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青と緑の稜線のブログ一覧

2016年09月06日 イイね!

愛国保守の作り方。

愛国保守の作り方。今回のブログは、私がネット右翼、ネトウヨ、右翼、陰謀論者・・・、いいえ。
「だだの日本を愛する日本人」 = 愛国保守、になった過程について、勝手に綴りますよ~。


はい。うっかり間違えて踏んでしまった方、ここで「さよなら」ですよ~。



愛国保守のレシピ。


1.日本に生まれる。毎日、富士山を正面に臨む(360度、どこから見ても正面ですw)田んぼと清流と泉に囲まれた土地で育つ。

2.家の近くに大樹がある。神社がある。毎日のように魚やカニ、ホタルが住む川で遊ぶ。

3.田んぼに囲まれた土地で、水の中、土の中、稲の成長を目の当たりにする。田植えや稲刈りを手伝う。レンゲ草で花冠をつくる。

4.五穀豊穣を祈る地域のお祭りに参加する。盆踊りを踊る。

5.書道、華道、茶道、剣道など、日本の伝統文化を習い、学ぶ。
 (ピアノやそろばん、水泳、野球、金管楽器などにも親しむ)

6.本を読む。マンガも読む。根性や友情がテーマのアニメも見る。

7.父親が自民党支持者。反対するだけの非生産的で卑怯な社会党、共産党は大嫌い。

8.自虐史観に疑問を持つ。ゴーマニズム宣言を読む。保守派の論客の本を読む。

9.自衛隊の人と付き合う。彼の上司とその奥様とメル友になる。

10.毎晩のように、「日本沈没」を読みながら、「てのひらの地球」を聴く。   ← 独身時代までですw



日本沈没 - Wikipediaより

「日本沈没(にっぽんちんぼつ)」は、1973年(昭和48年)に刊行された小松左京による日本のSF小説、及びこれを原作として製作された映画(1973年と2006年)、テレビドラマ(1974年)、ラジオドラマ(1973年と1980年)、漫画(1970年代と2000年代)。

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◆物語

地球物理学者・田所雄介博士は、地震の観測データから日本列島に異変が起きているのを直感し、調査に乗り出す。深海調査艇「ケルマデック (Kermadec)」号の操艇者・小野寺俊夫、助手の幸長信彦助教授と共に小笠原諸島沖の日本海溝に潜った田所は海底を走る奇妙な亀裂と乱泥流を発見する。異変を確信した田所はデータを集め続け、一つの結論に達する。それは「日本列島は最悪の場合2年以内に、地殻変動で陸地のほとんどが海面下に沈没する」というものだった。
最初は半信半疑だった政府も紆余曲折の末、日本人を海外へ脱出させる「D計画」を立案・発動する。しかし、事態の推移は当初の田所の予想すら超えた速度で進行していた。各地で巨大地震が相次ぎ、休火山までが活動を始める。精鋭スタッフたちが死に物狂いでD計画を遂行し、日本人を続々と海外避難させる。一方、敢えて国内に留まり日本列島と運命を共にする道を選択する者もいた。
四国を皮切りに次々と列島は海中に没し、北関東が最後の大爆発を起こして日本列島は完全に消滅する。
(以上、引用 了)


小松左京氏による小説、そして、さいとう・プロ版漫画「日本沈没」。
さらに、一色登希彦版漫画「日本沈没」。

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SF小説や映画、漫画は大好きなのですが、その中でも「日本沈没」は、私の中で特別な物語です。


いつ東海地震が起きてもおかしくないと云われ続け、もし、富士山が噴火したらどこへ避難すればいいのか、子どもの頃から脳内シミュレーションを重ね、現実に地震や噴火が起こっても冷静に対応してみんなで生き延びようと考えている子どもでした(飼い猫、飼い犬、飼いアヒルも)。


「日本沈没」は、日本が地殻変動により地震や噴火で国土を失い、日本人は生まれ育った国土、母国を失い流浪の民として世界中に散り散りとなり生きていく、そんな世界を描いています。



どんな手段を講じても、一人でも多くの日本人を脱出させよう死力を尽くす志高き人々の姿から、指導者、公の仕事についている者は、私利私欲、利己的に生きるのではなく、人のために生きるべきだということを、読むたびに深く深く心に刻みました。

そして、沈みゆく日本と運命を共にする影の重鎮、フィクサーの姿から、美しい国・日本を心から深く愛する思いに共感しました。

拝金主義に堕ち、利己的で自分勝手、衆愚となり下がった日本人たちが直面した想像を絶する局面から、人々は、もう一度日本人としての誇りや自信を取り戻し、祖国の自然や大地を失っても心の中に日本を抱いて、予想もつかない新たな土地での困難に果敢に立ち向かいます。




