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青と緑の稜線のブログ一覧

2018年08月30日 イイね!

ふるさとは遠きにありて想うもの。

ふるさとは遠きにありて想うもの。


室生 犀星 


 ふるさとは遠きにありて思ふもの

 そして悲しくうたふもの



 よしや

 うらぶれて異土の乞食かたゐとなるとても

 帰るところにあるまじや

 ひとり都のゆふぐれに

 ふるさとおもひ涙ぐむ

 そのこころもて

 遠きみやこにかへらばや

 遠きみやこにかへらばや



『抒情小曲集』(大七)巻頭の詩「小景異情」その二(全部で十行)の冒頭。

有名な詩句だが、これは遠方にあって故郷を思う詩ではない
上京した犀星が、志を得ず、郷里金沢との間を往復していた苦闘時代、帰郷した折に作った詩である。
故郷は孤立無援の青年には懐かしく忘れがたい。それだけに、そこが冷ややかである時は胸にこたえて悲しい。
その愛憎の複雑な思いを、感傷と反抗心をこめて歌っているのである。

大岡信ことば館



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『ふるさとは遠きにありて思ふもの』



美しい詩です。美しい日本語です。

しみじみと故郷の良さや記憶を想起し、ああ帰りたい、でも帰れないという郷愁を漂わせている

・・・かと思わせて。


実は、

「室生犀星は郷里の金沢にいて、東京に帰ろうとする時に詠んだ詩である」


だなんて、冒頭の一句だけでは読み取れないですよね~。





故郷を懐かしく、愛おしく思う時にふっと浮かぶこの詩の一節。

第二の故郷の若者たちの奮闘、それを見守る人々の温かい思いを感じ、嬉しく思っている自分は
やはり、長い間育ってきた故郷のことも、ふとした瞬間に思い出したり気にしたりしています。

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西城秀樹さんが亡くなった時には、

 ( ああ、今は取り壊されてしまった古い市立体育館のコンサートに来てくれたなあ~ )
 ( ちびまる子ちゃんのお姉さんが大ファンだったなあ )


山本リンダさんの「狙い撃ち」が甲子園の応援曲だったり、
今年の夏祭りのゲストとして来た時には

 ( ああ、子供の頃、ドキドキしながらテレビで見てたなあ )
 ( ちびまる子ちゃんで、本人がゲスト出演してたなあ )
 ( 熟年結婚されたご主人は、たしか静岡の私立大学の教授の方だった。本人は創○学会ね )
 ( 保育園からの同級生が、そこの大学の先生になったと聞いたわ。 立派! )


『鶴瓶の家族に乾杯』で秋田県の羽後町に三浦大知(みうら だいち)さんが来た時には、

 ( 羽後町と言えば「西馬音内の盆踊」。三浦さんも、きっと感激するでしょう )
 ( 「三浦大知」って名前から、はじめは百恵ちゃんと三浦友和さんの子供だと思ってた )
 ( 百恵ちゃんと言えば、ちびまる子ちゃんが大ファンだったなあ )


ちなみに。
三浦大知(みうら だいち)さんとは、ダンサーで歌手の沖縄県出身の30歳。
6歳の頃から、安室奈美恵さんを輩出した沖縄アクターズスクールに通い、ダンスと歌を学び、9歳にして歌手デビューし、『ポンキッキーズ』にレギュラー出演。
変声期にはダンスレッスンに集中し、2005年にソロデビュー。昨年暮れには、NHK紅白歌合戦に初出場。今年、NHKワールドから新生「NHKワールドJAPAN」に名称を改めたNHK国際放送のキャンペーン・キャラクターに起用され、プロモーションビデオなどにも出演。

 百恵ちゃんちの息子さんとは別人。日本の「ジャクソン5のマイケル」みたいな人。
 椎名林檎ちゃんのトリビュートアルバムでも歌っている、ダンスも歌も巧い唯一無二の存在。



子供時代のテレビでよく見た芸能人、スターは、たいてい「ちびまる子ちゃん」で取り上げられてる。
サザエさんとは違って、あの昭和の時代のリアルな出来事や人物が登場するのが懐かしい。
しかも、同じ故郷・静岡県が舞台。
「狐ヶ崎(きつねがさき)ヤングランド」「フェスタしずおか」とか聞くと、ちびってしまうほど懐かしい・・・。


そんなとき。
秋田県羽後町がロケ地の『鶴瓶の家族に乾杯』の画面に、ニュース速報が流れます。



訃報? 

えっ、さくらももこさん??  53歳!?


ええっ! まるちゃん、亡くなったの?




夏休みも終わりに近づいた8月末の「ちびまる子ちゃん」と「サザエさん」は、
カツオくんとまる子の『宿題が終わっていない騒動』が風物詩。

よくぞ毎年ネタがあるなあ~と感心しつつ、安定のネタで過ぎゆく夏を偲んでいます。
今年は出かけていたのでどちらの番組も見ていませんでしたが。

ある意味天才的な機転のよさ、図太さ、抜け目のなさを発揮するカツオくんに対し、
まる子は、愛すべき小心者の怠け者、大人のような穿った視点を持つ小粒感と親近感がわく小学生。

おじいちゃんに宿題の絵日記を任せたら、旧かなづかいの草書で書かれてしまったエピソードが
私の中の「ベストメモリー オブ ちびまる子」。 忘れられません。
実在のおじいさんは、実際はともぞうさんとは正反対の意地悪じいさんだったらしく、
また、まる子と違ってさくらももこさん自身も、実際は目立たなくて地味な大人しい女の子だったらしく。
ご実家は、八百屋さんをやっていたと清水の友人から聞きました。

