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青と緑の稜線のブログ一覧

2016年08月31日 イイね!

天皇陛下の「お気持ち」  vs 「国体維持」

天皇陛下の「お気持ち」  vs 「国体維持」
~「天皇陛下が、天皇の地位を生前に皇太子さまに譲る意向を宮内庁関係者に伝えられた」~

この夏、唐突にはじまった「生前退位」のリーク、そしてそれに続くビデオによる「お気持ち」表明。


NHKのスクープの後、すぐに宮内庁幹部が全面否定。

やれやれ、人騒がせな・・・、なんて思っているところへ、本当に「お気持ち」発表。

この二転三転のドタバタ劇で、宮内庁の誰も罰せられず非難もされず、政府も仕方なく動かざるを得ない展開になった裏には、いったい、どんな思惑があったのか。

そもそも、「生前退位」なんてヘンな日本語、有り得ない造語、それに憲法違反の勝手な「お気持ち」を、天皇陛下がお持ちのはずはない、仰るはずがない・・・、そう思いたかったのですが。

強いお気持ち、このドタバタ劇の大元は、陛下(と皇后陛下)でしたのね・・・orz



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ご高齢により、ご自分の公務がままならなかったり負担に感じられたのなら、「摂政」という方法で、皇太子殿下と秋篠宮殿下にお仕事を任せて、お休みになればよろしいのです。

「象徴天皇」としてのおつとめが果たせないことがご不満だとおっしゃいますが、「君主」ではなくまさに「象徴天皇」なのですから、いらしてくださればそれでいいのです。

ご高齢の天皇陛下に、ご自分が望んで拡げられた本来すべきではない筈のご公務まで全てなさっていただきたいなどと、ご家族も側近も、宮内庁の職員はじめ政府関係者、ましてや国民も、だれ一人望んでいません。

天皇としてのご公務が思うようにできないことが自らご負担でしたら、「摂政」をおかれればよろしいのです。



皇室典範にもその方法を取ることが可能な旨、記載されております。
現法律に則って、速やかに実施することができます。

「譲位」は、現憲法下では認めておらず、憲法を改正してまで「退位」なさりたいとおっしゃるのは天皇の政治介入にあたり、憲法に違反する行為となり、ご立派ななさりようだとは到底思えないものであります。


あくまでも、天皇陛下の一番大切なお役目は、「宮中祭祀」です。
一子相伝、次代に所作や呪文など秘伝中の秘伝である祭祀を伝え、男系男子で皇統を引き継いでいくことこそ、皇室の長、天皇陛下の一番大切なお役目なのです。

「国事行為」「国際親善」などは摂政にお任せして、「象徴天皇」として健やかにお過ごしになられることが、天皇陛下にとって一番心休まり、安心される方法ではございませんか。



陛下が国民や日本国の安寧をお祈りくださることが、国民として一番有難く嬉しく思うことです。

公務を続けることが難しく思われるのでしたら、ご自分のご子息に「摂政」としてご公務をお任せすることが、一番自然な方法。


それが、どうして「退位」⇒「譲位」しなくてはいけないのでしょうか。
「摂政」で、よろしいのではございませんか?



実質、海外からの招待には、秋篠宮両殿下が日本の皇室を代表してご訪問されているのではございませんか。

国王の戴冠式、皇太子の結婚式などには、皇太子殿下お一人、または皇太子ご夫妻で臨席なさいましたね。

国民(皇室に関心がある者)は、どなたがどんな装いで、またどんなご様子で、海外親善の場に相応しい振る舞いをされているのか、拝見しています。
日本のマスコミが伝えない誇らしい場面も恥ずかしい場面も、海外での報道をインターネットで拝見することが、今の時代は可能となっています。


「どこに出しても恥ずかしい」皇太子夫妻。

「どこにいらしても誇らしい」秋篠宮両殿下。





平成になってから歩んでこられた皇族の皆さまのご足跡を、ずっと拝見してきました。

これから、「摂政」として、本来でしたら皇太子殿下お一人で天皇陛下のご公務を引き受ければよろしいのでしょうが、お一人におまかせになれるのでしょうか。
皇太子妃殿下として、次期皇后になる責務を果たすことができるのでしょうか。


これまで、大切な公務をほとんどなさらず、ご夫妻で観賞のような簡単なご公務、静養につぐ静養三昧、どこへ行ってもご一家で「手を振る」だけのお仕事ぶりに、国民は呆れ果てています。
内親王が通う小学校へ見張るように連日皇太子妃が通っていたことも、一方的にいじめられたと唐突に全世界に向けて発表したモンスターペアレントぶりも、ずっと見届けてきました。


これから急いで皇太子殿下に「天皇」の位を譲らなくとも、「摂政」としてのお働きぶりを、天皇陛下と共に国民も拝見させていただきたいと存じます。

マスコミの一方的な報道は信用できないことも多いため、今後、多様なご公務、ご夫妻でのご公務の様子をあらゆる場面で拝見させていただき、この伝統ある日本の皇室を守り、引き継いでいかれる方であるかどうかも、陛下と一緒に見守らせていただきたく存じます。



「生前退位」などというヘンテコで有り得ない言葉を、天皇陛下御自らがご発しになられたとは信じたくはないのですが、陛下が強いご意向で自らの「退位」を願い、「譲位」されることを願っていらっしゃるのなら、そのことについては同意しかねます。

いくら天皇陛下のご意向であっても、天皇が政治に関わることを認められていない現憲法下で、そのようなご勝手な振る舞いがまかり通ることがあってはなりません。


皇太子殿下と皇太子妃殿下の次期天皇皇后としてのご覚悟とご公務に臨む姿勢を、国民はしっかりと拝見させていただきたいです。

秋篠宮両殿下のお働きぶりも、同様に拝見させていただきたいです。


陛下におかれては、一日でも長く平成の御代を安心して過ごしていただきたく存じます。

次世代の悠仁親王殿下が健やかにお育ちになり、ご成人、ご結婚され、お子様もご誕生され、次代、次々代へ皇統が引き継がれていく様子をお見守りになることこそ、陛下の心よりのお安らぎとなるのではないのでしょうか。



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それでは、ダイヤモンド オンラインの記事から転載させていただきます。


宮内庁の完全勝利!?天皇陛下「お気持ち」表明の舞台裏
窪田順生 [ノンフィクションライター]
2016年8月26日


NHKのスクープに端を発した天皇陛下の「生前退位」問題。当初、宮内庁幹部が全面否定し、その後に陛下ご自身が「お気持ち」を表明したというプロセスに、「宮内庁の対応は悪い」という批判も起きた。しかし、これまでの経緯を丁寧にひもとけば、実は宮内庁が仕掛けた、巧妙な情報戦であった可能性が浮かび上がってくる。


NHKのスクープを全否定した宮内庁の
広報対応は「場当たり的」なのか?




 天皇陛下が「生前退位」を強く示唆した「お気持ち」を表されたことを巡って、宮内庁の「グダグダな広報対応」に一部から批判が集まっている。



宮内庁が陛下を慮ってお気持ちを代弁するのもNG、だからと言って、いきなり陛下がご自身でお気持ちを表明するわけにもいかない−−。スクープに端を発した一連のプロセスは、宮内庁上層部が用意周到に練った「情報戦」だった可能性がある  
写真:NHKのテレビより


 発端は、7月13日のNHKのスクープだ。

 ここで初めて、「天皇陛下が、天皇の地位を生前に皇太子さまに譲る意向を宮内庁関係者に伝えられた」という報道がなされたわけだが、その日の午後8時半、宮内庁の山本信一郎次長は以下のように全否定したのだ。

「そうした事実は一切ない。陛下は憲法上のお立場から、皇室典範や皇室の制度に関する発言は差し控えてこられた」

「長官や侍従長を含め、宮内庁全体でそのようなお話はこれまでなかった」

 山本次長だけではない。深夜に取材に応じた風岡典之長官も、「制度については国会の判断にゆだねられている。陛下がどうすべきだとおっしゃったことは一度もなく、あり得ない話だ」と全否定した。

 宮内庁のツートップが揃ってここまで強気に出れば、国民としては「ああ、そうですか。じゃあNHKがやらかしちゃたのね」と思う。

 が、それから3週間もたたぬ8月8日、陛下がビデオで「お気持ち」を表明。その後の記者会見で、風岡長官はしれっと「昨年から陛下はお気持ちを表明することがふさわしいのではないかと考えられていた」と述べたのである。

 この一連の流れを素直に受け取れば、陛下の「お気持ち」を宮内庁内部の何者かがリークし、事無かれ主義の宮内庁幹部がそれにフタをしようと目論むも、陛下の強い意向を無視することができず結局、押し切られるように「お気持ち」表明をした――というストーリーが浮かび上がる。

 実際、ネットではそのような立場に立った《天皇陛下「お気持ち」表明の裏で宮内庁が機能不全&暴走...丸投げされた首相官邸も困惑》(ビジネスジャーナル 8月9日)などの記事も出回っている。

「宣伝会議」などが出す、企業広報の教科書やマニュアルのようなものでは、こういう場当たり的な広報対応は、事態を悪化し、組織の存続すらも危うくさせる「悪手」とされる。

 不正などの問題が内部の人間によってメディアにリークされた後、とにかく臭いものにはフタをしろとばかりに「そんなのガセですよ」と全否定するも、やがて言い逃れできないような事実が明らかとなり、「すいません、実は」と謝罪会見で社長が晒し者になるのは、ダメな危機管理広報の定番とされているのだ。

 そのような視点に立てば、今回の宮内庁の広報対応は「悪い見本」という位置付けになるわけだが、個人的にはまったく逆の評価をしている。



NHKにリークしたのは
宮内庁の「オモテ」か「オク」か?