日本人として生まれたことへの感謝、日本人としての誇りを、小説や漫画を読むたびに感じ、本来の日本を取り戻さなくてはいけないと奮い立ちます。


あっ。私は思いこみの激しいキチ○イですから、普通の方とは観賞の仕方も感じ方も違うものだと、ちゃんと自覚していますよ~w




ステキな日本人に出会うと、心が震えます。

無私の精神で、美しい生き方をしている人を見ると、涙が出てきます。

自分の中にある「かつての日本人のDNA」が、同じ波長、周波をキャッチして、琴線に触れるのだと思っています。



「日本沈没」を読みながら、なぜかぴったりとはまる曲があることにいつしか気づき、セットで浴びているのが、種ともこさんの「てのひらの地球」という曲です。

「HARVEST」というアルバムに収録されているこの曲。
一曲前の「汽車がくる」に続いて味わっています。

「汽車がくる」は、ゆったりとした短い曲ですが、少しずつ汽車が近づいてくる音で「てのひらの地球」につながります。


「汽車がくる」


後半、車輪の音、蒸気を吐く音が聞こえてきます。
気持ちを高揚させて汽車に乗り、「てのひらの地球」はしずかに出発します。



シンプルで印象深いメロディやハーモニーの美しさが種ともこさんの真骨頂なのですが、この曲のバックに流れ続ける車輪が回るような、重いけれど軽快に進む繰り返しのリズム、多彩なベース音の反復が、私にとっては堪らない魅力です。

アルバムのクレジットに、ベースだけでなく、オーボエ、フレンチホルン、ユーフォニウム、そしてチューバの演奏者が記載されています。

小学校で金管クラブに入った時から親しんできたブラスの音。(中高は体育系でしたが)
大好きな低音パートを、ベースだけでなくユーフォとチューバでも音を重ね演奏している厚みと温かさが、なんとも云えない懐かしいような優しい印象を残しています。


そして、極めつけは、歌詞。

この曲で紡ぐ言葉から、「自分はなんのために生まれてきて、何にために生きるのか」、教えてもらいました。

※キチ○イなので、勝手なことを書いていますが、気にしないでください。


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てのひらの地球     

          作詞作曲 種ともこ




 ♪ ♪   ♪       ♪           ♪                       ♪


約束を果たすために、私たちはどこかからやってきた。

過去と未来をつなぐため。
DNAを運ぶため。


そこには、自分なんてない。
自我はない。


過去の日本人の生きた証を未来につなぐため。
中味は分からない、でも、大切なモノ。
次の世代に、未来に運ばなくてはならないモノ。


いつかは死んでいく。
自分の身体は残らない。何ものこらない。


ただひとつ、残せるものは、愛。
自分が生きた証として、形のない、目に見えない愛だけが残る。


それは、息子たちの中に残るのかもしれない。
慈しんで愛でた故郷の中に、おいてきたのかもしれない。
誰かのためを思って流した涙、かいた汗、叫んだ言葉の中かもしれない。

DNAを運ぶことができる喜び。
子どもを生み、育んでいける幸せ。
この世に生きてきた証、生まれてきた理由のひとつ。

子どもがいない人だって、愛は残せる。
血のつながった子どもだけが、未来を繋ぐ存在ではない。
そして、自分の子供は、自分の所有物ではない。
未来からの預かりものだということを、忘れてはいけない。

誰かに誉められよう、認められようとする行為ではない、無償の愛。
何も見返りを求めない、自分以外の誰かのための言葉、行動。

誰かのために、愛する人のために、私たちは生きている。

たったひとつ、生きた証として残せるもの。
目には見えないもの、日本人のDNAにあるもの。
それが、・・・。





てのひらの地球 / 種 ともこ



「日本沈没」から受け取るテーマとぴったり重なり、人生と云う線路の上を進み、物語が進んでいくような錯覚に陥る。

自分の中で起こった小さな奇跡。出会い。



私にとってはとっても大切な曲なのですが、残念ながらYouTube にもニコニコ動画にもUPされていなかったので、初めて自分でアップロードに挑戦してみました!


私と息子たちは、音楽の嗜好が同じらしく、車に乗っていると私が大好きな曲をよくリクエストされます。この曲は、何度もつづけて聴きたくなるそうです。


もしも、何かピピッとくる、なんだか懐かしいような感じがする方がいたら、あなたと私は「魂のお友達」です!




Posted at 2016/09/06 01:40:05 | コメント(4) | トラックバック(0) | 生きること | 日記
2016年09月04日 イイね!

防災 ~明日は我が身~

防災 ~明日は我が身~
9月1日は、防災の日。

1923年9月1日午前11時58分に発生した関東大震災の、死者行方不明者14万人以上とされる惨事を教訓として、防災の意識を高めるために政府が1960年に制定し、毎年全国で防災訓練が行われます。


子どもの頃から、「東海地震が明日にでも来る」と言われていた県に住んでいたため、9月1日は夏休みが終わって二学期が始まる日でもありますが、登校して宿題などを提出した後には防災訓練が行われ、座布団兼用の防災頭巾をかぶって運動場に集合し、必ず来ることが想定される地震についての備えをすることを繰り返し刷り込まれていました。


朝から市の広報無線が防災訓練のサイレンや呼びかけを放送し、各町内では防災施設の点検をしたり、消火訓練や炊き出しの練習をしたり、住民一丸となって、来るべき東海地震の備えをしたものでした。