わたしは「りぼん」「別冊マーガレット」をずっと愛読していたので、さくらももこさんが投稿した作品が新人賞を受賞したときのコメントや、ちびまる子ちゃんの連載が始まった頃の作品も、リアルタイムで読んでいました。

さくらさんと同時期に活躍していた美人ギャグ漫画家、「お父さんは心配症」岡田あーみんさん

「有閑倶楽部」一条ゆかり先生

「ときめきトゥナイト」池野 恋さん

「花ぶらんこゆれて…」太刀掛秀子さん

「空くんの手紙」小田空さん

佐藤 真樹さん、高橋 由佳利さん、萩岩 睦美さん、金子 節子さん、柊 あおいさん・・・。

そして、小学生時代から今に至るまで私の人生に影響を与えている、陸奥 A子先生。

 ( 「別マ」では、くらもちふさこ先生の大ファンでした☆ 秋風 羽織先生作画♡ )

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さくらももこさんは、ベテランの先生方とは一味ちがう、年上の親しみやすいお姉さん。
地元ネタ、ちょっと上の世代のテレビネタが、全国で放送されて人気があることが嬉しかった。
「清水東の三羽ガラス」と呼ばれた、長谷川健太さんが登場するのもワクワク。

りぼん編集者、担当と結婚したけど、さくらさんが売れっ子で大金持ちになったら、
銀座で豪遊して、金遣いが荒くDVもどきのことをされて離婚したのは、お気の毒だった。

でも、さくらさんは漫画家としてだけでなく、エッセイストとしても大成功して、
紀行エッセイや息子さんと一緒に絵本を出したりして大成功してよかったね~、と思ってた。

西城秀樹さん、山本リンダさん、山口百恵ちゃん。

私たちの世代よりちょっと年上の人気者を思い出す時は、いつも「ちびまる子ちゃん」とセット。
そのくらい、まる子の世界は、自分の中にいつもあった。

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53歳か ・・・。

静岡県出身者のわたしにとって、誉れであり誇りであったさくらももこさん。
いつもそばにいた、ちびまる子ちゃん。


謹んでご冥福をお祈りいたします。


・・………………………………………………………………………・・


もうひとつの哀しい残念なニュース。



学生時代、宵っ張りで早起きな私は、毎朝のように朝日と海を見に、この海岸に通っていました。
夏の夜には友人たちと花火をやったり
夜中に服を着たまま泳いで、帰りは友達の「テントウムシ」で寝てしまって、気づいたらお風呂に入ってたことも。

普段は、穏やかな海でした。

静岡の外海は、急深で波の荒い海岸が多く、静岡市周辺では用宗や三保くらいしか海水浴ができる海岸がありません。
沼津の大瀬崎から先の伊豆半島には、穏やかな海水浴場も多いです。

昔から、駿河湾では急に高浪が襲ってきて、海の中に引きずりこまれてしまう恐怖を知っています。
小学生が学年の校外学習で波打ち際で遊んでいたら突然の高波にのまれてしまい、
覚悟して追いかけたベテラン先生と共に命をおとしてしまった哀しい事故もありました。


なんと。
台風が来ているのに…。
海の恐ろしさをもっと知っていれば・・・。

大学生になるまで育ててくれたご両親や本人たちの無念を思うと、胸がいたくなります。


静岡・由比の男性遺体、3人目の静大生と特定
静岡新聞社・静岡放送 @S[アットエス]
2018/8/30 12:25

 静岡市清水区の由比漁港で28日に見つかった男性遺体について清水署は30日、同市駿河区高松の海岸で行方不明になった静岡大の男子学生(19)=同区=と特定したと発表した。
 これまでに同海岸で行方不明になった共に静岡大の女子学生(19)=同区=、男子学生(20)=同区=も遺体で発見された。磐田市の天竜川河口で流された常葉大の男子学生(21)=浜松市南区=も遺体で見つかっている。台風20号の接近で県内の大学生計4人が命を落とす痛ましい結末になった。
 常葉大の男子学生は22日午後、友人男性と2人で遊泳目的で河口に入った。静岡大の3人は花火などを楽しむため22日深夜に海岸を訪れたとみられる。
 静岡大生の3人はそれぞれ別の場所で見つかり、常葉大の男子学生は天竜川河口から25キロ離れた湖西市の砂浜に打ち上げられた。清水海上保安部の担当者は「強風時は波の動きも変化しやすい。高波が発生する頻度も上がるので注意が必要になる」と話した。

 ■教訓生きず 夏休み暗転
 静岡市駿河区高松の海岸で行方不明になった静岡大生3人は30日までに全員が遺体で見つかった。夏休み中に発生した水難事故は最悪の結末になった。現場近くでは14年前にも静岡大生2人が高波にさらわれて死亡する事故があったが、教訓は生かされなかった。磐田市の天竜川河口で流された常葉大生も遺体で見つかっていて、県内の大学は事故防止へ対応に追われている。
 事故に遭った静岡大の学生はいずれも県外出身者。男子学生(21)は「多くの学生が気を付けなければならないと認識している場所。なぜ台風が来ている時に行ってしまったのか」と悔やんだ。
 駿河区高松の海岸では2004年にも、部活のバーベキュー中に静岡大生2人が高波にさらわれて亡くなった。大学は毎年、夏休み前に海と山の事故に注意を呼び掛けるメールを全ての学生に送っているが、14年前の事故の情報は具体的に伝えていない。担当者は「全学生に細かく注意喚起するのは難しい」と語る。
 卒業生の30代女性は「現場は学校からも近く、夏場に花火をしたりお酒を飲んだりして楽しむ学生は多い。現場で亡くなった人がいることは当時から学生の間でも話題になっていた」と話す。
 一方、磐田市の天竜川河口で流された常葉大生は浜松市南区の住民で、帰省中の友人と遊びに来ていた。現場を良く知る地元の男性は「河口部も波で荒れていた」と当時の状況を振り返った。
 事故を受け、周囲の大学は水難事故への注意を呼び掛けている。県立大は全学生に対し「危険な場所に近づかない」「飲酒後や体調不良時には水に入らない」と明記したメールを送った。天竜川河口で流されて死亡した男子学生が通っていた常葉大もメールや学内掲示で注意喚起したという。

……………………………………………………………

ご冥福をお祈りします。




Posted at 2018/09/01 07:21:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 所感・雑感 | 日記
2018年08月20日 イイね!

