わせてくれる。


それなのに、天皇陛下の初孫である内親王が、あんな頓珍漢な結婚詐欺師のようなチンチクリンな相手と、家族や宮内庁、国民のほとんど全員が反対しているのに、結婚を止めようとしないなんて。

降嫁するときに国から貰う(税金ね)1億6千万円を当てにして、皇室のブランドを利用して生活していこうとする気マンマンな男なんて、本来なら近寄れもしなかったものを。


今朝は、こんなニュースも・・・orz

小室圭さんの母・佳代さんに脱税疑惑…税務調査の可能性も
女性自身
2/12(火)


 * * *


こんなことになってしまった原因は、

・雅子さんが愛子さんの障害を受け入れられず、学習院を信頼せず伝統や校風をめちゃくちゃに破壊してしまい、さらに小和田氏の影響で学習院が支那朝鮮に汚染されてしまったことから、秋篠宮家のお子さんが学習院へ進学できなかったこと

・学生結婚された「幸運なご両親」が、ご自分たちの成功体験を元に甘い性善説で娘さんの自由を尊重し、ろくでもない男に付け込まれてしまったこと

・眞子さん自身に、本当の意味での皇族としての自覚、覚悟がなかったこと

・皇室全体がGHQの日本弱体化政策に沿い、神威、権威、本来のあるべき姿を見失いつつあること



ある意味、皇室の危機、日本の危機をはっきりと目前に晒してくれたことは、むしろ、有難いことなのかもしれない。

まだしつこく結婚を諦めようとしない「圭&眞子」と、非常識極まりない「圭の母」の動向は気になるけれど、国民から祝福される婚姻はもうあり得ないことは確定している。

だから、あとは眞子さんに対しての冒頭のコレラ。


 だれか、バシっと言ってやる人はいないの?

 このままだと、次の縁談は難しくなるよ。

 カウンセラーでもセラピストでも、こうなったら占い師でも自己啓発セミナーでもいい。

 いっそのこと、凄腕のホスト、AV男優の出番かしら。



まだお若いのだし、ほとぼりが冷めた頃いいご縁談があるかもしれないし、
なんだったら、結婚にこだわらず未婚のままでもいいわよね。

「斎宮(さいぐう)」という、歴代の伊勢神宮に奉仕する皇女また女王のお役目もあります。



─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘



さて。


大鶴義丹 さん て、ご存知ですか?

alt


大鶴 義丹おおつる ぎたん、1968年4月24日 - )は、日本の俳優、小説家、映画監督。本名、大靏 義丹(読み同じ)。 ケイダッシュ所属。
父は劇作家であり、芥川賞作家の唐十郎。母は在日朝鮮人俳優の草分け的存在である舞台女優李麗仙。先妻である歌手・女優のマルシアとの間に長女がいる。

 大鶴義丹 - Wikipedia より


この方のコメント、コラムが、キレキレですごい!


歌手のマルシアさんとの離婚騒動で「残念な男」だと思って以来、全く気にしていなかったし、小説も読まないし、テレビやドラマなどで見かけることもなかった人だけど。

今回、小室圭騒動に関するコラムを読んで、皇室の本質に迫った着眼点なのに、感心しました。

そのコラムをご紹介する前に、不倫に関するコメントも秀逸なので読んでみてくださいd(^-^*)



あえて大鶴義丹に聞く!「どうしたら不倫はなくなりますか?」
女性自身
2016年5月5日

alt

今年に入ってから、不倫、不倫と世の中は“道ならぬ恋”一色感が……。’04年、元妻マルシアさんとの別居中に自宅で女性と妻が遭遇する「元祖・鉢合わせ」をして離婚。涙ながらに会見を行い謝罪した俳優の大鶴義丹さん。’12年に再婚し、「もう浮気はしません」と宣言するほどの幸せをつかんだ。でも、あえて本誌はお聞きします。“義丹さん、どうしたら不倫はなくなりますか?”。

「そんなこと僕に聞かないでよ~(苦笑)。でもね、この取材の話が来てから、僕は1週間ずっと考え続けたんです。不倫がなくなるにはどうしたらいいか?僕も昔、去勢をして宦官になったほうがいいかと思ったこともあるよ(笑)。エネルギーを性欲に使わずに知能にだけ使えるしね。

それでもね、女性に伝えたいのは、30代の男って、ほんとしんどいし辛いんです。20代ほど若くないし、かといって40代以上の大人の説得力もない。仕事の面でもそうだし、家庭を持っていてもちょうど子供が生まれてセックスレスになる時期。妻は子育てで忙しく産後クライシスを迎えるのもこの30代なんだよね。

それで、考えに考えぬいて僕は1つのキーワードを見つけたんです。それは『ギブアップする!』ってこと。仕事で追い詰められてダメになる前に、夫婦関係が壊れてしまう前に、ギブアップしましょうって言いたいんだよ。

僕ら日本人男性って、『もう無理』と助けを求められない。性生活だけじゃなくて、生活全般において妻に弱音を吐けないことが、よけいに夫婦関係をこじらせ、夫が不倫に走ってしまう原因になる。男って、元気で勢いがあるときにあまり不倫はしない。弱っているときに、ついつい恋愛対象のハバが広くなって、悪縁ができちゃうんだよ~。

今振り返ると、前妻のマルシアには申し訳なかったなという思いと、感謝の気持ちがある。離婚後も僕はずっと娘にも会わせてもらえていたし。当時幼稚園だった娘が今では大学生。僕の家にも泊まりにくるし、今の妻とも友達として接してくれている。そんなことも含めて、感謝なんです。

今の奥さんともフツーに問題はあるよ。でも、奥さんにギブアップできる男になっちゃったんです、オレ(笑)。楽ですよ。ダメなところを認めて、無理なことは無理と、男も女もみんなギブアップすれば、すべてうまくいくはずですよ


─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘


私の大鶴義丹さんへの印象は、マルシアさんとの泥沼離婚で止まっていたけど、
その間にいろんなことを乗り越えて再婚したり、娘さんとうまく付き合ったりしていたのですね。

「婚姻関係」とか「倫理観」とか上っ面のきれいごととはちょっと違う、男と女、人間の本能と理性のせめぎ合いから、「自分なりの心の持ち様」を見つけていたことに、ちょっと感動しました。

さすが小説家、映画監督さんです。


次のコラムでも、正論が炸裂しています。




大鶴義丹 それってOUTだぜ!
『小室家金銭トラブル報道』への違和感 醜聞が出ること自体「バチ当たり」

zakzak 夕刊フジ
2019.2.5


 秋篠宮家の長女、眞子さまと婚約が内定している小室圭さんの家族金銭トラブルについて、一部メディアが解決に向かっていると報じている。

 先月、こうした金銭トラブルについて、小室家側が「ほぼ解決済み」と主張したことに対し、小室家に金銭的支援をしたとされる男性は「トラブルは解決していない」と反論していた。それが何とか好転しそうな雲行きのようだ。

 しかし、一連の「醜聞報道」に、心底うんざりしている方も多いのではないだろうか。

 最初に定義しておくが、この一連の報道は芸能人や政治家のスキャンダルとは、根幹的に問題の次元が違う。だからワイドショーなどで中途半端に軽々しく扱われてしまうことに、とても違和感を覚えてしまう。

 小室家側は、皇室というものの意味を、本当に理解しているのであろうか。世俗的セレブか何かと誤解しているのではないかと心配になる。

 英国王室のロマンスなどが華々しく話題になるが、それと日本の皇室とはシステムや成り立ちそのものが違う。

 まず「最初の最初」の話として、皇室とは何なのであろうか ということを、ほとんどの方が意図してか、または無意識なのか、一切を忘れたかのように話を進めていることが大問題だ。

 そもそも、天皇の血統と始まり自体、日本神話の時代にまで遡(さかのぼ)り、「古事記」や「日本書紀」などに登場する神武天皇とは、神様である天照大神の子孫であるという話からすべては始まる。

 それを信じる信じないにかかわらず、神武天皇が天皇に即位して以来、現在まで天皇家が断絶せずに、万世一系として続いてきたことが、皇室の由来なのである。

 その聖なる血統を守り、脈々と受け継いできた天皇家の人々は、故に人として生まれながらも、日本民族の永世を象徴する特別な存在なのである。


 もちろん神武天皇の存在自体が神話的なものであるという歴史的見解戦後にGHQが行った天皇陛下の人間宣言なども踏まえて、そういう社会的システムそのものを否定する方や、急進的な制度改革を提唱する方もいる。

 しかし多少リベラルな素養もある私でさえ、皇室とは、神様の末裔(まつえい)であり、一般国民とは違う高次の存在であるという「世界観」の上で話を進めないと、皇室に関する話そのものが成立しないと理解している。

 開かれた皇室という流れもあるが、私は皇室とは、逆にもっと「神々しい」ものであって、閉じられていてよいと思う。逆にそうでなければ、そもそも論に話が戻ってしまう。

 多くの方が神社などに行くと感じる、神秘的な気持ちや、人知を超えた荘厳さ。そういう「世界観」を皇室は強く持ってよいと思うし、それが大事な社会的機能であると思っている。

 そういう聖なる領域において、中古ベンツの売値程度の金銭トラブルなどの「醜聞」がウロウロするということ自体、タブーを通り越し、「バチ当たり」なのである。

 世の中というのは、ほとんどが、くだらなくて、卑猥(ひわい)で、下世話なことに満たされている。そういう世俗的な事象を超越した存在としての皇室だからこそ、その存在を多くの国民が求め、精神的な支柱となっているはずだ。

 いよいよ平成も終わるが、平成という時代の軽薄さを、どこか象徴するかのような話である。


 ■大鶴義丹(おおつる・ぎたん) 1968年4月24日、東京都出身。俳優、小説家、映画監督。88年、映画「首都高速トライアル」で俳優デビュー。90年には「スプラッシュ」で第14回すばる文学賞を受賞し小説家デビュー。

 主な出演番組は「アウト×デラックス」(フジテレビ系)など。2月21~24日に脚本と演出を担当する舞台「小鳥の水浴」を新宿シアター・ミラクルで上演。


─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘


今まで週刊誌や新聞の記事などで読んできた文章の中で、いちばん的を射ていて、まっとうな論だと思いました。


 皇室とはなにか。

 国民の皇室への思い、距離感。

最後に、平成皇室の軽さにまで触れていて、「やるな~」と思わず声をあげてしまいました。



 * * *


大鶴さんは、若い頃から、ずっとバイクに乗っているのだそうですね。

わたしはスクーターとスーパーカブにしか乗ったことがないのだけど、バイクにも興味がわいてきました。





50代に突入した文学者、大鶴義丹
ahead
2018年 5月号



aheadのコラムで振り返る彼との12年

alt



 大鶴義丹がaheadに連載を始めたのは2006年9月(vol.41)のことだ。

 当時、38歳。「いい大人が『遊び』でバイクに乗り続けることは道楽ではなく決意だと思う。そんな自分であり続けようとする洒落心とも言える。


 だが、それがそこらのファッションとは絶対的に違う部分は、とても『危ない』ということだろう。だから本当に『危ない』ことにならないように才能と努力が必要とされる」  第1回目のコラム(当時のタイトルは「フルバンクで候」)でこう記し、すでにバイクに乗るということの本質を表現している。本当のバイク乗りなら、誰もが痛感していることであろう。

 8年後のコラム(2014年2月号 vol.135「Rolling 40’s」)では「バイクは気持ちが良いから乗っているのではない。バイクに乗らない自分が許せないから乗っているのだ。または反対に、バイクに乗っている自分に安心できるから乗るとも言えるだろう」と書いている。

 そして50歳になった今も、彼は相変わらずバイクに乗っている。


 大鶴義丹はバイク乗りとして筋金入りである。16歳でバイクに出会い中古のヤマハDT200Rを手に入れ、オフロードにハマり、多摩川の土手や丹沢の林道を走り回る。クルマに寄り道もするが、ホンダCB750Fでバイクにカムバック。その後、スズキ隼(GSX1300R)を衝動買いし、改造にのめり込む。その没頭のしかたは半端ではない。ノーマルでも最高速が時速300㎞を誇る世界最速のバイクの、なんとクランクにまで手を入れていたのだ。

 「20代、30代、男の行動原理は分かり易い。そこにあるのは覇権のみである。出来る出来ないに関わらず全てのモノを手に入れよう。すべてのモノを飲み込んでしまおうと悪戦苦闘する。そのためには仲間も利用するし、犠牲だって恐れない(2014年5月号 vol.138「特集・45歳からの原点回帰」)」 彼自身がかつてこう語るように、マシンの性能を極限まで突き詰めることにのめり込んだ。

alt


 ところがそんな彼が次に買ったのはスズキのバンディット1200。油冷とはいえ、ネイキッドだったのだ。それが2006年のこと。大鶴はこの頃に、当時はまだコンプリートバイクの企画制作の仕事をしていた弊誌前編集長の神尾と知り合う。「必要性が感じられないなら改造はしない方が良い。改造によって失うものも多い。それより、大事なのは整備を怠らないこととセッティング(アジャスティング)だ」 それが昔から神尾の一貫した考え方で、神尾のこういう考え方に多少なりとも影響を受けたという。彼はこのバンディットでサーキット走行に勤しむようになる。