代わって、現在暮らしている町では、関東大震災の起こったこの日ではなく、1983年(昭和58年)5月26日11時59分に発生した日本海中部地震で、たまたま遠足で海沿いに来ていて亡くなってしまった小学生児童たちを含む犠牲者を追悼し、日本海で発生する大地震に備える日、5月26日が防災を意識する日となっているようです。


先日の台風10号では、太平洋側の東北地方、再び北海道が大きな被害に遭い、現在も被災されています。
犠牲になられた方のご冥福をお祈りし、いまだ不便な生活を送られている方々にお見舞い申し上げます。



夏の終わりに計画していた岩手県宮古の浄土ヶ浜へカモメとウミネコと触れ合う旅は、台風の進路と天気予報とにらめっこしながら日程を決め、楽しんで無事に帰宅することができました。

震災前、まだ長男が小さかった頃に初めて体験した遊覧船でのカモメたちへの餌づけがあまりにも楽しく興奮してしまったため(母がw)、震災後にどうしても子どもたちを連れて再び復興している太平洋沿岸に連れて行きたかった旅の計画。

何処へ行くかは告げず(盛岡で道に迷い、ナビさまに助けてもうことになりましたが・・・)、ワクテカしたままドライブも楽しみました。




日本海側から奥羽山脈へ行くまでと、そこから太平洋側へ向かう道では、ずいぶん印象が違うことに子どもたちも気づいたようです。
秋田県側は、山間でも比較的平地があり、そこでは稲を育てていること。
岩手県側に入ると、川沿いの道にはせまい平地しかなく、そこを並行して走る線路と、長い下り坂が続いて車はスピード出して飛ばしまくること。

ほとんど人が住んでいる気配がない場所に、住宅がみえると、「学校とか近くにあるのかな」「買い物とかどこでするのかな」と心配していたり・・・。

目の前に平地が広がって、海や住宅、よく見る店舗などが現れたときには歓声をあげたほど、沿岸までの長い道のりは緊張していたようです。



今回、岩手県で台風による被害に遭ってしまった土地も、川沿いのわずかな平地に立てられた建物や田畑が多かったようですね。

我が家でも、台風の大風には警戒して、家や畑のまわりに飛ばされるものがないか見回ったり、ハウスを閉めたり、備えをしました。
幸い、短時間で台風は去っていったので、田んぼの稲が倒れるような被害もほとんどありませんでした。


北海道では、度重なる大雨で川が増水して、今でも水が引かない場所も広くありお気の毒です。

被災地では穏やかな好天が続き、一日でも早く復旧、復興できることを祈っています。






子どもの頃からの防災訓練で、いつ地震が来ても備えをしておく心構えだけは身についていたような気がします。

そして、小学4年生のときには、家の隣を流れる清流を真っ直ぐにする区画整理の工事のため、大雨が降って排水が追い付かず、当時住んでいた家が床上浸水してしまう経験もしています。


平成に入ってから続く、雲仙普賢岳火砕流の発生、阪神大震災、北海道南西沖地震の奥尻島大津波、九州や関西地方の台風や大雨による洪水被害、東日本大震災など。
大きな災害が日本中で、いつ、どこで起こるかもしれない教訓となり、物心共に災害への備えが必要であることを教えられています。


「明日は我が身」


自分の身は自分で守る、家族の安全も自分で守る、そして、地域の人、とくに近所の一人暮らしや二人暮らしのお年寄りのことも、地域の仲間みんなで守ることを意識しています。





ところで、9月2日にニューランドで地震がありましたね。

東日本大震災が起きる2週間ちょっと前に、クライストチャーチ地震が起きたことを思い出します。

「ニュージランドで起こると日本でも前後3ヶ月にM6.8以上の地震が起こる」

陰謀論者、いいえ、日本が大好きなだけの同志の皆さんにはおなじみの、ブログ「日本が好きなだけなんだよ」さんで、地震の法則と東日本大震災の預言をされていましたね。

その中に紹介されていた「この者に天のご加護を 21世紀・千一夜物語」2010/8/29(日) 午後 8:13の中で、こんな記述があります。


>9月1日は「防災の日」だが、これは関東大震災が1923年9月1日、正午近くに発生し、東京が火の海となって10万人以上の人が、焼け死んでしまったことを教訓とするものだ。
防災で大切なのは科学的であるか否かではない、すなわち「生き残るためなら科学でも、例え迷信や言い伝えを使ってでも良いから、何としても生き残る」、このことに尽きる。

>最後に、1923年、関東大震災が発生し東京が劫火に焼かれた直後、当時の文壇の著名人、芥川龍之介、田山花袋、生田長江、竹久夢二などは一様に同じ感想を述べているが、それは基本的に「そら見たことか・・・」と言う言葉である。
国家は堕落し、政治も腐敗の極みを向かえ、人々の心は拝金主義によってモラルを失った大正末期の日本、彼らの目には極限を超えた堕落は、もはや人間自らによっての自浄能力ではいかんともし難く、救いは巨大災害しかなかった、そのような壮絶な見識が感じられる。