 たしかに、セオリー的視点から見れば、宮内庁幹部の広報対応は場当たり的だ。しかし、「生前退位」という陛下のお気持ちを国民に届けるという目的遂行ということのみでいえば、実はかなり練りこまれた「戦略的な広報」だと言わざるを得ないのだ。

 いや、むしろ、宮内庁という自由も権限もない組織の弱みを逆手にとって、政治的正当性を持ちつつも国民に広く知らしめるという、高度な世論形成をおこなっているのだ。

 内部からのリークを必死に否定したのに、陛下ご自身の「お気持ち」表明で面目丸潰れとなった宮内庁の、一体どこに戦略があるのだ、と鼻で笑われるかもしれない。

 ネット上の愛国心溢れる方たちの多くは、リークは「オク」からという説を信じているようだ。宮内庁は「オモテ」と呼ばれる官庁機構と、「オク」と呼ばれる陛下の身の回りのお世話をする侍従職がある。つまり、陛下の「お気持ち」をかねてから知っていた「オク」の一部の人が、事なかれ主義の「オモテ」に対して不満を感じ、NHKにリークをしたというわけだ。

 また、「オモテ」の歴代トップには、警察庁、旧自治省、旧厚生省、旧建設省という内務系の事務次官クラスが就いていることに対し、「オク」は外務省の出向が慣例化していることから、かねてから両者のあいだには「溝」があるといわれている。そのパワーゲームが今回のリークにも結びついているのでは、という見方もある。

 ともに官僚組織では十分ありえる話だが、今回の「生前退位」というテーマに限っていえば、「オク」からのリークである可能性は低い。実はNHK報道が出た直後、「毎日新聞」に興味深い続報が出ている。

《宮内庁関係者によると、検討を進めていたのは、風岡典之長官ら「オモテ」と呼ばれる同庁の官庁機構トップ2人と、「オク」と呼ばれ、陛下の私的活動も支える侍従職のトップ2人。皇室制度に詳しいOB1人が加わり、皇室制度の重要事項について検討。「4+1」会合とも呼ばれている》(2016年7月14日)

 要するに、「オモテ」と「オク」は、一丸となって陛下の「お気持ち」を世に出すことを検討していたというのだ。いやいや、毎日のような「反日マスコミ」の書くことなど鵜呑みにできん、と疑心暗鬼となる方もおられるかもしれないが、この報道の信ぴょう性は高いと思う。



誤報記事には容赦なく報復する宮内庁が
NHKのスクープは完全にスルーした



 その根拠は、抗議だ。

 宮内庁は皇室報道で事実と異なる報道がなされると、厳しい抗議を行うことで知られている。過去には、取材時のルールを破った報道機関には、写真を提供しないなどの「報復」措置を取ったこともある。

 また、「事実と異なる記事や、誤った事実を前提にして書かれた記事」があまりにも多いということで、2008年からはホームページで、「皇室関連報道について」というコーナーを設けて、週刊誌などを名指しして、事実ではない部分を指摘し、記事の訂正を求める文書を掲載している。

 そんなカチカチの石頭のような宮内庁が、今回のNHK報道に関しては、何も抗議をしていない。長官、次官というツートップが明白に「事実ではない」と断言しておきながら、だ。

 過去、宮内庁ホームページの「過去の皇室関連報道について」というコーナーでは、「生前退位」にまつわる報道が槍玉にあげられている。2013年6月、「週刊新潮」で風岡長官が安倍晋三首相に対して、天皇の生前退位や皇位継承の辞退を可能にするよう皇室典範の改正を要請したという記事に対する抗議と訂正を求めているのだ。

なぜ週刊新潮には厳しく抗議したのに、NHKには抗議しないのか。普通に考えれば、導き出される可能性はひとつしかない。

 それは、NHKの「生前退位」報道を仕掛けたのが、実は先ほどの「4+1」会合である可能性だ。要するに、NHKと宮内庁が「裏で握ったスクープ」だったのではないかというわけだ。

 元財務官僚の高橋洋一氏がよく説明しているように、官僚ほどメディア操作に長けた人種はいない。知識がなく、情報源もない記者に、「オタクだけですよ」と特ダネを握らせ、情報戦のコマとする。官僚の仕事には、世論や政界の反応を見るため、観測気球的な記事を仕掛けなくてはいけない場面が多々あるからだ。

 そういう視点で、今回の一連の流れを振り返ると、随所に実に官僚らしい計算が込められている。

まず、NHKに「スクープ」という形で陛下の「お気持ち」を報道させる。宮内庁として「事実ではない」と否定をすれば、「どっちの言っていることが本当なのか」と国民の注目を集めることができる。そこで、陛下に「お気持ち」を表明していただく名目が立つ。つまり、NHKのスクープから全面否定、そして陛下の「お気持ち」表明は、宮内庁の「4+1」会合が描いたシナリオではないのだろうか。



正攻法では生前退位問題を議論できず
陛下と政府の板ばさみに遭う宮内庁




 いやいや、陛下に「お気持ち」を表明していただくことが目的だったら、ハナから宮内庁幹部がそういう場をつくればいいだけじゃないかと思う方もいるだろう。また、NHKをわざわざ否定するなんて、まどろっこしいプロセスも必要もないだろ、と首をかしげる方もいるかもしれない。

 しかし、そんな“正面突破”的戦略を取っていたら、おそらく陛下に「お気持ち」を表明していただく、というところまでこぎつけるのは難しかっただろう。

まだ国民的議論が起きていないなかで、宮内庁が陛下に、皇室典範改正を示唆するような政治的発言を促すというのは、憲法的にあり得ないからだ。宮内庁幹部が陛下のお考えを慮って、それを代弁するというのもアウトだ。

 実際、風岡長官は過去に政府から厳しいお灸をすえられている。

 2013年9月、憲仁親王妃久子さまの、IOC総会への出席が急きょ決定された際、風岡長官が「苦渋の決断」として、「天皇・皇后両陛下も案じられていると推察した」などと発言したのだが、これを受け、菅義偉官房長官が、「宮内庁長官の立場で、両陛下の思いを推測して言及したことについては、私は非常に違和感を感じる」と不快感をあらわにしたのだ。

 もちろん、これにはさまざまな意見があるだろうが、ここで大事なことは、官邸としてはたとえ些細なことであっても、宮内庁が陛下の「お気持ち」を察し、それを代弁するのを良しとしないということだ。宮内庁長官といえど、立場としては政府の一員である以上、これを無視はできない。ましてや「皇室の政治的利用」というのは、前政権の時から宮内庁と政府が対立するテーマなのだ。

 2009年12月、鳩山由紀夫首相や小沢一郎民主党幹事長らは、中国側の要望を汲み、宮内庁長官への職務命令という形で、中国の習近平国家副主席と天皇陛下の会見を実現させた。この時の宮内庁長官だった羽毛田信吾氏が、「今後二度とあってほしくない」と政府を批判。小沢幹事長は以下のように応酬をした(肩書きはすべて当時)。

「内閣の一部局の一役人が、内閣の方針についてどうだこうだ言うのは憲法の理念、民主主義を理解していない。反対ならば辞表を提出した後に言うべきだ」

 陛下の「お気持ち」と寄り添う宮内庁は、時として政府との間で板ばさみにならなくてはいけない。それを、身をもってあらわした羽毛田氏の姿を誰よりも間近で見ていたのだが当時、次長だった風岡氏なのだ。

 宮内庁の役人が陛下の「お気持ち」を代弁することはできない。かといって、何もないのに、いきなり陛下自身に「お気持ち」を表明していただくこともできない。こういう状況のなかで、もし自分が風岡長官だったどうするか。

 国民も官邸もすべての人が納得する形で、陛下自身が「お気持ち」を表明できるような状況を作り出すしかない。



ここまでは宮内庁の大勝利か
「生前退位」反対勢力の反撃は?




