
10月31日(月)は、土曜日に行われた学校行事の代休で、平日の休日でした。
今年度は、学校の事情で夏休みが8月いっぱいまでの暖かい地方並みの多さで、代わりに例年10月にある秋休みは一日もなく、平日のお休みは久しぶりです。
子供たちと何をしようとか、ワクワク計画を立てました。
◎
図書館で本を借りる! ← 2~3週間に一度行きますが(笑)
◎
焼き肉とお寿司の食べ放題に行く! ← 2~3カ月に一度は行きますが(笑)
◎
リラックマのぬいぐるみと文房具を見たい(おこづかいで買いたい)!
いいね、いいね~♪
それじゃあ、母のリクエスト。
◎
映画館に行く! ← 子供たちにとっては初めての本物の映画館での観賞へ
お目当ての映画は、夕方からの一回だけの上映なので、ばあばのお昼御飯と夕御飯を用意して、出発しました。
子供たちを図書館に降ろして、母はついでの仕事をすませに車を走らせます。
もう、既に全て借りてしまったという歴史図鑑や武将の本。
お気に入りを、リピートしたそうです。
弟は、日本シリーズでますます好きになった野球の本。
『少年野球のルール』の本をたくさん借りていました。
兄は、母のためにお勧めの本も借りてきてくれました。
『さかさ町』という、外国人が書いた、推薦図書になっている本だそうです。
前に学校で読んだけど、めっちゃ面白かったと、読んだ日の夕飯の時間に教えてくれました。
人気があって、なかなか借りられないけど、珍しく置いてあったと。
なんでも、『さかさ町』では、普通とさかさ、反対なことになっている。
ビルは、地上に建てずに地下に建てる。
子供が働き、学校には休日だけ通う。
野球はお年寄りがやるゲームで、走らなくてもよくて、打たないほうが勝ち。
医療費は健康な人がたくさん払って、病気の人は払わない。
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不思議な町の、不思議なルール。
でも、長男から理由を聞くと、ビックリするくらい腑に落ちて、まさに目からウロコ!
なんて合理的で、優しい町なのかしら。
既成観念にとらわれている自分に、ユーモアあふれる作者の発想が心地よくて、ゼッタイ読んでみたくなった本です。
こんな本を気に入って、「ゼッタイ面白いよ♪」と勧めてくれる息子の視点も、嬉しくなっちゃいます。
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さて。
子供たちが本を選んでいる間。
私も仕事をすませて図書館へ向かう道で、パトカー、救急車、消防自動車が大集結していました。
(事故かな?)
ゆっくりと走りながら周りを見回すと、空き地にひっくり返った車。
反対側の自動車販売店では、ほうきでガラスなどを掃く店員さん。
(事故なら、どうして道路ではなくて、空き地にひっくり返っているのかな?移動させたのかな?)
秋田市で竜巻か 車横転や14の建物に被害
NHKニュース
10月31日
>警察などが調べたところ、空き地に止めてあった車1台が横転していたほか、ボンネットが開いたり天井が大きくへこんだりした車が2台確認されました。
>また、この周辺で、建物にも被害が確認され、車が横転した空き地から幹線道路を挟んだ場所にある自動車販売店では、屋根の一部が壊れていたということです。
自動車販売店の男性従業員は「気がついた時には、止まっていた車が全部元の場所から動いた状態で1台は建物の屋根の高さまで飛んでいて、こちらへ向かってきた」と話していました。
(以上、一部引用)
帰宅してから、ばあばから「竜巻が発生したみたいだから心配していたよ」と聞き、びっくり!
事故ではなくて、竜巻だったなんて…。巻きこまれてケガをする人がいなくて、幸いでした。
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さあ、いよいよ。
図書館から子供たちをピックアップして、
お楽しみの焼き肉食べ放題のお店へ、GO!
平日のランチはお安いので、チャンスがあれば行きたくなっちゃうのです。
でも、昨日は駐車場が、なぜかいっぱい。
ご年輩のグループと、高校生の集団と子供連れのファミリーもたくさん。
そうなのね!