>2010年、この暑さと、そしてこの日本の在り様である。
何も無いことを祈ろうか・・・。
(以上、引用 了)


科学的な分析や予測は、大切なこと。
起こりうる天災、災害に対して、国や自治体のインフラをはじめとした防災対策、ライフラインの確保、防災用品の備蓄、災害時のマニュアル作りや訓練などが大切であることはもちろんです。

しかし、何より大切なことは、一人ひとりが何としても生き残る、人任せにせず、自分や家族の命は自分で守る覚悟と、知恵です。


実際に災害が起こってしまった時。
自分や家族の身の安全を守り、その後、自分たちだけでなくご近所さん、地域の人のために、黙々と自分にできることをやり、尽力してきた方もいます。

そんな方を尊敬しますし、自分もいざという時、そうでありたい。

今年の暑すぎる夏。南半球での地震。
ただ、政権が反日野党ではないことは幸いなので、いつ大災害が起こっても大丈夫だと思えるように、災害時の物の備えのチェックして、自分にできることをやろうと思います。



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ニュージーランド沖でM7.0の地震
9月2日 2時14分

ハワイにある太平洋津波警報センターから気象庁に入った連絡によりますと、日本時間の2日午前1時38分ごろ発生した、南太平洋のニュージーランド付近を震源とする地震について、地震の規模がマグニチュード7.2から7.0に修正されました。気象庁によりますと、この地震による日本への津波の影響はありませんが、震源に近いニュージーランドでは、21センチの津波を観測しています。

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防災の日、36都道府県99万8千人が訓練参加
YOMIURI ONLINE
2016年09月01日




 「防災の日」の1日、地震や豪雨などを想定した防災訓練が全国各地で行われた。

 内閣府によると、この日は36都道府県で99万8000人が参加予定。東京では南海トラフ巨大地震を想定した政府の総合防災訓練が行われた。一方、台風10号による大雨で甚大な被害を受けた北日本では予定されていた訓練が中止された所もあり、各地で復旧作業が続いた。

 政府の総合防災訓練は、午前7時10分頃、和歌山県南方沖を震源とするマグニチュード(M)9・1の大地震が発生し、静岡、兵庫、高知、宮崎など10県で震度7、9府県で震度6強の揺れがあったとの想定で行われた。安倍首相と全閣僚が徒歩で首相官邸に参集。首相を本部長とする緊急災害対策本部会議を開き、三重、和歌山、高知県と初めてテレビ会議を実施した。

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実は、私たちが住む町に新たに県の防災拠点ができることになり、この夏、地区の町内会長さんたちが集まり、視察バス旅行へ行ってきました。

平日だったため、主人は当日どうしても休むことができず、急遽私が代理で参加しました。

バスに乗って、県南の防災や宿泊施設を巡ったり、県の防災学習館を訪ねました。


はじめに訪れた施設は、なんと、先日、秋篠宮殿下がお立ち寄りになり、お食事と宿泊もされた施設だと知り、説明をしてくださる職員の方にいろいろと尋ねてしまいました。



新しい施設とはいえ、立派なホテルでもなく、お食事も特別に豪華なものでもなかったとのこと。
そのような場所でも、にこやかにご視察され、皆さんに好印象を残す宮様は素敵なお方だと、改めて尊敬申し上げる次第です。


続いて訪れた場所は、写真撮影も厳禁、見聞きしたことも知らせてはいけないという秘密の場所です。
そこでは、ちょっと嬉しいお土産をいただいてきました。
・・・。何かは、秘密ですww


昼食をとる場所は、何度か訪れたことがある「ふるさと村」。
故郷から遊びにくる友達と待ち合わせしたり、子どもたちを遊ばせたりしたこともある場所です。

そこで、地区にお一人だけいらっしゃる女性の町内会長さんと一緒におしゃべりしながら、地ビールを半分ずついただいて、楽しい会話に胸を弾ませました。



その方は、熱烈な「安倍首相」支持者であり、地元の自民党国会議員応援団の美人な自称「中期高齢者」の方です。

大樹が好きなので時々おじゃまする神社の、すぐ向かい、参議院選挙前にたまたま立ち寄った時に、近くのお宅の壁に安倍ちゃんのポスターが二枚貼られていることに子どもたちが気付き、記念写真を撮った旧家のお屋敷に、一人でお住まいの方でした。




こんなところに、こんな立派な日本家屋のお宅があったのかと、断りもなく思わず撮ってしまったスマホの写真をお見せすると、笑っていらっしゃいました。





自分も「安倍ちゃん」のファンであることを告げると、あとは意気投合~+゚(*´Д)人(Д`*)。+゚NE~♪

当地へ嫁いできて、初めてリアルに政治や信条について忌憚なく語ることができる女性と会えて、感激しました。


主人からは、「皇室と政治の話はするな」と普段から釘を刺されていますが、こんなに気が合う方だったら大丈夫、だよね。

その方も、安倍首相が大好きで、国会議員の方たちとも親しくしているそうです。
近所や周囲の人からは変わり者だと思われ、敬遠されている、町内会長だって推薦されて何度も断ったのにやらざるを得なくなり、みんなから嫌われていじめられている、なんて茶目っけたっぷりに話す楽しい方。
実際には、その町内には高齢者の方ばかりで、頼りにされているからお願いされたようです。