どこかにスクープとして抜かせて、それを形式的に否定すれば、「真実を知りたいという国民の求めに応じる」という大義名分のもと、陛下ご自身に「お気持ち」を表明していただくことができる。政府に対しても、説明がつく。

 今回、陛下の「お気持ち」表明で、国民から「あの人たち、なんなの?」と白眼視された風岡長官は、もともと国土交通省の事務次官。山本信一郎次長も、内閣府官房長時代は、文科省主催のタウンミーティングで「やらせ質問」をしたという不祥事の処理にあたった後、内閣府事務次官となった手練の高級官僚だ。

 ご存じのように、官僚組織の頂点まで上り詰めるのは並大抵のことではない。官僚同士の足の引っ張り合いもあれば、実務的な政策を進めれば良いというものではなく、政局との調整も行わなくてはいけない。「あちらの顔を立てつつ、こちらの顔も」という綱渡りをするために、先ほど述べたように、メディアを手駒にして、「情報戦」を繰り広げるのだ。

 そういう「駆け引き」を30年以上も続けてきた風岡・山本両氏が、今回のように素人が見ても「悪手」だとわかるような、稚拙な広報をするだろうか。陛下が「お気持ち」を周囲に漏らしていた事実があるにもかかわらず、それを「事実ではない」などと場当たり的な発言をするだろうか。


 普通に考えれば、するわけがない。


 菅官房長官からチクリとやられる1年3ヵ月前、風岡氏は宮内庁長官に就任した。前任の羽毛田氏から「皇室典範改正」という重い宿題を課せられてスタートした風岡氏は、就任会見では、心臓バイパス手術を受けられた陛下の体調を慮り、最優先課題として以下のように述べた。

「天皇、皇后両陛下と皇族方の健康維持は国民の願いで何より優先すべき課題。公務へのお気持ちや仕事の重要性を踏まえながら、医師と相談して負担軽減を考えていきたい」

 これを踏まえると、今回の一連の動きは、皇室典範改正に消極的な安倍政権に対して、なによりも陛下の健康を重視する宮内庁幹部が仕掛けた、政府に対する「ゆるやかな謀反」と見えなくもない。

 今回、一部の「保守」の方たちからは「生前退位」について否定的な意見が出ているように、日本の政治勢力のなかには、天皇陛下の「お気持ち」より、「国体維持」を何よりも優先しようという者もいる。いい悪いは別にして、それは戦前から今も脈々と続いている。

 自由にものを言えぬ立場を逆手に取って、憲法に抵触することなく、陛下に「お気持ち」を表明していただいたというところまでは、まずは宮内庁側の大勝利だ。

 しかし、「国体維持」を掲げる勢力も、このまま黙って引き下がるわけにはいかないはずだ。宮内庁が次にどんな一手を打つのか、注目したい。


・・・・・・以上、宮内庁の完全勝利!?天皇陛下「お気持ち」表明の舞台裏 より 転載しました。
Posted at 2016/08/31 07:20:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 皇室破壊 | 日記
2016年08月30日 イイね!

女性天皇の問題点

女性天皇の問題点
天皇陛下は、祭祀王。


本来のお仕事、おつとめは、「宮中祭祀」。そして、「国事行為」「国際親善」です。


「象徴天皇」とは、国民のために祈ってくださる天皇陛下のお姿そのものであり、国家と国民の安寧と幸せ、五穀豊穣を祈ってくださることが、ただただ 有難いご存在なのです。


全国津々浦々視察に回られたり、被災地を慰問したり、外国に慰霊にでかけ「反省」の言葉を述べたり、華やかな衣装を着飾って外国訪問したり賓客を招いたり、セレモニーやコンサート、美術館などに出かけることが、本来のお仕事ではないのです。

宮中祭祀を行い、男系男子による継承を確かなものにすることが、天皇陛下のお役目です。




・・・・・・・・


自分が生きているこの平成の御代に、こんな重大な、国体の存続に関わる不穏な案件が起こっていることに怖ろしさを感じるとと共に、それを決して許してはいけないと私の「シックスセンス」や「勘」がうごめきます。



▼自虐史観をお持ちのリベラルな天皇陛下による、現憲法に違反する政治利用

▼ありもしない「生前退位」などという言葉を勝手に踊らせ、国民をミスリードするメディア

▼NHKのスクープから一転全面否定、そして陛下の「お気持ち」表明で耳目を集める姑息な手段

▼皇室典範にも記載され、昭和天皇も体験された「摂政」制度を、正当な理由もなく全面否定

▼皇位は男系男子のみの継承であり、次世代の悠仁親王殿下まで正式に決定しているのに、悠仁殿下の皇位はく奪を企み、女性天皇、女系天皇、女性宮家など皇室の消失につながりかねない言動を、政府の要人である自民党幹事長二階氏が意図的に発している危険性

▼皇太子と皇太子妃の実態、ヤフオク事件、愛子内親王のありのままの姿を決して報道しないマスコミ

▼天皇家と一般の家庭とは全く違うのに、単なる隠居、高齢者の問題にずらして矮小化を謀り、譲位賛成へ世論を誘導する勢力

▼皇室に入り込んだ小和田一派をはじめとする中国共産党、創○学会による正統な皇室の破壊と浸食

▼皇太子への「譲位」、ご本人の天皇「退位」は憲法違反である。退位後の平成天皇の身分や処遇は皇室典範で決められておらず、「摂政」の場合より複雑で手間も費用も格段にかかり問題も多いのに、もろ手を挙げて賛成する国民ばかり

▼「女性天皇」でも構わない? 「愛子天皇」でもいい? 「女性宮家」賛成? はあ?何を言ってるの(怒)? 皇室がなくなってもイイの? 情弱すぎる(お人好しの)日本人へのいらだち。






とりあえず。

私にできることは、

【天皇陛下の「生前退位」「譲位」に反対し、「女性天皇」「女系天皇」「女性宮家」は皇室の消失、国体の崩壊につながることであるから、在ってはならないこと】

について官邸メール
を出すこと。



皇室や皇統についての正しい知識を学び、関心のない人たちにも伝えて、皇室や国体の危機を脱すること だと、勝手に判断しています。



・・・・・・・・・・・


それにしても、何から伝えたらいいのかしら。

大切なことがありすぎて、云いたいことがありすぎて、上手く云えないし伝えられないと思いますが、できるだけ簡単に、大切だと思うことを記してみたいと思います。





「天皇家」「皇室」とは



720年に完成した日本最古の史書『日本書紀』では、「高天原」より日向の高千穂山に下った(天孫降臨)太陽の女神アマテラスの孫ヒコホノニニギの孫の神武天皇を初代とする一つの皇統が、一貫して日本列島を統治し続けてきたとされる。
王家の始祖が神(神々)や神話と結びつく事例(現人神)は、歴史上、世界各地で多数の事例が存在するが、現存する国連加盟国の君主制国家の中では、現在、唯一の事例となっている。

ギネス世界記録においても、エチオピア帝国の皇統(紀元前10世紀のメネリク1世を始祖とする)に続いては世界第2位の古い皇統として記録されている。現在まで続いている皇統としては世界最古である。
皇室 - Wikipedia より引用)



男系遺伝子が連綿と受け継がれてきた皇室。一度も王朝交代が起こっていない日本の皇室。
永久に一つの系統が続く『万世一系(ばんせいいっけい)』は、世界にただ一つ、日本の皇室のみです。

日本の皇室とよく比較されるイギリス王室は、何度も王朝が変わっています。
ウェセックス王国、ノルマン朝、プランタジネット朝、ランカスター朝、ヨーク朝、テューダー朝、ステュアート朝、ハノーヴァー朝、サクス=コバーグ=ゴータ朝、ウィンザー朝、イングランドとの合併前のスコットランド王国、ウェールズ、その他フランス、ドイツ等の血筋が複雑に脈打っています。

オランダ、ベルギー、スペイン他の欧州の王室もコロコロと王朝が変わり、男系遺伝子が連綿と受け継がれてきた皇室とは全く性質が異なります。そのため、王位継承は男系にこだわらず、男女に関わらず長子による継続、後継者に男児が生まれない時のみ女児継承など、時代と共に変化している王室もあります。

しかし、世界で唯一、男系男児継承で2600年以上続いてきた皇室はそれら王室とは別次元、別格であり、現代の男女平等、ジェンダーフリー、女性の活躍など薄っぺらいヒューマニズム的価値観がいかにも時代に即した平等な継承の仕方だと報道される場合があるので、注意したいものです。




「女系天皇」は「天皇」にあらず


・・・・・・・・・(以下、国民が知らない反日の実態 - 万世一系 より、一部引用)

現在までの125代、全ての天皇の血筋は「男系」です。この場合の「男系」とは、歴代天皇のそれぞれの父、その父(祖父)、そのまた父(曽祖父)……と父をたどってゆくと、最終的に必ず神武天皇(初代)にたどり着くことをいいます。一方、「女系」とは、母をたどってゆく血筋のことをいいます。

