
今回のブログは、私がネット右翼、ネトウヨ、右翼、陰謀論者・・・、いいえ。
「だだの日本を愛する日本人」 =
愛国保守、になった過程について、勝手に綴りますよ~。
はい。うっかり間違えて踏んでしまった方、ここで「さよなら」ですよ~。
愛国保守のレシピ。
1.日本に生まれる。毎日、富士山を正面に臨む(360度、どこから見ても正面ですw)、田んぼと清流と泉に囲まれた土地で育つ。
2.家の近くに大樹がある。神社がある。毎日のように魚やカニ、ホタルが住む川で遊ぶ。
3.田んぼに囲まれた土地で、水の中、土の中、稲の成長を目の当たりにする。田植えや稲刈りを手伝う。レンゲ草で花冠をつくる。
4.五穀豊穣を祈る地域のお祭りに参加する。盆踊りを踊る。
5.書道、華道、茶道、剣道など、日本の伝統文化を習い、学ぶ。
(ピアノやそろばん、水泳、野球、金管楽器などにも親しむ)
6.本を読む。マンガも読む。根性や友情がテーマのアニメも見る。
7.父親が自民党支持者。反対するだけの非生産的で卑怯な社会党、共産党は大嫌い。
8.自虐史観に疑問を持つ。ゴーマニズム宣言を読む。保守派の論客の本を読む。
9.自衛隊の人と付き合う。彼の上司とその奥様とメル友になる。
10.毎晩のように、「日本沈没」を読みながら、「てのひらの地球」を聴く。 ← 独身時代までですw
日本沈没 - Wikipediaより
「日本沈没(にっぽんちんぼつ)」は、1973年(昭和48年)に刊行された小松左京による日本のSF小説、及びこれを原作として製作された映画(1973年と2006年)、テレビドラマ(1974年)、ラジオドラマ(1973年と1980年)、漫画(1970年代と2000年代)。
◆物語
地球物理学者・田所雄介博士は、地震の観測データから日本列島に異変が起きているのを直感し、調査に乗り出す。深海調査艇「ケルマデック (Kermadec)」号の操艇者・小野寺俊夫、助手の幸長信彦助教授と共に小笠原諸島沖の日本海溝に潜った田所は海底を走る奇妙な亀裂と乱泥流を発見する。異変を確信した田所はデータを集め続け、一つの結論に達する。それは「日本列島は最悪の場合2年以内に、地殻変動で陸地のほとんどが海面下に沈没する」というものだった。
最初は半信半疑だった政府も紆余曲折の末、日本人を海外へ脱出させる「D計画」を立案・発動する。しかし、事態の推移は当初の田所の予想すら超えた速度で進行していた。各地で巨大地震が相次ぎ、休火山までが活動を始める。精鋭スタッフたちが死に物狂いでD計画を遂行し、日本人を続々と海外避難させる。一方、敢えて国内に留まり日本列島と運命を共にする道を選択する者もいた。
四国を皮切りに次々と列島は海中に没し、北関東が最後の大爆発を起こして日本列島は完全に消滅する。
(以上、引用 了)
小松左京氏による小説、そして、さいとう・プロ版漫画「日本沈没」。
さらに、一色登希彦版漫画「日本沈没」。

SF小説や映画、漫画は大好きなのですが、その中でも「日本沈没」は、私の中で特別な物語です。
いつ東海地震が起きてもおかしくないと云われ続け、もし、富士山が噴火したらどこへ避難すればいいのか、子どもの頃から脳内シミュレーションを重ね、現実に地震や噴火が起こっても冷静に対応してみんなで生き延びようと考えている子どもでした(飼い猫、飼い犬、飼いアヒルも)。
「日本沈没」は、日本が地殻変動により地震や噴火で国土を失い、日本人は生まれ育った国土、母国を失い流浪の民として世界中に散り散りとなり生きていく、そんな世界を描いています。
どんな手段を講じても、一人でも多くの日本人を脱出させよう死力を尽くす志高き人々の姿から、
指導者、公の仕事についている者は、私利私欲、利己的に生きるのではなく、人のために生きるべきだということを、読むたびに深く深く心に刻みました。
そして、沈みゆく日本と運命を共にする影の重鎮、フィクサーの姿から、
美しい国・日本を心から深く愛する思いに共感しました。
拝金主義に堕ち、利己的で自分勝手、衆愚となり下がった日本人たちが直面した想像を絶する局面から、人々は、
もう一度日本人としての誇りや自信を取り戻し、祖国の自然や大地を失っても心の中に日本を抱いて、予想もつかない新たな土地での困難に果敢に立ち向かいます。