大地主の旧家に嫁ぎ、20年ほど前にご主人を失くし、お姑さんは100歳を超えてお元気で施設で暮らしていて(95歳で家の中で転んで骨折してしまい、段差のある古い家では暮らせなくなってしまったそうです)、広いお屋敷に今は一人で住んでいるとのこと。
お嬢さん方が東京で暮らしていて、ときどき東京に遊びに行ったり、お孫さんたちも遊びに来るけど、だんだん面倒になってきたのですと。

民主党、社会党、共産党が大嫌い、田舎の噂話も嫌い。
美味しいモノが大好き。
麺つゆや漬物は自家製、畑で野菜をつくり、草刈機を使って自分で草も刈る。
男性と親しく話していると男好きだと言われ、勝手に噂されるけど、気にしない。
天皇陛下の「お気持ち表明」って、何、アレ?
あそこは、美○子サンが気が強くていばっているから、あんな訳のわからないことを陛下まで言い出す。隠居したいなんて、普通のじいさんじゃないんだからよく考えてモノを言わなきゃならないのに、周りに本気で皇室の心配をする人もいなくて、美○子サンともども嫌われているからあの始末。
二代続けて、日本一の旧家なのに嫁選びに失敗。
雅○なんて、最悪、日本一最低の嫁。皇○子はまったく見る目がないおバ○さん。

(※私が話しているんじゃありません。念のため。 )

・・・・。

視察旅行で、防災関連の施設を見たり防災訓練を体験したことも勉強になりましたが、素敵な先輩に出会って意気統合し、リアルにおしゃべりできたことが何より楽しかったです。


帰りのバスの中では、向かい側に座った農家の大先輩から、現在の農政農業の問題点をいっぱい教わり、楽しく勉強させてもらいました。

オランダやフランスにも視察に行ったことがある筋肉モリモリの元青年農家さんの、大胆な農業政策には、目からウロコ。
普段は話す機会もなく、代理で参加しなければ知り合うこともなかった「町内会長」さんたちの叡智を垣間見て、まだまだ教わりたいことがたくさんあることに気づきました。


幸いなことに、私たちが住んでいる場所は、津波の心配もなく、地盤も固く、がけ崩れや洪水の心配もそんなにないところです。

断水になれば、水が湧いているところもあるし、農家が多いから、お米や野菜は近所の人と分け合えば食料の確保もできる。
お年寄りの一人暮らし、二人暮らし世帯は多いから、近所の人たちで訪問して助け合う。
防災拠点ができれば、地域だけでなく、広域の人たちが防災用品を取りに来たり避難したりすることができる。

町内会長の家の一員として、町内の皆さんのために役に立てるように働こうと決意した夏でした。

(※我が町内は、選挙ではなく輪番制で会長を決めるから、何十年かに一度の順番がたまたま回ってきただけです)


Posted at 2016/09/04 07:37:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 生きること | 日記
2016年09月02日 イイね!

HING KONG。 追記:江口寿史「南城エリカ物語」

HING KONG。 追記:江口寿史「南城エリカ物語」King Kong(1976) は、私がはじめて映画館でみた洋画です。

HING KONG(2016)は、先日8月18日放送の「NHKニュース7」で取り上げられた、子どもの貧困のニュース。

ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。



子どもの貧困 学生たちみずからが現状訴える



ニュースの中に登場した、高校三年生のうららさん。

<プロフィール>

・「アルバイトで家計を支える母親」と二人暮らし。
・家庭の収入がある一定水準に満たない貧困状態。
・自宅のアパートには冷房はない。首の後ろに保冷剤を当てて凌いでいる。
・貧困だと感じたきっかけは、中学生の時のPCの授業についていけなくて、母親に「1000円ちょっとのキーボード」を買ってもらった時。
・絵が大好きで、デザイン系の仕事に就くのが夢だが、経済的な壁があり、進学をあきらめざるを得ない状況。
「やりたいことあって夢を持っているのに、なんで目指せないんだろう」




神奈川県は、「貧困状態にある子どもへの対策を検討する会議」を設置。
その会議の委員として参加し、スピーチするうららさんを取り上げたニュースです。


<うららさんのスピーチ>

「あなたの当たり前は、当たり前じゃない人がいる」

「お金という現実を目の前にしても諦めさせないでほしい」

「その人の努力に見合ったものが与えられて手にできる、そう云う世界であってほしい」






ニュースを見終わったあと。




う~ん・・・・。

番組のテーマ「子どもの貧困」については素直に向き合えず、女子高生、神奈川県の会議、「ニュース7」で取り扱ったNHKにそれぞれに対して、もやもやとした違和感を感じました。




◆視聴後の感想。 よろず、もやもや。


「貧困状態にある子ども」として県主催の会議の委員となり、実名で顔出ししてスピーチする女子高生。
もしも私だったら、「貧困」であることを告白し窮状を訴えることはできるだろうか。
一生懸命働いて自分を育ててくれている母親の名誉、誇りを傷つけることにならないだろうか。
…「貧困」であることは恥ずかしいことではないけれど、人前で堂々と話すことではないと思う。
頑張ってくれているおかーさんを讃え、感謝し、自分にできることを精一杯やるのみ。以上。
スピーチなんて、何のために、誰のために、何を願って、何を訴えるの?