『日本書紀』には天照大御神の詔(みことのり)として、こう書かれてあります。「葦原千五百秋瑞穂の国(=日本)は、是、吾が子孫の王たるべき地なり。」と。ちなみに、神武天皇は天照大御神の玄孫の子であらせられます。つまり、神武天皇の子孫であることがはっきりしている人物に皇位を継承させるべきと『日本書紀』には書かれてあります。これが皇位継承のしきたりです。

125代にわたる全ての天皇は、このしきたりにのっとられて、「男系」の血筋にそって皇位を継がれてこられました。「女系天皇」を認めるということは、このしきたりをやぶることになります。しかも、「女系」の血筋をたどっても神武天皇にはたどり着かないから、その皇位には正当性など無いに等しいです。ということは、「女系天皇」は「自称『天皇』」であり、しきたりに裏付けられた本当の「天皇」ではなくなるから、皇室が廃止になったのと同じことになってしまいます。つまり、 「女系天皇」は「皇室廃止」と同じなのです。




「女性天皇」について



「男系男子」と「男系女子」の正統性について考えてみましょう。「男系女子天皇(女性天皇)」は初代から125代までの天皇のうち、以下の通り、おわしました。

推古天皇
皇極天皇
※斉明天皇 
持統天皇
元明天皇
元正天皇
孝謙天皇
※称徳天皇
明正天皇
後桜町天皇

※皇極と斉明、孝謙と称徳はそれぞれ同一人物。

いずれの天皇も「 多くの皇位継承者がおられるが、そのうち特定の皇子に継がせるべく、暫定的に践祚(せんそ)された 」という特徴があります。つまり「男系女子天皇」は「中継ぎ」として践祚されるというのが、しきたりです。その理由は、女性は宮中祭祀を執り行うことができないからです。このしきたりにのっとった正しい「男系女子天皇」への践祚の手順はこうです。

1.男系男子の儲君(ちょくん。次の次の天皇のこと。)を決める
2.次に中継ぎの「男系女子天皇」を決める

かつての女性天皇は原則的に男系女子であり、かつ天皇位空席という非常時を回避するための単なる暫定的な代行者(中継ぎ)でしかない存在だったから容認されていました。

女性天皇は、実質的に正式な天皇ではありません


・・・・・・・・・(以上、国民が知らない反日の実態 - 万世一系 より、一部引用 終わり)




やっぱり、女性天皇ではいけない理由



過去の女性天皇は、つなぎ役、ピンチヒッターでしかありませんでした。
それは、女性天皇では、天皇の一番大切な役目である、「宮中祭祀」が執り行えない場合があるからです。

・・・・・・(以下、なぜ男系継承にこだわったか 女性天皇では負担が大きすぎる より一部引用)

時代と共に 天皇のあり方は変化しているが、古代から現在まで変わらないところがあるとすれば、それは、天皇は神事を行なう存在であるということだ。具体的には毎年正月に行なわれる四方拝(しほうはい)、秋の新嘗祭(にいなめさい)などの大祭をはじめとし、天皇は日々数々の神事を行なうため、多忙を極める。

ところが、古代から現在に至るまで、「月のさわり」、つまり生理中の女性は全ての神事にかかわることが厳しく禁止されてきた。なぜならば、朝廷において出産と死、そして生理は「穢れ」として忌み嫌われてきたからである。そのため、皇子が誕生する場合でも宮中を穢さないために、御所の外での出産が義務づけられてきた。また出産の場面に立ち会った人も穢れを受けたとして、一定期間宮中への参内を禁止されたほどの徹底ぶりである。(※現代は、出産は穢れではない)

したがって、もし女性が 天皇になった場合、1か月のうち、およそ7日間は神事を行なえないことになる。日々行なわれる神事が滞ることになるばかりか、万一、生理と元日や新嘗祭などが重なった場合、重要な神事を中止または延期しなくてはいけない事態に陥る。延期しても差し支えない神事であればよいが、元日の四方拝や秋の新嘗祭などは、その日の決められた時間に行うからこそ意味があるものであり、延期させること自体が趣旨に反するため、事実上中止を余儀なくされることになる。

古くは関白や女官、また現代では皇族や侍従などが御代拝をすることはできても、それが続くと 天皇の尊厳に影響することにもなる。また四方拝や大嘗祭(だいじょうさい)などの重要な神事は御代拝が許されず、天皇自ら行なわなければいけないものとされてきた。


次に、出産に関する困難について述べる。本来女帝はいったん即位したら生涯独身を強制され、また生涯出産が禁止される不文律があったとみえるが、もし女系の 天皇が認められ、女帝が出産することが許されたとしても、女帝が出産することについては大きな問題があることを指摘しなくてはいけない。

つまり、出産の前後は 天皇としての職務を行なうことができず、その間 天皇が事実上不在となってしまう。しかも、天皇は子沢山であることが望まれるため、出産は繰り返されることが期待されるが、出産のたびに長期間、天皇不在となってしまうことは問題である。

重要な神事にたびたび 天皇が欠席することがあれば、天皇の権威に影響を及ぼすことになる。天皇に求められるのは神事だけではない。天皇の役割を全うしようとすると出産ができず、また多くの出産をしようとすると 天皇の役割を全うすることができなくなる。

これはつまり、より多くの出産と、天皇の役割の両方を一人に求める ことは、完全に矛盾することを意味する。もし無理にこれを求めれば一人の女性に過度な負担をかけることになり、どちらも中途半端にならざるを得ない。


もし仮に女性天皇が認められたとして、天皇としてのお勤めに加えて、母親としてお子様の育児なども手がけるとしたら、あまりにも負担が大きすぎる気がします。更には女性の生理出産と言った部分でも、やはり、女性天皇では、どうしても天皇のお勤めを全うできない部分が出てくるようです。


・・・・・・(以上、なぜ男系継承にこだわったか 女性天皇では負担が大きすぎる より一部引用)








おしまいに。


本日のまとめ



・日本の皇室は世界一古い由緒正しい歴史をもち、男系男子継承という他国にはない尊さと権威がある。


・かつて存在した女性天皇はあくまでピンチヒッターのお役目で、本人は天皇の子(男系女子・内親王)や天皇の妻であったが、男系男子の子以外の出産は許されず、独身のままであった天皇もいた。


・女性は生理や出産のため、宮中祭祀ができない場合が多く、また、男系男子との婚姻により出産した親王しか皇位継承権がないため、今の制度のままでは結婚も出産もできない。
(女系天皇が認められれば結婚も出産もできるが、それでは万世一系ではなくなる)


・日本の皇位継承に「男女平等」はナンセンス。女性には負担が重すぎて、男性が担うべきお役目。


・現在、正当な継承権が次世代の悠仁親王殿下まで続いているため、あえて女性天皇にする必要は全くない。

・天皇が天皇の役目をやめたい時は「摂政」を置けばいい。「譲位」することにより国が乱れ、男系男児の正統な皇位継承権が奪われかねない恐れがある。











「女性天皇でもいい」



そう思っている あなた!



万世一系の神武天皇から続く日本の皇室の男系男子の継承を、やめた方がいいのですか?

価値のなくなった皇室の存在を嗤い、いづれ消滅させたいのは、まさか日本人のあなたですか?

男女平等の価値観で天皇となった女性天皇ご自身や、その方を崇める国民は幸せですか?

 結婚も出産もできないのです。
 宮中祭祀も、生理があるため満足にできないのです。
 薄っぺらい「男女平等」「雅子さまがおかわいそう」なんてヒューマニズムが、日本を消滅させます。


愛子内親王が健常でいらっしゃらないから、女性天皇反対ではないのです。(…ちょっと、ある)

聡明な眞子内親王、佳子内親王なら、女性天皇でもいい、・・・そんなはずはないのです。




女性天皇、ダメ、ゼッタイ。

女系天皇、もってのほか。小和田と中共、一昨日きやがれ。

女性宮家、全く必要がありません。皆さん降嫁して、お幸せに!







Posted at 2016/08/30 02:23:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | 皇室破壊 | 日記
2016年08月22日 イイね!

That's cooooooool!天晴れ、東京!