しったげうれしー‼ 金農、決勝進出! いがっだ!

しったげうれしー‼ 金農、決勝進出! いがっだ!
こんな夢見心地な毎日を過ごさせてくれて、ありがとう。

ありがとう、ここまでワクワクさせてくれる「全力」プレーを見せてくれて。

ありがとう、秋田に明るさと希望と夢を与えてくれて。




今日の準決勝は、自宅で家族みんなで応援しました。

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始球式は、あの33年前、初出場でベスト4まで進みながら敗れた相手、元PL学園の桑田投手。

さすがに、いい球を投げてましたね。

思わず、(打っちゃえ!)って思っちゃったよw




今日も、金農らしい、相変わらずの「全力」プレーに、しびれました。

日大三校も、いいチームでした。
主審に「デッドボールが当たってる」アピールした時、神様が微笑むチームを決めたような気がしました。

試合終了の整列、あいさつの後、「がんばれよ」と声をかけてくれた笑顔が、
ベンチの前に帰るとこらえきれない涙に変わった日大三校の選手たち。
いい子たちだ。ナイスプレーだったよ。
きっと、君たちのがんばった分も、明日、金農ナインが強敵にぶつけてくれるよ。



午後から、仕事の打ち合わせで出かけたけれど、どこに行っても話題は金農の快進撃!
仕事をしないで、みんなで応援している会社や部署もあるみたいで、ほほえましい。


子供たちも、若い人たちも、お年寄りも、みんなが笑顔になって、心の底から応援してる。
心地よい、この一体感。 うん、嬉しくてほっとする。


思いがけず(?)長逗留となった、控え選手とブラスバンド応援部員の宿泊費が足りないと、
ニュースで知りました。

『 金 足りない 農業高校 』 なんて言われてる!

これは大変だ!

甲子園から遠いから旅費はかかるし、すぐに帰れないし、仕方ないこと。
公立の農業高校だから、卒業生に大会社の社長さん・大富豪は少ないかもしれない。
お相撲さんの豪風は金農出身だから、きっと、たくさん寄付してくれているはず。
金農出身のプロ野球選手も、ボールなどの道具の寄付もしてくれてるみたい。


すわっ! こんなに頑張っている金農の、一大事!

大活躍を続けてる地元の公立高校の応援を、今しなくて、いつできる?!



・・・というわけで、寄付をしに金足農業を訪ねました。

正門前には、車がたくさん停車していて、記念写真を撮っている人がたくさん!

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「ちょうど出張で秋田に来てる北海道民だけど、記念に見にきたよ。」
「ぼくは東京の人間だけど、日大より金農を応援してたよ。明日も応援するから(笑)」
そう話してくれたビジネスマンさんたちと出会いました。

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グラウンドは、特別広いわけでも、近代的な設備が整っているわけでもないみたい。

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校舎に近づくと、入口が開いている。

ここが、寄付を募っている場所ね。
ささやかな寄付を託し、住所と氏名を書いて、領収書もいただきました。

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決勝は、パブリックビューイングが体育館であるようです。

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優勝旗をもらって秋田に帰ってきたら、きっと、凱旋パレードがあるでしょう。
その時は、どこのコースになるのか想像しながら、ワクワクしています。



さて。ここはどこでしょう?

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ここは、 「金農水田」。

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去年までは、けっこう雑草がボーボーに生えてましたが、今年は端正に稲穂が実っています。



準々決勝で劇的勝利を手にした日に、豚舎では9匹の子豚が産まれたそうです。

奇跡の「金農ナイン」勝利の日に校内の豚舎で、子豚9匹が産声
スポーツニッポン
2018年8月20日

【金足農アラカルト】

 ◇ユニーク規則(1) 「リンゴを盗むと停学、梨を盗むと退学」と生徒手帳に記載され、校長も事あるごとに強調。梨の方が採れにくく、希少価値があるからとみられる。

 ◇ユニーク規則(2) 「豚をいじめてはいけない」。飼育している動物は大事にかわいがる。これも先生が口酸っぱく指導する。

 ◇全校で田植え 毎春の恒例行事。生徒が泥にまみれて「あきたこまち」の稲を植える。収穫後はだんご状のご飯を入れた郷土料理「だまこ鍋」にして食べたり、学校売店で「金農米」として販売。

 ◇文化祭が市場に 秋の「金農祭」では学校で栽培した米や野菜、果物を販売する。

< 以上、一部引用 >
・・…………………………………………………………・・

牧歌的な、農業高校です。

創立90年。 愛すべき、「金足農業」。


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いま、秋田は、幸せに包まれています。

まるで夢の中のような、嬉しくて誇らしい気持ちでいっぱいです。




高齢化社会のモデルとも言われている秋田。
これまでクローズアップされてきたのは、暗い話題ばかり。

少子化、高齢化、人口減少、自殺率の高さ、中高年のひきこもり。
若者の県外への流出、故郷で就職したくても仕事がない。


でも、いいとこもいっぱいあるんだよ、秋田。


小中学校の学力テストは、常にトップクラス。
背も高く、体格も良く、運動能力も優れている。
色白の秋田美人もたくさんいて、真面目な働き者が多くて、人々は親切。

忠犬ハチ公で知られる、賢くて可愛い秋田犬もいる。
平昌五輪金メダリスト・ザギトワ選手が所望して献上されたマサルも、
プーチン大統領に飼われているユメも、とっても可愛い。