 本人の見解はいざ知らず、この辺りが彼にとって一つのターニングポイントで、大鶴の思考は外ではなく、もっと自分の内側に向かって行った。そんなふうに思える。

 そしてさらに大きな意味を持つこととなったのが彼の監督作品、映画「キリン」だ。原作者の東本昌平と言えば、バイク乗りにとってはカリスマ的存在である。その彼の作品を映画化するのは相当に大きな挑戦であり、リスクであったはずだ。批判は覚悟の上、であったろう。

 しかし結果として、この作品は世のバイク乗りに受け入れられ、この作品によって、彼はバイク乗りの中に一つの確固たるポジションを築いた。映画のサブタイトル、「POINT OF NO RETURN」はそのまま彼の覚悟を示すもののように思われた。


 そして今、大鶴はまたオフロードバイクで遊んでいる。本人曰く「理由などない。ある日目が覚めたら、居ても立ってもいられなくなったのである」 これこそ彼の原点回帰であろう。オフロードとは「冒険」ということと無縁ではない。

 先日、編集部を訪れた大鶴はこう言った。「オフロードはね、はったりが効かないんですよ。どんなにバイクがよくったって、その人の技量が一発で出る。そういう仲間と遊んでるのが楽しいんです」

 相変わらず、筋金入りのバイク乗りであることは変わらないが、50歳になり、彼も少しずつ変化していることを感じる。これまでのようにどこかに向かって突き進むというよりは、今のこの状態を維持しようとしている、といえばよいだろうか。本当にバイクを楽しもう、そんなマインドになっているように思える。

 インカムを使ってツーリングに行くなど以前の彼なら考えられなかったが、前々号(2018年3月号 vol.184)のコラムでは「バイクは己との対峙であり、それをペチャクチャ話しながらなどとは、笑止千万というような孤高の精神を持っている方もいるかもしれない。(でも)もうそういうのは面倒になってしまい、とにかく楽しいことだけを貪欲に追求していきたいと思っている」と記している。

alt


 12年に渡る彼との付き合いの中で思うのは、彼はやはり文学者である、ということだ。若さで突っ走る時には極限まで突っ走り、反発すべき時には反発し、受け入れるべきことを受け入れて、常に自分の人生の物語を描いている。

 50代。これが数十年前ならそろそろ現役を引退、そんな年齢であったろう。しかし今は、そう簡単には引退などさせてはもらえない。生涯現役を強いられる時代なのである。

 「50代、どうしますか?」 そう問いかけると、「いやぁ、難しい時代ですからね。いかに生き残るか、ですよ」 彼はちょっと笑って、冗談めかしてそう言った。

 大鶴義丹の50代。彼がどんなストーリーを描いていくかはまだ分からないが、これからもバイクが大きな位置を占めることは間違いないだろう。


─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘



「本当のバイク乗り」、な方なのだそうですね。



今回のコラムを発見してから、大鶴さんの文章とバイクに、興味津々です(^-^*)


Posted at 2019/02/12 08:14:43 | コメント(4) | トラックバック(0) | 皇室 | 日記
2018年12月04日 イイね!

秋篠宮殿下~53歳の誕生日を迎えるにあたっての記者会見

秋篠宮殿下~53歳の誕生日を迎えるにあたっての記者会見11月30日。
秋篠宮文仁親王殿下が53歳のお誕生日を迎えられました。

誠におめでとうございます。

平成最後の、天皇陛下ご次男としての会見となります。

文仁親王殿下お誕生日に際し(平成30年)
文仁親王同妃両殿下の記者会見
会見年月日:平成30年11月22日
会見場所:秋篠宮邸


宮内庁のサイトで全文を拝見することができますが、とても読みにくいので、NHKのサイトから転載させていただきます。



秋篠宮さま 53歳に 会見の全文
NHK NEWSWEB
2018年11月30日


秋篠宮さまは30日、53歳の誕生日を迎えるにあたって記者会見に臨まれました。会見の全文です。



新たなお立場への抱負

alt


問1)殿下にお伺いします。殿下は来年5月の代替わりに伴い、皇位継承順位第1位の皇嗣となられます。新たなお立場への抱負をお聞かせください。公務の在り方や分担について、新天皇となられる皇太子さまとどのような話し合いをされ、殿下がどのようにお考えになられているのか、あわせてお聞かせください。


(秋篠宮さま)最初の抱負ということについてですけれども、私は今まであまり抱負ということは、語ることは、口に出して言うことはありません。ただ、何かの節目というよりも、折々にその抱負のようなものを考えることというのはあります。

これは抱負になるのかどうかはわかりませんけれども、これからもさまざまな公的な仕事をする機会があります。時として、例えば毎年のように行われているものなどについては、どうしても前年度とか、その前の機会と同じようにすればいいと思いがちです。

これは、私自身もそうなんですけれども、やはり、それら一つ一つを、そのつどそのつど考えながら、自分の仕事、もしくは務めを進めていくようにしたいと思っています。

あと、公務そのものについては、これは、例えば天皇が海外、外国訪問中とかには臨時代行ということをするわけですね。私は今までそれをしたことがありません。

今の皇太子殿下は、昭和時代に一度その経験があるわけです。私はしたことがありませんけれども。今後はそういう機会は、必ず出てまいります。

一方、公的な活動について、来年の5月以降、今まで皇太子殿下が行ってきたものというのが、今度は天皇になられると、それを併せてするということはできなくなります。

一方、これは昨年のこの場でもお話をしましたが、私も自分で行っていることがあります。総裁とか名誉総裁をしているものもあります。それらをそっくり誰かに今度は譲る、引き渡すということ、これも、それを受ける先はありません。

そのようなことから、今、宮内庁として考えていることは、一旦すべて皇太子殿下のお仕事を宮内庁の方で引き取って、それを整理をして、それで次に私がどのものをその後、行っていくか、というのを検討しているところです。おそらくそれはそう遠くないうちに、発表されるのではないかと思っています。

また、在り方については、公的な活動については、今、お話ししたようなことについての了解を皇太子殿下と取ったということです。

在り方というものについては、おそらく、今後もっといろいろ話をしていかなければいけないんでしょうけれども、分担というか、今の皇太子殿下と私のものというのは、ある程度こう今、お話ししたようにわかれるわけですが、例えば宮中で行われる行事等については、それは平成の時代にも、行い方が変わったり、今の両陛下が変えられたものもあるわけです。

そういうものについては随時話合いを、すでにしているものもありますが、(今後も)していく必要があろうかと考えています。



平成30年を振り返り

(問2)殿下にお伺いします。天皇陛下の退位まで5か月となりました。この30年を振り返り、平成とはどのような時代であったと考え、象徴としての務めを果たしてこられた天皇陛下と、支えてこられた皇后さまには、どのような思いを抱かれているのでしょうか。


秋篠宮さま)平成も30年、かなり長い期間になります。それをこう振り返って総括するというのは、なかなか私にはできません。

例えば、平成の初めのころ、私も日本にいなかった時期もありますし、例えばそういう時に、ニュースでベルリンの壁の崩壊であったりとか、そういうものを見て、驚いたことはあるわけですが、平成ということですので、日本のことになろうかと思います。

そうすると、いくつか思い浮かびますけれど、例えば、バブルが崩壊して、経済の低迷といいますか、失われた10年とか、その後も含めて20年とか言われますけれども、ちょうどそのバブルのころ、それからその後でもって、人々の生活のパターンというのが変わったなというのは、私なりに何となく感じております。

また、これは大変、残念なことではありますけれども、自然災害が非常に多かった。震災もありました。そして、また近年は、豪雨であったり豪雪もあります。台風などでも大きな被害が出ています。そういう自然災害が、非常に多い時代だったなという印象があります。

あとこれは、おそらく1992年のリオデジャネイロのいわゆる「地球サミット」後になるのではないかなと思いますが、企業であるとか、もちろん自治体もそうですね、それから個人が、非常に環境というものに関心を持つようになり、それぞれが環境に対して、どういうことができるかというのを、真剣に考えるようになった時代だったのではないかと思います。

そして、いろいろなITの発達、これは、それこそ私などは、昭和時代はワードプロセッサですね、昭和の終わりぐらいですよね、で文章を作っていた。それがいつの間にか、もういわゆるパーソナルコンピュータが普及する、そしてさらに、スマートフォンだいろいろと出てきました。

以前では考えられないぐらい、情報が入ってくるようになり、それからまた、海外と連絡する際も極めて迅速に、それが行えるようになり、また例えば海外の事情なども、容易に知ることができるようになる。

ある意味では、国の国境がボーダーレスの時代になったなという印象があります。私自身はまだ、追い付いていかないところが少しありますけれども、そういう時代だったなと思います。

そして、もう一つ挙げるとするならば、日本人が学術や芸術、それからスポーツなど、さまざまな分野で目覚ましい活躍をしている時代かと思います。

その次の両陛下のことについてですが、天皇陛下は即位以来、象徴とはどのようにあるべきかという、その象徴としての在り方について、常に模索し考えてこられ、そして、一昨年の8月に、今のお気持ちというものを表明されましたが、その中に全身全霊という言葉がありました。まさしく、その全身全霊でお務めを果たしてこられたと、私は思います。

そして、皇后陛下は、その陛下のお務め、それから立場を重んじ、さらに宮中に伝わる伝統を守り継承してゆくことに心を砕かれながら、御結婚以来、非常に長い期間、60年近くにわたって陛下を支えてこられました。これはなかなかできることではないと私は思い、お二方に深く敬意を表するところです。

そして、これは少し質問の趣旨から外れると思いますけれども、息子の立場として言わせていただければ、私は20何年、一緒に過ごしていましたからですけれども、常に笑いのある、そういう温かい家庭を築いてくださいました。そのことに感謝したいと思います。


眞子さまのご結婚について

alt

(問3)両殿下にお伺いします。眞子さまと小室圭さんとのご結婚に関する行事が2年延期され、小室さんはこの夏から3年の予定でアメリカに留学しました。小室家をめぐるさまざまな報道もありますが、小室さんからどのように聞き、どう受け止めていらっしゃいますか。眞子さまの最近のご様子とともに、お二人の結婚についてのお考えや今後の見通しをお聞かせください。


(秋篠宮さま)小室さんに関わること、これが毎週のように週刊誌等で報道されていることは、私もすべてをフォローしているわけではありませんが、承知はしております。

(記者に質問を確認されて)小室さんからの連絡ですか、どうでしょう。2、3か月に一度くらいでしょうか、時々もらうことがあります。これは、娘と小室さんのことではありますけれども、私は今でもその二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべきだと思います。

まだ、婚約前ですので、人の家のことについて私が何か言うのは、はばかられますけれども、やはりその今お話ししたような、それ相応の対応というのは大事ですし、それから、これは、二人にも私は伝えましたが、やはり、今いろんなところで話題になっていること、これについてはきちんと整理をして、問題をクリアするということ(が必要)になるかもしれません。

そして、それとともに、やはり多くの人がそのことを納得し、喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる「納采の儀」というのを行うことはできません。

私が今お話しできるのはそれぐらいのことになります。娘の、長女の様子についてですが、(妃殿下をご覧になって)どうでしょうか。

(紀子さま)(殿下を振り向かれて)私はあとでお話ししても。今でよろしいでしょうか。(殿下に確かめられる)。

(記者)眞子さまの御様子についても、ぜひ、殿下から。

(秋篠宮さま)私は最近はそれほど、娘と話す機会がないので、よくわかりませんけれども、公の依頼されている仕事、それは極めて真面目に取り組み、一所懸命行っていると思います。

また、平日は博物館の方で仕事をしつつ、自分の関心、研究テーマを深めていっているのだろうと思っております。

(記者)質問の中でございました、さまざまな報道に関して、小室さんからどのように聞いていらっしゃるかということについてはいかがでしょうか。

(秋篠宮さま)小室さんから、報道について、その報道についてうんぬんという、それ自体について、私は聞いておりません。もちろん、ただその中に、今までにあった中で、これは事実とは違うことだ、ということについて説明があったということはあります。

ただ、それについて、じゃあ何か行動を今するのかどうか、その様子については、連絡からうかがうことは、知ることは私はできておりません。

(記者)同じ質問になりますけれども、妃殿下いかがでしょうか。

(紀子さま)今、宮様から質問に対して具体的にお話をされているところもございますので、もしできましたら、私は母親としてどのように受け止めたか、また、娘の様子、そして、どのように感じているかについてお話をしたいと思いますが、よろしいでしょうか(記者にお尋ねになり、確認される)。

(紀子さま)昨年の夏から、さまざまなことがありました。そして、折々に、私たちは話合いを重ねてきました。そうした中で、昨年の暮れから、だんだん寒くなっていく中で、長女の体調がすぐれないことが多くなりました。そうした状況が長く続き、長女は大丈夫だろうか、どのような思いで過ごしているだろうかと、私は大変心配でした。

しかし、このような中でも、長女は与えられた仕事を懸命に果たしてきました。ことしの7月には、公的な訪問、ブラジルへ行きました。それは日本人のブラジル移住110周年の行事に出席するためでした。