That's cooooooool!天晴れ、東京!心配がなかったわけではないんです。

もしも。

あの東京五輪実行委員会や、前都知事の思惑やセンスで企画、推薦された人選による演出だったら・・・。

「重鎮」と呼ばれる人や、利権に絡んでいるドンと呼ばれる人、実力や実態が伴わないあのデザイナー(パクリエイター)、はたまた時代の化石のような韓国押しの某演出家(劇団○季、長野五輪プロディース)をゴリ押しするような人選であったら・・・。

AKBやジャニーズ、エイベックスなどがメインのある一定の年齢やファンだけを対象とした幼稚で「甘口」な演出で、リオ五輪での武士のような日本人選手の活躍や感動を薄めてしまうものだったら・・・。

新国立競技場からシンボルマーク(エンブレム)、前東京都知事のゴタゴタなど、順風満帆とはいえない東京五輪をめぐる問題を思い起こすと、心配がまったくないわけではなく・・・。








安心しました。バッチリです。大丈夫です。

こうだったらいいなあ~と予想してたことを超える、楽しくてクールな演出に、私は大満足です♪



希望的予想は、

◎ 会場中を彩る光と映像の演出はPerfumeでおなじみの真鍋大度氏、振付はMIKIKO氏、音楽は中田ヤスタカ氏。

↑ これは鉄板。


× 浴衣や甚平姿の若者。団扇。

× 金魚や朝顔、風鈴などが空中を漂う涼しげな映像。

× 江戸と東京の風物詩がチラリとあらわれる。

○ アニメのキャラが登場する。

▽ 最新のテクノロジーの紹介。空飛ぶ車?空中浮遊?



私の貧困な想像力を遥かに超える、楽しい演出が登場しました。


スタートの各競技が一直線に並ぶ様は、1964東京五輪のあのポスターと同じ構図ですね。





なんといっても、驚いて、大笑いしてしまったのは・・・!

安倍ちゃんマリオ!

時間のない忙しい安倍首相が、マリオに変身してリオまで、最短距離で移動します。

フィールドの中央におかれた緑色の土管から、安倍総理大臣がマリオの服と帽子を脱いで登場♪

粋ですねえ。可愛いですねえ♡






「ドラえもん」と「キャプテン翼」と「キティ」ちゃんも、Goodチョイス!




全体の企画と音楽は、なんと、椎名林檎ちゃんも担当!

女性の髪型やメイク、土管の上で応援団の旗を振る演出は、なんだか林檎ちゃんぽいなあって、子どもたちに話していたのですよ!

本当に林檎ちゃんが演出や音楽を担当していたなんて、嬉しすぎちゃう♪

金権・利権にまみれている人ばかりでなく、時代をよめてセンスある、ちゃんと心得ている人が東京五輪実行委員会にいることが分かって安心したし、嬉しくなっちゃうわ♪





青森大学新体操部の男子部員たちの踊りにも、新鮮な驚きを感じました。
床の上ではなく、グランドなのに、あの躍動感と技のキレ!
チアリーディングではなく、男性の硬派な高さのある演技が、甘口ではない「大人のトーキョー」という感じ。
本物のダンサーと混じっても引けを取らない堂々とした演技、カッコよかったです。



RIOと  OBRIGADO(ポルトガル語のありがとう)と ARIGATOU をかけてあるメッセージも、イイ!


ブラジル・リオデジャネイロのノリの良さ、てきとーだけど楽しげになんとなく乗り切ってしまう『個』とは対照的な、シャープで直線的、かつ近未来的な日本・東京の組織的な集団美。


今回は、8分間と言う大変短い時間に濃縮されていたため、クールな日本に特化してプレゼンテーションしたのだと思います。




安倍ちゃんと着物姿が素敵な小池都知事がスピーチをする機会がなかったのは残念ですが、世界中の人々が次に開催される東京五輪にワクテカしたことでしょう。


・・・、それにしてもその後のリオ役員とIOC会長のスピーチ、興奮しすぎ、長すぎよ! 

 『スピーチとスカートの丈は、短い方がいい』 ← コレ、至言です。




まだまだ日本には、伝統的なコンテンツ、和を以て貴しとする、古いものから新しいものまで全て融合した懐の深さ、土着の文化、最先端の技術・・・、面白くてワクワクするものがいっばいあふれています。



外国人が日本を好きになってくれることも大切ですが、日本人による日本の歴史と魅力の再発見に、大いに期待します。特に、子どもたちや若い世代が、自虐史観なんかに囚われない様に。



オリンピック組織委員会の人選と、プレゼンテーションを企画し、実際に完成させた全ての人たちの尽力に、拍手を送ります!







椎名林檎、MIKIKO、ライゾマ...リオ五輪閉会式の引き継ぎセレモニーを演出
Fashionsnap.com‎
2016年08月22日


 リオ オリンピックが現地時間8月21日(日本時間22日)に閉幕し、閉会式が行われた。終盤では、次回開催都市である東京にオリンピック旗・パラリンピック旗を引き継ぐフラッグハンドオーバーセレモニーが開催され、小池百合子都知事が出席。セレモニー終了後には東京2020大会(以下、東京五輪)を紹介する8分間のプレゼンテーションが実施され、椎名林檎らが芸術パートをプロデュースした。

 プレゼンテーションは、椎名林檎をはじめ、クリエーティブディレクターの佐々木宏や菅野薫、Perfumeなどの振り付けを手がけるMIKIKOの4名が中心となり企画。冒頭では、東京大会を担う次世代の若者や子どもたちが参加する「若者参加・国民参画」や、東日本大震災の際に世界中の人々から差しのべられた支援への感謝の気持ちを表す「復興・感謝」を掲げ、英語・フランス語・日本語・ポルトガル語で「ありがとう」を形成した人文字を公開し、東日本大震災で復興支援した世界の人々や、東京を次回開催都市として選出されたこと、そしてリオ大会が素晴らしい大会になったことへの感謝の意味を込めたという。

 後に公開された映像では、東京の夜景をはじめ、北島康介や高橋尚子ら日本を代表するオリンピック選手、アヤバンビ(AyaBambi)らに加えて、キャプテン翼やハローキティ、ドラえもんといった日本生まれのキャラクターが登場。安倍晋三首相はスーパーマリオに変身し、ドラえもんのひみつ道具「土管」を使い地球の反対側に位置する東京からリオへ移動すると、フィールド中央に配置された土管から出現し会場を湧かせた。
 フィールド内ではライゾマティクス(Rhizomatiks)の真鍋大度によるAR拡張現実を用い、東京大会から公式種目として採用されるスケートボードなどを含む33の競技をイメージしたアニメーションを投影。青森大学男子新体操部によるスポーツの動きをモチーフにしたダンスや、光のフレームを用い東京大会のエンブレムを形作るなどの演出が披露された。終盤は東京の街並みや富士山の影絵が映し出され、土管からはスカイツリーが出現。「SEE YOU IN TOKYO」文字が浮かび上がると、北島康介の合図で赤と白のダイナミックな花火が打ち上がり、東京大会のプレゼンテーションを華やかに彩った。BGMには中田ヤスタカのほか、椎名林檎が野田秀樹の舞台「エッグ」のために作曲した音楽が使われた。


【ハイライト】2020へ期待高まる!トーキョーショー



http://sports.nhk.or.jp/video/element/video=30468.html

リオ閉会式の中から、椎名林檎さんプロデュースのトーキョーショーをノーカットでお届け。音楽・中田ヤスタカさん、振付・MIKIKOさんで青森大学男子新体操部のみなさんたちが踊ったダンスは必見!



Posted at 2016/08/22 21:09:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | 東京五輪 | 日記
2016年08月20日 イイね!

ブラジルと大アマゾンから、目が離せない!

ブラジルと大アマゾンから、目が離せない!
連日のリオデジャネイロ・オリンピックの熱戦から目が離せません(^-^*)

南半球の日本のちょうど真裏にある、冬なのに、熱いブラジル。


8月のリオデジャネイロは、

平均最高気温:26度
平均最低気温:19度
平均気温  :22度

暑くもなく寒くもないため、過ごしやすい季節なんですね。

東京五輪は、・・・心配です。


リオオリンピックの開催期間は約2週間です。

現地時間 2016年8月5日(金) 〜 8月21日(日)
日本時間 2016年8月6日(土) 〜 8月22日(月)

日本の方がちょうど反日、おっと半日、12時間進んでいるので、ほとんどの試合を深夜か午前中に観戦できます。


気がつけば、リオ五輪もあとわずか。

少し、振り返ってみたくなりました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


途中からしか見ていないのですが、開会式がよかったです♪


ブラジル国歌斉唱は、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ。

ボサノヴァを生んだ作曲家アントニオ・カルロス・ジョビン(トム・ジョビン)の孫、ダニエル・ジョビンがピアノで「イパネマの娘(Garota de Ipanema)」を演奏。

スーパーモデル、ジゼル・ブンチェンさんは、「イパネマの娘」の歌詞の通り、ただ歩いて行きました。
Cooooooooool‼

イパネマの娘 小野リサ


生きる伝説、エルザ・ソアレスは、座って「オサーニャの歌(Canto de Ossanha)」を歌いました。
♪12歳で結婚、13歳で第一子出産(生後間もなく死亡)、16歳でラジオデビュー、20歳で未亡人になり5人の子供を1人で育て、23歳でファーストソロアルバムを発表…など壮絶な人生を歩んできたカリスマ歌手♪


若手のミュージシャンは、・・・ほとんど知りません(^-^;

選手入場のBGMは、ひたすらサンバ!
そして最後、開催国ブラジルの選手団入場の際に流れたのが「ブラジルの水彩画」。1942年にディズニー映画に使われたことから世界的にも「Brazil」のタイトルで知られている名曲です!