北都銀行所属のバドミントンの世界選手権女子ダブルスで金メダルに輝いた永原和可那、松本麻佑ペア。銅メダルの田中志穂選手。


景気も回復傾向にあって、失業率も減少し、地元の若者を雇用しようとする企業や、
誘致されて進出する企業も増加している。

肥沃な土地にミネラルが多く含まれる雪解け水、きれいで美味しい水。
風光明媚な海岸線に森林、湖、魅惑の温泉に武家屋敷、たくさんのお祭り。
あきたこまちは美味しくて、旨い日本酒もたくさんあるのですって。
きりたんぽやだまこ鍋、しょっつる、ジュンサイ、稲庭うどん、岩ガキ、ハタハタ、枝豆・・・。
美味しいモノも、たくさんある。



そんな秋田がいま、燃えています。
照れ屋で謙虚な人も多い秋田人が、嬉しい気持ちを隠さず、喜びを爆発させています。

全員が地元の中学校出身。
全国でも少ない、公立の農業高校。
自称「雑草軍団」の金足農業高校。
雪が降る厳しい冬の練習環境の中でも、どこにも負けない厳しい練習を重ねてきた球児たち。
県内一、日本一苦しい練習に耐え抜いてきたという自負と自信を持って、日本一を目指しています。


ここ何年も、何十年も、一回戦敗退、二回戦敗退ばかり。
ベスト4に進出したのは33年前に一度だけ。
103年前の第一回大会で、秋田中学(秋田高校)が、少ない代表校での戦いでエラーで敗れ準優勝になったのが、語り継がれる最高位。


自信を持って堂々と戦いぬいて、ついに、決勝まで勝ち進んできました。


いつも全力。

フルスイング。
全力疾走。
全力投球。

全力で大声を出して気合いを入れて、
全力で仲間を応援し、
全力でベンチを出て、ベンチへ帰ってきます。

勝利の後の校歌斉唱も、お腹の底から全力で歌います。




「全力」で取り組む姿は、なんと清々しく爽やかで美しいものか、わたしたちに教えてくれました。

「全力」で悔いなく練習を重ねてきているから、「全力」で闘い続けることができる。

「全力」でやり抜くからからこそ、仲間を信頼し合い、「笑顔」で闘いつづけられるのでしょう。



どうか、明日の最高の舞台も、「全力」で、悔いのない闘いをしてください。

どちらのチームも、自分の、自分たちの持っている精一杯の力を発揮してください。


この夢の世界へわたしたちを連れてきてくれて、連日興奮させて喜ばせてくれて、
本当にありがとう‼


明日も、どうか・・・・・。

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Posted at 2018/08/21 01:18:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | スポーツ | 日記
2018年08月18日 イイね!

応援してます☆全力球児・金足農業!日本農業新聞も、全力報道!

応援してます☆全力球児・金足農業!日本農業新聞も、全力報道!
幸せな日々を過ごしています。
楽しい夏の思い出が、たくさんできています。

その中でも、2018年夏の忘れられない記憶のひとつは、

金足農業・全力球児たちの活躍☆


小説家だって書かない。
漫画家だって描けない。
水島新司先生だって、・・・水島先生なら描くかも(笑)

ベタすぎる、つごうのよすぎるこんな展開は、まるで夢を見ているよう ♪゛゛


今日はいよいよ、準々決勝。

たった一人の大エース、ここまで連投つづきの吉田君。
少しでも、休めたかな。

大きな声で気合いを入れてからバッターボックスへ立つ選手は、打てるみたい。

監督さん。金足伝統、ランナーがでたらバンドするセオリーから、そろそろ解放されましょう。


どうか今日も、悔いの残らない全力プレーができますように。

そして、笑顔全開、全力でのけ反って歌う校歌が、今日も聞けますように。


全国の「地元の球児が活躍するのを応援したい」公立高校野球ファン、農業関係者、そして秋田県民が見守っていますよ~!


そして、農業の神様・郷土の偉人「石川理紀之助翁」も、きっと!

(ピンチやチャンスの時、わたしは正座しながら、理紀之助翁に手を合わせて祈ってます☆)


笑って狙って三者三振、9回に150キロ 金足農・吉田
スポーツブル
2018年8月17日15時50分

 九回のマウンドも、3試合目。疲れはあるはずだ。リードは1点。重圧もあるはず。なのに、金足農の吉田輝星は笑っていた。
 相手は優勝候補の横浜。立ち上がりから、その重圧に押された。「いい打者ばかりで、変化球なら変化球、直球なら直球で、徹底して狙ってくる」と吉田。一回、先頭に長打を許したところから、2失点。三回に自身の2ランで同点に追いついたが、六、七回のピンチでは、ギアをあげて投じたはずの直球が打たれ、再びリードを許した。
 2点を追う八回の攻撃。「終盤は苦しかった」と感じていた吉田を、味方が救う。6番高橋佑輔の中越え3ランで逆転に成功した。
 「仲間が一発で決めてくれたので、僕も三者三振を狙った」と吉田。先頭から2者連続で三振を奪う。そして、最後の打者の4球目、この日で数えれば161球目の直球が、150キロをマーク。「自分の力以上のものを出せた。仲間が引き出してくれた」。164球目の直球で、この日14個目の三振を奪い、また笑った。

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「吉田のために」一丸の金足農 逆転弾にエースも応えた
スポーツブル
2018年8月17日15時25分