学校行事で代休になった小学校が、他にもけっこうあったようです。
偶然、少年団活動で一緒の他の学校のお友達にも会ったり(笑)
みんな、考えることは同じなのね。
お腹いっぱい、好きなものを食べました♪ ワ━( o・∀)ノ゙ヾ(o・∀・o)ノ゙ヾ(∀・o )ノ゙━イ!!
弟の「もう、お腹いっぱい~」のあとの怒涛のアイスクリーム、ソフトクリーム攻撃には、目が点!
女性だけでなく、子供にも別腹はあるようです(笑)
私は、食後のコーヒーと和菓子をゆっくり楽しみました。
モリモリ食べたあとは、近くの映画館もある、地域で一番大きなショッピングセンターへGO!
そこでは、またまた、学校のお友達数人と偶然会ったりして。
距離は30キロ以上あるのに、大きなショッピングセンターは人気があるのですね。
まずは、お目当ての「ファンシーショップ」へ。
兄が小学校入学の前に、何軒も探してようやく見つけたお気に入りの筆箱を買ったのが、ここでした。
その時に、3割引きで売られていた小さなリラックマを一緒に買ってあげたら、ずっと仲良しの友達になりました。
お出かけする時にはそっとバッグに忍ばせて、ご飯を食べる時に小皿に取り分けて食べさせたり。
部屋にぬいぐるみたちのお家を作って遊ばせて、夜には小さな布団をかけて寝かせたり。
ときどき、お風呂にも一緒に入れて、きれいに優しく洗ってあげたり。
≪くまのこ一座≫ですって。 くまんこ一座、ではありませんよw
弟もまねして、自分の誕生祝いでもらった白クマのぬいぐるみを大事にしています。
「かわいいなあ。この大きさのリラちゃんも、ほしいなあ」
「○○○は、こっちのコリラックマがいいなあ」
バザーやフリーマーケットで買ってあげることはあっても、正規品(笑)を買ってあげることはなかったので、大きさの違うお友達も増やしてあげることにしました。
それを告げると、ふたりとも大喜び!
「おかーさん、ありがとーーー♪」
大喜びで、棚に並んでいる子たちの顔を一人ひとり見て、目があった子を選んだそうです。
プレゼントしたものを大事に可愛がってくれる姿を見るのは、とても幸せです。
私が嫁に来る時に連れてきたぬいぐるみも大事にしてくれるから、嬉しくなります。
日ハムのかつてのマスコット「ファイティ」は、日本シリーズの間、ソファに座らせて一緒に応援していました。
その他には、授業で使う多色ペンのボールペンが必要だからと探します。
百円均一にもあるけれど、大事に使っていてもすぐに壊れてしまうそうで。
ちょっと値段は高くても、「やっぱり日本製がいいね」と、替えの芯がついてお値段そのままのキャンペーンセットを発見!
お気に入りの色を選んで、足りない色は単色のボールペンを購入して、大満足の様子。
会計を済ますと、ニコニコ顔で大事そうに袋を抱えています。
次の買い物は、洋服売り場へ。
兄が着ている、雪が降る前まで着る軽いダウンのジャンパーは、一段分縫い目が切れてしまって縫って繕うこともできず、強力両面テープで付けた状態なのてずが、まだ着たいと言いはります。
ちょうど、2年前の10月31日。
前日に友達の家に置いてきたそのジャンパーを取りに行って、その後、自転車事故に遭ってしまったから、その時に身体を守ってくれたジャンパーは着れなくなるまで着たいのだと…。
軽い怪我で済んだのは、本当にラッキーというよりありません。
身体が細いからまだまだ着れそうだけど、さすがに羽毛が減ってしまって、あまり暖かくないダウンジャケット…(´;ω;`)ウゥゥ
「雪が降るまでは、ゼッタイ半ズボンですごす」と決めている頑固な弟用の暖かい上着と一緒に、新しいジャケットも購入することにしました。
※学校の暖房がまだ使えないため、昨日より「半ズボン半袖禁止令」が出ました。残念ながら、今日から長ズボンで登校です。
「ありがとう。でも、まだこのジャンパーも着るからね!」
「いいよ~!気が済むまで、大事に着てあげてね。うちで遊ぶ時に着るといいよ」
そんなこんなで、子供たちのお買いものはおしまい。
階下に戻って、母のお楽しみのコーヒーと雑貨のお店屋さんへ。
10月31日まで、全品10%off! ラッキー!