(殿下を振り向かれて)私たち自身も、以前にブラジルへ仕事で行きましたが、その時よりも長い距離を移動し、大変な日程であったと思いますが、日本人の移住地でもある所も含めて、14都市を回り、多くの人々と交流を深められました。

それからも、都内や地方でのいくつもの行事に出席し、それを一つ一つ心を込めて大切に全力で務めてきたように私は思います。私は本当によく頑張っているなと長女のことを思っております。

長女は美術や音楽が好きなものですから、そして私も好きで、一緒に誘い合って展覧会や音楽会に出かけることがあります。小さい時から、このように一緒に芸術にふれたり、語り合ったりする時間を持ってきましたが、今、以前にも増して、このように長女と過ごす時間をとても大切に感じています。

家族として非常に難しい状況の中にありますが、私は長女の眞子がいとおしく、かけがえのない存在として感じられ、これからも、長女への思いは変わることなく、大切に見守りたいと思っております。

(記者)殿下から添えられることは、お言葉はございますか。

(秋篠宮さま)今、妻が話しましたように、先ほどの私の抱負ではありませんけれども、本当に一つ一つ丁寧に仕事をしている印象は私もあります。



佳子さまについて

alt


(問4)両殿下にお伺いします。佳子さまの最近のご様子や大学卒業後のご活動、ご結婚について、どのようにお考えかをお聞かせください。皇位継承順位第2位となられる悠仁さまはことし、広島を訪問するなど戦争の歴史と向き合う機会を多く持たれましたが、成長をどのように感じていらっしゃいますでしょうか。今後の成長に寄せる期待と中学校の進学先についてのお考えもあわせてお聞かせください。


(秋篠宮さま)最初に次女のことですけれども、今大学の4年生になりまして、現在は卒業論文の作成に忙しくしているところのようです。私は細かいことは知りませんけれども、夜遅くまでそれについての作業をしている様子がうかがえます。それから…(妃殿下をご覧になる)。

(紀子さま)(殿下を振り向かれて、確認されて)ふり返りますと、次女の佳子は、ことしの6月に英国から元気に帰国しました。約9か月だったと思います。英国の滞在生活では、大学で幅広い分野の講義を受けたり、また、休みの時には海外、英国も海外ですが、近くの行きたいと思っていた国、スペインやポルトガルへ友人と一緒に旅行したり、さまざまな経験をしました。

それを通して、次女は自分の視野を広げたり、また、自分の考えを深めたりする貴重な機会となったと思います。この数か月をふり返りますと、次女もいくつかの公的な行事に携わりました。

9月には国際情報オリンピックの開会式、その後に手話パフォーマンス甲子園の行事に出席し、そして今月は中学生たちが自分たちの経験を語る少年の主張の発表を聴きました。

大学を卒業してからは、宮中行事に出席することも多くなると思います。これからも、公的な仕事を心を込めて大切に果たしていけるように願っております。

(秋篠宮さま)少しダブってしまいますけれども、大学卒業後はですね、次女にもいろいろな公的な仕事の依頼が来ることが予想されます。長女がそうしているように、次女にも一つ一つ大切に思いながら、それらに取り組んでいってほしいと思います。

もう一つ、これはすでにそういうことがあるのかもしれませんし、私は知りませんけれども。大学卒業後に大学院への進学の希望を持っているかどうかも私は存じませんけれども、公的私的は別にしてですね、何かこう、ライフワークになるようなもの、それを持ってもらいたいなと思っています。

結婚についてですが、親の勝手な希望としては、それほど遅くなくしてくれたらいいとは思いますが、こればかりは、やはり御縁の関係もありますので、別に私からせかしたりすることもしません。いずれ本人から何か言ってくるかもしれません。そのような状況です。

(紀子さま)結婚についてですが、これから先、もし次女がそのような話がありましたら、次女の考えやその先の将来のことについての考えを聞いて、私も必要なところ、大事だと思うことがあれば、お互いの話合いの中で、気持ちや考えを伝えていきたいと思います。



悠仁さまについて

alt


(秋篠宮さま)(記者に質問を確認されて)その次は、長男のことでしたかね。長男の成長。

(記者)広島を訪問されたり、戦争の歴史と向き合っていかれたりとか、いろいろありましたので。その成長をどのように感じていらっしゃるのかという点と、今後の成長に寄せる期待と中学校の進学先についてお聞かせください。


(秋篠宮さま)(妃殿下をご覧になって、悠仁親王殿下のことをお尋ねになって)ことし、学校であれですか。戦争のことについて。

(紀子さま)(殿下を振り向かれて)夏休みの社会の宿題で、歴史について調べた時だと思います。

(秋篠宮さま)それで、今まで長男は沖縄、長崎、小笠原に行っていますけれども、広島には今まで行ったことがなかったんですね。そういう何かまとめるに当たって、本人自身がぜひ、広島に行きたいという希望を持って、それで、家内と一緒に行ったわけですね。

そのように、かなり自主的に動くということをするようになってきたと思いますし、自分の意見もはっきり言うようになったなという印象は私にもあります。

一方、自分の主張だけをどんどんするのではなくて、人の話にもきちんと耳を傾けるようになってきたなと思います。その延長線上にあるのかもしれませんが、人のことを思いやる気持ちというのは、以前よりも増してきたなと思います。私が非常におおざっぱではありますけれども、感じる成長というのはそのようなところですね。(妃殿下をご覧になって)。

(紀子さま)(記者に質問を確認されて)成長についてでしょうか。先ほど宮様がお話をされていましたように、学習に対しての取り組みがとても熱心だと感じています。

小学校の6年生でも夏休みの宿題・課題が多く出され、それは7月に入ってからでしょうか、(長男は)この課題をどのように進めていこうかと、自分で考え、広島はいつか機会があった時に家族で訪れることを考えておりましたが、ことしの夏ということは特に予定しておりませんでしたが、長男が、できれば(この夏に)広島を訪れて、資料館や関係者から話を聞いてみたいとのことだったので、参りました。

ほかにも理科の課題も出まして、火山、地震、防災がテーマだったのですが、それに関わるいくつかの場所にも出かけました。自分の夏休みの過ごし方を、長男が自分で早めにいろいろと計画を立てて、見通しを持って行動する、そのようなことができるようになったと、感じました。

成長というのかどうかわかりませんが、すてきだなと感じていること、以前よりも変わったこととして、学校で帰りの時間ですが、授業が終わったあとの下校するまでの間の時間を使って、子どもたちと先生方がお互いのいいところに気づいて言葉にする、これは「いいとこ見つけ」というのでしょうか、をしています。

そういうこともあるからでしょうか、家でも私たちのいいところに気づいて教えてくれたり、ちょっと困ったり、どうしようかなと考えている時には言葉をかけたり、助けたりしてくれることがあります。

(秋篠宮さま)(妃殿下をご覧になって)さっきの人を思いやるところともつながるかもしれないですね。

(紀子さま)(殿下にうなずかれて)大事な時に言葉にすること、思うことも大事ですが、言葉にして相手に伝えることの大切さを私たちが学んでいるような気もいたします。

あともう一つお話をしますと、長男は学校の家庭科の授業でお弁当実習を始め…(とお考えになる)。

(秋篠宮さま)(妃殿下を向かれて、お尋ねになって)調理実習じゃない?

(紀子さま)(殿下を振り向かれて)調理実習かしら。(長男が)お弁当を友達と一緒に作る機会がありました。授業で学んだ料理やほかにもいろいろな料理を作ってくれることが多くなりました。

私たちも素直に、「とってもおいしい」、「これはどうやって作ったのかしら」と話しますと、長男は本当にうれしそうに、この食材と、この調味料を使って作ったんだよと…(その時のことを思い起こされる)。

(秋篠宮さま)(妃殿下をご覧になって)あと自家製の野菜も。

(紀子さま)(殿下とうなずかれて)野菜作りしていますので、そうした野菜を取り入れたり。私たちがリクエストをすると、それにけなげに応えてくれます。

いくつかお話をしましたが、学習の面、生活の面でさまざまな成長がことしも感じられました。

(秋篠宮さま)あと、進学先については、今もう11月の末になりますので、そう遠くないうちに発表されることと思います。それこそ進学先はいい教育をしてくれるところだといいなと、親としては思っています。

(紀子さま)進学先についての考えということですが、進学先については、4年生、5年生ごろからでしょうか、少しずつ話し合って、長男自身の考えや希望などを聞くことがありました。

学校でも進路について、さまざまに考える機会を設けてくださいました。例えば、5年生の時には、お茶の水女子大学附属小学校の卒業生である大学生が小学校を訪ねて、そして自分たちが進路に対してどういう考えを持ったか、進んだ中学校、高校、大学でどういう生活をしていたか、そのように語る時間がありまして、その時に子どもたちは、卒業生、自分たちの先輩にいろいろな質問をして、それにお兄さん、お姉さんたちが丁寧に答えてくださいました。

小学校のこのような時間以外にも、いろいろな中学校があって、特徴があって、カリキュラムや課外活動があることも知る機会がありました。

こうした中で、長男が自分の考えを深めることを大事にしてまいりました。中学校でどのようなことを学びたいか、どのような活動をしたいか、今、学校や家庭でどのように過ごしたいか、そのようなことを長男はいろいろと考え、その意見や希望を聞きつつ、話し合い、進学先について考えてきました。

これからも長男の語る言葉に耳を傾けて、思いや気持ちを大事に受け止められるよう、成長を見守っていきたいと思っています。

(秋篠宮さま)(記者に質問を確認されて)あとは期待?

(記者)今後の成長への期待。

(秋篠宮さま)いろいろあると思いますし、なかなか期待というと、本人にも重荷になることもあるので、どっちかというと、こうなってくれたらいいなと私が思っていることとして、その中の一つを挙げますと、どうしても何か物事を見る時に、一面的に見がちなことがあると思います。

やはりさまざまなことというのは、いろいろな視点を変えて見ると、全然違うところというのが出てきます。私は長男には、何か物事を見る時に一面的ではなくて広い視野、多角的に見られるようになってほしいなという希望があります。

(紀子さま)小学生から中学生へと、おそらく学習環境や生活環境が大きく変わるところ、また、心身面の成長でも変化が見られる時期でもあると思いますので、少しずつ新しい生活に慣れていけるよう、また、子どもの成長を支えていけるように努めたいと思っています。


この1年 印象に残った出来事は

alt


(問5)殿下にお伺いします。この1年を振り返り、印象に残る出来事とご感想をお聞かせください。

(秋篠宮さま)この1年もいろいろありました。まず先ほどと少し重なりますけれども、自然災害が非常に多い年でした。それは地震もありましたし、台風もありましたし、それから豪雨もあったわけですね。

私自身はそれらの災害があった場所としては、広島県に参りました。まず最初に驚いたといいますか、広島の空港を出て、それから行った場所が坂町になります。済生会病院ですけれども。

高速に乗った時にいろいろなところで土砂崩れ、大きい土砂崩れがあって、しかも道にも流されてきた木があって。こういう場所だということをですね、ふだんなにげなく広島の空港から街なかに出る時に高速道路に乗っていますが、改めてその地形をその時に認識しました。

また、被害が大きかった小屋浦の方にも行きまして、そこで避難している人たちとも話をする機会がありました。やはり避難している人たちにとってもこれほどの大きい災害になるとは思ってもいなかったという声が、何人かの人からありました。

確かに川の脇を歩いていると、その川の水量が上がって、しかも流木が流れてきたり、そのほかでもって大きい被害が出たわけですが、水の力というのが、これほどまでにすごいのかということを改めて私は認識しました。

そして、今後どのようにして防災、そして減災をしていくかというのを、今、日本中どこでもその可能性はあるわけですので、それを考えていかないといけないということを再度、思いを新たにしました。

また、ことしは日本人がハワイに移住して150年になります。私は今まで、ハワイはホノルルの空港しか知りません。トランジットのため。ですから今回、現地に行って、それから日系社会の人たちと話をし、その人たちが小さかったころの話(を聞いたり)、それから(日系社会の人たちは)今8世までいるわけで、8世はまだ小さいお子さんでしょうけれども、いて、その人たちが日本について思っていることであったりとか、さまざまなことを聞く機会になるとともに、本当にホノルルの近辺だけですけれども、かなり音楽であったりとか、歌であったりとか、それから植物利用であったりとか、さまざまなことを私自身知ることができて、大変良い機会だったと思います。

(秋篠宮さま)この1年もいろいろありました。まず先ほどと少し重なりますけれども、自然災害が非常に多い年でした。それは地震もありましたし、台風もありましたし、それから豪雨もあったわけですね。

私自身はそれらの災害があった場所としては、広島県に参りました。まず最初に驚いたといいますか、広島の空港を出て、それから行った場所が坂町になります。済生会病院ですけれども。

高速に乗った時にいろいろなところで土砂崩れ、大きい土砂崩れがあって、しかも道にも流されてきた木があって。こういう場所だということをですね、ふだんなにげなく広島の空港から街なかに出る時に高速道路に乗っていますが、改めてその地形をその時に認識しました。

また、被害が大きかった小屋浦の方にも行きまして、そこで避難している人たちとも話をする機会がありました。やはり避難している人たちにとってもこれほどの大きい災害になるとは思ってもいなかったという声が、何人かの人からありました。