 その力は、どこからあふれてくるのだろうか。
 「絶対に抑える。三振を狙っていた」と金足農の吉田。九回2死。161球目に最速の150キロが出た。
 吉田にも分からない。「力以上のものが出てきた」。最後の決め球も146キロ。みなぎるパワーを白球に込め、狙い通りの三者連続空振り三振で「打倒・横浜」を完成させた。
 直前の攻撃がすべてだった。無死から安打で出たエースに仲間が続く。4番打川は「絶対つなぐ。吉田のために」と中前へ打ち返した。一、二塁。だが、送りバント失敗で1死となり、反撃ムードがしぼみかけた、その時だ。
 1番を打つ菅原天がタイムを取り、打席へ向かう高橋を呼び止めた。「お前は勝負強い。初球、いけ」。バンッと背中をたたいた。
 「あれで気合が入った」と高橋。二塁上の吉田と目が合い、「絶対に返す」と心に誓った。そして菅原天の言葉通り、初球の122キロを振り抜いた。
 中堅へ高々と上がった打球は風に乗った。「練習試合でも打ったことがない。それが甲子園のバックスクリーンですよ」。興奮してベースを回ってかえってきた高橋に、真っ先に抱きついたのが吉田だった。
 高橋は春以降、練習から帰ると、家に入る前に必ずバットを103回振った。背番号3にちなんだ最後の3回は「1点負けている九回2死満塁」など、土壇場の場面を想定して。
 「吉田は秋田大会から1人で投げている。吉田のために。みんなでそう言っています」。大黒柱を中心とした「絆」の力が、優勝候補をものみ込んだ。(山口史朗)
     ◇
 「意地でした」と金足農の佐々木大夢は自らの打席を振り返った。三回に高めの直球をたたいて右越え三塁打を放つと、五回は内野安打で出塁。「ファウルでもいいからって、とにかく振り切った」。秋田大会では打率5割3分8厘を誇ったはずが、甲子園ではこの日の試合前まで7打数1安打と苦しんでいた。「チームに迷惑をかけていたので、よかった」。復調の2安打に白い歯がこぼれた。
 ○中泉監督(金) 逆転劇に「選手たちにはびっくりさせられる。高橋はスイッチが入っていた。迷わないところがいいところ」。
     ◇
 秋田勢は神奈川勢に初勝利。過去対戦は1試合。72回大会(1990年)の3回戦で秋田経法大付(現・明桜)が横浜商に延長十二回の末、2―3で敗れている。

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金足農・吉田「仲間が出させてくれた」 疲れ何の、9回に自己最速150キロマーク
Sponichi Annex
2018年8月17日


 金足農が劇的な逆転勝ち。優勝候補の一角である横浜(南神奈川)を破り23年ぶりのベスト8入りを果たした。

 ドラフト1位候補のエース吉田輝星投手(3年)は1回戦、2回戦に続く2桁の14奪三振。初回に2点先制を許すなど苦しい投球が続いたが、3回2死三塁では今夏自己初の本塁打である、同点2ランをバックスタンドにたたき込むなど打撃でも活躍した。

 その後、2―4とリードされると8回1死一、二塁から6番・高橋佑輔内野手(3年)が吉田と同じバックスタンドへ逆転3ラン。すると9回に吉田は「仲間が逆転してくれたので、最後は全員三振のつもりで投げました」と三者連続の空振り三振に切った。最終打者に対しては4球目(この試合161球目)で自己最速の150キロを計測し「疲れていたけど、仲間が出させてくれた。自分の力以上の力を仲間が引き出してくれた」と話した。

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漫画の主人公みたいな金足農エース吉田 全試合完投、三振の山、東北の悲願へ全開


金足農・吉田“モテモテ”も謙虚なワケ 父・正樹さん「歯止めかけている」


金足農・吉田14K完投 スカウト大絶賛の嵐、“平成最後の怪物”名乗り

 鍛え上げられた下半身が「変速ギア」搭載につながった。冬場に1日平均2時間走り込み、雪の降り積もる秋田の地を長靴で3時間走った。「一番つらかった練習」と話す球場の左翼ポールから右翼ポールまで5往復するおんぶ走。当時体重100キロ近かった4番・打川を担いだ。「誰よりもつらいことをしてきた自信がある」。豊富な練習量で積み上げた自信は、聖地でも揺らぐことはなかった。


▼広島・白武佳久スカウト部長 フォームに無駄がないし、真っすぐが素晴らしい。ここまでの投手の中ではダントツ。1位は間違いない。

 ▼巨人・岡崎郁スカウト部長 高校生ではトップクラス。ギアの入れ方やペース配分も素晴らしい。

 ▼ソフトバンク・永井智浩スカウト室室長 高校生のレベルを超えている。もう確実なものが見える。

 ▼中日・中田宗男スカウト部長 ゆるんでもしっかり指に掛かった球を投げられるのが凄い。この投げ方はプロでもできる人は少ない。

 ▼楽天・長島哲郎スカウト部長 今年の高校生右腕では間違いなくNo.1。完成度が高く、器用ですね。

 ▼ヤクルト・橿渕聡スカウトGデスク 藤川球児みたいにホップする直球。体も強いしスピンがよく掛かっている。

 ▼阪神・葛西稔スカウト 力をセーブした制球重視の直球とギアを上げた140キロ台後半の直球、この2つのパターンにセンスの良さを感じる。

 ≪吉田 輝星(よしだ・こうせい)≫

 ☆生まれとサイズ 2001年(平13)1月12日生まれ、秋田県潟上市出身の17歳。1メートル76、81キロ。右投げ右打ち。

 ☆球歴 父・正樹さんの影響で小学3年から天王ヴィクトリーズで野球を始め、小学5年から投手一筋。中学は天王中の軟式野球部に所属し県ベスト4。金足農では1年秋からエース。昨夏の秋田大会は決勝の明桜戦に1―5で敗れた。