こんなモノを購入しました。
そういえば、ちょうどこの日は、10月の末日。
お店のディスプレーにも、ちらほら「アレ」が。
いつの頃からか、どの勢力か、この国とは全く関係ない商業的なアレを流行らそうとしていますが、地方都市にはあまり、追い風は吹いていないようです。
その前日、スーパーへ買い物に言ったら、アレのデザインパッケージのお菓子などが、賞味期限もまだまだ残っているのに、早くも値引きを始めていました。
たしかに、イベントなどの旬を過ぎてしまうと、商品は価値が下がってしまいますね。
でも、その分、お値段も若干高く設定していたりもするから、トントンなのかしら。
私はアレが登場した頃から、「オレンジ」「黒」「紫」の色の組み合わせがどうにも自分の美的感覚には合わなくて、その行事の意義もわからないから、生理的に受け入れられません。
かぼちゃは好きで食べるけど、アレだから食べるとか、考えもしないです。
子供たちも、小学校や公民館で米国人のALTの先生がアレを題材に授業をしてくれたけど、
「やっぱ、意味分かんない。お菓子かいたずらかって、なんなの?」
「お菓子もらったけど、アメリカンなお菓子はヘンな色で、味もヤバい。ゼッタイ身体に悪い」
いいんですよ。
小学校の英会話の授業や、民間の英会話教室で、アメリカの文化の一つとして紹介したり、それを真似てみるのは。
子供が外国の異文化を知り、理解する機会のひとつでしょう。
でも、この季節の日本にしっくりくる行事なのか、日本の風土や伝統に溶け込むかと言えば、私はそうは思いません。
8月にお盆の行事があるし、収穫の感謝は「新嘗祭」や地域の「秋祭り」でするのが自然です。
節分の「恵方巻き」みたいに、いかにも伝統行事風を装って広告代理店が仕掛ける商戦は、ちょっと斜に構えちゃいます。
お金儲けのほかに、日本の伝統的な行事や風習を疎かにしたり価値を下げて、次の世代に継承させない意図がかくされていそうで・・・。
皇室の東宮家が、毎年雅子さんの妹宅で夜遅くまで「ハロウィンパーティー」をしてたり、12月25日の大正天皇例祭には決して出ず、「クリスマスツリー」を飾って「高級フレンチレストラン」に外食には行ったり、稲刈り、餅つきなどの行事は不参加、鏡餅は陶器製のモノをただ出すだけ・・・。
どうして皇室の自浄作用が働かないのでしょうか。
国民は、黙って見ているだけ、我慢しているだけなのでしょうか。
国民の心のよりどころとなるものが天皇陛下の宮中祭祀であり、皇室であると思っています。
国民が崇敬し、お手本とするご家族が、皇族だと思っています。
日本人が季節ごと、地域ごとの伝統文化を各家庭や地域で行い、先人の苦労を偲び感謝し、次世代へ継承していく。
アレの仮装ではしゃぐのは英会話教室の子供だけにしなさい、大人がやるのはみっともない。
集団で仮装をして、ゴミを散らかして平気なのは、日本人ではないでしょう? …そう思いたい。
アレの商業利用を嫌悪するのは、私の中の日本人のDNAがそうさせているのだと思っています。
アレを楽しめる人、嫌いじゃない人は、電通やマスコミに踊らされていることに気づいていない人、
知らず知らずのうちに自分も日本の伝統文化を破壊しようとしている危険性に気づかない感性の鈍い人なのでしょうね。
しかし。
さすがは田舎。
県下随一のショッピングモールでも、アレ当日というのに、コスプレをしてるい人はほんのわずか。
美容専門学校ぽいお姉さんたちが、数人で包帯を頭に巻いたり、かぼちゃっぽいバルーンスカートを履いたりして歩いていました。
みんなスタイルがよくて美人なのに、チーク(頬紅)を塗りたくりすぎて台無しな感じ。
でも、包帯を巻くコスプレって、誰に、何に扮しているの?