確かに川の脇を歩いていると、その川の水量が上がって、しかも流木が流れてきたり、そのほかでもって大きい被害が出たわけですが、水の力というのが、これほどまでにすごいのかということを改めて私は認識しました。

そして、今後どのようにして防災、そして減災をしていくかというのを、今、日本中どこでもその可能性はあるわけですので、それを考えていかないといけないということを再度、思いを新たにしました。

また、ことしは日本人がハワイに移住して150年になります。私は今まで、ハワイはホノルルの空港しか知りません。トランジットのため。ですから今回、現地に行って、それから日系社会の人たちと話をし、その人たちが小さかったころの話(を聞いたり)、それから(日系社会の人たちは)今8世までいるわけで、8世はまだ小さいお子さんでしょうけれども、いて、その人たちが日本について思っていることであったりとか、さまざまなことを聞く機会になるとともに、本当にホノルルの近辺だけですけれども、かなり音楽であったりとか、歌であったりとか、それから植物利用であったりとか、さまざまなことを私自身知ることができて、大変良い機会だったと思います。



即位の行事や儀式について

(関連質問1)殿下にお尋ねいたします。お代替わりに関する日程や規模について、いろいろ宮内庁の方でも発表があり、決まりつつありますが、先ほど殿下には皇嗣となられる公務の在り方についてのお考えをお聞きしましたが、即位の行事や儀式についてもお考えがあればお聞かせいただきたく思います。


(秋篠宮さま)行事、そういう代替わりに伴う行事で、いわゆる国事行為で行われる行事、それから皇室の行事として行われるものがあります。

国事行為で行われるものについて、私が何かを言うことができるかというと、なかなかそういうものではないと思います。そういうものではないんですね。

一方、皇室の行事として行われるものについてはどうか。これは、いくつかのものがあるわけですけれども、それについては、ある程度、例えば私の考えというものもあってもよいのではないかなと思っています。

(記者)具体的に。

(秋篠宮さま)具体的にもし言うのであれば、例えば、即位の礼は、これは国事行為で行われるわけです、その一連のものは。ただ、大嘗祭については、これは皇室の行事として行われるものですし、ある意味の宗教色が強いものになります。

私はその宗教色が強いものについて、それを国費で賄うことが適当かどうか、これは平成の時の大嘗祭の時にもそうするべきではないという立場だったわけですけれども、そのころはうんと若かったですし、多少意見を言ったぐらいですけれども。

今回も結局、その時を踏襲することになったわけですね。もうそれは決まっているわけです。ただ、私として、やはりこのすっきりしない感じというのは、今でも持っています。

整理の仕方としては、一つの代で一度きりのものであり、大切な儀式ということから、もちろん国もそれについての関心があり、公的性格が強い、ゆえに国の国費で賄うということだと。平成の時の整理はそうだったわけですね。

ただ、今回もそうなわけですけれども、宗教行事と憲法との関係はどうなのかという時に、それは、私はやはり内廷会計で行うべきだと思っています。今でも。

ただ、それをするためには相当な費用が掛かりますけれども。大嘗祭自体は、私は絶対にすべきものだと思います。ただ、そのできる範囲で、言ってみれば身の丈にあった儀式にすれば。少なくとも皇室の行事と言っていますし。そういう形で行うのが本来の姿ではないかなと思いますし、そのことは宮内庁長官などには、かなり私も言っているんですね。

ただ、残念ながらそこを考えること、言ってみれば話を聞く耳を持たなかった。そのことは私は非常に残念なことだったなと思っています。




眞子さまと小室さんについて

alt


(関連質問2)眞子さまと小室さんの御結婚に関する質問のお答えの中で、「相応の対応」ということを仰られましたけれども、これは、お二人の結婚の意思が今も非常に堅くて、そのお気持ちを今後も支えていかれるというふうに受け止めてもよろしゅうございますでしょうか。


(秋篠宮さま)それとは少し違い、それを支えていくという意味でお話ししたのとは違います。あの時の質問は、おそらく小室さんについての報道のことと、それから連絡を受けてという、それについての私の答えでしたけれども、やはりそれ相応の対応というのはこちらの対応ではなく、相手側の対応ですね。

そのあとにお話ししましたように、やはりきちんと、どういうことなんだということを説明をして、そして多くの人に納得してもらい喜んでもらう状況を作る、それが「相応の対応」の意味です。


<以上、転載 了 > 
              ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆




★━━━━━━━┓
┃  感  想    ┃
┗━━━━━━━★


■秋篠宮殿下は、やはり聡明なお方ですわ~。

事前に記者会見の質問は出ているものの、用意した紙を見て読み上げることもせず<注★お兄様はペーパーなしに会見されません>、かなりのボリュームのご発言をなさいます。

また、内容もご自身の中からご自身のお言葉で発せられる、多岐にわたる深いもので、拝見しながら素晴らしいと感心せざるを得ないものです。


■安定感あふれる両殿下。紀子さまのお立場、発言はまさに、大和撫子の鑑。

秋篠宮両殿下は、毎年お揃いで殿下のお誕生日会見に臨まれています。
ご家族の話題に関しては、記者からも紀子さまに質問がありますが、殿下にタイミングを伺い、付け加える体でお答えになる妃殿下のおふるまいは、私たちのお手本となります。<注★皇太子妃殿下は、婚約会見で殿下よりも長くしゃべりました。現在、妃殿下単独の会見はお休み中です>


■平成を振り返っての率直なご意見に、おどろきましたわ。

ベルリンの壁の崩壊~バブルが崩壊~失われた10年とか、その後も含めて20年~環境というものに関心を持つ~ITの発達(昭和時代はワードプロセッサ⇒パーソナルコンピュータが普及⇒スマートフォン)国の国境がボーダーレスの時代~日本人が学術や芸術、それからスポーツなど、さまざまな分野で目覚ましい活躍・・・。

大きく変化した経済、情報、学術、スポーツなどの面から、30年間の日本や世界の潮流を的確に表現されています。

>「これは大変、残念なことではありますけれども、自然災害が非常に多かった。震災もありました。そして、また近年は、豪雨であったり豪雪もあります。台風などでも大きな被害が出ています。そういう自然災害が、非常に多い時代だったなという印象があります。」

平成時代の暗黒面。大災害が多発したことにも触れられています。
これらのことと、宮中祭祀についての関係性にはどんなお考えなのでしょうか。

それを踏まえると、大嘗祭などの皇室の行事も、国事行為の一環としてお考えになられてもよろしいのではないかと私などは思うのですが・・・。


■即位の礼は国事行為、大嘗祭については皇室の行事、・・・?
【大嘗祭】宗教色が強いものについては内廷会計で。国費で賄うことが適当かどうか。
      できる範囲、身の丈にあった儀式にすればよい。

>「宮内庁長官などには、かなり私も言っているんですね。話を聞く耳を持たなかった。そのことは私は非常に残念なことだったなと思っています。」


政教分離についての政治的な発言、となるのでしょうか。
今回の即位の礼、大嘗祭に伴う公費に関してはじめてのご発言ではなく、平成がはじまる諸行事についてもお考えがあったようです。
「できる範囲、身の丈にあった」というお言葉から察すると、無駄で贅沢が過ぎる面があるのでしょうか。
「国がお金を出して当然」と思うのではなく、皇室の行事として何が大切で、改善する余地があるものについては検討していく必要があることが伺えます。

贅沢三昧、予算はあるだけ使い切る姿勢にみえる内廷皇族(天皇ご夫妻、皇太子一家)とは、一線を画する秋篠宮家、ということなのでしょうか。


それでしたら、数十年に一度、内外にお披露目する色合いも強い「即位の礼に関する行事」には国費を使うことはお許しいただいて、天皇皇后の無用な公務もどき、旧高松宮邸大改築など、もっと身の丈に合った予算の使い道を検討していただきたいものです。

また、宮中行事、宮中祭祀を大切になさることに加え、天皇皇后や皇族による靖国神社の参拝の再開にも前向きなご検討を!


■眞子さんの結婚はこのままでは認められないと表明。 小室家に激しい不信感!

>「多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、婚約にあたる納采の儀というのを行うことはできません」

>「結婚したいという気持ちがあるのであれば、それ相応の対応をするべきだと思います」

安心しました。
安堵の一言です。




 ゜.+ε(・ω・`*)з゜+.゜ε(・ω・`*)з゜+.゜ε(・ω・`*)з゜+.゜゜.+ε(・ω・`*)з゜+.゜ε(・ω・`*)з゜+.゜



天皇陛下がご存命のうちに、次の天皇が即位します。
これは、明らかな憲法違反、皇室の政治介入です。

私たちが窺い知ることができない皇室の中の世界、皇族のご事情は多々あろうかと思いますが、

秋篠宮殿下がいらっしゃる、
秋篠宮両殿下がお元気でいてくだされば、きっと大丈夫。



そう思わせてくださるお誕生日会見でした。



Posted at 2018/12/04 06:39:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 皇室 | 日記
2018年11月09日 イイね!

靖国神社宮司・小堀邦夫氏の退任。その背景は?

靖国神社宮司・小堀邦夫氏の退任。その背景は?「一番大きな問題はあの慰霊の旅です。気がつかないのか君たちは」

「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ。そう思わん? どこを慰霊の旅で訪れようが、そこには御霊はないだろう? 遺骨はあっても。違う? そういうことを真剣に議論し、結論をもち、発表をすることが重要やと言ってるの。はっきり言えば、今上陛下は靖国神社を潰そうとしてるんだよ。わかるか?」

「あと半年すればわかるよ。もし、御在位中に一度も親拝(天皇が参拝すること)なさらなかったら、今の皇太子さんが新帝に就かれて参拝されるか? 新しく皇后になる彼女は神社神道大嫌いだよ。来るか?」


靖国神社のトップ小堀宮司、「皇室批判」?いいえ、正論を吐く!

拙プログ 2018年10月02日

上記の発言が、何者かによって外部に流出され、退任することになってしまった小堀邦夫宮司。


BBCニュースでは、以下のように伝えています。

靖国神社の宮司が退任へ 天皇批判で
BBCニュース - BBC.com
2018年10月12日

日本の靖国神社は10日、小堀邦夫宮司が退任する意向だと発表した。小堀宮司は、神社内の研究会で天皇陛下を強く否定する発言をしたとして波紋が広がっていた。
週刊誌の報道によると小堀宮司は、靖国神社を訪れないことで、明仁天皇が靖国神社を潰そうとしているとの考えを語った。
靖国神社は東京にあり、戦没者250万人が眠るとされるが、第2次世界大戦の戦争犯罪者として有罪判決を受けた戦犯も合祀(ごうし)されており、議論も多い。近隣国、特に中国との緊張関係の大きな要因ともなっている。
来年に退位が予定される明仁天皇は、これまで一度も靖国神社を訪れていない。
一方で天皇陛下は、戦時中に日本と敵対した国々との和解を模索してきた。
明仁天皇は、中国と朝鮮半島での日本軍の行為について、哀悼の意を表明してきた。また、戦死者を慰霊するため、太平洋の戦地もたびたび訪問している。これらの行動に、日本の右翼団体が反発することもあった。

alt

6月20日に神社内の研究会であった小堀宮司の発言は、週刊ポストが公表した。
小堀宮司は「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていく(中略)今上陛下は靖国神社を潰そうとしている」と述べ、天皇批判という禁忌を破った。
同宮司はまた、皇后となる雅子親王妃が神道を「嫌い」なので、明仁天皇が退位すれば、徳仁皇太子と雅子妃は靖国神社を参拝しないだろうとも語った。
BBCのルーパート・ウィングフィールド=ヘイズ東京特派員はこの発言流出について、日本の保守の多くが天皇についてどう考えているかを垣間見るめったにない機会だと話している。
靖国神社当局は声明を発表し、小堀宮司の発言は「極めて不穏当」だったと言及。また、同宮司が宮内庁を訪れ陳謝したと明かした。宮内庁は皇室関係の事務を監督している。
靖国神社は、今月中に新たな宮司を選出すると述べた。
明仁天皇の父で、戦時中に天皇だった裕仁天皇は、1978年に第2次世界大戦のA級戦犯14人が合祀されて以降、靖国神社を訪れなかった。
裕仁天皇と明仁天皇は靖国神社を訪れていないが、安倍晋三首相を含む何人かの有力政治家は参拝しており、反発を呼んでいた。中でも中国は最も激しく参拝を批判している。

■靖国神社とは
1869年、明治天皇の時代に建立された
戦没者250万人の魂を祀(まつ)っている
戦時中の首相で、1948年に処刑された東条英機元首相など、有罪判決を受けた戦犯数百人も合祀されている
靖国神社当局は、数千人の市民も眠っていると強調している
中国と韓国は靖国神社を、日本の残虐行為を賛美するものと捉えている

(英語記事 Yasukuni Shrine: Chief priest to quit after criticising Japan's emperor)

<以上 転載 了>
 ・・ …………………………………………………………………………………………… ・・


この退任劇の裏側に何があったのか、週刊新潮の記事から垣間見ることができます。
転載させてもらいます。


“陛下は靖国を潰そうと…” 不敬発言流出はクーデターという「靖国神社」の権力闘争
週刊新潮 2018年11月1日号掲載


不敬発言流出はクーデターという「靖国神社」神々の権力闘争 (1/2) 