 ☆趣味 音楽。特に「三代目 J Soul Brothers」がお気に入り。試合前にドラマ「HiGH&LOW」の主題歌「MUGEN ROAD」を聴くことがルーティン。

 ☆好物 大の甘党で、縁日で売っている屋台のチョコバナナが好物。

 ☆好きな言葉 「覚悟」。2年の夏の大会前から帽子のツバにマジックで記入。



<甲子園>金足農業の奇跡の逆転劇で、秋田朝日放送が壊れた!
秋田朝日放送に取材すると、担当者は反響に驚き


2018/08/17 15:14

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金足農業吉田輝星投手「異常な白い歯」高校野球で輝く......横浜大逆転撃破で「プロ注目」右腕に「ハンカチ」ばりのシンボル?
Business Journal
2018.08.17

熱戦続く夏の全国高校野球選手権大会。17日の第2試合・金足農業(秋田)対横浜(神奈川)は、最後の最後「大逆転劇」で金足農業が5-4で勝利、ベスト8に駒を進めた。
 今秋ドラフト1位候補の右腕・吉田輝星投手が3試合連続の2ケタ奪三振を奪う好投を見せると、横浜ペースで試合が進んだ8回、1死一、ニ塁の場面で6番・高橋がバックスクリーンへの3ランホームランを放ち一気に逆転。優勝候補を相手に一歩も引かない試合展開で勝利をモノにした。
 吉田投手が9回裏、161球目で投げた150キロには球場全体が震えた。プロ候補として新たなスター誕生を予感させる瞬間だったといえよう。下馬評は横浜有利だっただけに、この勝利に秋田朝日放送など地元企業もSNSなどでお祭り騒ぎ状態。このままフィーバーは続くかどうか。勢いは本物だ。
 そんな中、大きな注目を集める吉田投手の「容姿」にも注目が集まっている。
「爽やかなイケメンで長身ですし、すでにそのルックスも注目されていますが、特に注目を集めているのが『歯』です。毎度笑顔を見せるたびにのぞく歯が『白すぎ』『輝いてる』『驚きの白さ』と話題になっています。

実際は『マウスピース』が光っているだけのようで、本当は紫やピンクを使っているようですが、大会規定で白しかダメ、ということで今の状態に。かなり歯を食いしばるようで、以前は歯が欠けたこともあったそうです」(記者)
 あの白さにはそんな秘密が......そういえば早稲田実業で優勝した斎藤佑樹投手も「ハンカチ」がシンボルだった。
 いろいろと注目を集める吉田投手。次の相手は18日の近江戦である。

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秋田・金足農の快進撃を日本農業新聞が全力報道 「農業系高校盛り上げたい」
産経ニュース
2018.8.15

 第100回全国高校野球選手権大会で3回戦進出を決めた金足農(秋田)の快進撃を農業専門紙の日本農業新聞が精力的に報道している。同紙の担当者は「金足農の活躍を報道することで、農業系高校の存在感を高めたい」と話している。

 「農一筋 祖父感涙」「吉田選手へ『よくやった』」。金足農が鹿児島実(鹿児島)を破って1回戦を突破した翌日の9日、日本農業新聞は総合・社会面の大半を使って大々的に報道した。

 金足農のエース、吉田輝星(こうせい)投手(3年)の祖父、理正さん(70)がアルプススタンドで応援する様子を紹介。理正さんがJA秋田みなみ(現JA秋田なまはげ)に36年間勤め、退職後にナシ農家を営んでいることにも触れた。

 2回戦で大垣日大(岐阜)を破ったことを報じる15日付の紙面では、応援団が猛暑の関西を想定して、長袖、長ズボン姿でガラス温室の中で特訓を重ねてきたことを紹介し、団員たちの声を伝えた。

 いずれの記事もインターネット版でもアクセスが好調だ。

 取材を担当しているのは大阪支所の前田大介記者(41)。釧路新聞(北海道釧路市)でスポーツを担当していた経験から、「日本農業新聞として農業系高校の野球部を取り上げられないか」と模索していたところ、金足農の甲子園出場が決まった。

 日本農業新聞が高校野球を本格的に取材するのは初めて。甲子園の取材証を申請したところ、「農業新聞がなぜ?」と、主催者からすぐには認められなかったという。

 全国農業高校長協会によると農業系高校は全国で117校で、10年前より23校減った。甲子園出場では戦前の嘉義農林(台湾)や、日田林工(大分)、新発田農(新潟)、明野(三重)、印旛(千葉、現印旛明誠)などが知られるが、近年では私立普通科に押され、平成21年夏の伊万里農林(佐賀)、昨夏の坂井(福井)などの出場があるだけだ。

 金足農の次戦は17日予定の横浜(南神奈川)戦。農業系高校の有馬(兵庫)の吹奏楽部が応援演奏に加わる。

 前田記者は「金足農ナインの活躍は全国の農業関係者が注目している。農業系高校を盛り上げていきたい」と、甲子園報道に意欲を見せている。

 (編集委員 渡辺浩)

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Posted at 2018/08/18 10:25:37 | コメント(6) | トラックバック(0) | スポーツ | 日記
2018年08月17日 イイね!