「アルバイト」で家計を支える彼女のお母さんの収入は、決して多くはないだろう。
だから、生活保護をもらって生活しているのではないかな?
それでもまだまだ足りないということを、アピールしているのかな。


彼女の将来の夢は、デザイン系の仕事。
どうしても、高校卒業した後、進学しなくては出来ないものなのかしら。
「やりたいことがあるのになんで目指せないのか」なんて言ってるけど、そんなことは誰にでもありうる壁。経済的なことだけでなく、身体的なこと、親の反対などの事情もある。
経済的な理由なら、はじめから進学することを考えずに、働きながら夢を目指すことも可能なはず。とても大変なことだとは思うけど。強い意志があれば、きっとできる。

デザイン系の仕事…。
職業に貴賤はないけれど、その仕事は自分のやりたいこと、好きなこと、自己実現のための夢。
奨学金をもらいながら専門学校などに通うこともできるが、その後の返済のことを考えると、アニメやデザイン系の仕事では難しいのでは…。
売れっ子の漫画家やイラストレーターになれるくらいの個性や才能に溢れていれば、奨学金をもらってあとで返済することも可能だと思うが。


返済の必要がない「給付金」型の奨学金もある。
高校時代から学業が優秀で、専門的な特殊に職業に付きたいと思っている人などに開かれている。
各紙新聞配達の奨学金なら、給料や賞与がもらえ、無料の個室などの提供もある。


「あなたの当たり前は、当たり前じゃない人がいる」
「お金という現実を目の前にしても諦めさせないでほしい」
「その人の努力に見合ったものが与えられて手にできる、そう云う世界であってほしい」
立派なスピーチだけど、全く私の心にはひびかない。
高校時代にアルバイトをして家計を助けたり、母親に代わって家事をしていたり、苦労をしているようでもないみたいだし。


「貧困」という言葉は、深刻でその日の食べることにも困っているようなイメージを持っているから、彼女の生活状態が「貧困」とは、とても思えない。
「おにぎりが食べたい」と書き置きして、万年床で人知れず亡くなっていた方のような、絶望と悲しみが付きまとうイメージが私の中の「貧困」という言葉。

申し訳ないけど、親の事情、家庭の経済的な理由で、単に自分のなりたい夢が簡単に叶えられそうにないという不満を「なんちゃって貧困会議」でスピーチしていた感じ。共感できない、

そんな子どもは、一昔前、ふた昔前には当たり前のように存在していたし、そのことで社会や自治体、第三者に不満をぶつけたり、えらそうにスピーチしたりする日本人はいなかった。
もっともっと苦しい経済状態で、家計を助けるために勉強したくても出来ずに働いていたり、働かざるを得なかった苦労人は、たくさんいらした。
経済的に豊かになってから、もう一度勉強したいと学校の門をたたく人も多かった。

さらに、外国での「貧困」は、こんなものではない。
衣住食に事欠き、親もおらず、身体も丈夫ではなく、人としての最低限の生活の保障、権利さえない子どももたくさんいる。幼い頃に命を失くしてしまうことも残念ながら少なくない。


「その人の努力に見合ったものが与えられて手にできる・・・」
確かにおっしゃる通りだけど、あなたはその言葉に見合う努力をしているのかしら?
お金の掛らない方法で進学するために、高校で良い成績を修め、奨学金をもらう準備をしているの?
趣味の延長のような職業ではなく、世の中の役に立つ仕事に就こうとすると、奨学金がもらえたり学費が免除される場合もあるのですよ。
どうしても、イラストやデザインの仕事に付きたかったら、コンクールに応募して広く世の中の目に留まる作品を作ったり、進みたい学校の推薦をいただいたり、奨学金をもらえる様々な団体にアピールすることだってできるんです。
そのくらいの努力は、しているのかしら?
「貧困」に苦しむ子どもの代表として堂々とスピーチできるのはどうしてか、私は知りたいです。



こんな時、私の頭に浮かぶのは、「巨人の星」のあのシーン。
再放送やDVDでは修正されている、何故か放送禁止用語になってしまった「日本一の日雇人夫」。第10話の「日本一の日雇人夫」は、DVDでは「日本一の父 一徹」に改題されているそう…orz

子ども(むしろ、父親自身か?w)の夢を叶えるため、進学させるために、額に汗して働く父親の職業を、高校受験の面接で試験官やPTAの会長などにバカにされても、「俺の父ちゃんは、日本一の日雇い人夫だ」と云い放つ星飛雄馬。進学できることへの感謝の思いで結ばれた絆。



巨人の星 第010話 - Video Dailymotion



かつての日本には「ボロを着てても心は錦」「武士は食はねど、高楊枝」という矜持がありました。
着ているものは襤褸(ぼろ)でも、心の中は錦を着ているように気高いこと。見た目はみすぼらしく冴えなくても、心は豊かであるということ。人を外見だけで判断してはいけない、ということにも繋がります。



自分の不幸を声高に訴えれば、誰かが助けてくれる?
言った者勝ち?
泣く子は餅を一つ余計にもらえる?