 御霊(みたま)は安らかに眠り、参拝者も心安らぐ。神社のあるべき姿であろう。しかし目下、日本を代表する神社は、英霊たちの安眠を妨げる耳障りな「雑音」で満たされている。戦死者が祀られている靖国神社で、内部闘争という「戦闘」が繰り広げられているようなのだ。
 
 ***

 10月17日から20日にかけて、都心のオアシスとでも言うべき東京・九段北の広大な敷地は荘厳さと賑やかさに包まれていた。

 靖国神社。

 明治2(1869)年、明治天皇の思し召しによって創建。戊辰戦争以来、国のために殉じた246万6千余柱が眠る、類例なき神社だ。その最重要の祭儀である例大祭は春秋の年2回行われることになっており、この度、本年の秋の例大祭が開かれたのである。
 尾辻秀久元参院副議長をはじめとする超党派議連「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー71人が集団参拝。
 また一般の参拝客は、英霊に頭(こうべ)を垂(た)れるとともに、たこやき、りんご飴、チョコバナナ、ケバブ、ラムネに生ビール……それらを露店で買って楽しみ、文字通り「祭り」の雰囲気に浸っていた。
 しかし、そこにはどこか虚しさが漂っていた。肝腎の人がいなかったのだ。安倍晋三総理。かつて彼は、靖国参拝を公約に掲げながら、最近は九段北に足を運ぶことができていない。いや、それ以上の問題があった。靖国神社にとって、総理よりも誰よりも、いらしていただくことが「最大の課題」である方の姿がなかったのだ。

 天皇陛下は、今年の例大祭にも御親拝をされることはなかった――。

 目下、靖国神社は大揺れに揺れ、その動揺は収まる気配を見せていない。「震源」は、10月1日に発売された「週刊ポスト」(10月12・19日号)だった。

〈「陛下は靖国を潰そうとしている」靖国神社トップ「皇室批判」の波紋〉

 こう題された記事が掲載されたのである。この記事が出ると神社界は大騒ぎとなり、10月10日には靖国神社のトップである小堀邦夫宮司(68)が退任する意向だと発表され、同月26日の総代会で後任宮司が決定される運びになるという、電光石火の「幕引き」が図られたのだ。
 件(くだん)の記事には、小堀氏が6月20日に行われた靖国神社内の会議で発した言葉が音声データをもとに紹介されている。曰く、
〈陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ。そう思わん? どこを慰霊の旅で訪れようが、そこには御霊はないだろう? 遺骨はあっても。違う? そういうことを真剣に議論し、結論をもち、発表をすることが重要やと言ってるの。はっきり言えば、今上陛下は靖国神社を潰そうとしてるんだよ。わかるか?〉

出来レースの気配

 これ以外にも、皇太子殿下および妃殿下に言及した発言もあり、「不敬」の謗(そし)りを免れないとして炎上したのである。

「10月5日には、小堀宮司が宮内庁に赴き、直接、謝罪する事態に発展しました」(宮内庁担当記者)
 確かに、先の発言を見る限り、小堀氏の謝罪は当然であろう。だが今回の騒動の裏には、「不敬問題」に留まらない、より深刻な靖国神社の「暗部」が関係しているのだという。

「もちろん、小堀宮司の『不敬発言』を擁護することはできません。ああやって報じられてしまえば元も子もない。でもね、これは多分にクーデターの要素を孕(はら)んでいるんですよ」
 と、物騒なことを打ち明けるのは靖国神社の関係者だ。
「というのも、今回の騒動はタイミングといい、その後の展開といい、小堀宮司を陥れようとしたものと言わざるを得ないんです。繰り返しになりますが、小堀宮司の発言を擁護する気はない。しかし一方で、『靖国神社という組織』の観点から考えた場合、内部の会議の内容がダダ漏れになっていいはずがありません。不敬は不敬、音声データの流出は流出、それはそれ、これはこれです。ところが、靖国神社の内部では流出させたと推察できる職員が判明しているというのに、その人物への処分は検討されなかったというんです

 靖国神社の事情を知る、神社界の関係者が後を受ける。
「『週刊ポスト』の記事が出た直後、ある総代が小堀宮司のもとを訪れ、今回の音声データ流出は『公益通報』に当たるから、流出させた職員に懲戒処分を下してはならないと、釘を刺すように『警告』しています。すると、これを『錦の御旗』にするかの如く、その直後に音声データ流出に関する内部調査報告書が作成された。つまり、流出させた職員を処分しないという既成事実を築き上げた上で、それを待っていたかのように調査報告書が作られたわけです」

 何だか「出来レース」の感が漂ってくるが、
「しかも調査報告書で、限りなく『流出犯』に近いと認定されたのは『徳川グループ』の職員でした。要は徳川グループが小堀宮司の転覆を画策し、その『実行犯』がバレそうになって、そいつを絶対に守らなければいけないと考えた上での『不処分の出来レース』なのではないかと目されているんです」(同)


神社を“プラネタリウム化”

 透けて見えてくる、小堀氏と徳川グループなるものの内ゲバ構図。ここで、後者の存在について説明しなければなるまい。

 徳川時代。徳川将軍家が率いた江戸時代は、戦のない平和な世として語り継がれてきた。しかし、靖国神社にとっての「徳川時代」は、「暗黒時代」として刻印されている。

〈大混乱! 初詣25万人でも「徳川慶喜の曾孫」宮司に「靖国神社」神々の黄昏〉(2018年1月4・11日号)
 と本誌(「週刊新潮」)で報じたように、徳川家の末裔である徳川康久氏(70)が第11代宮司に就任して以降、靖国神社は大混乱を起こした。例えば、冒頭に記したように「国のために殉じた」御霊を祀るための靖国神社には、明治政府軍に抗戦した賊軍(徳川幕府軍)の戦死者は祀られていない。にも拘(かかわ)らず、
「徳川さんは賊軍の合祀に理解を示すかのような発言をして物議を醸した。靖国神社の根本を揺るがしかねず、大騒ぎになりました」(前出・神社界関係者)

 こういった、徳川氏の「出自」ゆえの、宮司でありながら靖国神社を軽んじているのではないかとの疑念を裏付けるように、
『みたままつり』から露店を締め出したり、LEDで星空を再現する『プラネタリウム化』を進めるなど、靖国神社の伝統を蔑(ないがし)ろにする行為が目に付き、その上、皇族が薨去(こうきょ)しても海外旅行を続けるなど、徳川さんは『問題行動』のオンパレードでした」(前出とは別の靖国神社の関係者)

 結果、今年2月に徳川氏は退任する事態となり、後任として小堀氏が「徳川時代」からの立て直しを任されたのだ。


不敬発言流出はクーデターという「靖国神社」神々の権力闘争 (2/2)


 「週刊ポスト」が報じた「不敬発言」によって、靖国神社のトップである小堀邦夫宮司(68)はその座を追われることとなった。会議で発した〈今上陛下は靖国神社を潰そうとしているんだよ。わかるか?〉などの言葉が問題視されたものだが、靖国神社関係者は、その背景の“クーデター”の存在について言及する。
 
***

 問題の調査にあたっては、発言を流出させた職員に処分を下さないことが決められたうえで、内部調査報告書が作成される経緯を辿った。報告書で「流出犯」に近いと認定されたのは、小堀氏の前任の徳川康久氏(70)グループの職員だったが、

「要は徳川グループが小堀宮司の転覆を画策し、その『実行犯』がバレそうになって、そいつを絶対に守らなければいけないと考えた上での『不処分の出来レース』なのではないかと目されているんです」(神社界関係者)

 徳川家の末裔である徳川氏は、賊軍の合祀に理解を示す発言や、LEDを用いた「プラネタリウム化」を進めるなどの行動が問題視され、今年2月に宮司を退任している。その立て直しを任されたのが、小堀氏だった。

「しかし、徳川時代から続く靖国神社の『惨状』から脱却するのは至難の業だったようですね」
 と、神社界の事情通が説明する。
「プラネタリウム化に象徴される神社の『見た目』や『体裁』を気にする一方、その『内実』は荒(すさ)んでいた。一例を挙げると、靖国神社に勤める者としての意識が低すぎるのではないかとの懸念から、今夏、神職に対して簡単な『テスト』が行われました。その内容は、『東京招魂社(靖国神社の前身)』『戊辰戦争』『版籍奉還』『満州事変』等、靖国神社と縁のある言葉を漢字で書けといったような極めて初歩的なものも含まれていました。神職たちの間では、『俺たち、こんなことを試されるほどダメなんだ』と、落胆の声が広がったそうです」

「負の遺産」見直しの矢先に…

 さすがにこの状況では、英霊に対し安心して眠ってくださいとは言いにくかろう。さらに、靖国神社が来年に創立150周年を迎えるのに合わせて、
「御創立150年記念事業およびそれに付随する中長期計画というものが進められ、その総額は約35億円にものぼります。だいたいが『見た目』を改善するもので、そんなことをやっても崇敬心は高まらないだろうという事業なのですが、金額ベースでその4割前後を、ひとつの小さなコンサルタント会社が請け負っているこうした状態は徳川宮司の時に作られたもので、彼のもとで好き勝手に振る舞っていたのが徳川グループです。小堀宮司は、この事業も問題視し、組織改編を断行。改編された組織が、11月1日付で始動する矢先のことでした」(同)
 とどのつまり、徳川時代の「負の遺産」の見直しが実行に移される時を見計らったかのように、音声データは流出したのである。それも前記した通り、徳川グループが関わっていると見られる形で。そして、その責任は不問に付される格好で――。

 当の靖国神社は、
「ご指摘のような神社内でのクーデターという認識はございません」
 と言うのだが、企業法務や不祥事対応に詳しい渥美陽子弁護士は首を捻る。
「本来、懲戒委員会を発足させ、音声データ流出の経緯を調査し、事実確認をした上で流出させたと思われる者を処分するかどうか、処分を行うとしたらどのような処分を行うのが妥当か、議論し、結論を出すべきだと思います。ところが今回は、処分をしないという結論が調査報告より先に出ているので、結論ありきとの印象を受けます。公正な調査が行われた上での結論だったのか疑念を招く恐れがあり、背景に組織の内紛や内部対立があると見られても仕方がない

新宮司は…

 宗教学者の島田裕巳氏が総括する。
「今回の一件は神社界全体のゴタゴタを象徴しています。根本には、現代の神社のあり方そのものの問題が潜んでいる。とりわけ靖国神社は、戦没者遺族の高齢化で岐路に立たされており、神社を支える人たちが少なくなっています。そうした状況で、宮司には難しい舵取りが任されているわけですが、適任者が出てこない。いずれにせよ、ご遺族や国民にとって、内部のゴタゴタは傍(はた)迷惑な話です」
 その結果、平成最後の秋に、天皇陛下と靖国神社の「距離」はますます離れていくばかりのように映る。
 なお参考までに、新宮司に就任予定の山口建史(たてぶみ)氏(70)は、「徳川時代」にナンバー2にあたる権宮司を務めた人物である――。

<以上 転載 了>
 ・・ …………………………………………………………………………………………… ・・


▼靖国神社で、LEDで星空を再現する「プラネタリウム化」

というのは、たまげました (゚д゚ノ;)ノ



▼靖国神社に勤める者としての意識が低すぎるのではないかとの懸念から今夏、神職に対して簡単な『テスト』 

例)『東京招魂社(靖国神社の前身)』『戊辰戦争』『版籍奉還』『満州事変』等、靖国神社と縁のある言葉を漢字で書け

(;´Д`)ノ  そんなテストをしなくてはならないほど、意識(知識?)低い系職員もいたのね



▼神社の『見た目』や『体裁』を整えるための約35億円

▼徳川グループは、その4割前後をひとつの小さなコンサルタント会社に任せていた


Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)  ということは、「プラネタリウム化」に反対し、敵対する小堀氏を
引きずり降ろそうとして音声を流出させた、でも不問となった徳川グループ・・・。



小堀氏の『靖国神社を護りたい』という思いが天皇陛下が神社に参拝しない懸念、
靖国神社をテーマパーマのように扱い金儲けを図る徳川グループを排除しようとした英断を、
邪魔されてしまったという、「不敬発言」と「内部での抗争」の結果の退任劇だったのですね。




ところで。

今回の靖国神社の一連の騒動で、今まで知らなかったサイトを発見しました。

靖国神社 職員有志の主張
平成25年12月28日 開設
平成30年10月14日 更新

alt


 ↑ こちらの「ホームページビルダー」でつくられたような、ちょっと懐かしい風情のサイト、
 ↓ ブログ形式の新しいサイトがあります。


alt

マスコミ報道についての最新記事なども掲載されており、興味深く拝見しました。
旧サイトと同じ内容について、コピペさせていただき、勉強させていただきます。


天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長
日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

靖国神社職員有志の主張
2017-01-03

はじめに

 私たちは、靖国神社職員の有志です。
 終戦後、私たちのこの神社とその思想等についてさまざまな意見が出ています。
 しかし靖国神社当局からはそれらの世論に対して、めったにコメントをしません。
 このような神社当局の対応に、私たち職員有志は非常に歯がゆいものを感じ続けてきました。
 そこで、このサイトにて私たち靖国神社に従事する者の考えを述べさせていただこうと決意した次第です。


