真央 SP登場は午前4時20分、ヨナは午前2時24分の予定
スポニチアネックス 2月19日(水)9時
◇ソチ五輪フィギュアスケート女子
ソチ五輪フィギュアスケートの女子ショートプログラム(SP)は19日(日本時間20日午前0時~)に行われる。
金メダルを目指す浅田真央(23=中京大)は最後の30番目に登場、演技開始は日本時間で午前4時20分が予定されている。
前回五輪で金メダルのキム・ヨナ(23=韓国)は17番目の登場で午前2時24分に、ロシアの新星ユリア・リプニツカヤ(15=ロシア)は25番目の登場で午前3時47分開始。
日本勢の村上佳菜子(19=中京大)は20番目の登場で午前2時51分、鈴木明子(28=邦和スポーツランド)は24番目の登場で3時18分に登場予定だ。
浅田とリプニツカヤ以外の最終組はカロリナ・コストナー(27=イタリア)が午前3時54分、アシュリー・ワグナー(22=米国)が午前4時、マエ・ベレニス・メイテ(19=フランス)が午前4時7分、アデリナ・ソトニコワ(17=ロシア)が午前4時14分に登場予定となっている。
真央 集大成へ準備完了!年明け墓前に誓い“母と跳ぶ”
スポニチアネックス 2月19日(水)
母とともに跳ぶ。ソチ五輪フィギュアスケートの女子ショートプログラム(SP)は19日(日本時間20日午前0時~)に行われる。金メダルを目指す浅田真央(23=中京大)は18日、本番会場で公式練習に参加し、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度決めた。ソチ入りする前には11年12月に亡くなった母・匡子(きょうこ)さん(享年48)の墓前に手を合わせてきたことも判明。最愛の人への思いを胸に秘め、集大成の夢舞台に立つ。
決戦へ勢いをつけるように、浅田が跳んだ。SP前日、18日に本番会場で行われた公式練習。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を1度決めた後、続く2回のアタックはともに1回転半の大失敗に終わった。このままでリンクを去るわけにはいかない。3回転フリップ、3回転ループを跳んだ後、また大技の助走へ。ほぼ完璧な着氷を見せると、関係者から拍手が起こった。本番へ準備が完了した。
悔し涙を流したバンクーバー五輪から4年。佐藤信夫コーチに師事し、全てのジャンプを見直してきた。全くトリプルアクセルを跳べなくなり、プログラムから外したこともあった。「バンクーバーの時は小さい頃からの夢だった初めての五輪で待ちに待った感じ。バンクーバーからソチまでは、凄く早かったと思う」。11、12年は世界選手権で自己ワーストの6位に沈んだ。12年のシーズン後にはスケートをやめようと思ったこともある。いろんなことがあったから、この4年間はすぐに過ぎ去った。
11年12月9日、最愛の母・匡子さんが48歳の若さで亡くなった。ずっと支えてくれた、いつもそばにいてくれた、浅田にとって一番大切な人だった。深い悲しみを乗り越えてたどりついた2度目の夢舞台。母への思いを胸に秘め、最高の演技をすると決めている。五輪イヤーが始まった14年の年明け。浅田は、愛知県内にある母が眠る墓地に足を運んでいた。
8日の団体SPではトリプルアクセルで転倒して3位に終わったが、コンディションが悪いわけではない。「気持ちの部分で負けてしまった」と振り返った浅田は、「自分の演技に集中して、“できる”という気持ちを持ってやることが大事」と力を込める。まずはSP「ノクターン」の2分50秒に集中。「練習してきたし、それを信じていけば大丈夫」。準備は整った。柔らかなピアノの旋律に身を任せ、浅田の集大成のアタックが始まる。
2014年2月19日 05:30
浅田舞 妹・真央の衣装は「青色」 毎日連絡取り合い予想
デイリースポーツ 2月15日(土)16時11分配信
