シンクロニシティって、あるんだな~。
次男がお友達の家に遊びに行くために、車で送って行った時。
一緒についてきた長男が、肘掛のボックスの中に入れっぱなしだったМDを何気なく取り出し、「コレ、聴いてみたいな~」と。
「МD」なんて、ご存知ない世代の方もいらっしゃるのでしょうね。
カーステレオにМDが装備されているのも、10年選手になった我が愛車ならでは、です。
息子がたまたま手にした、何枚かあったうちの一枚。
それは、
Mr.Children 『シフクノオト』。
ああ…。 懐かしい・・・。
退職する年に、職場の先輩に連れていってもらった横浜国際競技場ライブの感動が蘇ってくる。
シフクノオト
1. 言わせてみてぇもんだ
2. PADDLE
3. 掌
4. くるみ
5. 花言葉
6. Pink~奇妙な夢
7. 血の管
8. 空風の帰り道
9. Any
10. 天頂バス
11. タガタメ
12. HERO
◇Amazonレビューより
「私服の音」と「至福の音」という2つの意味が込められたタイトルが、すべてを言い表している。シングル「Any」から、「Hero」、カップリングの「空風の帰り道」、ダブルA面シングル「掌 / くるみ」をはじめ、ラジオ・オンエアのみで反響があった「タガタメ」を収録した本作は、約2年ぶり、11枚目のアルバムとなる。
ビートルズをはじめとするイギリスのロックからの影響を、何の言い訳もなく表現した「言わせてみてぇもんだ」からスタート。なんといっても、“普段の自分”をそのまま楽曲のモチーフにしているのが特徴だ。これを聴く限り、いつもの生活のなかで感じるちょっとした気分を、おそろしく優れたポップ・ミュージックとして表現できる才能を保持しているバンドは、ミスチル以外には思いつかない。ミスチルの最高傑作と言える1枚。(森 朋之)
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終わりの二曲。
車の中で聴いていて、途中で家に着いたけど、車から降りられなかった。
「タガタメ」 と 「HERO」。
何気ない日常の中で思う、「身近な人を守るために、自分は何をすべきだろう」。
その答えは、「ただ、愛すること」。
至福の時、幸せとは、
「愛する人がいて、ただひたすらに愛することができること」。
Mr.Children「HERO」Music Video
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我が子を愛おしく、大切に思うことは、本能的に種の保存をする生物の一種である人間にとっても、自然な営みです。
そして、我が子だけではなく、よその子供、他の動物、小さな命を慈しみ、護りたいと思う本能は、誰にでも備わっているもの。
次の世代へ命をつなぎ、未来を託すことは、私たちのDNAにしっかりと刻まれていて、子供たちや動物、植物を大切に育てている、同じ時代を生きている仲間同士、共感し、協力し合いたいと自然に思う。
だから、自分のお子さんやペットのことを愛情たっぷりに書いた『親バカブログ』を、微笑ましいと思って楽しく読むし、お子さんがいらっしゃらなくともご夫婦で仲の良い方たちを素敵だなと思う。
愛情のない夫婦は、無理に結婚生活を続けなくてもそれぞれが自由になって幸せになればいいのに…、なんて勝手に思っちゃうし、
他に大切な人がいるなら、再婚して幸せになるのもいいんじゃないの、って…。
でも、子供は、親から愛されなくてはいけない。絶対に。
親バカだっていいの、「バカ親」になり過ぎなければ。
甘やかしすぎることには気をつけた方がいいけど、愛されないよりよっぽどいい。
昔は子育ての先輩が家庭の中やご近所にいたから、子供が産まれて親になっても、見様見真似、わからないことは教わりながら子育てができた。
今は、コミュニティが閉ざされていて、核家族の小さな家庭の中でだけで子育てするから、困った時にどうすればいいのかわからなくて、親も子供も苦しんでいることもある。
だから、自分だけで、自分たちだけでできるなんて思わないで、他人とどんどん関わって、助けてもらえばいい。
「教えてください」というと、たいていの人は喜んで教えてくれる。
お節介な人も、世話好きな人も、近所にもどこにも、たくさんいる。
自分から心を開いて、素直に話し、謙虚に耳を傾ければ、誰かが助けてくれる。
自分も、誰かを助けることがきっとできる。
大切にしたい人がいること、護りたい存在があること。
それは、なんて幸せなことなのかしら。
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日本でいちばん有名で古い歴史をほこるある家庭で起こっている悲劇。
親から愛され、家族から愛され、日本中の人から愛されるべき子供が、親の見栄や偏見のために、ありのままでいい、存在するだけで愛される幸せを知らず、幽閉されている、…かもしれない。
古い古い大切な祀りごと、国の安寧を祈る「宮中祭祀」を司る大切なご一家の、次代を担うはずの家庭で起こり、進行中の許されざる出来事。
自分たちの娘だけでなく、身代わりのお子さんまで犠牲にして、平然としている人たちに、この国の未来を託すことなんて、できるはずがありません。
どうか、ありのままのお子さんを愛し、受け入れ、自分たちの器にあった役割だけ果たしてください。
あなた方は、宮中祭祀の後継者には、相応しくないのです。
国民を愛し、慈しみ、ただひたすらに国の安寧を祈るお役目は、あなた方にはつとまりません。
どうか、重い荷物をおろして、一宮家として静かにお暮らしください。
誰からも傅かれる高い地位や身分、金銭、広い屋敷、召使い、美味しい食事。
それよりも、もっと幸せを感じることができるものが、あるのですよ。
愛する人がいて、思いきり愛することができ、そして、愛される。
ただそれだけで、生まれてきてよかったと思えるほどに。
子供らを被害者に 加害者にもせずに
この街で暮らすため まず何をすべきだろう?
でももしも 被害者に 加害者になったとき
出来ることと言えば
涙を流し 瞼を腫らし 祈るほかにないのか?
でももしも 被害者に 加害者になったとき
かろうじて出来ることは
相変わらず 性懲りもなく
愛すること以外にない
Mr.Children「タガタメ」from Stadium Tour 2015 未完