 1.靖国神社は「追悼施設」ではない

 私たちの靖国神社は、追悼施設ではありません
 戦没者の冥福を祈る場所ではありません。
 靖国神社は、戦没者を神様として崇め、すがるための場所なのです。
 こちらが救ってやるのではありません。参拝者は救っていただく立場なのです。
 ここが仏教等の他宗教と神道との根本的な違いです。正反対といっても過言ではないでしょう。
 また神社というものは、戦没者の遺体や遺骨が埋葬されている墓とは、その性質が全く異なるものです。

 他の神社ならばこのことは容易にご理解いただいていると思います。
 伊勢神宮には天照大神が祀られ、明治神宮には明治天皇が神様として祀られています。
 伊勢神宮に参拝する人は天照大神にすがる思いで参拝していることでしょう。
「すがる」という言い方が強すぎるとしても、「天照大神のおかげで何かいいことあったらいいな」くらいの気持ちは、あるはずです。
 明治神宮にしても、明治天皇の冥福を祈るために参拝する人はおそらくいないと思います。皆、神様となられた明治天皇にすがる思いで、あるいは「明治天皇のおかげで何かいいことあったらいいな」という気持ちで参拝していると思います。
 太宰府天満宮など、鬼神を「慰めるために」建立された神社はありますが、天変地異が頻発した建立当時はともかく、今日の参拝者においては「慰める」気持ちではないでしょう。菅原道真公の冥福を祈るつもりで参拝する人はいないでしょう。
 やはり、学問成就のためにすがる思いで参拝していると思います。

 当神社にしても同様なのです。
 靖国神社には、中心となる一体だけの主神は、ありません。多数の戦没者が皆、神様なのです。
 死してなお国を守り続ける、護国の英霊なのです。
 この神様方に対して、参拝者の立場で「冥福を祈ってやる」だとは、おこがましいにもほどがあります。明治神宮で「明治天皇の冥福を祈ってやる」、太宰府天満宮で「菅原道真公の冥福を祈ってやる」などと言うのと同じことです。
 靖国神社は、そういう場所ではありません。
 神様方に対して、こういう傲慢な気持ちで臨むつもりの人は、どうか参拝をご遠慮ください。


 2.大東亜戦争に関わる英霊について

 大東亜戦争は、欧米列強によるアジア植民地支配からの解放を成し遂げるための、正義の戦いでした。
 残念ながら日本は多大な犠牲を払いましたが、しかしその目的は達成され、アジア諸国は独立を果たしました。
 当神社に祀られている英霊は、この尊い偉業に命を捧げた方々です。
 この方々を、私たちは神様としてお祀りしています。

 私たちとしてはこの正義の戦いである大東亜戦争について、日本国家には一切謝罪も反省も必要ないと考えています。
 一切の戦争責任を負う必要ないと考えています。
 「侵略戦争」だなどとは言いがかりも甚だしいというものです。
 もちろん、敵国による茶番劇であるあの「東京裁判」なんぞは一切認めません。
 これが私たち職員有志の考えです。
 この私たちの考えは、付属施設である「遊就館」をご覧いただければご理解いただけるかと思います。

 さらにまた、参拝者各位におかれても、私たちのこの主張にご賛同くださる方々ばかりであると信じています。
 対外的な都合によりやむをえず「謝罪と反省」を口にする人(させられる人)であっても、当神社で参拝するということは、その本心においては大東亜戦争を正義の戦いであったと考えている人たちであると信じています。
 私たちはこのような考えで、参拝者の皆さんをお迎えします。


 3.昭和殉難者について

 大東亜戦争後、交戦相手だった国々は、戦時中の日本の国家指導者の方々を「戦争犯罪人」呼ばわりし、あの茶番劇「東京裁判」で惨殺しました。
 こういう被害にあった方々を、国に命を捧げた犠牲者「昭和殉難者」としてお祀りするのは私たちにとって当然のことです。
 内外から批判があることは十分承知しています。特に茶番劇を主宰した旧敵国にとってはさぞや面白くないことでしょう。
 しかしこれは、私たちの「信教の自由」です。何ぴとも妨げることは許されません。私たちが許しません。
 私たちの昭和殉難者合祀を止めることは、いかなる人物にもできません。
 時々、「戦犯分祀」などという意見が出されるようですが、全く無意味な論です。
 昭和殉難者を別の場所で改めてお祀りしたところで、その御神霊が元の場所から消え去るわけではないのです。つまり、相変わらず昭和殉難者の御神霊は靖国神社におわし続けるわけです。
 したがって、昭和殉難者を拝むのがいやだという「戦犯分祀」論者のご要望にお応えすることにはならず、全く無意味です。
 私たちはこういう無意味なことをするつもりはありません。
「『戦犯分祀』してくれなければ参拝できない」などとおっしゃる方は、どうか参拝をご遠慮ください。


 4.政治家による介入について

 私たちの靖国神社は、独立した宗教法人です。国家施設ではありません。
 私たちは国家公務員ではありません。
 私たちのやり方に対して、民間人ならともかく、権力を持った政治家が介入しようとすることは、これは完全に「信教の自由」の侵害行為です。
「戦犯分祀」だとかナンセンスな発言をなし、私たちに介入しようとする行為は、完全に「信教の自由」に対する侵害です。
 ただし、今のところそのような妄言をなす政治家であっても、暴力的実力行使までは企てていないようです。
 たとえばその政治家の働きかけによって警官や裁判所の執行官が当神社の宮司の首根っこ掴んで力ずくで昭和殉難者を「分祀」させる、などといった事態になれば大変なことですが、そういう恐れは今のところ無いようです。
 したがって私たちとしては当面、政治家による「戦犯分祀」などという妄言は無視することとします。
 本来ならば「信教の自由」の侵害者として大いに糾弾したいところですが、中には当神社に対する大口寄付者もいますので、糾弾活動は遠慮しています。


 5.異教徒の合祀について

 キリスト教等、異教徒の戦死者遺族の方から時々、合祀に反対する意見を寄せられることがあります。
 しかし、誰を合祀するかしないかは私たちの自由です。これも私たちの「信教の自由」です。
 国家功労者をお祀りするにあたって遺族の意思を確認するつもりは一切ありません。国のために犠牲となった英霊は、もはや遺族だけの独占物ではないと考えるからです。
 かつて一部の心ない遺族が、私たちに対して訴訟を起こしたことがありました。いわく「うちはキリスト教だから故人を合祀するな」とのことでした。
 裁判所まで使って私たちの祭祀を止めようとするとは、まさに「信教の自由」の侵害そのものです。
 幸いにして裁判所は私たちの主張を認めてくださり、侵害者の心ない訴えは退けられました。
 今後海外派兵が盛んになり、自衛隊等で殉職者が出ることもあるでしょうが、どの殉職者を祀り、祀らないかは、その都度その都度私たちだけで判断します。部外者の誰にも相談するつもりはありません。
 今まで自衛隊員は祀られませんでしたが、今後、日本も積極的に世界平和のために戦うようになれば、将来的に自衛隊の殉職者を合祀することもありえると思います。
 さらには憲法改正されて正規軍が組織されれば、「日本軍戦死者」も出てくることが予想されます。その際には戦死者本人の宗教に係わりなく平等に扱うこととなるでしょう。
 これを止めることは誰にもできません。
 私たちの「信教の自由」は、誰にも止められません。


 6.靖国神社は御霊信仰(怨霊信仰)ではない

 時々、当神社のことを御霊信仰(怨霊を怖れて祀る信仰)と誤解している人がいるようです。
 御霊信仰の神社としては、太宰府天満宮や将門神社などが有名であると思います。恨みの思いを抱きながら無念の死をとげた人間に対して、その祟りを怖れ神社を建立して神として祀り、祟りを鎮めるという神社です。
 しかし、当神社の信仰はそのようなものではありません。
 公務に殉じた戦没者も、「戦犯」呼ばわりされた昭和殉難者も、恨み心を抱いて無念の思いで死んでいったわけではありません。
 皆、国家に殉ずる覚悟の上で、すがすがしい気持ちで死んでいったのです。
 ここが大きな違いです。
 _
 もしも私たちが怨霊信仰者ならば、西南戦争の賊軍の将兵たちこそ祀らねばならないこととなります。国家に背き不届きな行為に走ったため討伐された輩こそ、怨霊となる危険性があると考えてしかるべきです。
 しかし私たちはそういう考えではありません。私たちは怨霊信仰者ではありません。
 当神社は国家のために殉じた者のみを祀る神社ですから、国家に背いた輩はたとえ怨霊になる危険性があろうとも祀りません。そういうことは他の神社にお任せしたいと考えています。
 当神社の神々は、太宰府天満宮や将門神社の祭神のように怨霊を経てから神様になったのではなく、最初から神様なのです。
 参拝者の皆さん方におかれては、戦没者の「祟り」なるものを怖れることなく、明るい気持ちで臨んでいただきたいと思います。
 当神社には、将門神社や首塚のような祟りは全くありません。
 むしろ逆に、「怨霊調伏」だとか「冥福を祈って追悼する」などといった見当違いの礼拝をするほうが、よっぽど神罰が下る恐れがあると思いますよ。

まとめ

私たちの主張を要約します。

①.靖国神社は戦没者の冥福を祈る場所ではなく、戦没者を神としてあがめ奉る場所である。
当神社で戦死者の冥福を祈るのは、明治神宮で明治天皇の冥福を祈ったり太宰府天満宮で菅原道真公の冥福を祈ったりするのと同様、全く的外れな礼拝行為である。

②.大東亜戦争は、欧米列強植民地支配からのアジア解放のための正義の戦いである。

③.茶番劇「東京裁判」によって「A級戦犯」とみなされた昭和殉難者は、国のために命を犠牲にした英霊である。

④.政治家が昭和殉難者について「戦犯分祀すべきだ」などと主張するのは、私たちに対する「信教の自由」の侵害行為である。

⑤.国のために命を犠牲にした方はたとえ異教徒であってもお祀りすることがある。遺族の意思を確認するつもりは一切ない。これも私たちの「信教の自由」である。

⑥.靖国神社は御霊信仰(怨霊信仰)ではない



以上、各ページでの私たちの主張をまとめました。


 このサイトは靖国神社の公式サイトではありません。職員の有志がその本音を主張するために開設したものです。したがって、ここで述べた主張は靖国神社としての公式見解ではありません。
 しかし大筋においてはあまり変わるものではないと確信しています。
 このサイトの内容の是非について靖国神社当局に問い合わせをなされたら、おそらく当局は決して否定も反対もせず、黙認する(黙して認める)ことでしょう。

 また、私たちの神社で参拝なさる方々は、表向きの言論はさておき、その本心においてはこのサイトに述べられたような私たちの主張にご賛同いただいている方々ばかりだと信じています。
 しかし万一、もしもそうでない方がいらっしゃるならば、どうか当神社への参拝はご遠慮いただきたいと思います。
 宗教施設への参拝とは、同意の心無くしてありえません。反発心を抱きながら頭を下げるなんて、偽りの参拝そのものです。私たちはそんな偽りの参拝はお断りします。これは神道に限らずいかなる宗教施設においても同様であると思います。

<以上 転載 了>
 ・・ …………………………………………………………………………………………… ・・

靖国神社の宮司退任、交代劇から見えてきた、特定亜細亜や反日マスコミ野党などだけではない、
日本国民の無理解。

反日用日しないと生きていけない末期的禁断症状に陥っている韓国や朝鮮半島との関係。
米中経済戦争の中、共産党支配体制が生き残るため韓国よりは空気を読める支那との関係。

反日用日しているにも関わらず、強く反論せず甘やかしてきた日本。

どちらの国に対しても、また、無理解な世界に対しても、事実はなにか、真実は何か、そして日本はどう考えているのか、はっきりと発信することの大切さが、今、問われています。


これまで、日本国内でもタブー視されてきた天皇の戦争責任と靖国神社参拝問題。
天皇陛下の靖国神社と宮中祭祀への軽視。
そして、東南アジアへの謝罪と慰霊のフルムーン旅行と支那朝鮮への溢れる愛。

平成が無理やり終わろうとし、敬意を持てない次代が即位しようとしている今、
隣国との関わりや天皇の役割について、わたしたちは整理して考える時期を迎えています。



Posted at 2018/11/09 05:31:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 皇室 | 日記
2018年11月02日 イイね!

【天声人語風】皇室のご慶事☆【地声私語】

【天声人語風】皇室のご慶事☆【地声私語】

 11月になった。今年も残すところ、二か月。
平成30年度は、あと五カ月で終わる。
元号が変わる「改元」までは、残すところ半年だ。

▼だが、ちょっと待ってほしい。
新年号に変わるのは、来年の五月からだ。
来年の四月はいったい、何年度とよぶのか?