日本人として生まれたことへの感謝、日本人としての誇りを、小説や漫画を読むたびに感じ、本来の日本を取り戻さなくてはいけないと奮い立ちます。
あっ。私は思いこみの激しいキチ○イですから、普通の方とは観賞の仕方も感じ方も違うものだと、ちゃんと自覚していますよ~w
ステキな日本人に出会うと、心が震えます。
無私の精神で、美しい生き方をしている人を見ると、涙が出てきます。
自分の中にある「かつての日本人のDNA」が、同じ波長、周波をキャッチして、琴線に触れるのだと思っています。
「日本沈没」を読みながら、なぜかぴったりとはまる曲があることにいつしか気づき、セットで浴びているのが、
種ともこさんの
「てのひらの地球」という曲です。
「HARVEST」というアルバムに収録されているこの曲。
一曲前の「汽車がくる」に続いて味わっています。
「汽車がくる」は、ゆったりとした短い曲ですが、少しずつ汽車が近づいてくる音で「てのひらの地球」につながります。
「汽車がくる」
後半、車輪の音、蒸気を吐く音が聞こえてきます。
気持ちを高揚させて汽車に乗り、
「てのひらの地球」はしずかに出発します。
シンプルで印象深いメロディやハーモニーの美しさが種ともこさんの真骨頂なのですが、この曲のバックに流れ続ける車輪が回るような、重いけれど軽快に進む繰り返しのリズム、多彩なベース音の反復が、私にとっては堪らない魅力です。
アルバムのクレジットに、ベースだけでなく、オーボエ、フレンチホルン、ユーフォニウム、そしてチューバの演奏者が記載されています。
小学校で金管クラブに入った時から親しんできたブラスの音。(中高は体育系でしたが)
大好きな低音パートを、ベースだけでなくユーフォとチューバでも音を重ね演奏している厚みと温かさが、なんとも云えない懐かしいような優しい印象を残しています。
そして、極めつけは、歌詞。
この曲で紡ぐ言葉から、
「自分はなんのために生まれてきて、何にために生きるのか」、教えてもらいました。
※キチ○イなので、勝手なことを書いていますが、気にしないでください。
てのひらの地球
作詞作曲 種ともこ
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
約束を果たすために、私たちはどこかからやってきた。
過去と未来をつなぐため。
DNAを運ぶため。
そこには、自分なんてない。
自我はない。
過去の日本人の生きた証を未来につなぐため。
中味は分からない、でも、大切なモノ。
次の世代に、未来に運ばなくてはならないモノ。
いつかは死んでいく。
自分の身体は残らない。何ものこらない。
ただひとつ、残せるものは、愛。
自分が生きた証として、形のない、目に見えない愛だけが残る。
それは、息子たちの中に残るのかもしれない。
慈しんで愛でた故郷の中に、おいてきたのかもしれない。
誰かのためを思って流した涙、かいた汗、叫んだ言葉の中かもしれない。
DNAを運ぶことができる喜び。
子どもを生み、育んでいける幸せ。
この世に生きてきた証、生まれてきた理由のひとつ。
子どもがいない人だって、愛は残せる。
血のつながった子どもだけが、未来を繋ぐ存在ではない。
そして、自分の子供は、自分の所有物ではない。
未来からの預かりものだということを、忘れてはいけない。
誰かに誉められよう、認められようとする行為ではない、無償の愛。
何も見返りを求めない、自分以外の誰かのための言葉、行動。
誰かのために、愛する人のために、私たちは生きている。
たったひとつ、生きた証として残せるもの。
目には見えないもの、日本人のDNAにあるもの。
それが、・・・。
てのひらの地球 / 種 ともこ
「日本沈没」から受け取るテーマとぴったり重なり、人生と云う線路の上を進み、物語が進んでいくような錯覚に陥る。
自分の中で起こった小さな奇跡。出会い。
私にとってはとっても大切な曲なのですが、残念ながらYouTube にもニコニコ動画にもUPされていなかったので、初めて自分でアップロードに挑戦してみました!
私と息子たちは、音楽の嗜好が同じらしく、車に乗っていると私が大好きな曲をよくリクエストされます。この曲は、何度もつづけて聴きたくなるそうです。
もしも、何かピピッとくる、なんだか懐かしいような感じがする方がいたら、あなたと私は「魂のお友達」です!