プロフィギュアスケーターの浅田舞(25)が15日、大阪・難波の高島屋で開催中の「エアウィーヴ 体感フェアー」でトークショーを行い、ソチ冬季五輪参戦中の妹・浅田真央(23)から「すごくいい調整ができました」と報告があったことを明かした。個人戦に挑む妹の衣装を「青色」と予想し、「うれし涙が見たい」とエールを送った。
五輪団体戦後はアルメニアで個人戦に向けて調整していた真央と毎日、電話やLINE、メールで連絡を取り合っているといい、この日朝には「ソチに移動します」と連絡があったという。
五輪出発前に真央が自宅で「衣装を軽くしたい」とストーンを1個1個外し、自分でステッカーなどに貼り替えていた秘話も明かした。
ソチ入り後は、真央から写真もたくさん送られてきており「選手村のゲームセンターで高橋成美さんとシューティングゲームしている写真もありましたね」。
ただ団体戦に出場した真央の滑走前の表情をみて「バンクーバー五輪までになかったような、すごい緊張した顔をしていましたね」と、真央のソチ五輪にかける思いを感じたという。
日頃から、真央の週に1度の休日となる日曜日には、一緒にショッピングなどを楽しみ、妹がリフレッシュできるよう努めてきたといい「姉妹というより親友みたいなんです」。
トリノ五輪の荒川静香ら、ここ最近の五輪優勝者の衣装が「青色」で続いており、「今回は、ジンクスで青の衣装の選手が多いんじゃないですかね。真央も青を持って行っていますから」と予想した。
この日は未明まで、羽生結弦が金メダルを獲得した男子フィギュアをテレビ観戦していた舞は「すごかったですね。真央も含めて、女子の選手も続いてほしいです」と期待していた
浅田真央が尊敬するフィギュアの人物とは…SPを前に公式会見
デイリースポーツ 2月17日(月)23時48分配信
フィギュアスケート女子の浅田真央(23)=中京大、鈴木明子(28)=邦和スポーツランド、村上佳菜子(19)=中京大=が17日、19日からのショートプログラム(SP)を前に試合会場のアイスベルク・パレスで公式会見に臨んだ。
外国人記者から「尊敬するアスリートは?」との問いに真央は、2人の“名ジャンパー”を挙げた。1人目は自身の代名詞であるトリプルアクセルを女子で初めて五輪で決めた伊藤みどりさん。「五輪でもトリプルアクセルを決めているし、自分も受け継いでいけたらと思った。ソチでもしっかり決められるようにしたい」。
そして外国選手では今大会で引退を表明したロシアの“皇帝”プルシェンコを挙げ「バンクーバー五輪の時も気に掛けてくださった。毎年技術が変わらないし、常にパーフェクトな演技を発揮してる。尊敬しています」と、明かした。
真央が亡き母と見つけ、今も通い続ける食堂
読売新聞 2月18日(火)9時16分配信
フィギュアスケートの浅田真央選手(23)が19日夜(日本時間20日未明)、ソチ五輪の女子ショートプログラムにいよいよ登場する。
銀メダルで悔し涙を流したバンクーバー五輪から4年。雪辱を期して厳しい練習をしてきた浅田選手のホッと一息つける場所が、愛知県豊田市で加藤節子さん(57)が切り盛りする大衆食堂だ。「豊田のママ」と呼ばれる加藤さんは、浅田選手の大好きな「どて煮」を仕込みながら吉報を待ち望んでいる。
一軒家の食堂の引き戸を開けると、厨房(ちゅうぼう)では、もつを味噌(みそ)で煮込んだ名物のどて煮がぐつぐつと音を立てている。「うちの看板メニューなの」。三角巾をかぶった加藤さんは得意げに話した。夫の芳則さん(58)の祖母が、店を開いたのは55年前。嫁いだ加藤さんは25年間、その味を守り続けてきた。
練習帰りの浅田選手が店に立ち寄ったのは、約5年前の高校3年の時。母の匡子(きょうこ)さんと2人で、おいしそうに料理を平らげ、「こんないい店あったんだ」とうれしそうな顔を浮かべた。それからは、練習が終わると、浅田選手は毎日のように匡子さんと店を訪れるようになった。加藤さんを「ママ」と呼び、バンクーバー五輪の時も、出国当日に選手団のユニホーム姿で来店した。