Meu Brasil Brasileiro!!!



そしてフィナーレに登場したのは、カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジルと、きれいなお姉さんアニッタ。

開会式会場は、もはや、サンバ会場、カーニバルへ!



ああ。4年に一度のお祭りが始まったんだと、ワクワク♡
ああ、そうだ。4年に一度、中学校同窓会も今年。お盆にやるから今回もいけないけど。



・・・・・・・・・・・・・

8月7日(日)21時から、ブラジルとペルーにかかる大河、アマゾン川上流に棲む原住民を追いかけた、衝撃的な番組を見ました。

第4集 最後のイゾラド 森の果て 未知の人々
※再放送は、 8月24日(水) 午前0時59分(23日深夜)

【番組紹介より】第4集は、文明社会と接触したことがない“原初の人々”を追う。

アマゾン源流域、ブラジルとペルーの国境地帯にいるという彼らは、部族名も言語も人数もわからない。「隔絶された人々」という意味の『イゾラド』と呼ばれる謎の先住民族である。

いま、そのイゾラドの目撃情報が相次いでいる。森に猟に入った若者が弓矢で腹を射抜かれた。川辺で遊んでいた少女の足元に数本の矢が飛んできた。イゾラドの集団にとり囲まれた村からSOSが発信された…。

なぜ彼らは、文明社会の領域に、突如姿を現すようになったのか。取材班は、ペルー政府との交渉の末、イゾラドを監視する複数の最前線基地に、テレビ局として初めて滞在。森の彼方から聞こえてくる、「知られざる、しかし私たちと同じ人間の声」に耳を澄ました。(転載、以上)




えっ? 稲川素子事務所所属の外人タレント?
水曜スペシャル 川口浩探検隊?

股間のぼかしは、なし? そのまま放送して、大丈夫なの?
「バナナをくれ」「もっとバナナをくれ」「Тシャツをくれ」
陸ガメを食べる。カピバラを食べる。
毒やりで、人間も心臓を狙って一撃で仕留める。

外部と接触すると、ウィルスで絶滅してしまう。
白人侵略者、ペルー、ブラジル人のアマゾンの無計画で身勝手な開発。
縄張り、部族同士の抗争。

・・・憲法9条があっても、何の役にもたたないねえ。




息子たちにとっては初めてみる『遺体』の写真。

かつて、子どもの時、「川口浩探検隊」を見ていた私にとっても、衝撃的な番組でした。

その日の夜中。
長男が「うわ~~」と急に叫んで、うなされてました。
「大丈夫、ここはアマゾンじゃいよ。おかーさんがそばにいるよー」と背中をさすると、
「夢、みてたー。こわかったー」と。



射るような鋭い視線。
生きるための命懸けの生活。
おかっぱの髪に髭。フレディみたいw



リオデジャネイロ・オリンピックの間、この視線を持つアスリートを何人か見ました。
金メダルをとった日本人選手の中にも、何人も。


生きるか死ぬか、ヤルかヤラれるか。
そのくらいの真剣勝負なんだと、リオ五輪の日本人選手たちの活躍と同時に、イゾラドの人たちの視線は忘れられない記憶に残りそうです。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



今回のオリンピックは、夜リアルタイムで見て、ちょっと寝て、また起きて決勝を見たり、結果を知ったり。
卓球やバドミントンなどは、朝ドラを見てからずっと応援したり。

お勤めをしたりお仕事に出かけたりする人には厳しい観戦時間かもしれませんが、私にとってはなかなかの都合のよい時間帯で応援できました。
テレビで見ていたのはNHKを中心としたライブ映像と、NHKのニュース。
民放のワイドショーやスポーツニュースなどは一切見ていません。
そういえば、ネットもほとんど見ていません。
きっと、面白い裏情報など、たくさんあるのでしょうね。


そんな中、まだ大会は終盤ですが、これまで心に残ったシーン、一人手思った感想など、勝手に書いていきます。






◆日本人選手、大活躍! 大舞台での度胸十分、悲壮感はなし! 素晴らしい♪


◆体操、卓球、レスリングなどの種目で大活躍した人は、親がその種目の選手だったり、家で教室を開いていたり、自らがコーチしていたりする場合が多い!

「カエルの子はカエル」のDNAと環境が整っているからかしら。
近すぎて、厳しすぎて、イヤになったり辞めてしまう人もいるのでしょうが、五輪の代表になる人はそれを乗り越えて、競技が好きで、自分を磨くことを好きな人だけがなれるのかな。


◆前回の五輪で悔しい思いをしている人が、今回、雪辱を晴らしている場合が多い。
メダリストとなってみんなから注目を浴びることは、がんばった人にとっても、あと一歩で及ばなかった人にとっても、大きな影響がある。
何事も前向きにとらえれば、4年間が素晴らしい準備期間となり、成長につながるんだな。


◆今まで注目されにくかった、いわゆる「地味」な競技で活躍する人が続出!
カヌー、卓球男子、競歩など。
メダルを取れば、それだけその競技に対する期待や注目も集まるから、個人の達成感のためだけでなく、競技界全体の向上を願って闘っている人が多いことに気づいた。
自分のことだけでなく、みんなのために。
「私」だでなく「公」。
素晴らしい!


◆競技が終わった後のコメントが、みなさん素晴らしい。
視線を合わせて、堂々と、素直な気持ちを語っている。
練習の成果もあると思うが、結果を見せるだけでなく、その人の口から語られる言葉がさらに感動や学びとなることも多かった。


◆日本人選手の正々堂々とした、公正なプレーがさわやか。
ドーピングや不正な道具、卑怯な手を使わず、ルールの中で懸命に頑張る姿が清々しい。


◆「チャレンジ制度」「抗議」の有効活用。
時間稼ぎや相手のペースを乱すためには使わず、的確に使用しているように感じた。
必要な時には、断固とした抗議、再審査を求める国際社会の中で闘う日本の姿勢が、これからも大切だと感じた。
言われっぱなしで泣き寝入りすることは、正々堂々とは云わない。
卑怯なことをせず、しかし言うべきことはしっかり発言してアピールしなくては、他の国の人には伝わらないこともある。


◆公式の制服やユニフォームが、機能的でおしゃれ。
女性は、お化粧していなくても肌がきれい。
男性も、自信にあふれた素敵な人が多い。


◆厳しい日程が続いても、怪我をしたり体調を崩さず連戦できる、身体と心のメンテナンスが素晴らしい。
本人のケアと、選手を支えるスタッフの裏方の仕事が素晴らしいと推測。
五輪に向けた万全の準備が実を結んでいるように感じる。

◆「毎日が地獄だった」

・・・・・・・。

どれだけキツくてツライ練習を続けてきたのでしょう。
それでも辞めずに、ガッツで井村監督についていったマーメイドたち。
私もお盆中に、親知らずが横から押していた奥歯がいよいよグラグラして宍戸錠さんのように頬と顎が腫れ、痛みが我慢できなくなり、滅多に呑まない薬を飲んでひたすら耐えていたとき、マーメイドたちの苦しさはこんなもんじゃない、私はお盆が過ぎれば歯医者さんに行って治してもらえる、そう考えてやり過ごしました。


◆ドーピングで好成績を残していた国々の成績が振るわない。
卑怯なことをすれば、いつか罰があたる。


◆ロシアも、フランス、韓国がからんでいると、審判の動きが怪しく感じる時がある。特に、途上国の審判に賄賂を贈っているのではないか、とか。素人が見ても、どう見ても反則ではない時に日本人選手に反則を出そうとしていた審判は、アヤシイ。


◆レスリングの面白さを改めて感じた。
オリンピック発祥の頃から続く競技を、なぜ廃止しようとしたのか不思議でならない。
不思議、ではなく、意図的なモノを感じるから、腹が立つ。


◆ブラジルの皆さんが、日本人選手に温かい声援を送ってくれている場面が多く見られる。
ブラジル移民の方々の真摯な姿、努力が当地で評価されてのことだと思い、誇りに思う。


◆霊長類最強、国民栄誉賞。レスリング界の女王・「アニキ」こと吉田沙保里(33歳)さん。
「お父さんに、怒られる~」なんて泣きじゃくって…。
「大丈夫、大丈夫。よく頑張ったよ」「いつかは負ける時がくる」と、私の可愛い娘といつも温かく見守っているおかーさん。
かわいいよ~。愛しいよ~。
応援したくてたまらなくなる沙保里さん。
レスリング界の後輩たちも、みんな大好きで慕っているのがよく分かる。

中日の井畑選手が大好きだったのに、井畑さんはテレ朝のアナウンサーとさっさと結婚してしまい、残念だった。

強くて可愛くて性格のいい女性が大好きなイイ男って、日本にはいないのでしょうか。
お願いだから、誰か、沙保里さんをお嫁さんにして!