強すぎるほどに追い求め守り抜こうとすると、「独善」が「狂気」となることもある。

強すぎるほどに追い求め守り抜こうとすると、「独善」が「狂気」となることもある。
暑くて蒸し暑かったお盆の夜。

米澤穂信氏のベストセラーミステリー短編集『満願』から、
三話のミステリードラマ「万灯」「夜警」「満願」と、
NHKスペシャル「ノモンハン 責任なき戦い」を見ました。


まったく関係のない話、時代のようですが、観終わった後、不思議と共通する思いがふつふつとわいてきました。

今回は、とりとめとなく雑感を書き綴ってみます。





お盆中にも関わらず少年団の稽古があり、帰宅してから子供たちがお風呂に入ってご飯を食べて、それからみんなで見たので、NHKスペシャル「ノモンハン 責任なき戦い」は途中からの視聴でした。


昨年放送されたNHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」に引き続き、

「机上の空論で進む指導部」
「司令官が責任を取らない卑怯者」
「情報のインプット、アウトプットができない参謀・上層部の愚行」


を思い知らされました。


NHKスペシャル「ノモンハン 責任なき戦い」

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情報を軽視した楽観的な見通しや、物量より優先される精神主義など、太平洋戦争 大東亜戦争でも繰り返される“失敗の本質”が凝縮されていた。
しかし軍は、現場の将校には自決を強要した一方で、作戦を主導した関東軍のエリート参謀たちはその後復帰させ、同じ失敗を重ねていった。・・・・・


時代が時代だ思えば、現代に照らし合わせることはできないのだろうけど。

日露戦争の勝利が、日本の進むべく道を誤らせてしまったのか。
近代的な兵器、武器、戦法に向かう国々と、成功体験から必要なことはわかっていながら旧態を否定できない関東軍、日本軍。

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独断、独善、狂気、  辻 正信!

この参謀が左遷されたままなら、日本の運命も変わっていたのか?



事実とはなにか」

「事実だと語られることではなく、事実

戦争責任、本当の責任。
敗戦の理由、何がいけなかったのか。

戦争を回避し、過去から学ぶために、多面的な資料、史実から、
わたしたちは「事実」を学ばなくてはいけないのだと改めて思いました。

そのためには、情報を集め、整理し、論理的に思考することが不可欠です。

当時の指導者が語ることが全て事実ではなく、戦争責任を問うた裁判も、適正に行われてはいない。

卑怯な指導部らによって濡れ衣を着せられている方、ご遺族たちの無念はいかばかりか。
保身的で欺瞞に満ちた愚かな作戦によって命を落とされた方々、遺された家族の方々が
少しでも浮かばれ、ご彼岸の地で溜飲を下げられることになればいいと、番組を見ながら思いました。








NHKミステリースペシャル 『満願』
 「万灯」×「夜警」×「満願」

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西島秀俊×安田顕×高良健吾 ベストセラーミステリー『満願』ドラマ化!

◆2014年のミステリー界で、史上初めて「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリー・ベスト10」「ミステリーが読みたい」のそれぞれで1位になり、3冠に輝いた『満願』。この中から短編3作品をドラマ化します。緻密な謎解きはもちろんの事、岐路に立たされた人間の葛藤、業などを精細に描きだすミステリードラマです。


お盆の夜。
戦争が題材のドラマではなく、ミステリー。
しかも、一時間で完結の、極上のミステリー。

静かに張られた伏線に気づくときの快感、恍惚。
してやられたと思った時の、「参りました」感。

視聴者がドラマの世界に没頭でき、余計なことに気をとられない俳優、素人ではなく深い人間性をにじませるいぶし銀の役者さんたちの演技に引き込まれて、暑い夜(一・二夜)も涼しい夜(三夜)も楽しみました。



第一話。「万灯」

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資源を確保するために奔走する日本の商社マン。
貧しくても未来のために資源は守るべきだとする英国留学経験のある現地の有力者。

それぞれの「神」。

そして、茅の輪(ちのわ)伝説。疫病。

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もはや、自国のために貧しい国から搾取する時代ではない。
日本も、わたし自身も、WIN-WIN を目指さなくては。




第二話。「夜警」

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最近のドラマも映画にも疎いわたしは、安田顕というスゴい俳優さんのことを、よく知らなかった。
 水曜どうでしょう「onちゃん」としか …ppp

なにこの圧倒的な存在感、目力。
枯れたように朽ちたように見せかけて燻っている炎感。

ハードボイルドすぎる~

全てを見抜き、諭っている天性の刑事、警察官。
警察官にとって必要な能力を全て身につけている、凄腕すぎる敏腕刑事。

それゆえに、警察に向いていない新人を辞職させるために追い込み、自殺させてしまった。

ミスがばれるのが怖い、正直に謝れない、小心者の新米。
人のためになろうなんて気はさらさらなく、警官の矜持も誇りも持たず、銃を撃つことだけに興味がある。
なんて奴。

警察に、向いていない。
刑事には、向いていない。
でも、なってしまったら辞めさせられない。
過去に新人を自殺に追い込んでしまった過去から、厳しく指摘することを躊躇した。


もう・・・、なんというか・・・。
この安田顕さんという人に、やられてしまった。

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キレすぎる、出来すぎる、枯れているはずなのに光る男。
それなのに、それゆえに、部下を死なせ、左遷されられ、閑職に追いやられ。

矛盾してるじゃないの。
能力がある人が活躍できる社会であるべきなのに、実は、真逆?!

安田顕さんの相棒、「いい声」の村上新悟さんもイイ!
新人警察役・馬場徹さんの狂気もスゴイ!
内田慈(ちか)さんという女優さん、ヤバい!



ミステリー短篇集『満願』・原作者の米澤穂信さん、知らなくてごめんなさい。

NHK。やればできる子。
NHKスペシャル「大江戸」と「人類誕生」は、新しい発見や事実を教えてくれて、勉強になったし楽しかった。

偏向報道はやめてね。




第三話。「満願」



先祖を誇りに思ってる。
なによりも、大切に。

ここの舞台はどこの町なのかな。
標準語をしゃべっているから、どこか関東地方の「地方(田舎)」?