そんな「自分さえよければいい」「クレイマー気質」が、このニュースの女子高生からビンビンに感じ取れたので、視聴後のイヤな気持ち、違和感を感じたのだと思います。


「足るを知る」。


それだけで、「貧困」まではいかない「貧乏」も、明るく楽しみながら乗り越える。
きっと、笑って生活しているうちに、福の神様がやってきて幸せになれる。

私はそう、信じています。


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後追いの詳しい情報をご紹介していただいて、ニュースを見た後の異和感、モヤモヤした気持ちの正体がさらに分かってきました。



「貧困」その1。経済的な理由で望む道に進学できない


「貧困」その2。クーラーがない。1000円のキーボードでPCの練習


その1 のような子どもは、生まれた時代によっては当たり前のように存在していたし、今だってかなり多くの子どもたちが直面していること。
学費の高騰も、原因の一つですね。

でも、甘えている面も、無きにしも非ずでは。
豚児たちには、なりたい仕事、そのために勉強したいことがはっきりしているなら、進学する道もあることを伝えているけれど、みんなが行くから、なんとなく大学に行きたい、そんな理由では進学させるつもりはないことを両親で相談して決めています。
なりたい仕事があれば弟子入りしたり、職人さんを目指すのもよし。

できるだけ学費のかからない学校に進むためには、今のうちから宿題はしっかりやる習慣をつけないといけないし、学校では先生や友達の話をよく聞いて、授業がわからないということがないようにすることだけは心掛けるよう話しています。

自分がなりたくてなりたくてたまらない職業、ましてそれが世の中のためになる仕事、人の役に立つ仕事であれば、親として、こんなに嬉しいことはありません。

自分だけよければいいなんて思う人にならないように育ってくれることを願いながら、子育てしていきたいと思っています。



その2 の「1000円のキーボード」は、ピアノを買ってもらえない子が紙のピアノで練習しているようなイメージ。慎ましくてひたむきで、素晴らしい。
「トランペットがほしくて楽器屋さんのウィンドーに顔をくっつけているニューヨークの黒人の子供の映像」が頭に浮かんで、ちょっと胸熱。

家庭でPCが必要でないなら(スマホがあるのかな)、それでもいいのでは?
少しも恥ずかしいことではないです。
学校で先生にお願いすれば、放課後とかに練習させてもらえるかもしれないし。

クーラーがないのは、今の時代はちょっと厳しいね。
でも、
>「アルバイトで家計を支える母親」と二人暮らし。
ならば、生活保護をもらっていることでしょう。正社員や派遣社員でもなさそうですから。
クーラーも、ローンで返せば月数千円で買えるから、ちょっと節約すれば付けられるはず。


でも。
テレビの画面に映った彼女の部屋の中には、本やらマンガやらいっぱいあるし、「ホンコマ」「マジコマ」にはとても見えないなあ。

注)私の好きな「既婚女性@2ch掲示板」のスレッド。
カネコマ、ギリコマ、マジコマ、ホンコマ、バカコマと、すみ分けがある。

カネコマ→車家OK・生活費カツカツ~貯金ありまで(自由に使えないお金なら持ってる人)
ギリコマ→家車OK・生活費ギリギリ・貯金あり・税金等の滞納なし・余剰余裕なし
マジコマ→車家OK・生活費ギリギリ・余剰余裕一切なし・貯金ゼロ
ホンコマ→車家NG・生活費ギリギリ・余剰余裕一切なし・貯金ゼロ
バカコマ→年収が低いわけでもないのになんとなくお金に困ってる

【ホンコマ】極貧の奥様67【貯金ゼロ】 [無断転載禁止]©2ch.net
【ホンコマ】極貧の奥様68【貯金ゼロ】 [無断転載禁止]©2ch.net


うららさん、この程度、このくらいの生活で「貧困」などと語ろうものなら、鬼女の皆さんにバッサリと切り捨てられちゃうわよ。


………………………・・



その後、ネットユーザーによるツイッターのアカウント発掘などから、クーラーもあるし、趣味にかなりのお金を使っていることも調べられて、「貧困」女子高生は捏造ではないか、ニュース7で取り上げるべきニュースだったのか、NHKの報道姿勢が問われているのですよね。



  ホワイトコウキさんブログ  俺たちも貧困ww  ご参照


個人情報が晒されてしまったことで、「なんちゃって貧困」だったかもしれないことが分かったのは、残念なことです。
「ニュース7」のようなメジャーなニュースで個人情報を扱う場合の留意点も、NHKは配慮すべきですし、ネットユーザーも自制心を持たなくてはいけません。





「子どもの貧困」が、深刻な経済的な貧しさである場合もあるでしょう。
その時には、衣食住に困ることがない、最低限の支援は必要だと思います。
子どもに対して直接働きかける前に、その親に対する教育や支援の方がより大切なのかもしれません。