・・・・・・・・・・・・・・・・


さて。
今日から、テレビもネットもできない環境に往くのがちょっと残念ですが、リオ五輪での選手の皆さんのご活躍を祈念しています!


無事にできるか開催も危ぶまれ、治安の悪さやジカ熱も懸念されていたリオデジャネイロで、無事にオリンピックが終わりますように。
バラリンピックも、無事に開催できますように。




うわあ。
男子400メートルリレー、銀メダル、おめでとう♪



Posted at 2016/08/20 12:28:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 東京五輪 | 日記
2016年08月16日 イイね!

【転載】中国が天皇陛下の「お気持ち表明」を政治的に“歓迎”する理由

【転載】中国が天皇陛下の「お気持ち表明」を政治的に“歓迎”する理由


天皇陛下の生前退位( ←こんな言葉は存在しないが)を願い働きかけた「お気持ち表明」を聞いて、善良な大半の日本人は、「それで、いいのではないか」「ご高齢だからもう、お休みください」と、賛成しているようです。


その裏側には、以下のような理由が考えられます。

▼これまで天皇陛下が歩んでこられた年月に対する、感謝と労りの素直な気持ち

▼天皇陛下が、もう「引退」したいとおっしゃっているのだから、休ませてあげたいという思いやり

▼天皇陛下が、日本国のためにならないことをするはすがないと思っている

▼天皇陛下(と皇后)が中国、韓国に特別な感情をもち、シンパシーを感じていることを知らない

▼天皇陛下(と皇后)は「護憲派」のバリバリの左翼思想の持ち主て、友人は左翼ばかりであることを知らない。皇后陛下は、お誕生日のお言葉で「A級戦犯」についても言及している

▼天皇陛下は自虐史観の持ち主で、家庭教師がクリスチャンの米国女性、側近たちの多くがキリスト教徒、皇后陛下もカトリックを信仰しローマ法王に憧れ無理やり会いに行ったことを知らない

▼天皇陛下は、安倍総理のことを好きではなく、安保法案、憲法改正に反対であることを知らない

▼天皇陛下があってはならない息子とその嫁のしでかした事件や皇室の秘密について、売国奴である嫁の父親・小和田や中共工作員などから、暴露すると脅されていることを知らない

▼韓国と皇室の関わりについてわざわざ触れ、韓国人をホルホルさせていることを知らない

▼韓国を訪問し謝罪したい旨、政府の頭越しに韓国政府に親書を出したことを知らない

▼出来の悪すぎる長男と嫁を厳しく指導することができず、次男夫婦を馬車馬のように働かせ、マスコミ操作により国民は長男一家のサボり、享楽的豪遊、健康問題、窃盗事件などを知らない



8月8日の電波ジャック(テロ、クーデター)と偏向報道により、本来あってはならない「天皇陛下の政治介入」という事実を大半の国民は直視せず疑問視もせず、現行の皇室典範通り「摂政」を置くことを否定する根拠があいまいなまま「生前退位」を規定路線として、憲法や皇室典範の改正を着手するため、本来、国益のためにしなくてはならない議論が滞ってしまう事態となってしまいました。


「天皇陛下はいい方だから」
「これまで、真摯におつとめになってくださったから」

確かにそうでしょう。私も、「象徴天皇」として、政治と関わりのないところで日本や日本人のためを思い長い年月を過ごしてくださったことに、感謝しています。


しかし、それだけで、今回の「天皇陛下の政治介入」を黙って見過ごし、さらに中国共産党に利することになる「生前退位へのプロセス」を、よくよく考えないまま賛成してしまってもよいのでしょうか。

「天皇陛下が私的な思想によって国益を損ねようとしているなんて、思いもつかない」

そうです。
そんなことが、あるはずないのです。あってはいけないのです。
これまで、皇室をウォッチし続けてきた人たちにとって、今回の「お気持ち表明」はさもありなん。

しかし、こんなゴリ押しをしてまで、適正ではない長男を天皇にし、女系天皇の道を開かせ、国益に反することをなさるのかと、正直にいって驚きと失望と怒りも湧いてきます。


ここまでご覧になって、

(そんなはずはない)
(性格の悪い女だな)
(天皇陛下を疑問視するなんて、とんでもない)

そう思われる方が大半だと思います。

一皇室ファンの女性の偏屈な戯言にしか思えないかもしれませんが、よろしければもう少しのお付き合いを。

どうか、以下の記事をご覧になってください。

なぜ、中国共産党が天皇陛下の「お気持ち表明」を歓迎しているのか。
なぜ、中国は天皇陛下が好きで、安倍総理が嫌いなのか。
中国に歓迎され、愛されている天皇陛下の政治介入は、許されるものなのか。



以下、
ダイヤモンド・オンライン
加藤嘉一「中国民主化研究」揺れる巨人は何処へ
『第83回』中国が天皇陛下の「お気持ち表明」を政治的に“歓迎”する理由


より転載させていただきます。

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中国が天皇陛下の「お気持ち表明」を政治的に“歓迎”する理由

加藤嘉一
2016年8月16日


中国共産党は「生前退位」に対し
他国と異なる視角、次元、緊張感で注視


 いま米ワシントンD.C.で本稿を書いている。11月に控える大統領選挙が本格感を増している。8月に入ってから議論を交わしてきた政策立案者や知識人らの間で関心の高い国際問題はやはり“イスラム国”問題を含めたアラブ中東情勢だと感じる。ロシアの動向も緊密に語られている。特に、先日モスクワで行われたプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領との会談は注目された。米国は両国・両大統領の接近を地政学的観点から警戒している。習近平政権や経済情勢を含め、中国問題への関心度は“安定的”な高さを維持している。

 そんな中、なかなか単独のイシューとして注目されない日本問題であるが、8月8日にお気持ちを表明された天皇陛下を巡る動向に対しては、個々の政策屋・知識人たちも単独的というか、本能的な関心を示しているように見える。日本人として、「エンペラー」の存在感というものをこの地で実感している。

 先日ホワイトハウス関係者とアジア太平洋情勢を巡って議論する機会があった。中国問題から天皇陛下の話に及んだ際、私は「中国はかなり真剣、緊密に天皇を巡る情勢を追っていると思います」と述べると、先方は「我々だって追っている。米中含め、どの国も同じように追っている。特別なギャップはないはずだ」と返答してきた。その場で議論を拡張させることはしなかったが、私は、中国共産党は他諸国とは異なる視角、次元、および緊張感をもって天皇陛下、特に生前退位の如何を巡る動向を注視していると考えている。

 本稿では、中国がなぜその動向を注視するのか、その背景にはどんな考えがあるのか、これからどうしようとしているのかを考えていきたい。「中国民主化研究」と名付けた本連載にとっては、中国共産党をあらゆるケースを用いながら“解体”していくことが基本的作業になる。今回は天皇観にフォーカスすることによって、中国共産党の一面を覗き込んでみたい。




東京駐在の新華社記者が配信した
興味深い分析記事



 天皇陛下が午後の時間帯にお気持ちを表明した8月8日、党のマウスピースと称される国営新華社通信は東京発で立て続けに記事を配信した。同日の午後から夜にかけて(北京時間)、新華社のウェブページを見ていたが、ヘッドラインに近い目立つ位置で3本の関連記事を確認することができた。

“日本の天皇が生前退位の意向を流露、安倍首相は真剣に考慮すると表示”

“真相 明仁天皇の‘退位’談話にはどのような言外の意が含まれているか”

“日本の天皇が‘生前退位’する可能性はどれくらいあるか?”