浅田選手が好きなのは、どて煮や焼きサケ、カレイ、銀ダラ。揚げ物は避け、野菜を多めに注文する。「青身より白身魚が好き。小鉢に入った大根おろしも必ず食べてくれる」。焼き魚は、骨だけをきれいに残し、ご飯も1粒も残さない。加藤さんは「どうしたら、あんな風に食べられるのかというくらい、きれいなのよ」とほおを緩ませる。
匡子さんは、浅田選手がどちらの料理か注文に悩むと、両方を選んで一緒に分け合った。「本当に仲がいい親子だな」。見ているだけでほほ笑ましくなった。
しかし、匡子さんは体調を崩し、2011年12月、亡くなった。「見ていても、つらいのがわかる。ホッとできるひとときを与えたい」。一人で来るようになった浅田選手を温かく迎え続けた。
今シーズンは、大きな大会の前に、どて煮を食べることが多い。店に入って鍋を見ると、「おいしそうだねー」と声をかけてくる。加藤さんは「ひそかな験担ぎなのかな」と想像する。
ソチに出発する前日の2月4日にも店を訪れ、どて煮と銀ダラ、筑前煮を食べた。「行ってらっしゃい」と声をかけると、浅田選手は「頑張ってきます」とにっこり笑って、店内にいた全従業員と握手を交わした。加藤さん夫婦は「気遣いができる優しい真央ちゃん」の大ファンだ。
「けがのないよう、悔いのないように演技をしてくれたら、それでいい。帰ってきた時、また元気に迎えてあげたい」
浅田真央 金獲り「最大の壁」キム・ヨナ贔屓「札付き韓国審判」
デジタル大衆
2月20・21日に激突!
「2月5日にソチに入ってからは、いい緊張感を持っていますね。4年前のバンクーバーより、状態はいいですよ!」(スポーツ紙五輪担当記者)
2月20、21日の女子シングルに向けて、調整を進めているフィギュアスケートの浅田真央(23)。
「今回、浅田が金メダルを獲れるかは、ショートプログラム(SP)とフリー合わせて2回のトリプル・アクセルが成功するかにかかっています。年末のグランプリファイナルでは、優勝はしたものの、ジャンプは転倒と両足着氷と失敗が続きました。トリプル・アクセルを成功させないと、あの選手には勝てませんから」(前同)
浅田の前に立ちはだかるのが、前回のバンクーバー五輪の金メダリストであるキム・ヨナ(23)。
昨年12月に行われた国際大会「ゴールデンスピン」でも、2位の安藤美姫に大差をつけて優勝するなど、"絶対女王"の座は簡単に揺るぎそうにもない。
だが、浅田にとって最大の壁となるのが、公平な立場であるはずの審判員だとフィギュア関係者が明かす。
「韓国人のコ・ソンフィ氏が、審判団に含まれているんです。これが"札付き"だと悪名高いんですよ」
12年12月に行われた国際大会「NRW杯」に出場したヨナ。
ここでジャッジを務めたコ氏は、競技前に「ヨナは200点以上取るだろう」と予告し、実際に200点を超えた。
「このとき、審判の一人がキムに対し、異常に加点をしていたんです。それがなければ、おそらく190点前後でした」(前同)
これ以外にも、「ヨナには天賦の才能がある」「ヨナはいつも最高」と、立場を忘れて"ヨナ応援団"と化している。
さらには、こんな聞き捨てならない発言も。
「コ氏は、"浅田選手はトリプル・アクセルのエッジに問題があり、ヨナの敵にならない"と発言しています。しかし、過去のメダリストたちは、"ヨナは見せかけに必死だが、優雅ではない。真央は最高に美しい"と浅田の実力を認め、さらに"ヨナの得点が異常に高い""ヨナは4回転を2回飛んだのか"と、高得点に疑問を呈しています」(同)
メダルの行方を決める審判は、どうやって選ばれるのだろうか。
「ソチではまず、SPが始まる45分前に13カ国の審判から9人が選ばれ、残った4人がフリーに回ります。SPを担当した中から、5人がフリーも担当するので、抽選によっては、コ氏がどちらも採点することがあるかもしれませんね」(前出・五輪担当記者)
札付き審判の贔屓採点にNO!