人によって感じ方が違うことによる「相対的な貧困」である場合は、ないものねだりだったり、となりの芝生が青く感じる心理から来ているものなら、時代的な風潮である場合もあります。深刻な貧困とは違い、気の持ちよう、考え方で自らを貧困ととらえている人も、多いのではないでしょうか。



戦後70年の間に、GHQの「3S政策」などにより愚民化してしまい、克己心をなくし、恥の概念もおかしくなってしまった私たち日本人。
尊敬すべき皇室の中でさえも、自らを「かわいそうな私たち」「不自由なぼくたち」と認識し、不満ばかり発しているご家族もいらっしゃるのは残念なことです。


今あるものを有難く感じ、感謝の気持ちをもって生活することで、心の中の「貧困」はずいぶん減るのではないでしょうか。


「子どもの貧困」について取り組んでいる国や地方自治体、NPOなど、政治家、公務員や職員の皆さんも、この問題をきっかけに、本当にお金をかけてやるべきことは何か、
何ちゃって貧困で義務を果たさず権利だけを声高に主張している個人や団体はいないのか、
検証しながら、本当に困っている人を支援していただきたいと思います。


NHKの番組作りの姿勢にも、問題点はなかったのか、真摯に向き合って反省し、視聴者に本当に伝えるべき番組とはなにか、よく考えて制作してほしいです。
NHKの職員の給与は、ずいぶん手厚いと云われています。
新庁舎の建設も、とてつもないお金をかけて計画されています。

テレビと言うメディアの持つ影響力の大きさを自覚して、番組を視聴した人が、誇りある日本人、節度ある日本人となりうる番組作りをすることを切望します。







★追記★

もやもや、違和感のもう一つの「元」が思い当たりました。

そうか~、そうだった。
超弩級「貧乏」の女子高生のといえば・・・、あのコ♪

南城エリカちゃん!


うららちゃんと、エリカちゃん。

どっちもマンガの登場人物みたいな名前ですが、大きく違っていたんです!
(顔も、スタイルも、性格も!)

「貧乏女子高生」といえば、エリカちゃん。 エリカちゃんなのよ♪




江口寿史「爆笑ディナーショー」

私の大大大好きなお宝マンガ本(A4サイズ大判ハードカバー  カラーページ多数! )


アマゾン カスタマーレビュー




すべて4ページで終わる超短編を集めたギャグマンガ本。何度も何度も手を入れて描き直したらしく、完成度は異常に高い。そしてとにかく笑える、笑える、笑える。
こういうギャグマンガのおもしろさを文章で表現するのはとてもとても難しい作業なのである。理屈だてて説明するのは、ちょっとぼくの力量では無理な感じだし、そもそもギャグマンガのおもしろさをそうやって伝えるのは、なんかピント外れで邪道のような気もするのである。だからこーやって伝えることにする:
ぎゃはははははは!!! とにかく笑えるんだ! おかしいんだ! 下品で下劣で最低なんだけどサイコーなんだ!!
それにしても、いまはハードカバーのやつは取り扱いがなくて、この文庫版しか売ってないようだけれど、これはすごく残念。江口寿史のマンガの価値には、絵のうまさの占める割合がけっこうでかい。絵のうまさがギャグのパワーを増幅してる、というか、絵のうまさそれ自体がギャグになっているのだ。だから、こういう文庫版にして縮小サイズになってしまうと、その価値がだいぶ目減りしてしまう。できればハードカバーのでかいやつで読んでもらいたいなと思うし、それが手にはいるように、出版社や本屋さんが努力してくれたらうれしいなと思う。
そういえば、ある雑誌編集者の女性がこんなことを言っていました:「江口寿史とリリー・フランキー(この人もすごいのだ)はとにかく遅筆で原稿を落としてばかりいて、それでも許してもらえるのは天才だからなのよ。ふつうだったらあれはホサレてる」これで少しはおもしろさが伝わるでしょうか。

・・・・・・・・・・・・以上、アマゾンより 一部引用しました。




それでは、ご紹介します。読みにくくて、ごめんなさいね。


「南城エリカ物語」



南城エリカは 世界で一番不幸な娘だ!



母親は植物人間 父親は宇宙人(しかも寝たきり) 家は 超弩級の 貧乏!

二人の幼い弟妹をかかえて エリカは今日も働く働く!


新聞配達!
牛乳配達!
「アンナミラーズ」でのバイト!
「パブ・プレイボーイ」でのバイト!



毎日必死に生きている!
授業なんて聞いてらんなくて当然だ!


それでも年頃の女のコだから身だしなみはいつもキチンとしていたいから

お風呂にはちゃんと毎日入るんだ

髪の毛だって 毎日洗ってる

洗濯だって当然だ
一枚しかない下着は特に清潔にしておきたい (みんな同じセッケン)



南城えりか16歳
不幸の星を背負った女!



んでも
かわいい娘の渡る世間に 鬼はいない!





Posted at 2016/09/02 23:58:59 | コメント(3) | トラックバック(0) | 所感・雑感 | 日記

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