 1本目と3本目に関しては、天皇陛下が表明なさったお気持ちの内容、生前退位を可能にするために必要な手続き、安倍首相によるコメント、日本メディアによる世論調査の結果など、いわゆる事実関係が綴られている。

 興味深いのは2本目で、同記事では東京駐在の新華社記者が実名で登場する形で分析が行われている。記者本人の見解ということなのだろうが、天皇という極めて敏感なイシュー、新華社という機関の性質を考慮すれば、少なくとも中国共産党の基本的立場や意思と乖離するものではないと言える。

 劉華記者は、明仁天皇の談話から2つの側面が注目に値すると読む。

 一つは、「天皇が明確に退位の考えを示し、しかも“摂政”という方式を採用するつもりがない理由を説明した」という。「これまで曖昧な表現をしてきた日本の天皇であるが、今回、この問題における表現は極めて明晰である。天皇が退位する過程で生じうるあらゆる変数を除去した。これによって、日本政府が近々《皇室典範》の改正をめぐる作業にとりかかるのは必至であり、それは複雑な国会審議と討論を経なければならない。これは客観的に見てもうすぐはじまる予定であった憲法改正のプロセスを遅延させる

 もう一つは、「天皇が何度も“憲法”に言及、特に現行の憲法における“象徴”としての地位を強調したこと」にあるという。「この点は非常に重要である。というのも、自民党が以前に公布した改憲草案の“天皇”に関する条文に“国家元首”機能を増加させていたからである」。




対日政策の思考が色濃くにじみ出た記事
中国はお気持ち表明を政治的に“歓迎”




 劉華記者は続ける。

「天皇を“国家元首”とするのは、戦前の《大日本帝国憲法》の中に出てくる言い回しである。現在の安倍政府の改憲草案はそんな言い回しを復活させようとするものだ。このような背景において、明仁天皇が現行憲法と天皇は“象徴”でしかないことを繰り返し強調したことには明確な指向性が見て取れる

 そして、同記者が指摘する次の部分には中国共産党の対日政策を巡る思考が色濃くにじみ出ている。

「明仁天皇が現行の憲法に基づいて自らを“象徴”としたことは、天皇は“国家政治”機能を持たないことを強調したということである。この意思表示は政治的にはそもそも非の打ち所がないが、右翼・保守勢力が将来的に天皇制を利用して国家神道や旧い日本のイデオロギーを復活させようとする可能性を食い止めたと言える



 中国が今回の天皇陛下によるお気持ちの表明を政治的に“歓迎”していることは明らかであろう(筆者注:だからこそ、新華社が大々的に報じていると解釈できる)。理由は大きく二つあるように思う。

 一つは、天皇自らが日本国憲法に第一章に書かれている“象徴天皇制”(第一条:天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。第四条:天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない)の堅持を明確に希望したことである。天皇陛下はお気持ち表明の最終部分で次のように述べている。

「始めにも述べましたように、憲法の下、天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で、このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました」

 中国国内では、第2次世界大戦前の非象徴的な天皇制が日本の植民地支配や対外戦争を引き起こした背景にあるという見方は普遍的である。中国の知識人らはしばしば「戦前の天皇は日本軍国主義の象徴である」と主張する。劉華記者が指摘した「右翼・保守勢力が将来的に天皇制を利用して国家神道や旧い日本のイデオロギーを復活させようとする」にも見られるように、中国共産党は、国家神道や旧いイデオロギーが天皇制を通じて台頭するプロセスは、まさに“日本軍国主義の復活”と同義語だと解釈する。そして、日本軍国主義の復活の前提、あるいは並列的に発生し得るのが「象徴天皇制の放棄」というわけだ。




皇室典範改正を巡る審議で
憲法改正の動きが遅延すると見る中国


 近年、特に第2次安倍内閣が成立して以来、中国は閣僚の歴史認識、安保法案、集団的自衛権行使の部分的解禁など、事あるごとに“日本軍国主義の復活”に対する警戒心を露わにしてきたが、「象徴天皇制の放棄」はそれらよりもはるかに深い次元のものであり、だからこそ中国は天皇陛下のお気持ち表明を注意深く注視していたということであろう。

 もう一つの理由は、劉華記者も指摘しているように、中国共産党が、天皇のお気持ちを「重く受け止める」とした安倍首相がこれから一定程度の政治資源を《皇室典範》改正を巡る審議に費やさざるを得ないと考えていることである。新華社の一連の記事は、日本の一部メディアも指摘しているように、安倍首相がこれまで皇室の在り方を巡る課題に積極的に取り組んでこなかったと言及している。


 仮に第2次安倍内閣に残された時間を現時点から約2年とした場合、その間に安倍首相にとっての悲願である憲法改正に向けた審議や行動をどれだけ取っていけるのか。中国当局は、今回の天皇談話によって、憲法改正に向けた動きは遅延することが必至と見ていて、その動きを“歓迎”するということであろう(筆者注:中国にも当然、日本で憲法改正を巡る動きが加速し、最終的に憲法第九条が改正されることを願う勢力が存在する。それによって、一部の軍人は自国の更なる軍事力増強を、一部の保守的政治家・論客は“反日”を煽ることによって自らの権益・勢力拡大を目論めると考えていると言える)。




明仁天皇は安倍首相を認めていない!?
メディアに見る中国の「二分法」対応


 同記事のなかでもう一人の東京駐在記者・藍建中氏が次のように指摘しているのは、中国共産党の対日政策を考える上で重要な示唆をもたらしてくれる。

「現在、天皇は名義上の国家元首であり、首相は皇居へ赴き、天皇に仕事の報告をしなければならない。安倍晋三首相は歴代首相のなかで初めて天皇へ仕事を報告している最中の写真を公開した。しかし、明仁天皇は安倍首相を認めているわけではないようだ。これまで安倍首相夫婦を皇居に招いて食事をしていないからだ

 この段落に続き、同記事は次の文言で締めくくられている。

日本の現行の憲法は天皇が政治問題に介入することを禁じているため、天皇の表明は一般的に曖昧である。しかし、可能な範囲内で、天皇は自らの平和主義的志向を示してきた

 結論から述べると、中国共産党は特に昨今の対日政策において、明仁天皇と安倍首相に対して二分法を使っている。まさに、時の総理・周恩来が日本の“軍国主義者”と日本人民を分けて捉えたように。中国外交はこれまでも、敵と味方を明確に分け、前者には意図的に近づき、後者とは意図的に距離を取る二分法を用いてきた。今となってもこれは基本的に変わらない。今回の場合、明仁天皇を味方安倍首相を敵とまではいかないにしても、比較的明白な二分法が見て取れる。




“味方”である明仁天皇
“敵”である安倍首相



 上記で述べたように、中国共産党は“味方”である明仁天皇が“生前退位”の意思と“象徴天皇制”の堅持を示唆したことが、“敵”である安倍首相の憲法改正プロセスを遅延させることを歓迎した。そこには、若干極端な表現になるけれども、前者はれっきとした平和主義者であり、後者は潜在的な“軍国主義者”であるという中国共産党、人民の間に根深く横たわる認識が見て取れる。


 8月9日、新華社は国際関係学院の紀暁晶副教授の寄稿を掲載したが、そこには次のように記されている。

明仁天皇は平和主義者であり、最も誠実な“護憲派”である…第二次安倍内閣が始まって以来、天皇は異常なほど頻繁に憲法問題や歴史問題に触れてきたが、それは天皇と安倍が憲法を巡る態度において調和できないほどの矛盾が存在することを意味している」

 と同時に、同副教授は、参議院選挙で与党が大勝し、“改憲勢力”が3分の2を越えてから間もないタイミングでメディアを通じて退位の意思を示唆したことは「天皇の安倍や改憲派に対する一種の反抗ではないかとも思われる」と指摘している。

 天皇陛下と安倍首相の間で、現行の憲法を巡り、実際にどのような見解や立場の相違があるのか。これに関しては私も推察するしかない。ここでは述べないが、私から見て、紀副教授の見解は中国共産党の見解から乖離するものではない。




熊本地震の際、率先して明仁天皇に
お見舞い電文を送った習近平総書記



 1989年に天皇の座を継承した明仁天皇と中国との関係を簡単に振り返ってみると、1992年の天皇訪中は当時、天安門事件の影響で国際的に孤立感を醸し出していた中国、改革開放を加速させたがっていた中国にとっては、ありがたかったはずだ。2009年、当時国家副主席だった習近平氏は、宮内庁が定めた“1ヵ月ルール”を破る規格外の形で天皇陛下と会見した。今年4月、熊本県が地震に見舞われた際、習近平総書記は率先して明仁天皇にお見舞いの電文を送った(筆者注:李克強首相から安倍晋三首相に送られたのはその2日後であった)。

 戦後70年を迎えた昨年8月、中国は“安倍談話”に対して一定程度の不満を示したが、初めて「さきの大戦に対する深い反省と共に」と述べた天皇談話に対しては、丁寧かつ尊重する形の報道がなされていた(過去記事参照:安倍談話を「ごまかしの産物」と牽制する中国共産党の本心)。

 本稿を通じて検証してきたように、習近平総書記率いる中国共産党は、特に対安倍政権において、天皇という要素を存分に認識・発揮する形で日本情勢を分析し、対日外交を展開してくるであろう。今回の天皇陛下によるお気持ち表明を経て、そんな態勢は一層深まっていくと言える。

 2009年12月15日、東京の皇居で明仁天皇と会見した習近平氏は次のように言及している。

陛下は一貫して中日関係を気遣ってこられました。1992年の中日国交正常化20周年の際、天皇皇后両陛下は初めて中国を訪問され、中国人民に素晴らしい印象を残され、中日友好往来史に重要な1ページを刻まれました」



 以上、
ダイヤモンド・オンライン
加藤嘉一「中国民主化研究」揺れる巨人は何処へ
▼中国が天皇陛下の「お気持ち表明」を政治的に“歓迎”する理由
 
より転載させていただきました。

………………………………………………………………………………・・ 




「万歳」「君が代」「日の丸」がお嫌い?



安倍総理もお嫌い?

Posted at 2016/08/17 06:10:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 皇室破壊 | 日記

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