早めに購入した来年の手帳やカレンダーは、もれなく、西暦だ。
平成31年度ではなく、当然だが、新元号元年度ではなく、2019年度。

そう云えば、眞子内親王もいつぞやの婚約内定会見とやらで、二人の出会いを西暦で表現した。
皇族でさえ、日本伝統の「元号」をないがしろにしているように思われる。

▼昭和、平成、そして、先の天皇が存命中にもかかわらず、次の天皇が即位する来年。
日本人はますます、西暦に馴染んでいくのだろう。それはグローバル化するということではなく、日本人の心から皇室が離れていくということに他ならない。


天声人語 - Wikipedia 

天声人語(てんせいじんご)は、朝日新聞の朝刊に長期連載中の1面コラムである。1904年1月5日付の『大阪朝日新聞』2面に初めて掲載され(初期は必ずしも1面に掲載されるとは限らなかった)、以後、別の題名となった時期を挟みながら1世紀以上にわたって継続して掲載されている。最近のニュース、話題を題材にして朝日新聞の論説委員が執筆し、社説とは異なる角度から分析を加えている。特定の論説委員が一定期間「天声人語子」として匿名で執筆している。

※大学などの入学試験で取り上げられることが多いとして、自社の広告でも(特に大学受験生向け)その点をアピールしている。天声人語を書き写すための専用の「天声人語 書き写しノート」を発売している。
※文字数は、(略) 2017年現在、603文字と決まっている。
※2014年9月13日朝刊の天声人語で虚偽とされている「吉田証言」を1983年以降から朝日新聞が虚偽と判断してすべての記事を取り消した2014年8月5日までの間に天声人語でも15回取り上げていたとして、取り消し、謝罪をした。


百田尚樹 on Twitter

「天声人語」とは、「天の声を人が語る」という意味だろう。つまり、朝日新聞の論説委員は神様の言葉を代わりに語っているということになる。となると、論説委員はほとんど神に近い存在かもしれない。
朝日新聞の読者は、そんな神様の言葉を読めるのだから、実に素晴らしい。




■【馬鹿でも書ける朝日新聞社説マニュアル】
2007年 08月 27日
The black echoさま より引用

以下テンプレ。
-----------------------------------
(-@∀@)<それは望んでいないはず
(-@∀@)<事の本質は~ではない        
(-@∀@)<~の反発が予想される。
(-@∀@)<これで~とは。              
(-@∀@)<しかし、だからといって
(-@∀@)<議論を呼ぶのは必至だ。        
(-@∀@)<その前にすべきことがあるのではないか。
(-@∀@)<~というのは明らかだ。         
(-@∀@)<そうとばかりはいえまい。
(-@∀@)<今こそ冷静な議論が求められる。   
(-@∀@)<~を再考すべきだろう。
(-@∀@)<~という意見もある            
(-@∀@)<~という声も聞かれなくもない
(-@∀@)<~と聞こえないか。            
(-@∀@)<さまざまな声に耳を傾けてほしい。
(-@∀@)<私達は耳を傾けなければならない。 
(-@∀@)<~姿勢が、今ひとつ伝わってこない。
(-@∀@)<~が役割のはずだ。           
(-@∀@)<今後も~であり続けるに違いない。
(-@∀@)<的はずれというほかない。        
(-@∀@)<~のはいかがなものか。
(-@∀@)<日本に足りないのは~          
(-@∀@)<私達が言いたいのは~
(-@∀@)<責任があることを忘れてはならない。  
(-@∀@)<~という言葉はあまりに乱暴だ。
(-@∀@)<しかし、こういう声もある          
(-@∀@)<謙虚に耳を傾けるべきではないか。
(-@∀@)<ちょっと待って欲しい            
(-@∀@)<波紋を広げそうだ。
(-@∀@)<危険なにおいがする。          
(-@∀@)<~と言うには早計に過ぎないか
(-@∀@)<私達はアジアの一員として~     
(-@∀@)<私達一人一人が~
(-@∀@)<だが、心配のしすぎではないか    
(-@∀@)<その前にすべきことがあるのではないか。
(-@∀@)<思い出してほしい、            
(-@∀@)<~に疑問を抱くのは私達だけだろうか。


■ 便利な!天声人語風メーカー ver.3.1


■早く、お逝きなさい。朝日新聞。
2017年10月25日
拙プログより転載

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

朝日新聞用語集

「しかし、だからといって」
 →ここから先が本音であるという意味

「議論が尽くされていない」
 →自分たち好みの結論が出ていないという意味

「国民の合意が得られていない」
 →自分たちの意見が採用されていないという意味

「異論が噴出している」
 →自分たちが反対しているという意味

「各方面から批判を招きそうだ」
 →批判を開始してください

「内外に様々な波紋を呼んでいる」
 →自分たちとその仲間が騒いでいるという意味

「心無い中傷」
 →自分たちが反論できない批判という意味

「皆さんにはもっと真剣に考えてほしい」
 →アンケートで自分達に不利な結果が出てしまいましたという意味

「アジア諸国」
 →中国、韓国および北朝鮮の事、それ以外の多くのアジアの国は含まれない 

「両国の対話を通じて~」
 →中韓に都合の悪い行動はやめて中韓の言うことを聞け

「問われているのは~」
 →次に中韓と市民団体に騒いでほしいのはここだ

「冷静になる、落ち着く」

 →自分たちが今は劣勢なので、今は世論と勝負したくないという意味

「ただ、気になることがある」
 →論理薄弱のため心配事の表現形式で、自社主張の「なんくせに誘導しますよ」という意味


「だが、勘違いをしてはならない」 

「民意とはズレがある」 

「だが、心配のしすぎではないか」 ←殿堂入り!

「だが、ちょっと待ってほしい」 ←殿堂入り!

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


それでは。

読みやすいように行を詰めませんが、天声人語風コラムっぽく書いてみたいと思います。
天声人語や朝日新聞紙面では基本的に、皇族に敬語を使いません。丁寧語で表記しています。
理由はお察しください。


地声私語<じごえ・ささめごと>  ※天声人語ではありません

『皇室のご慶事』

 10月29日に、明治神宮において高円宮家の三女絢子さん(28歳)と日本郵船社員の守谷慧氏(32歳)の結婚式がおこなわれ、翌日30日にはホテルニューオータニで結婚披露晩餐会が開かれた。
好天に恵まれた明治神宮では、絢子さんは髪を古来の「おすべらかし」に結い、黄色の「袿(うちぎ)」に紫色の袴(はかま)姿で式場へ向かわれた。袿は祖母の三笠宮妃百合子さま(95)が貞明皇后(祖父の父、大正天皇の后(きさき))から贈られた縁(ゆかり)の品。守谷さんが手にしていたシルクハットは、絢子さんの父・故憲仁親王のもので、お二人の感激もひとしおだったご様子に、国民のひとりとして嬉しく思い、謹んでお祝い申し上げたい。

altaltalt


古式ゆかしい結婚式とは変わり、洋装で臨まれた翌日の晩餐会では、守谷家から納采の儀で贈られたレース、守谷さんの亡くなったお母さまが以前、高円宮家に贈ったピンクのシルク生地で誂えたドレスを着用した絢子さん。
主役のお二人は、ひな壇ではなく安倍総理大臣夫妻、皇太子夫妻と同じ円卓に座り、喜びと幸せにあふれた表情で祝福の言葉に応えていた。

alt

alt

ただ、気になることがある
新郎新婦はなぜか、皇太子夫妻と一緒に入場した。晴れの晩餐会の席で主役であるお二人は、招かれた客人・全員が着席した場に、最後に登場するのがふさわしい。
だが、ちょっと待ってほしい。絢子さんの姉、高円宮家の二女典子さんが出雲大社権宮司・千家国麿氏と結婚したときのことを思い出してほしい。新婦よりも派手で鮮やかなブルーのドレスに身をまとった皇太子妃が、新郎新婦をエスコートするかのごとく共に晩餐会会場に入場した時のことを。

alt

ご自身を主役だと勘違いしている、・・・とはさすがに考えられないことから、(遅刻してきたんじゃね↗?)(ぎりぎりの時間まで、新郎新婦を待たせていたんじゃないの?)と、内外に様々な波紋を呼び、各方面から批判を招いたことは記憶に新しい。
そのような、みなに祝福されるべき新しい門出を迎える元皇族に対し、気遣いや思いやりの足りない、時間にルーズな皇太子妃に疑問を抱くのは私達だけだろうか。

問われているのは皇太子妃の態度だけではない。主役である新郎新婦の隣席に着座し祝辞を読んだ皇太子殿下も、だ
安倍晋三内閣総理大臣による、簡潔かつ敬意をこめた祝辞は素晴らしいものであった。新郎新婦のお人柄や功績、家柄の立派さ、素晴らしさが伝わるエピソードを披露しながら、精一杯の祝意と敬意がこめられたユーモアも交えた祝辞は、皇族の立場から新しい世界への門出を迎える絢子さんに向けての、日本国民を代表する総理大臣としてのこれまでの皇室での活躍への感謝とはなむけの思いがあふれていた。

さまざまな公務や会見の場では、弟宮である秋篠宮殿下による内容も深くボリュームがありウィットに富んだ見事なスピーチとは対照的に、皇太子がどんな短い文章でも紙を見なくてはスピーチできないことは、よく知られている。
(英語やフランス語には、仮名が振ってあるんじゃね↗?)(すごく短い文章でも暗記できないのかも…)という声も聞かれなくもない。
しかし、事の本質は、スピーチが暗記できないということではない。祝辞の中の丁寧過ぎる奇妙な敬語は、いったい、どうしたものか。我が国で二番目に「偉い」「高い」身分であるのに、目下の皇族に対する珍妙な敬語、二重敬語を多用することは、今回の祝辞だけではない。誰か、原稿を推敲する者はいないのだろうか。敬語が壊滅的に使えないとされる雅子妃がチェック機能を果たせるとは、到底思えないことだが。

結婚のお祝いスピーチの中に、身内である「あいこ」「まさこ」が何度も登場するのは、次期天皇にあるまじき閉じられたファミリー主義の象徴であり、的はずれというほかない
さらに、「あやこ」さんと言う所を、こともあろうか、「あいこ」と言い間違えてしまう緊張感のなさは、資質が問われてもいたしかたあるまい

いくらなんでも、○×すぎる・・・。新天皇となる人に疑問を抱くのは、私達だけだろうか。

【速報】絢子さん結婚披露晩餐会



▼晩餐会の会場には、秋篠宮家長女の眞子さんの姿もあった。皇太子の妹、天皇陛下の内親王・かつて紀宮と称されていた黒田清子さんもご主人の黒田さんと共に出席されており、眞子さんと談笑する様子が映像で流された。 日本中が、幸せいっぱいの笑顔にあふれ、つりあいもとれた素敵なご夫婦となった絢子さんと守屋さんの結婚を祝福している中、同じ名前の「けい」さんと未だお付き合いを続けていると言われる眞子さんの胸中は、いかばかりであろうか。
恋愛結婚がもてはやされてきた昨今。皇族である娘を降嫁させるべく、伴侶としてふさわしい男性を見つけ紹介し、微笑ましく仲睦ましい若い二人の結婚まで見事に導いた高円宮妃久子殿下の勝ち誇るかのような満面の笑顔、毅然とした態度から、皇族方やわたしたちが学ぶべきものがあるはずだ。

きっかけが見合いであろうと恋愛であろうと、お互いの精神、性格、魂のレベルが求め合いつりあっているのか、ひとりの大人として自立して家族や周囲に迷惑をかけない生活を送れるのか、そして、自分自身や家族のためだけでなく、社会のために何らかの貢献をするべく向上心を持ち、互いに切磋琢磨しつづける伴侶となりうるのか。私達が言いたいのは、眞子さんは、(小室さんしかいない)と思うには早計に過ぎるのではないか。国民からの、お互いを尊敬しあい愛し合っている絢子さん守屋さんご夫妻を見守る安心感や温かい眼差しを感じ取り、眞子さん自身の判断の何を心配され非難されているのか、謙虚に耳を傾けるべきではないか。 どうか、さまざまな声に耳を傾けてほしい。

alt
 水色のドレス:眞子内親王   ブルーの衣装;黒田清子さん



▼本誌10月31日紙面で紹介済みであるが、皇太子さまが今夏、お忍びでパラリンピック銀メダリストの伴走をしていたことがわかった。

皇太子さま、お忍びでパラ選手の伴走 動画サイトで準備

来年5月1日の新天皇即位まであと半年。「国民の中に入っていく皇室」を目指す新しい天皇像の一端が見えてきた。  ← ええっ?? やめて―――!!