私塾を開いてまで若い人たちの教育に尽力したという、彼女のご先祖さま。
お殿様からいただいた達磨大師の掛け軸が家宝だという。

きっと、水戸藩だわ。

 「これは八高線。ここは、八王子だな」 by 主人

 え~?! 八王子と群馬がつながってる? 東京の隣に群馬なんてあるの?
 八王子は東京の西なのに、北関東とつながる路線?


和服を着て、きちんとした佇まいで清楚な下宿先の女将さん。

貧しい下宿人に夜食のおにぎりを差し入れし、司法試験の合格を応援している。
主人の畳屋の仕事を大切にし、仏壇に手を合わせ、甘くないスイカに塩をかける、
日本的伝統的な女性の鑑。

あの「シン・ゴジラ」でのクールな演技が光っていた市川実日子さん。
九州熊本男子・そういえば「シン・ゴジラ」にも出ていた誠実な高良健吾さん。

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どこが謎解きなのか、ミステリーなのか分からないまま後半へ。
ん? もしかして、正当防衛ではなくて、……!?

血痕が顔にかかっていない達磨は、後ろを向いていた?
表装だけに血痕がついた掛け軸は、もしかして?
貧乏なのに酒呑みの亭主の酒をやめさせようとしなかったのは?

だめな亭主役・寺島進さん、・・・寺島進さんだ。
「・・・女房が立派なのはなお悪い、ってな」

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達磨大師の掛け軸、達磨市で買った達磨。 あっ、・・・満願。





人は静かに、ひそかに、「何かを大切にしている」
「何かを守りたいと思ってる」

それを貫き通そうとするときに、時として訪れ、顔を覗かせる『狂気』。


それが「正しいことだ」と思っても、
それを「正義だ」と思っても、
それこそが「真実だ」と信じても、

つよく強すぎるほどに追い求め、守り抜こうとすると「独善」が「狂気」となることもある。


それは悪いことだとも思えない。

それを貫き通すこ人生こそ、満ち足りて、幸せなのかもしれない。


しかし、それが時として、「狂気」ともなりうることを自覚して生きていくことが、
わたしのような思い込みの激しいキチガイには必要なことだと気づき、ゾクッとした。




まとめ

その時代のリーダーが、いつも優れた人物だとは限らない。
どこの組織のリーダーも、適任だとも限らない。

好き、なりたいだけではダメ!
多くの人に影響を与える職業・地位決定には、AIなどによる『適正検査』が必要不可欠になるだろう。


強く信じて、ひたすら追い求めるモノが、正しいことだとも限らない。
自分自身のためだけではなく、誰かのためを思っての行動だとしても。

それでも、自分が心の底から願うこと、やりたいと思えることが、自分自身のため、自己満足だけでなく、
誰か他の人や世の中のためになることだとしたら、迷わずやるべきなのだと思う。
そうやって自分の人生を生き切ることができたら、きっと幸せなんだと思う。


多くの可能性や選択肢を広げるためには『教育』『情報』が不可欠。


人格的に問題のある大人になってしまう人は、

幼少期の愛情不足、
過度な期待、
自己肯定感の欠如、
他人との関わりの薄さ、
自分さえよければと思って生きている親

の影響が大きい。



そう。

何よりも大切なのは、『教育(公教育・学校・地域・とくに家庭』 

既存のマスコミに代わる
『事実・情報を伝達する的確な手段と媒体』 なのです。


Posted at 2018/08/17 02:31:30 | コメント(4) | トラックバック(0) | 映画・ドラマ | 日記
2018年08月11日 イイね!

夏野菜を食べる! ~ カプリス茄子☆ 

夏野菜を食べる! ~ カプリス茄子☆ 
カプリス茄子 とは

◆イタリアの在来種

カプリスはイタリア原産のナスの一種で、紫に白い縦縞がまだらに入るのが大きな特徴です。
同じイタリア原産とされている似た品種に「ローザビアンカ(ロッソビアンカ)」と呼ばれているものもあり、こちらも同じように薄い紫に白が混じった感じの色をしています。
ヘタの部分は米ナスと同じ緑色です。
大きさは米ナスほどで、持った感じずっしりと重みがあり、張りがありしっかりとした弾力を感じます。表面はつるっとしていて艶があります。

旬の野菜百科 - フーズリンク より>



カプリスを作るようになって、もう10年くらいになるでしょうか。

この美しい紫と白の縦じまの茄子が、大きく緑の葉を茂らせる中で見るのが、至福の時。

ヘタには鋭いトゲが付いているのも、美しい薔薇のようでロマンチックです。

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収穫した後、食卓に飾っておくだけでも、幸せ気分になれるカプリス。
わたしは、紫と緑色の組み合わせが大好きなので、見ているだけでうっとり。

マスカットやナイアガラなどの緑のブドウと、巨峰やキャンベルなどの紫葡萄の組み合わせも。

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 ↑ これはカリフォルニア・シードレス、かな?





外側の紫と白の縞模様が美しいカプリス。 サクッと切ると、なんと中は真っ白な果肉。

熱を加えると、ジューシーにとろけます。

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この美しい紫色の皮は、普通に加熱すると、茶色く変色します。
普通の茄子とおんなじです。

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 ホットプレートで焼くと、味がしみ込んで柔らかくなりますが、表皮は茶色くなってしまいます。



ジューシーな実はとっても美味しいのですが、きれいな色が残ればもっと美味しく感じるはず。


どうすれば美しい紫の縞模様が残せるのか、いろいろ実験したところ、天ぷらや素揚げなど、
油で揚げれば色が残ることが分かりました。

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↑ 素揚げにしました。


切れ目を入れて天ぷらにすると、少し固めの皮も食べやすくなります。

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今年もいろいろな夏野菜を育てていますが、まだまだ、夏の味覚を楽しみます♪


Posted at 2018/08/11 07:56:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 米・野菜 | 日記

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