お化け?
ハロウィンの仮装って、何の意味があるの?
コスプレや仮装をしてお祭りみたいに楽しみたい若い子の気持ちは分かるけど・・・。
ムリくり流行らせようとされている商戦に簡単にのってしまうのって・・・。
花火大会やお祭り浴衣(できればスッキリとした感じ☆)は、可愛くて大好きなんだけどな。
「好き」の反対は、「無関心」。
息子たちも私も、スルーして通り過ぎました。
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一度荷物を車に置きに行き、子供たちは車の中で待っているぬいぐるみたちと、新しいお友達が自己紹介しあう遊びをして・・・。
いよいよ、映画館へGO!
映画も、10月31日まで割引のTOHOシネマズの割引クーポンを使って、飲み物と音が出ないおつまみを持って、入場です。
子供たちにとっては初めての映画館。
薄暗い劇場の中に入ると、あまりに広くて、驚いています。
入口で借りたクッションを座席に敷いて、見やすくします。
お客さんは、我が家の3人を入れて、全部で9人。
前に座っている人はいないため、自分たちだけで観賞しているような気分です。
おつまみは、いただき物の「乾きモノ」。
『貝ひも』が美味しすぎると、大人気でした。
私にとっての初めて映画館でみた映画「キングコング」も、記憶に残っていますが、
きっと息子たちにとっても、初めて見たこの映画は忘れられないことでしょう。
私にとっても、大好きな人と見る映画。
同じ時間に、同じ感動を共有できた体験は、一生忘れられないはずです。
この映画。
自分史上、最高傑作の邦画、大感激のムービーでした。
その感想は、次のブログで。
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おまけ。
ファミリー! 渡辺多恵子
<作品の紹介>LAのアンダーソン家は総勢5人。人のいいパパにマリア様のようなママ。男が好きな長男のケイに男の子みたいな長女のフィー、おませな次女のトレーシーのなかよし家族だ。ところがそこにパパの隠し子を名のる5歳の天才少年ジョナサンが訪ねてきたから大騒ぎ。ショックで寝込んでしまうパパ、火花を散らすフィーとジョナサン、アンダーソン家はどこへゆく!? 恋と友情と家族愛にあふれた傑作長編ホーム・コメディー!
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「ハロウィン」というアメリカの行事を知ったのは、中学生の頃に読んだこのマンガが最初でした。
ジョナサンが『なすび』の仮装をして、ちょっと照れながらフィーたちとパーティに参加する場面を覚えています。
このマンガは、学生時代も手元に置いて、よく読んでいました。
何度泣いて笑ったか分かりません。
アメリカでは「ゲイ」といわれる同性愛が、普通に存在していること。
それはけがらわしいものでも、いやらしいものでもないこと。
アメリカという国の寛容と偏狭の二面性、日本とはまったく違う文化、風習。
そして、どこの国も共通の家族の温かさ、大切さ。
ホームステイをしてみたいと思ったのも、このマンガを読んだからでした。
(行く先はアメリカではなかったけど)
80年代のアメリカには、強さや明るさ、脆さも含めて、圧倒的なパワーがありました。
当時の自分も、欧米の方が日本より優れていて、素晴らしいモノが多いと思っていたことも否定しません。
しかし、アメリカをはじめ外国の文化や風習を、何の疑問も持たずに日本に取り入れることは、日本人としてのアイデンティティに関わる大切な問題です。
ハロウィンも、韓国式のお辞儀・コンスも、自然に定着したものではなく、意図的に流布されたもの。
テレビやステマで煽られても、自分の感覚に合わないモノ、違和感を感じるモノは、自分の勘に従って、世間やマスコミに簡単に追随すべきではないと思います。
大騒ぎして、ゴミを捨てて平気な人たちは、日本人ではないと思いたいです。