公平なジャッジのもと、2人の最後の戦いを見たいものだ。
週刊大衆02月24日号
太っ腹なヨンアが金娘の … 賭けましょうか
中央日報(韓国語) 2014-02-18 00:27
「ヨナでなければ誰が金メダルを取るつもりですか? 金はヨナだろうと確信している。 賭けようか? "
オタビオクァンタ(76)国際スケート連盟(ISU)会長は16日(現地時間)ソチ冬季五輪の現場で記者に会ってこのように断言した。 フィギュアスケートを含む氷上競技を管轄するスポーツ器具の首長がキム·ヨナ選手に支持されたのだ。
イタリア人に国際オリンピック委員会(IOC)委員でもあったクァンタ会長はIOC専用宿泊施設であるラディソンブルホテルのロビーで記者に会い、「フィギュアスケートの中でもシングル部門は、肝っ玉ゲームである。 オリンピックの舞台に立つ選手たちなら実力はすでに最高だ。 誰が太っ腹に競技に臨むかがメダルの色を分けること "としながら"ヨナがバンクーバー冬季オリンピックとその後の舞台で見せてくれた姿を見れば、今回もヨナに賭けたい」と微笑んだ。 IOC専用宿泊施設では、ロシアのプーチン大統領も立ち寄る場所に守られている。 キム·ヨナ選手と同い年のライバル浅田真央選手について聞くと、クァンタ会長は「真央も非常に素晴らしい選手だが、(肝っ玉面では)少し残念な点がある」と述べた。
ソチの現場では「キム·ヨナ対浅田真央」ではなく「キム·ヨナ対ユリアリーフニッツカヤ(ロシア)」の対決構図に関心が多い。 アメリカのフィギュア選手であるグレイシーゴールドは、記者に「リーフニッツカヤの体はゴムで作られたものだ。 (身をそらす)レイバックスピンをするときの角度を見て驚いた」と舌を巻いた。 プーチン大統領がISU審査員にリーフニッツカヤに有利に点数を付けると慇懃な圧力をかけていることを確認していないとの噂も出てくる。 プーチンは女子フィギュアシングルの試合を現場で観覧することが伝えられた。
しかし、クァンタ会長は「リーフニッツカヤは恐ろしい新人として立派な選手だが、まだヨナ選手がより可能性があると思う」と述べた。 韓国人記者だからそう言ってくれるのかと尋ねたところ、彼は「本気」と笑った。 もちろん、これは「スポーツ外交官」であるIOC委員がする「聞きやすい言葉」であることもある。 団体戦では、リーフニッツカヤがフリースケーティングで1位をしながら、ロシアが初の金メダルを獲得者プーチンはむっくり立ち上がって手を打った。 すぐその横で一緒に拍手を送った人物がチンクァンタ会長だ。
クァンタ会長は韓国に対して忠告もした。 ソチオリンピックで新設された団体戦と関連しているからだ。 "韓国のフィギュアスケートはヨナ一人だけ頼りすぎている。 男子シングルはまったく選手すらない。 男子フィギュア選手がないから当然ペアでも、アイスダンス部門でも出場をしないならない」とした。 彼は団体戦について、「視聴率が良いうえに、チームワークを引き立てるという点で、オリンピック精神(Olympic Movement)の実装にも最適」とし、今後も団体戦をオリンピック種目に続いておくことを示唆した。 彼は続いて「韓国は団体戦部門には出場資格も持たずにいる。 次の冬のオリンピックの開催国としても非常に残念な部分だ」と批判した。
ショートトラックの話に移った。 ビクターない(アン·ヒョンス)の話が出た。 クァンタ会長は「ビクターの中、私の知る最高のショートトラック選手」と親指を立てて見せた。 韓国としては残念な部分があるとし、彼は肩をすくめて「それは何も私のせいではないでしょう」と冗談を言った。 さらに、「彼はレースを終えた後、氷の上に座り込んで涙を流した姿は胸キュンした。 彼は今、ロシアの選手だ。 韓国と私たちができるのは実力で金メダルを取った選手に拍手を送ることだけである。 韓国ショートトラックも奮発しなければならない」とした。
ソチ=文·写真ジョンスジン記者
真央ちゃんが満足するプログラムを 滑りきることができますように…