> 6月26日夕。木々に囲まれた東京・赤坂御用地。
> 「走りやすいですか」。皇太子さまが隣のランナーに声をかけた。リオデジャネイロパラリンピックの視覚障害者女子マラソン銀メダリスト、道下美里さん(41)=三井住友海上=だ。
> 皇太子さまは「伴走」と書かれたビブス(ゼッケン)を身につけ、蛍光の黄色の伴走用ロープを右手でにぎり、左手にロープをつかむ道下さんに声をかけながら約1・5キロの道を走った。
> 道下さんによると、皇太子さまは最初のでこぼこの道で「これは何とお伝えしたらいいのでしょうか」と戸惑いを見せていたが、数分走ると息が合い始めた。カーブの手前で「右に曲がっていきます」、足場の悪い道の手前で「でこぼこがあります」。1キロ7分のペースが6分のペースに変わり、リズムがよくなった。
> 皇太子さまは、伴走者の声のかけ方や道下さんの走りの特徴を動画サイトで調べたという。伴走用のロープは自身で用意。走る直前には専用のゴーグルをかけて御用地内を歩き、視覚障害者の感覚も体験した。
> ジョギング後は右腕を道下さんにつかませてアテンド。「飲み物は何にされますか」と気遣いもみせた。
> 2人が出会ったのは昨年11月の園遊会。道下さんが「機会があれば一緒に走りたいです」と伝えたところ、皇太子さま側から返答があり、伴走が実現した。

  以下略… というか、有料会員しか全文は読めない。

▼「国民の中に入っていく皇室」を目指す新しい天皇像。 ← 中に入ってこなくて結構です。
平成の天皇は、「高齢であり、公務を遂行することが大変」であることをにじませ、突然、公共放送を使って「譲位」を国民に訴えたことは記憶に新しい【生前退位テロ】。憲法違反を侵し、生前退位を断行し、本来は摂政として研鑽をつむべき皇太子を存命中に次期天皇に指名してしまった。国民からの「御高齢であるからゆっくり休んでほしい」という善意を利用したことには、「議論が尽くされていない」「国民の合意が得られていない」と、政府や保守論客、日本を愛する国民から異論が噴出し様々な波紋を呼んでいることは否定できない。

日本地図に虫ピンを突き刺しながらまだ訪れていない土地を目指して徘徊、もとい、フルムーン旅行を続ける今上天皇夫妻。GHQ・アメリカ支配下で制定された憲法を順守し、自らの存在を「祭祀王」「男系男子による皇位継承を護る番人」ではなく、欧州王室のような「国王(象徴天皇)」≒「絵画映画演劇オペラオーケストラ等観賞者&パトロン気どりのエライ人」「被災地にいち早く駆けつけ膝をついて避難所を回りありがたがられるエライ人」「アジア諸国・とくに支那朝鮮に尻尾をふる反日的日本を代表するエライ人」「アジア諸国・とくに南の温かい国と島を訪問し戦争犯罪国を勝手に自認・代表して謝罪してまわっているエライ人」「宮中祭祀はできるだけ簡略化し、【A級戦犯が合祀されている】靖国神社には参拝しないエライ人」になり下がってしまっているかのようだ。

アジア諸国をはじめ、本誌やリベラルを旗とするマスコミ諸氏が崇拝し、持ち上げる「天皇」とはいったい何であるのか、皆さんにはもっと真剣に考えてほしい。マスコミが絶賛する対象は、すべて反日・日本弱体化要員である。平成の天皇夫妻も、我々朝日新聞やマスコミにとって自陣「左サイドのエース」であることは明らかである。今こそ、日本をもっとグローバル化し、伝統を廃し、支那朝鮮の一部にし、共産主義・世界支配者のもとに戦犯、戦争責任者である天皇や皇族、日本を献上しようではないか! ←【朝日視点】

▼少し、脱線してしまった感もあるが許してほしい。冷静になろう。

次期天皇となる皇太子が目指している天皇像とは、いったい何であろうか。
天皇とは、東京都心一等地に住み、願えばどこにでも旅行でき、どんなコンサートや絵画展にも鑑賞に行け、会いたい人には誰とも会える、単なるセレブではない。これまでも、高齢を理由に隠居・引退したがっているかのように国民に訴えていた平成の天皇夫妻は、生前退位が決まってからも精力的に本来の公務ではない観賞や私的旅行を続けている。むしろ、増えた感さえある。天皇の地位を退き上皇となる後も、現状と同じく80人もの侍従職、使用人などを抱えたままで、改修工事を施した東宮御所に住まおうとしている。本来、東宮御所は、次期天皇となる家族が住まう場所であるにも関わらず、一家総出で公務に励む本来の主であるべき秋篠宮家に譲らず、これまでの体制を維持しようとしている。さらに、転居までの一時的な住まいとして、旧高松宮邸に5億円以上もの費用をかけ、改修工事を始めている。なんという無駄遣い。
これは、国民への裏切りではないか?上皇、上皇后という憲法にも皇室典範にもない新しい地位を獲得し、機能が充実し広すぎるほどの東宮御所に再び住まい、これまで通り好きな観賞を続け、地方徘徊、もとい、私的地方旅行を堪能し、今後も皇室に権威と権力を持ち続けるつもりに違いない。国民に対して、高齢のため、疲れてしまったため隠居したいと訴えたメッセージは、いったい、何であったのか

▼翻って、新しい天皇となる皇太子はどうであろうか。
七大行啓と呼ばれる地方公務は、何年もの間、ほとんどが単身皇太子のみで参加することが多かった。皇太子妃が「病気療養中」とされているからだ。しかし、15年以上も「適応障害」がつづくことはあり得ない。セカンドオピニオンをした形跡もなく、朝起きて夜寝る・朝昼晩決まった時間に食事をとるなど最も基本的な規則正しい生活習慣から病気を改善させようとする意志や意欲も見られず、それでいて、毎年3月に家族で出かける中華資本ホテルに滞在する奥滋賀スキーは皆勤で、夏休みには静養三昧。単にサボっているとしか国民からは見えない。しかしそれを指摘されると、「心無い中傷」だと本人たちは言う。
皇太子といえば、興味関心があり研究(?)しているといわれる「水に関する公務」も、皇族が関わるのには危険なアジア諸国国連などとのからみや利権に関わるものであり、反日国であるオランダや朝鮮との深い関係も危惧されている。
あまりにも暇だから、赤坂御所周辺や皇居周辺に、マーキングマラソン(というかジョギング)をしているとも以前からうわさされていた。

Dosuko Wikiによれば、

>マーキングとは、動物が自分のなわばりを主張するために尿をかけたり体をこすりつけたりして臭いを残すなどといった行動のこと。スレでは徳仁が唐突に始める皇居周りジョギングを指す言葉として定着している。
>一見ほのぼのニュースに思われるが、そもそも一般庶民はジョギングするにも赤坂御用地のような場所がないから道路歩道でしているのであって、態々傍らに多くの車が走る空気の悪い環境で走ろうというのは物好きとしか思われない。そして警備人員をぞろぞろ引き連れおまけにご丁寧に出発時点からTVカメラに撮影させニュースとして流させるという、露骨な「目立とう精神」を感じさせる行動である。
>彼が天皇の座に就いた暁には主となる千代田皇居をぐるり一周二周している様が、動物のなわばり主張であるマーキング行動になぞらえられるのも無理からぬことである。
>こんな平日の日中ジョギングニュースでなく、ちゃんと仕事をしているところをニュースにしてもらえばいいのにというのが、大方のスレ住民奥様方の見方である。

2003年3月6日(木)皇居一周
2006年3月2日(木)皇居一周
2007年2月26日(月)皇居二周
2008年3月11日(火)赤坂御用地二周
2015年2月25日(水)皇居一周
 ※なんと宮内庁公式HPご日程ページにまで「皇太子殿下 皇居外周ジョギング(皇居)」と記載されることに。
 ※お供は警官と侍従が15人。平成に入って外でのジョギングは5回目だが、過去4回は宮内庁HPに記載せず。  
  この日程は2日前に宮内記者へ紙で配布、直後に宮内庁次長会見で説明。
2016年10月13日「皇太子さまは昨夕、お住まいのある赤坂御用地内で、ベルギーのフィリップ国王とジョギングを楽しまれたようです。」by朝日新聞島康彦記者

alt

そして今回のパラリンピック銀メダリストの伴走報道。

>1キロ7分のペースが6分のペースに変わり、リズムがよくなった。
⇒ パラメダリスト相手に遅くね↗? 鈍足のわたしだって(かつては)1キロ4分を切ってたわ。迷惑なのでは…。

自分が好きなこと、得意なことを『公務もどき』としてカウントすることは、平成の天皇もしていたこと。昭和天皇は、ご自分の趣味として植物の研究をなさっていたけれど、あくまでもご研究として。
相撲観戦もお好きだったけれど贔屓の力士は決して口外されず、庶民の仕事が終わる夕方5時までは絶対にテレビをご覧にならなかった。

天皇の役割は、あくまでも国と国民の安寧、五穀豊穣を祈る『宮中祭祀』『男系男子の皇位継承』

欧州は欧州、日本は日本。外国と日本では、歴史も文化も違う。国王と天皇とでは、役割も立場も違う。長子継承、女性国王、外国の風潮でも、日本が倣う必要はない。時代遅れでもない。勘違いをしてはならない。

天皇とは何か、天皇の役割とは何か、今こそ冷静な議論が求められる。私達一人一人が、日本のあるべき姿、天皇のあるべき姿について再考すべきであろう。

宮中祭祀こそ、天皇の役割のはずだ。
五穀豊穣、国民の安寧を祈ってくださることこそ、天皇の存在意義。

靖国神社に参拝し、日本の国のために命をささげた英霊に感謝し祈る姿を内外に見せることで、平成とは違った「象徴天皇」像をアピールし、日本国民の心を一つにすることこそ、天皇陛下にしかできないことである。

目立つ単なるジョギングパフォーマンスをやる前に、すべきことがあるのではないか。

趣味を公務もどきに結び付けようだなんて姑息なことをせず、本来の役割を担っていただけなくては、日本に天皇がいる、皇室が存在する意味がない。

現代を生きるわたしたちは、次世代に誇れる日本を引き継ぐ責任があることを忘れてはならない。
そのためには、「天皇無謬」の立場ではなく、言うべきことを言い、なすべきことをする必要があることを忘れてはならない。



【天声人語・コラムもどきを書いての感想】
 改行せずにつづけて書き連ねるのは気持ち悪い。文字数の決まっている試験の要約や小論文でもあるまいし。
 読んでくださる人に迷惑だし、自分でも書きたくないから、そうそうに改行した。
 テンプレにあるような、思わず笑ってしまう恥ずかしい『朝日新聞御用達慣用句』を使って書いてみるのは、なかなか楽しかった。なんだか、エラそうな言葉づかいだわ。





alt

【おまけ】次期天皇の素顔

トレーニングとして皇居外周ランニングをしているというとある芸能人、徳仁が来るからとSPに追い出された体験をコンサートMCで語ったという書き込み
Part2537-378 可愛い奥様 sage 2013/03/21(木) 07:49:47.03 ID:pWo9i+D2O
おはようございます。

昨日の今時分のことなのですけれど
皇居の外周で、日課のトレーニングに勤しんでいたある人が、
春の陽光を楽しみながら気持ち良く走ってたら唐突に、
SPに「後退子が来るから直ちに退去せよ」と
理不尽にも追い出されたそうです。
そしてその数分後
実際に後退子が通り過ぎていったとのこと。

その人とは、とある芸能人で、誰でも知っている顔だし
長年同じようにそこでトレーニングしていて今までそういった目に遭わなかったから
驚愕が怒りとなり、憤然とされてました。
これでまた一人、アレラに失望する人ができました。


392 可愛い奥様 sage 2013/03/21(木) 08:11:18.14 ID:qTXxiNva0
>>378
走っている人を追い出すってどういうこと?
半蔵門あたりでストレッチでもしていたのをどけっていう感じ?
皇太子が車で通りすぎたの?
SPなの?警視庁なの?皇宮警察なの?
状況がいまひとつはっきりしない。


397 可愛い奥様 sage 2013/03/21(木) 08:25:27.10 ID:pWo9i+D2O
>>392
実は昨日、その芸能人のコンサートのMCの中でその話を聞いたのです。
SPにだそうですが、その他詳細はわかりません
そんな風にSPに一方的に言われて、余程腹に据えかねたのか、
聴衆に憤慨しながら語ったのです。
その語尾には、「仕事しない人が…」と続けて言葉を濁しましたが、
聴衆も、さもありなんという空気でした。
批判的に受け止めている人は少ない雰囲気で、私も心中で笑ってしまいました。




Posted at 2018/11/02 11:49:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 皇室 | 日記

プロフィール

「It's starting again http://cvw.jp/b/2096003/48551971/
何シテル?   07/20 06:06
青と緑の稜線(りょうせん) と申します。  稜線とは、空と山の境界線、「SKYLINE」を意味します。 ゴルフⅡ、現在はゴルフワゴン(2台目)に、殊...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

Patriot Games 6 愛国者のゲーム その6 「ウクライナ ラウンド」 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/02/27 23:55:34
眞子内親王年内結婚へ~コムロ禍は終息ならず 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/09/29 05:14:49
日本を再敗北させたGHQ洗脳工作「WGIP」 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/05/16 06:46:57

愛車一覧

アウディ A4 アバント (ワゴン) アウディ A4 アバント (ワゴン)
通勤用に、家族の一員に加わりました。 パワフルで、乗り心地が良くて、カコ(・∀・)イイ! ...
フォルクスワーゲン ゴルフワゴン フォルクスワーゲン ゴルフワゴン
質実剛健。剛毅木訥。 独特なエンジン音、ドアの開閉時の重厚な響き。飽きのこない鮮やかなグ ...
フォルクスワーゲン ゴルフワゴン フォルクスワーゲン ゴルフワゴン
質実剛健。剛毅木訥。 独特なエンジン音、ドアの開閉時の重厚な響き。 トランクの荷物も、驚 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation