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青と緑の稜線のブログ一覧

2019年10月22日 イイね!

【ブレイブ・ブロッサムズ】夢のような一か月をありがとう!

【ブレイブ・ブロッサムズ】夢のような一か月をありがとう!このひと月、最高に幸せだった。
この上なく、楽しかった。
嬉しくてワクワクして、仕方なかった。


どうして?


ラグビー日本代表選手【ブレイブ・ブロッサムズ】の快進撃☆
選手一人ひとりの身体能力の高さとキャラクターの魅力、精神性の高さ☆
ラクビーという競技が持つ、人格を高め仲間と共に成長し磨き合う特性☆

それに加えて。

関係者の万全な準備、日本各地での外国チームへのおもてなし。
試合会場やパブリック・ビューイング、自宅での熱い応援。

日本中が一つになっている連帯感、
努力や鍛錬、チームワークをリスペクトする素直な気持ち、
日本という国、君が代を、何の疑問も持たずに誇らしく思える安心感。



期せずして、大東亜戦争後に根付いてしまった自虐的な国家観や戦後レジュームからの脱却が進むほどの衝撃があったのではないでしょうか。

国民ひとり一人の潜在意識、深層心理、奥深くに本来持っているメンタリティ、
DNAに刻まれた大和魂、士魂のようなものが呼び覚まされるほどの感動。

琴線に触れる同じ感動を共有できることに日本人同士が気づき、
人知れず努力、鍛錬したり自分の役割を全うする人々の美しさに感化され、
自分自身、周囲もみんなでお互い高め合おうと思える境地へ誘ってくれる。


日本中がみんなで上がっていく。

日本全体の霊性が、一段、高まった。


そんな想いさえしました。


これは、これまでも大震災のあとにたくましく立ち上がる人々の強さや、
その人たちを助けようと無償の精神で手を差し伸べる人々の心の美しさからも
感じることができました。

日本や日本人を貶める反日マスコミや、特定アジア三国のせいで、
日本人が本来持っているものを見失い、自信を無くしてしまっていたことから、
素晴らしい人たちの行いや姿が目を覚ましてくれました。

外国人が認めてくれたから、褒めてくれたから嬉しいのではありません。
結果として、琴線に触れ合える共感できる人たちが外国人の中にもいて、
その人たちが感じたことを教えてくれて、再確認できるだけのこと。




ラグビーWCで広がる “お辞儀” と “国歌・アンセム大合唱“
2019年10月02日

>新時代を開き、後世に影響を残す「エポックメイキング」な大会になるのではないでしょうか。

このように感じた予感は、確信へと変わっていきました。



ラグビーという競技の魅力

【ブレイブ・ブロッサムズ】。
選手、指導者、関係者他、日本代表チームに関わる皆さんが見せてくれた、教えてくれた大切なことを、日本中で大人も子供も、自分でできることで実践していくことで、先人が紡いでくれた日本の伝統や文化、高い精神性を守り、引き継いでいくことが、自覚無自覚にかかわらず、自然に実践していくことができるよい機会となりました。

ボクシング協会、テコンドー協会、オリンピック組織委員会などにみられる
『自分・自分たちだけがよければいい』利己主義は、組織全体をダメにする。

リーダー・指導者は、公の精神を持ち、自己に厳しく、日本人や子供たちのお手本とならなければいけません。

ラグビーという競技が培う利他的自己犠牲の精神は、日本のお国柄を作り、
日本人の人格形成に良い影響を与えてくれるはず。
ラグビーをやっていた指導者・協会は、おかしな組織を作らないはず。


『ブーム』を作るのは『にわか』『ミーハー』なファンがいるから。
時間が経てば、ブームが収まるのは当たり前のこと。

それでも、応援したいチームや選手・面白いゲーム・見たくなる試合を追い続けることで、ラクビーが次のステップに上がれるために、知恵を絞っていいプランを練って、提供し続けることも大切です。


代表チーム、国際大会での活躍は、多くの人の注目が集まり、応援しやすい場となりますが、そこで活躍できる選手は所属しているチームで切磋琢磨し、自身を磨き続けている人。

高いモチベーションを持ち続けられるためには、「ラグビーが好き」という気持ちだけでなく、生活が保障され、活躍に見合った報償・給料も必要です。

今のように企業が母体となっているリーグでは、母体の経済状況や体質によって、解散したり弱体化されてしまう心配もあります。
また、地方では、ラグビー文化が根付いている一部地域を除き、芝生のグラウンドがなかったり、高校の部活でしかラグビーを体験できないところもあります。

体格もよく、厳しい鍛錬にも耐え、チームプレイでも力を出せる子供は、いろいろなスポーツを体験したり、学べるチャンスがあれば適材適所で活躍できます。
ラグビーは、低身長でも力が足りなくても、頭を使ったり足が速かったり、それぞれの体格や特性で活躍できるチャンスがあるのも魅力。


日本人の人気スポーツといえば

かつては、道具が必要なくて誰もが学校で体験していた柔道や相撲、水泳など。
その後、東京オリンピックの活躍で、体操、レスリング、バレー、陸上など。
プロとしてスポーツを極めたい運動能力が高い人たちは、

 相撲 <番付が上がれば、故郷の称賛と高収入>

 野球 <ラジオ・テレビでも中継され、国民的な人気スポーツだった>

 サッカー <ワールドカップで注目、Jリーグが創設されプロ化>

得意なスポーツを、生活の糧としても生かすことができました。


今は、少子化もあり、各スポーツ少年団に所属する子供たちの数も減ってきました。
その中で、才能を伸ばし、活躍できる子供を見つけ、能力を発揮できるように導く指導者の目と質は、ますます大切になってきています。
人気だけに頼るのではなく、指導者の質も高めていくためには、組織や協会の自助努力も欠かせません。

反日の巣窟で自分たちの保身とお金儲けが第一な『高野連』がある限り、高校野球やプロ野球の行く先が明るくなるとは思えません。

日章旗・旭日旗と政治とは関係ない問題を事なかれ主義と弱腰で逃げてしまった、国としての誇りを守れない『日本サッカー協会』も残念です。

上級世界市民・世界支配者の言いなりになって、今更マラソン会場を変更しようとしているIOC(国際オリンピック委員会) に、意義さえ唱えない『日本オリンピック委員会(JOC)』も、ふがいない。もともと、アメリカの放送局の意向で猛暑の開催に反対できず秋の開催にしなかったツケが回ってきただけ。
「北方領土でやればいい」なんて嫌味の一つも言いたくなる小池都知事の気持ちもわかるけど、自分の馘と交換に開催返上するくらい、えばり散らしているIOCに突き付ければいい。
暑くて誰も外で応援しないで、涼しい家でテレビを見ているドーハで国際陸上を開くのもアホだし、初めから暑いのはわかっている八月開催を変更しなかったのが悪い


ここは、紳士のスポーツ、知的なスポーツエリートがそろっている『日本ラクビー協会』全体で、少子化で先細りしつつある日本でのスポーツの在り方を、知恵を出し合って提案してくれることに期待します。

運動する機会が減って身体も精神も弱体化しつつある日本の子供たちが、どうすれば体も心も鍛えて、自身に厳しく仲間と心を通わせながら成長していけるのか、自分もスポーツをしていた日本人の一人として、スポーツを続けていきたいと思っている子供を持つ親の一人として、考えていきたいです。




日本代表チーム【ブレイブ・ブロッサムズ】の姿はもう、残念ながら見られなくなってしまったW杯ですが、ベスト4のチーム同士の闘いをまだ見ることができます。

日本が完敗してしまった南アフリカ、元日本代表チームヘッドコーチ・エディ率いるイングランド、世界一のオールプラックス・ニュージーランド。
次のW杯で対戦を想像して、ワクワクしながら観戦したいです。


最後に、不覚にも、短いながら号泣させられてしまった記事をご紹介します。


日本快進撃が世界に残した記憶 英紙絶賛「どこが優勝しても日本のW杯と刻まれる」
THE ANSWER編集部
2019.10.21

ガーディアン紙が称賛「4連勝という誇りが響き渡っている」

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は20日、東京スタジアムで準々決勝が行われ、日本と南アフリカが4強入りをかけて激突。過去2度の優勝を誇る強豪に対し、日本は健闘及ばず3-26で敗れ、涙をのんだ。それでも、勇敢な戦いぶりを見せた選手たちについて、英紙は「どこが優勝しても、これが日本のW杯だったとして記憶に刻まれ続ける」と絶賛している。

「最後まで弱音を吐かない日本のスピリットはラグビーW杯後に育まれていくことになる」と見出しを打って特集したのは、英紙「ガーディアン」だった。快進撃が8強で止まった日本について、記事では「さようなら、そして、ありがとう、日本」と惜別。「傷は次第に癒え、折れた骨は治り、涙は乾いて、やがて痛みさえも消えていくだろう。なぜなら、最後の数週間で成し遂げた全てのこと、この日の敗戦までに打ち立てた4連勝という誇りが響き渡っているからだ」と粋な表現で労った。

「たとえ、残っている4チームのどこかが優勝しても、これが日本のW杯だったとして記憶に刻まれ続けるだろう」と言及。「ホスト国としての任務を全うしただけではなく、選手の大部分がいまだアマチュアのチームに在籍している中で勇敢で機知に富み、溢れ出る創造性で、この競技に光を灯した」。大会を去ることになった日本。それでも、格上とされてきたアイルランド、スコットランドを撃破し、南アフリカに対しても諦めずに走り抜いた姿勢は“ラグビーの母国”も認めていた。

(THE ANSWER編集部)


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ありがとう、日本代表チーム。

ありがとう、ブレイブ・ブロッサムズ!


Posted at 2019/10/22 11:33:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 誇り | 日記
2019年10月16日 イイね!

【日本vsスコットランド】美しく、詩的で、裏方さんなどにも光の当たった素晴らしい記事

【日本vsスコットランド】美しく、詩的で、裏方さんなどにも光の当たった素晴らしい記事これはもう、奇跡ではない。
偶然ではなく、必然。
歴史が塗り替えられた。
新たな歴史が刻まれた。
新しい歴史の扉が開かれた。
伝説がまた、ひとつ誕生した。
伝説は、まだまだ続く。


・・・・・。

カッコいいね!
有言実行。
自信に満ち溢れ、仲間と信じ合い、目標を達成する。
そのための準備 -分析、話し合い、練習、鍛錬- を欠かさない。

どんな言葉でも、日本代表チームのあの快進撃を、
あの興奮と感激を、
表現し尽くすことは難しいな~。


いままでに見たことのない、体験したことのない、味わったことのない、
こころ弾ませ、大声で叫び、抱き合い、ハイタッチし合う瞬間の連続。

リーチーーーー!って、思わず叫んでいる。
出たー! ジャッカル!って、ジャンプして喜んでる。
顔の前に指を組んで、(お願い!) って祈ってる。
「痛いの痛いの、飛んでけ!」っておまじないしてる。
テレビの画面に手のひらを向けて「私のパワーを使って!」と念じてる。


きっと、何年たっても、いくつになっても、何度でも見てしまう動画。
そう、あの伝説の、浅田真央ちゃんのソチ五輪のフリー演技のように。


鍛え抜いた強靭な肉体と精神、
視線を合わすだけで解り合える信頼関係、
先発メンバーとそこから外れたメンバーのお互いを思い合う優しさ、
自分が心から好きなスポーツと仲間に対する、真摯で熱く惚れこむ気持ち。

英国で生まれた、支配者層・富裕層のスポーツは、
日本の武士道にも似た正々堂々、紳士的、精神的、お互いを高め合う競技。


戦後レジュームから脱却しつつある日本にとって、
このラクビーワールドカップの日本開催は、
日本と日本人の本来持っている「よさ」を再認識し、
「よさ」を継承し続けてくれた先人に感謝し、
自分たちの世代でも引き継ぎ、次代に託す、
そんな嬉しくも素晴らしい契機。
新時代を開き、後世に好影響を残す
「エポックメイキング」な大会になることを確信しました。  



ショートハイライト/日本代表 v スコットランド代表【ラグビーワールドカップ】


台風19号による被害者、被災者への黙想。
イングランドにリードされてからの、怒涛の反撃、華麗で美しいトライ。
何度も何度も倒れてもすぐに起き、再び全力で走り続ける気力体力。
タックルされ倒れながらもパスをつないでいく、絶対にあきらめない攻撃。
ガチで攻めてくる猛獣のような相手に対する、勇気ある強いタックル。
頭に血が上った猛獣が仲間に襲い掛かかる乱闘寸前に、身を挺してかばう仲間。
ノーサイドの瞬間まで、勝利を信じて、仲間を信じて、自分を信じて戦い抜く。
試合の後も、被災者への気遣い、お応援する気持ちを声にしてくれる。


死ぬほど苦しい練習で培ったであろうスクラムやタックル、多彩なパスワーク。
「死闘」と呼ぶにふさわしい、人類最高のスポーツマンたちの闘いは、
見ている私たちにも「人として大事なもの」を本能的に教えてくれる。

一昔前には、ただの夢物語だった、日本ラグビーベスト8進出。

最高の輝き、最高の興奮、至福の時間を与えてくれた日本代表チームの
夢の続き、ドラマの続きは、まだまだ終わらない。

「人として大事なもの」を見せてくれて、教えてくれて、少しでも近づきたい、そうなりたいと思わせてくれる日本代表チーム。

どうか、疲れも痛みも上手に癒して、
次の舞台でも最高の準備、最高のパフォーマンスを見せてくださぃ。

次の20日(日)南アフリカ戦も、レプリカジャージを着て応援します!


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ラグビーワールドカップの記事は、たいていのものを読んでいます。
日本代表チーム等に関する記事だけでなく、他のチームや観客、スタッフ、外国記者の記事等も。

昨日の朝、偶然見つけたツイッターのまとめ記事。

午後に友達から
「あの記事、読んだ?」と聞かれ、嬉しくなりました。

詩的で感動的で美しい、胸が熱くなり涙がこぼれてくる文章だったから、
同じように琴線に触れる友人の存在もまた、嬉しかったから。


読んでいくうちに鼻の奥がツンとして、目に溜まってくる水分で文字が見えなくなる。
どうしてこんなに、分かってくれるのだろう。
日本人の気持ちに寄り添って、共感してくれるのだろう。

世界中に、美しいもの、素晴らしいもの、目に見えにくい、目に見えないものを見ることができる人たちがいてくれるんだ。

隣の国や反日左翼の醜いとしか言いようがない心根にうんざりして疲れていた自分に、
そんなものは見なくても気にしなくてもいい、
共感できる人、分かり合える人と「類友」として高め合えばいい、
そう思わせて、清らかな心にしてくれる。

台風の被害に遭ってしまった皆さんも、
一緒に頑張りましょう。

頑張れば、それを見ていてくれる人もいる。
誰かに気づかれなくても、自分がわかってる。




英国新聞『The Guardian』の Andy Bull記者による記事を、
英国在住の日本人、Taigaさんが翻訳してくれたツイッターのまとめです。


ガーディアンの記者が書いた日本vsスコットランドの記事が本当に美しく、詩的で、裏方さんなどにも光の当たった素晴らしい記事だった。

ラグビーワールドカップ2019、日本vsスコットランドをイギリスの大手新聞『The Guardian』のAndy Bull記者が書いた記事を、Taigaさんが翻訳してくれました。
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❶黙祷は、1分にも満たない、短いものだった。しかしそこには、過去に例を見ない状況で開催される、この試合に対する、相反する感情の渦巻き、衝突が含まれていた。台風がつい数時間前に過ぎ去り、スタジアムの周りは洪水であふれ、救出作業も終わっていなければ、修復作業など始まってすらいない。

❷その黙祷が、一体誰に向かって、何人の犠牲者へ捧げられたのかは、誰も知る由はなかった。被害者の数は、未だに確定していなかったのだから。明け方は4名とされていた死傷者数は9名へ、試合開始時には24名に、ハーフタイムに26名、試合が終わり少し経つ頃には28名へと増えていった。

❸そんな状況で、彼らは試合を開催するべきだったか。あなたは疑問に思っただろう。ラグビー協会はそのことを日曜早朝に話し合い、日本人の組織委員に判断を委ねることを決定した。なぜこんな状況でスポーツをするのか。なぜスポーツを見るのか。

❹未だに多くの人が行方不明で、堤防は壊れ、川は溢れ、会場の横浜から東へ16マイルしか離れていない川崎では100万人が避難し、30マイル北に位置する相模原では、土砂災害でなくなった人の、正確な数さえ把握できていない状況で。

❺災害への一種の清涼剤としてかも、もしかすると、日常を取り戻すためかも、台風に対する挑戦かもしれない。いや、それ以上、「私たちは今生きていて、少なくとも今ここにあるものは楽しむことを決意した」と言う極めて重要な意思表示の1つとしてかもしれない。彼らは試合の開催を決めた。

❻ホスト国としてのプライドもあっただろうが、会議に出席した委員会幹部は、「世界に向けて、自分たちはできると言うことを証明したい」というのが、開催を決定した最たる理由だと、繰り返し主張した。

❼この会場の被害が甚大でなかった理由の一つは、鶴見川から溢れ出す水を、建物の下へと流す貯水設備の上にスタジアムが建っているからだった。スタジアム自体が街の災害対策設備の支柱なのだ。そしてこの試合で、日産スタジアムは、街の『精神的』支柱にもなった。

❽組織委員たちは、台風が去ったら一刻も早く動き出せるよう、土曜の夜はスタジアムに泊まり込んだ。明け方には整備班が現地入りし更衣室から水を吸い出し、消防隊は全ての機械設備の点検を3度行い、ピッチに流れ込んだ泥やゴミをホースで一掃した。

❾同時に、組織委員会は政府や地方自治体と協力し、水道局、道路局、バス会社や鉄道会社などの各種交通機関と連絡を取り、複雑な課題を解決していった。

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日本では、このワールドカップにおける『おもてなし』とは何か、と言う議論が活発になされてきた。私も正確に翻訳することはできないが、この国で4週間を過ごして、漠然とだが理解したかもしれない。それは、客人を喜ばせるために全力を、いや、何かそれ以上を尽くすということだ。

11
しかし、彼らの『おもてなし』は、私たちの予想をはるかに上回っていた。試合前、多くの人が全くの勘違いをしていたのは、そのせいかもしれない。

12
「日本人はみんな、この試合が中止になり、過去に勝利したことのないスコットランドとポイントを分け合うことを望んでいる」という勘違いを。中には、「日本は故意にスコットランドの妨害をしている」と言う、壮大な陰謀論を唱える者までいた。

13
スコットランドラグビー協会の最高責任者、マーク・ドッドソンも、完全な勘違いをしていた。怒りに任せて、『巻き添え被害』(ポイントを分け合うこと)に合えば法的措置を検討しているなどと口を滑らせた。これは、日本人たちがどう覚悟を決めたかのプロセスに対する、恥ずべきミスリーディングだ。

14
黙祷に続いて、日本の国歌、君が代が流れた。日本人はこの国歌に複雑な思いを抱いており、歌わない人もいる。そのため大会中、ファンたちに国歌斉唱を促すキャンペーンが開かれている。この日、会場の多くの人が参加した国歌斉唱は、感動的で、荘厳だった。

15
選手を鼓舞する歌声が、大きく大きく、街中に響き渡るほど広がっていった。あの瞬間、あなたは思い知っただろう、スコットランドが対面しているのは、ラグビー文化を持たない極東の島国ではなく、強大なサポーターを持つ、己の真価を世界に証明しようと言う覚悟の決まったチームだということを。

16
前半の30分間、日本は魔法のような、激しく、獰猛で、集中したラグビーを見せた。次に対戦する南アフリカも含め、トーナメントに残った、全てのチームを凌駕するほどの。スコットランドも善戦したが、より頑強で、より鋭く、より俊敏であった日本に、完全に圧倒された。

17
日本のラグビーファンたちは、今なら何だってできる、どこが相手だって倒せると信じているだろう。そして、日曜日の夜に彼らが偉業を成し遂げた今、日本人だけではなく世界中の誰しもが、同じように思っている。

 - 終 -


Taiga @ynwataiga
元記事こちらです。翻訳家ではないので誤訳あると思いますがそれはすみません。所々意訳もあるのでよろしくお願いします。

Guardian sport @guardian_sport
Japan show world their defiance and skill in face of typhoon destruction | By Andy Bull

Andy Bull @AndyBullatGNM
So, with help from @shockingcooking: 私の記事を翻訳していただきありがとうございます@ynwataiga そして共有して読んでくださった日本の皆さんに感謝しています。昨日の試合は、とても特別な試合であり、私はあの試合について、記事にすることができ非常に幸運でした。準々決勝も楽しみにしています


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素晴らしい記事をかいてくださったThe Guardianの記者 Andy Bullさんと、
翻訳してくださったTaiga @ynwataigaさんに、感謝します。



Posted at 2019/10/16 23:16:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | スポーツ | 日記
2019年10月16日 イイね!

大災害つづきの平成・令和。しかし、何度も立ち上がる日本。

大災害つづきの平成・令和。しかし、何度も立ち上がる日本。2019.10.12~13。

日本列島への台風19号接近、上陸。
降り続けた猛烈な雨。風。
増水した河川の氾濫、大洪水。

情報は事前に伝えられ警戒していた中でも、予想を超える台風の猛威にさらされてしまい被害に遭われた多くの皆さんへ、お悔やみとお見舞いを申し上げます。
また、同情と応援の気持ちを抱きつづけます。


昔、小学生の時、バスに乗っての社会科見学で、「狩野川台風」の水位が分かる、道路わきの家の壁に残っている跡を見ました。

(こんな高いところまで河の水が溢れてきたの?どんなに怖かったことか…)

多くの家や建物、そして人々が流されてしまった台風被害の恐ろしさを知りました。
そして、同じような被害に遭わないように、どんな対策をしているのかも、教えてもらいました。
被害に遭った流域の人たちは、洪水や水害の恐ろしさを忘れず教訓にし、後世に伝えていくことが自分たちの使命だと話してくれました。


狩野川台風 1958年(昭和33年)9月21日  中心気圧877 mb

伊勢湾台風 1959年(昭和34年)9月26日  中心気圧894 mb


 昭和33年は昭和の皇太子(現・上皇)の婚約、昭和34年はご成婚の年。


平成の米騒動・大冷害 1993年 百年に一度の大冷害・米の大凶作

 1993年(平成5年)は、平成の皇太子夫妻(現天皇)ご成婚。


19号台風  2019年(令和元年)10月12~13日 中心気圧915 hPa

 2019年(令和元年)は、平成の天皇が退位し、皇太子が天皇に即位した年。

先駆けとなったのは、伊勢神宮の五十鈴川の氾濫危機。
皇大神宮(伊勢神宮内宮)の御手洗場でもある清流・五十鈴川が増水、氾濫危機が迫り、五十鈴川の流域の一部の地域・住宅街が冠水。

台風の進路から離れた伊勢に大雨が降り、五十鈴川が氾濫の危機に陥ったことが、神意、メッセージではないかと思われました。






本来ならば、御代の天皇は身罷ってから、新しい時代を迎えるはずでした。

しかし、平成の天皇は前例を踏襲せず、正当な理由なく、高齢を理由に国民の同情で有耶無耶にし、摂政を立てることなく、強引に退位、上皇の地位についてしまいました。

その裏にセコム、…ではなく、
上皇の地位にとどまったまま皇室に影響力を持ちながら、美智子さんの悲願である女性天皇、女性宮家の実現を図ること

皇居敷地内にある、昭和天皇崩御後、おひとりでお住まいであった香淳皇后のいらした吹上御所に移ればいいものを。
徳川慶喜公の孫、喜久子さまがお住まいであった旧高松宮邸を、なぜか『東宮御所に入りたい』ための一時仮住まいという名目で高額をかけて改装したものの、未だに引っ越しさえしていない。

高松宮邸には、江戸、明治、大正時代の人間国宝・名工の手による日本の至宝といっていい工芸品や調度品、家具などがあり、それらの行方がどうなったのかもわからない。
もしや…。平成の「皇室お宝ヤフオク事件」のように…?


本来であれば、『思い出のつまった東宮御所にもう一度住まいたい』などというわがままは許されず皇居内にある吹上御所を改築、改装すれば事足りているはず
東宮御所は、次代、次々代の天皇陛下がいらっしゃる秋篠宮家にお譲りすべき機能がそろっているのに、なぜ高齢を理由に隠居した老夫婦が、皇室にとって日本にとって大切な皇嗣殿下ご一家より優先して住まうのか、理解に苦しみます。


「皇室は祈り」

「天皇は祭祀王」


どうか令和の天皇は、本来のお役目を全うされ、日本国と日本国民の安寧をお祈りください。

愛子さんのお母さんは、娘さんを天皇にしようだなんて願っていないはず。
そんな重責を担わず、セレブのままで幸せになってほしいと思っているはず。


美智子さん、高松宮邸を新設する女性宮家の宮邸にしようとした画策は、失敗です。
眞子さんと小室圭氏の結婚で『女性宮家を創設すること』は許されません。

結婚することも残念なことですが、『女性宮家当主』ではなく『元皇族の一人』として生活するなら、個人の自由…ということにしても仕方ないでしょう。
眞子さんに対する尊敬の気持ちは失いますが。



今回の台風と、甚大な被害を取り巻く背景、そして神戸のいじめ教員、愛知トリエンナール、ラグビー日本代表の活躍などを通して、共通するものがあることに気づきました。


優れたリーダーのいる集団には光が注がれる

利己的自己中心的な生き方は身を亡ぼす




自分自身のよりよい生き方を目指し、向上心を持ちながら、
何事も、「誰かのせい」「何かのせい」にせず自己責任だと自覚し、
仲間や周囲の人たちと調和し、協力し合って、高みを目指す。


台風による暴風、洪水などにより生活を寸断され、大きな被害に遭いながら、
誰かのせいにしたり他人を頼ったりせずに、自分たちで解決しようとする人々。

災害を未然に防ごうと、防災に尽力してきた人々。


そのような多くの日本人のひたむきな姿に胸が熱くなります。



対照的に、自分の利益だけを優先して周辺地域の安全を妨害した人。
「スーパー堤防はスーパー無駄遣い」だと笑いながら発言し、公共工事や防災への備えを一方的に悪だと決めつけ、被害を拡大させた政治家。
他省庁の予算を奪い取り、自分たちの算段で日本を動かすことを図り、当時の無能な民主党に消費税増税や事業仕分けをさせた財務省。


公共の福祉を優先して考えずに個人の権利ばかりを主張する風潮は、
日本人にはふさわしくありません。

国家、国民の安全を、自分自身の問題として考え、個人の損得よりも優先できる人間が、本来の日本人だったはず。



わたしは、自分にできること・自分がすべきことを淡々と、しかし、希望と喜びをもって果たしていくことが、日本人の一人としての生き方だと思っています。




以下、Ttensan様の「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」を転載させていただきます。
一部、画像を追加させていただきました。


防災そのものが仕訳けられていた
パチンコ屋の倒産を応援するブログ

2019年 10月 14日

今回の台風19号は多くの河川で氾濫、越水が発生しました。
防災というのはとても重要でいざというときにしか目立たないかもしれないですが、
そのいざというときが来てからでは手遅れだという事を改めて思い知らせたと思います。

さて、そんな中で売れなかったラノベ作家こと
元民主党議員(落選中)の宮崎岳志氏がこんなツイートをしていました。

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https://twitter.com/MIYAZAKI_Takesh/status/1183041778443644928
宮崎タケシ @MIYAZAKI_Takesh
ネトウヨが騒ぐ前に言おう。今回のような水害でもスーパー堤防はスーパー役立たず。理由は①上流が決壊したら堤防の外を水が流れてくるから意味ない②その予算で上流に何倍もの普通の堤防を作れる③国交省は「スーパー堤防上に周辺住民が避難」というが、狭すぎる、避難する時に河側に向かわないよ!

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さすが売れなかったラノベ作家。
民主党政権でスーパー堤防を全否定したことが
水害のたびに取り沙汰されるのでこれでカウンターになると思ったようです。


>①上流が決壊したら堤防の外を水が流れてくるから意味ない

スーパー堤防についてわかってます?
決壊を繰り返す箇所は負荷がかかる場所なのでそこについてまた対策が必要ですね。


>②その予算で上流に何倍もの普通の堤防を作れる

その予算も否定したんですよ。民主党政権は。
まして予算を仕分けする考えからしか物を言えない時点でお話になりません。


>③国交省は「スーパー堤防上に周辺住民が避難」というが、狭すぎる、避難する時に河側に向かわないよ!

やっぱスーパー堤防についてわかってねーだろ。

スーパー堤防は幅広く盛り上げ、
かつ緩やかに傾斜を長い距離で作る事で決壊を防ぐところに意味があるので
スーパー堤防を小高い丘みたいなイメージで語られても困ります。

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ましてスーパー堤防以前に
今回のように50年に一度とかいうクラスのものが来たときに
被害を可能な限り防ぐにはどうしたらいいか、
常に可能な限り備え続けなければならないのです。

民主党のやった事業仕分けは財務官僚が台本を書いていた事を
産経がすっぱ抜いていますので
「財務省の権限拡大のために他省庁の予算を難癖を付けてでも削る事が目的」
という事がわかっているものではありますが、
その事業仕分けでは「いざというときに備える」という事そのものを否定しています。

まして「コンクリートから人へ」という
馬鹿なキャッチフレーズでインフラ整備を否定しまくった民主党は
そのインフラを否定しまくった事をいまだ反省していないのですから。


改めて民主党政権がやった事業仕分けの議事録を見てみましょう。


平成22年10月28日開催
行政刷新会議ワーキンググループ「事業仕分け」WG-B
項 目 名:治水事業の選択と集中、河川等の管理のあり方
http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9283589/www.cao.go.jp/sasshin/shiwake3/details/pdf/1028/gijigaiyo/b-7.pdf

一部抜粋

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岡田克也
ヨーロッパ諸国では、そんなに加入率は高くないそうなんですが、水害保険というのもあるやに伺ったことがございます。私はB/Cで、これ道路についても言いたかったのですが、B/Cでそのベネフィットと見ているところ、被害に遭う、それを避けられるとしてのベネフィットと見ているところに、保険でカバーされているものが結構入っていると思うんです。
~中略~
例えば、こういう水害保険的なやり方で流域の方にかけていただける、例えば地震の再保険のように国が再保険にする。そういった形でBを減らしていって、ハザードマップをつくるとか、いざ水害が出たときには避難していただいて、ちゃんと保障ができるような仕組みをつくるとか、そういうことを検討されるたことはありませんでしょうか。

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スーパー堤防などの治水事業を否定するという財務省の台本を達成するために
「治水にコストがかかりすぎるのだから、治すではなく政府が保険を積み立てておいて被害が出たら保険で払う」
なんてことを恥ずかしげもなく言っています。

家や家財は被災すればダメになってしまいます。
そして岡田克也のような人間にとって買い換えれば良い程度の認識かもしれないですが、
それぞれの人達にとってみたら思いの詰まった大切な財産だったりすることも少なくありません。
ましてや大災害になるようなことがわかっているのだから
コストがかかる治水を諦めて被害を補填すれば良いなどとよく言えると思います。
それが人命だったら取り返しが付かないのです。


そして伝説の緒方林太郎議員(当時)の発言が

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緒方
スーパー堤防について総数 10、「事業廃止」と判定した方が9名、「事
業内容の見直しを行う」が1名で、その中で「予算要求の圧縮」と言われた方が同じく、「見直しを行う」方1名、30%程度の削減ということでありまして、
スーパー堤防については、スーパー無駄遣いということで廃止にさせていただきたいとうふうに思います。
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調子に乗って言ってしまったのでしょうが、
巨額の予算をぶった切った分の責任はきっちり背負っていただきましょうね。


今回、多摩川が二子玉川のところで氾濫を起こしましたが、
二子玉川のところは元々広い河原だった部分の一部まで
居住区にしてしまっています。
そのため、水害を防ぐのなら堤防は必須でした。

二子玉川の昔と今の地図をみれば一目瞭然です。

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ちょっと「強盗慶太」なんて言われた人の会社が
河原だった二束三文の土地を高級住宅地として売って荒稼ぎした負の遺産なんですが、
こうやって赤線で分けるとわかりやすいと思います。

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こういうのを見れば二子玉川のところに堤防が必要だったのは明らかでしょう。

まぁ、その前には岸に近かった料亭などが築堤反対をやりましてね。
川を眺めながら料理を食べるという部分を守ったのでしょうが、
その後料亭が潰れて購入されたという経緯もあります。
一つの業者とかそういうのではなくて代わる代わる築堤反対がやられてきたんです。

そして地元の一部のタワマン居住者などによる
「二子玉川の環境と安全を考える会」
などのアホな団体が組織されまして、この堤防設置に反対しました。

それが今回の水害へと繋がっているわけですが、

「二子玉川の環境と安全を考える会」さんは
今回の水害発生であわててホームページを削除しています。
以下魚拓
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https://megalodon.jp/2008-0902-2324-03/www4.ocn.ne.jp/~i_love_t/

今、二子玉川南地区に堤防が造られようとしています。
国土交通省は住民の生命と安全を守るために造るのだと主張していますが、本当にそんな高い堤防が必要なのでしょうか。

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景観が大事だー、景観が悪くなったら土地の価値がー
とかそういうくだらない理由に後付けに余計な理由を付けて反対。
そして被害に遭ってから逃げるようにHPを削除。
本当に迷惑極まりない話です。

ダムや堤防、護岸は悪であるという言説は昔からパヨクに人気がありました。
欧米でマルクス思想で食えなくなった連中がグリーンピースなどに運動を切り替えたり
自然を守れというのを飯の種にし始めたというところも親和性の高さなのでしょうが、
マルクス主義者の資本主義を悪と見る教義から
現代の資本主義を否定する象徴的なものとして文明的なものを否定する
ということが流行っていた時期がたしかにありました。

日本でもそういうのが後れてマスコミによって導入され
脱ダム宣言までする知事が出るに至りました。
その脱ダム宣言をした知事の任期中に洪水が起きているのが皮肉です。

こうした背景があることから堤防や護岸工事などの反対運動には
ダム反対活動のプロ市民団体なんてものも応援に入ったりしたようです。

で、ここまで書いてなんで二子玉川の例を出したかと言いますと・・・。


先に取りあげた事業仕分けの議事録から引用しましょう。

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村田REN4
今、スーパー堤防をやろうとしているところは、二子玉川沿いを視察に行かせていただきましたけれども、既に堤防が整備されて、その上でまちづくりという機会があれば、更にスーパー堤防化しよう、ダブルで大切にしている。
つまり、住宅、人口密集地だからやりたいという思いはわかるんですが、優先順位が違うと私は思うんですが、いかがでしょうか。

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二子玉川の堤防建設反対運動をやっている連中に案内されて
わざわざ「無駄だ」と言うパフォーマンスのために見に行っています。
パヨクネットワークって狭いっすよねー。

人口密集地だからやりたいなどというのは優先順位が間違っているとか
言っている内容もメチャクチャです。

ちなみにこの二子玉川の堤防整備反対運動にコミットした団体に
「八ツ場ダムをストップさせる東京の会」
っていうのもあったりします。

今回、民主党に潰されるところだった八ッ場ダムが試験湛水であるものの
今回の豪雨によって増えた1億トンといわれる水を止めて
さらなる下流での氾濫を防ぐということを見せつけてくれました。

かつてのようにそこら中が田んぼであれば
もうすこし水の逃げ場があるのでよかったのでしょうが、今はアスファルトです。

水を逃がせる場がどんどん減っている以上、
ダム等の存在意義がより大きくなったと思います。

そう考えると選挙区を群馬県にしておきながら冒頭のアホなツイートをしていた
宮崎岳志氏のなんと浅はかなことか。


さて、それはそうとして安倍政権では
国民の生活より財務省が第一の麻生太郎がにらみを利かせているので
三本の矢などと言いながら公共事業費がぜんぜん伸びないという問題を抱えています。

デフレ不況を維持して増税スパイラルにしたい財務官僚にとっては
景気がよくなったら困りますからね。

代わりに地方創生予算などを特別会計から4兆円ほど回していますが、
これでは足りません。

あ、ただですね、公共事業云々言ったところで
民主党が治水事業を大幅に予算カットした事実は消えません。

河川改修費ですが
平成21年、麻生内閣の金額から民主党政権で激減している事がわかります。

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そして安倍政権になってすぐに倍近い額に増額されていることがわかります。


以下、2015年9月12日の産経新聞の記事のグラフが
まだwebに残っていますのでリンクを張っておきます。
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【相次ぐ堤防決壊 ハード対策追いつかず 専門家「想定以上の水が流れ続けた」】
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リンク先のグラフを見ればわかりますが、
麻生政権の時に8100億あった治水事業費が野田内閣で6000億円
安倍政権になって増額されていって7800億円ほどにまでになっています。

天災大国日本ではもっともっと必要であるというのがブログ主の考えで、
その点では安倍内閣でも予算の無意味な引き締めが行われすぎです。

ですが、民主党政権の時にくらべればまだマシです。

民主党の議員とその支持者はスーパー堤防だけの話にしようとすることがありますが、
スーパー堤防を出汁にして治水関連の事業予算をがっつり削ったんです。

事業仕分けで使った屁理屈の一つが
「今すぐに必要ではないのなら必要ない」
というものでした。

民主党政権は2010年の参議院選挙に勝つために
各種バラマキ公約のための予算をひたすらかき集めていました。

そんな中で
すぐには国民生活に影響が出ない=すぐには問題にならない
そういう防災や研究関連などが特に仕分けの餌食にされたわけです。


さらに言わせてもらえば民主党政権の時は
農家戸別所得補償をばらまくために
農地改良予算をその必要な財源の分だけ削りました。

ですので零細や兼業で規模が大きくないところなどは戸別所得補償で潤ったかもしれませんが、
農地の集約化、大規模化を進めていた業者にとっては非常に大きな打撃となりました。

農業の大規模化を進めるために耕作放棄地を借りていた農家が
「戸別所得補償があるから土地を貸すより屑米、飼料米を作った方が儲かる」
という民主党政権の政策によって土地の貸し剥がしを食らったのです。
戸別所得保障の評価基準が
がんばって質の良い米を作るというところではなく
「数」だった
のでこういう失敗になりました。

おまけに大手流通が
「戸別所得補償があるだろう!もっと安く売れ
と強い立場を悪用して買いたたく事態も発生していたと国会で指摘されています。
いったいどこのイオンでしょうかね?

今農家の超高齢化が問題になっています。
特定の作物だけに補償金を積み上げ、品質を問わない、大規模集約化は否定
(元々兼業や零細農家の票を買うのが狙いだったのでこういう制度になった)
そんな制度を続けていたら
なおさら農業が継続不可能なものになって潰れていくでしょう。


< 以上、転載 了 >
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人命に関わる社会資本整備は必要=安倍首相
ロイター
2019年10月16日

[東京 16日 ロイター] - 安倍晋三首相は16日午前の参院予算委員会で、台風19号で群馬県の八ツ場ダムが利根川の氾濫防止に寄与したとの指摘に関連し、人命に関わる社会資本整備は必要との見解を示した。松山政司委員(自民)への答弁。

安倍首相は八ツ場ダムへの見解を問われ、インフラ整備は「国債を発行する場合、後世にツケを残すとの緊張感を持つ必要あるが、八ッ場ダム(の建設)は後世に負担を残したのか。後世の命を救うことにもなり、緊張感を持ち正しい判断をする必要がある」と指摘した。

「オールジャパンで災害に屈しない強さとしなやかさを備えた国家を作りたい」と強調した。加えて「東京五輪後も力強く成長するため、必要な社会資本整備を進めたい」とした。

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Posted at 2019/10/16 14:18:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | 憂う | 日記
2019年10月08日 イイね!

3アウト!①『昭和天皇の御真影を燃やす動画』②矮小化して報じないマスコミ③反社会的ガラクタに公費をせびる自称芸術家

3アウト!①『昭和天皇の御真影を燃やす動画』②矮小化して報じないマスコミ③反社会的ガラクタに公費をせびる自称芸術家
頑張れ! 河村たかし名古屋市長!





なんちゃって国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」
企画展『表現の不自由展・その後』再開、反対!


問題を矮小化させるため事実を伝えないマスコミ、いい加減にして!


日本を辱め貶める大村秀章愛知県知事、早くリコールされて!
芸術監督(笑)朝日新聞社論壇委員・津田大介、あなた何様?
公費の私物化はやめなさい!

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マスコミがゼッタイ伝えない、不自由なガラクタ・作品もどきはコレらです!

  ↓   ↓   ↓




昭和天皇御真影を燃やした映像 
題名「焼かれるべき絵」 ← 許せない…








特攻隊隊員らが寄せ書きした日の丸を使ったオブジェ 
題名「間抜けな日本人の墓」←許せない…

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韓国人作(米軍装甲車に轢かれて死亡した2人の女子中学生の一人に酷似した)売春婦ではない少女像

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こんなの、芸術作品ですか?
なんの芸術性も感じられない、反日憎日に満ちた不快で汚らわしいガラクタ。

それらを、国、県、市の公費を使って、立派な会場で公に見せる価値は、
本当にあるのでしょうか。




NHKクローズアップ現代+『「表現の不自由展・その後」 中止の波紋』 2019年9月5日(木)の放送を見ましたが、

「猛烈な抗議や脅迫で中止に追い込まれた」
「電話突撃、いわゆる電凸(でんとつ)と呼ばれる匿名での抗議活動の実態」

ということだけを問題にしたい番組でした。
まさに、マスコミによる偏向報道。報道しない自由。



■問題その1 
 何に対しての不快感・抗議なのか、意図的にはっきりさせない番組作り

脅迫・抗議のメールや電話をした人物、二人だけを取り上げる。
よくわからないけど「のり」でやっている、…かのような発言のみ取り上げる。

一番の問題である「許されざる展示作品」については触れず。
核心に触れる抗議の旨を伝えた人も多くいたはずだが登場させず、矮小化。


電凸した高校生
「電話でなら顔もばれないですし、自分の姿が見られることもないので。集団心理っていうんですか、ひとりでやるより、みんなでやったほうが何か許されるという雰囲気はある。自分はそういうのはよくないと思っているんですけど。」

大手企業社員
「高須クリニックの高須院長が、あの人、結構怒ってらっしゃったんです。やっぱり税金を投入して、そういう政治的なものをアピールするのはおかしいんじゃないかと。さすがに言わせてもらおうかなと思って。」
 
※ 一方で、男性は作品について詳しくは知らないと話しました。まさか展示が中止になると思わなかったといいます。


■問題その2 
 自称被害者ばかりを多数紹介

近藤産興(協賛企業) 近藤成章社長
「電話が9時半頃かかってですね、なにか展示物がね、気に入らんと、反日的だとか。(協賛を)やめろと、こんな大ごとになるなんてね、夢にも思ってないんですわ。」
「『お前んとこ、仕事がなくなるぞ』と『商売できなくなるぞ』と。こういうね、ご忠告があったんですけどね。やっかいだなと思う。」
※ この会社は、こうした抗議には屈したくないと芸術祭への協賛を続けています。

あいちトリエンナーレ実行委員会事務局次長 判治忠明さん
「『ほっとくと死人が出るぞ』とか『あなたを探し出して、母親の裸の写真を撮ります』とか。結構トラウマになった者もいると思います。」

芸術監督 津田大介
「鑑賞者の見る権利、アーティストの表現する権利、この議論する機会も奪われてるわけですね。実際、見られないから。こういう形になってしまったということに関しては、すごくやっぱり責任も感じてます。」

愛知県 大村秀章知事
「“税金でやるからこれをやっちゃいけないんだ”というのは私はまったく真逆だと思う。行政、国、県、市、公権力を持ったところだからこそ、表現の自由は保障されなければならない。」

■問題その3 
 税金・公費を使う展示物であるかどうか疑問を投げかけた「昭和天皇御真影を燃やした映像」には触れず、慰安婦像だけに焦点

※ 並んだいすの前に人影を描き、見る人の心の中にある皇室の存在を浮かび上がらせるという作品。公立の美術館で展示を断られたことがあり、今回の企画展に期待を寄せていました。↓ ↓ ↓ 
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作品名 : 空気 ♯1   ←なにこの、失礼な作品。
作家 小泉明郎さん
「自分の作った作品っていうのは、公的な場所で皆さんの目に触れることができない。これ表現者として死活問題なんですね。今まで我々ができなかったことに対して、風穴を開けるような奇跡を起こしてくれる展覧会と思っていて。そうか、今回も駄目だったか。」

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作家 キム・ソギョンさん
「(平和の少女像は)戦時中に被害にあった若い女性たちのつらい体験と、韓国に帰った後も無視され、偏見の中で暮らした歳月が込められています。」
作家 キム・ウンソンさん
「反日の象徴として語られていますが、私たちは平和の象徴と考えています。(戦争の)悲しみと暗い歴史を語る象徴なのです。」
作家 キム・ソギョンさん
「人々と触れ合うはずだったのに、それができなくなっちゃったね。」

※そのほか、昭和天皇の写真をコラージュした作品を燃やす映像などが展示されました。

 ↑  ↑  ↑

これらのガラクタを画面に登場させ、ナレーションでわずか一文、簡単に触れただけで、この芸術展(自称)への違和感、不快感、開催の是非を問題視する意見が多く寄せられた核心の『昭和天皇の御真影を燃やす動画』『特攻隊員の日の丸への寄せ書きを馬鹿にしたオブジェ』は取り上げない。
そこが、今回の展示の一番の問題だったにも関わらず!
これでは、テレビ番組だけを見ている人には、電凸して開催中止を要求する人たちがたんなるクレーマーに感じられるような番組構成ではないか!

『焼かれるべき絵』『間抜けな日本人の墓』(←ただの反日の幼稚な嫌がらせ。こんなタイトルつけて、不快で腹が立つ)を映像で取り上げ紹介しないと、以下のお二人の意見が、的外れに感じられてしまう。

名古屋市 河村たかし市長
「10億円ぐらい全体で税金使ってますけど、そんなとこでこんなことやるということは、本当に私の心も踏みにじられましたわ。」

日本維新の会 松井一郎代表
「税金を投入してやるべき展示会ではなかったのではないかと思います。慰安婦の像とか日本人をさげすみ陥れる、そのような展示はふさわしくないのではないか。」

■へんなまとめ

キャンベルさん:私は、発する側がまず自分に共感しろと事実に基づいて成立しているかどうかということを一度、違う角度から反対意見に出会うことによって、自分の常識を見直すきっかけとして考えるべきだと思います。受ける側も面倒でも相手の声を遮断しないで5ミリぐらい、足を同じ土俵に乗せることができれば、その小さな折り合いというものが私たちの将来を救うかもしれません。民主主義そのものが破綻しようとしていると言われている世界なので、とても重要なポイントだと思います。

岡村さん:なぜ表現の自由が必要かということですね。自分と異なる歴史や文化から生まれてきた表現に触れることで、これまでこうだと思っていた世界が違って見えてくる、そういう可能性があるわけです。今、国境を越えて多くの人が交流していく時代の中で、そこに橋を架けて対話し、お互いの理解を促していく。その表現の力を信じることがとても大事だと思っています。


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【武田邦彦】表現の不自由展 中止するなら最初からやるな! 中止するなら私は監督と主催者を"こう呼ばせて"いただきます・・


武田先生が、一刀両断!

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以下、ハフポスト(前ハフィントンポスト)の記事をご紹介します。
河村市長のインタビューを紹介する体を装いながら、アカヒらしく必死に自己弁護しています。



ハフポスト - Wikipedia
ハフポスト(英語: HuffPost)は、アメリカ合衆国のリベラル系オンラインメディアである。「ハフポスト日本版」は朝日新聞社との合弁事業で行われており、執筆は朝日新聞が担当している。2017年4月にThe Huffington PostからHuffPostへ改称された。




河村たかし市長インタビュー。本音はどこにあるのか【あいちトリエンナーレ全面再開】
ハフポスト
2019年10月08日 09時33分

表現の不自由展を含む、あいトリの全面再開。河村市長はトリエンナーレのレガシーについて「暴力が残っただけ。より厳しくチェックせな、となっちゃった」と語りました。


揺れに揺れた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」は、10月8日午後に再開されることが決まった

この企画展に寄せられた多くの批判のうち、急先鋒が名古屋市の河村たかし市長だ。少女像などの展示に対して「どう考えても日本人の心を踏みにじるものだ」と発言していた。一方で、河村市長の発言には「権力者からの介入」との批判もあった。


河村市長は再開が発表される前の10月7日午前、ハフポスト日本版のインタビューに初めて応じ、「こんな日本人の普通の人の気持ちをハイジャックして。暴力ですよ」と展示への不快感を語った。

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「暴力によるハイジャックだ」

インタビューは愛知県の大村秀章知事が「表現の不自由展・その後」の再開を発表する約8時間前の10月7日午前11時半から名古屋市役所で行われた。

どのように再開すべきか、関係者のあいだで激しい協議が行われていた。


ーー早ければ8日から再開となっていますが、市長の見解は?

再開なんていかんね。決まっとるがね、こんなもん。

本当に(日本人の心を)踏みにじりますよ。名古屋市民に恥かかせてええの?
無茶くちゃだがい。ようやる。こんな日本人の普通の人の気持ちをハイジャックして。暴力ですよ。そんなことやる人が、なぜ表現の自由なんて言えるんですか? 恥ずかしい…



ーー大村知事には、それを伝えているんですか?

伝えてますよ、何べんも。今日も副知事でもええ、そんなハイジャックはやめてくれ、と(伝えたい)。

悪いけど、暴力ですよ。オープンしようというのは。



ーー市長も実行委のメンバーです。不自由展再開に向けての協議には?

そんなん無効ですよ。暴力ですわ、今回は暴力ですよ。

俺、はっきり言うけれども。芸術家と称せられる方の、一定の思想を持っとる人たちの、暴力ですよ。市民の意見を暴力でハイジャックして奪ったということじゃないの?



ーーどの辺がハイジャックだと表現されるんですか?

一般的な世論はあるでしょ。天皇なら天皇の話で。ええですよ、天皇制を反対する人がおっても。でも、多くの人は、憲法第1条で象徴ゆう風になってるんですよ。

午後7時45分から開かれた緊急会見で、大村知事は「表現の不自由展・その後」を8日午後から再開すると発表。

ハフポストのインタビュー後、再開が決まるまでの間に河村市長と電話で話したと明かした。再開が決まり、名古屋市側には事務方を通じて担当者に連絡したという。

毎日新聞などによると、河村市長は再開決定を受けて報道陣の取材に応じ、8日に会場前などで座り込んで抗議する考えを示したという。

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<略>


「マスコミは事実を伝えていない」

ーー河村市長が8月2日に不自由展を視察して以来、たくさんの節目がありました。国内外の注目も非常に高まりました。刻々と変化したあいちトリエンナーレをどう見ていましたか?

マスコミの批判してもしょうがないことはないけど、正しいことを言わないかんよ、あんたたちも。

なんで表現の自由て大事かいうと、要は、民主主義社会においては色々議論が出てきて、言論の自由市場といいますけど、みんなでわあわあ言うようにせにゃあかん。

しかし表現の自由を自由市場にするためには、国民の知る権利が満たされておらなあかんわけですよ。だから、マスコミが事実を伝えるのは、どえりゃあできゃあわけですよ。



ーー今回、メディアが事実を伝えていないというのは、どういう点でそう思われたんですか?

三つありますよ。

一つは、慰安婦のことばっかり言いますけど天皇陛下の話がでかいんですよ天皇陛下の肖像を燃やしてですよ、それもバーナーで燃やしてですよ。燃えてると朝日新聞が書いとったと思うけど(笑)、燃えてるんやない、バーナーという暴力行為で燃やしてる、それを足で踏んづけてるというのが展示されてる。これは事実じゃないですか。

二つ目は、私は、悪いけど作家の人やら不自由展の実行委の人に、こういう表現をするなと言ったことはいっぺんもないですよ。公共事業ではやめてくれ(と言ってるんです)、これ。名古屋市と愛知県の、まあ国の金も入ってますけどね。公共事業なわけです。東京オリンピックと同じですよ。東京オリンピックの会場に行ったら、慰安婦の像天皇陛下の像を燃やして足で踏んづけるやつと、兵士が間抜けだいうのが飾ってあったらどうします? そこちゃんとやらないと、マスコミも。公共事業だと(伝えないと)。

それから三つ目。これが決定的だと思ってますけど、法的なことも考えてますけど、やっぱり公的なものを申請する時には、補助金適正化法というのがあって。今回、補助金と主催という名義。実は主催がでかいんですよ、名古屋市主催というと、名古屋市が認めた、すなわち市民がそれを応援するいうことになりますから。名古屋市民が天皇陛下の像をバーナーで燃やして足で踏んづけるという表現行為を応援することになりますから、これ。そのプロセスが明らかにアンフェアというか。どう言ったらいいんだ? これ。まあ、ハラスメントですわ。



ーーアートの解釈が人によって分かれるのはよくあることです。今回の作品も、政治的スタンス、歴史の解釈によって感じ方は人それぞれだと思いますが、アート作品は国民全員が不快感を抱かないようなものであるべきだと思われるんですか?

いや、公共事業だいうことが分かってないから。外国人記者クラブでもいっぺん言わないかん。違うんだいうて。名古屋市直営事業なんだ、これ。名古屋市直営事業ということになると、名古屋市民約230万人いますけど、愛知県だと700万くらいか…。

みんながみんな「OK」と言わなくてもいいですよ。そら、いろんな意見があるから。しかし、だいたいがですね、自分たちの意見を踏みにじられんもんをやってちょうだいよ、というもんですよ。そうじゃないと困るじゃないですか。これ、公共でやる場合は。

じゃあなんで、自分の金で、自分たちでやらんの? やりゃあいいじゃないですか、別に。わしは、「どうぞどうぞ」とは言わんけど、「どうぞ」と一回くらいは言ったてもいい。どっかの画廊をお借りになって、主張されればいいじゃないですか。



ーー公共の美術館を使って、公金を使うべきではない、と?

いや、主催で。主催が大きいんですよ、主催が。それ言やあせんもん、あんたたちマスコミ。これ主催って。

主催ってどういうことかいったら、東京オリンピックですがな、あれ。あれ日本国主催だがね。そりゃどういうことかいうと、みんなのためにやる、そりゃ100人が100人じゃないよ。でもみんなの心を踏みにじるのはやめてくれ、と。市民が思いますよ、そりゃ。

そういう意味で、日本国民の心を踏みにじるのは、主催はいかんですよ。主催は。


編集部注:あいちトリエンナーレ2019の主催者は「あいちトリエンナーレ実行委員会」。意思決定機関は「運営委員会」で、会長が愛知県の大村知事、会長代行が河村たかし市長。委員には、中日新聞社の社長や、NHK名古屋放送局の局長も名を連ねる。

一方、芸術監督の津田大介さんは運営委のメンバーではなく、芸術部門の責任者。トリエンナーレ全体の企画を統括する役割を担う。河村市長が使う「公共事業」・「名古屋市直営事業」・「主催」という言葉には違和感が残る。


同様に、東京オリンピック・パラリンピックの主催者は、日本国ではなく、「公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」となっている。



<略>



「検証委そのものも暴力的だ」

ーー再開には否定的なお考えですが、もし「不自由展」が中止したまま再開されずにトリエンナーレが終わった場合、検証委も言っているように、電凸だったり攻撃的・脅迫性をはらんだような抗議によって表現の場が奪われるという悪しき前例を作ってしまうとは思いませんか?


検証委のみなさん、自分たちそのものが暴力的だと感じないかんですよ、まず。
だれが承認したんですか、あれ、検証委。名古屋市になんの相談もねえ、突然出て来てね、その中に愛知県の顧問やっとる人が入っていてですね、第三者性なんかあるわけないじゃないですか。

悪しき前例どころじゃない、ちゃんと正直に(事前に情報を)出して来ればこんなこと起きんかったですよ。僕は、「頼む、今のままだったらやめてくれ」と言ったと思いますけど、主張したければ、違うところでご自由にやるか、方式をもうちょっと納得行くように変えてくれと言ったってええでしょ。



ーーそれは検閲とは言わない?

言わないですよ。検閲ゆうのは、最高裁の判例で決まっとって。一切表現を禁止するやつを検閲と言うんです。

例えば、僕がある出版社に入っていって、「この本はもう出しちゃだめ」と、言うと検閲になる。今回の場合、民間であればなんの問題もなく(展示)できるわけです、これ。なんの問題もないかどうか、知らんけど。私が言う権限もありませんし、検閲とは全く関係も無い。

100歩譲って(不自由展の作品が)芸術だというんだったら、(内容への口出しは)必要最小限にとどめなあかんいう論理は分かります。

それから、みなさんが気づいとらんのは、(今回のような)主催という問題は、ガバメントスピーチと言いますけど、「行政が発信するなら、正しい」という裏書き効果がある。そういう効果がありますから、普通の画廊でやるのと、名古屋市主催でやるのと全く意味が違うんです。名古屋市主催でこういうことをやりますと、そうでない意見の人たちは対抗できんせんのですよ。



ーーそういう風にならないように、委員会という形を立てて、芸術監督とかを間に立てるのが公共が関わる美術祭のあり方だと思うんですけど。今回もその形を取っていましたが。

騙したで、いかんじゃないですか。問題はそこに行きますよ。

本当のことを言っとれば、さすがの大村知事も、わしも言いますから。ちょっと待ってくれと。大方の日本人の気持ちを著しく害すると。天皇陛下のやつは特にね



アートとは何か。

「表現の不自由展・その後」が中止された当時、抗議電話の約4割が、昭和天皇の肖像写真をモチーフにした大浦信行氏の映像作品についての批判だった。河村知事も、インタビューの中で、何度もこの作品について言及した。


ーーあの作品をご覧になって、あれがアートだということに異議はありませんか?

アートの定義がなんだか分かりませんけども、まあ一般的に言ったら一人でも感動したらアートかもしれませんよ、定義はありませんから。(でも)一般的にいう芸術ゆうものではないですわな、普通は。



ーー一般的にいう芸術とは、どういうものだとお考えですか?

そりゃ、ああいう政治的なメッセージがあるものなら、ピカソの『ゲルニカ』とか、ああいうやつですわ。それから平和なやつだと、『モナリザ』とか。



検証委からのヒアリングに対し、大浦氏は昭和天皇をモチーフにした作品について制作した背景を答えている。

映像の中で焼かれているのは写真でなく、自分(大浦氏)の版画作品そのもの。焼くことを従軍看護婦の女の子に託したのは、それを焼くことで自分の中に抱え込まれた内なる天皇を燃やすことで昇華させる行為であり、祈りと言ってもいい」という。

さらに、「天皇を批判するために燃やすなどという幼稚なものは芸術の表現ではない」として、天皇を侮辱する目的ではないと強調している。



ーー大浦作品の意図はご存知ですか?


色々言っとるけど、そうなる(炎上する)に決まってるじゃないですか。自分の意図がどうであろうと、受け取る人がどう思うかがでかいんだから。



ーー天皇陛下を燃やそうと思ったわけではない、ということはご存知…

そんなバカな。実際燃やしとるがな、バーナーで。そんなん通じませんよ。そんなこと。悪いけど。



ーー感じ方はそれぞれですが、こういう解釈があるんだ、という風には思われない?

祈りがあったとか、そんなもんじゃないですよ。(中間報告)読んどるけど。普通の人が見て、どう思うかですよ。

そんなことを隠れてやって、どういうつもりですか?日本の国民世論をハイジャックしてどうするの、これ。

世界に大恥を晒して。日本国民って、天皇陛下に敬意を持たん国なんだなということを世界に晒すことになるよ、言っておくけど。



ーー意図がどうであれ、まったく伝わらないと?

受け取る人がどう思うかが決定的にでかいわけですよ。

(事前に)正直に言いなさい、と言っとるんですよ。ハレーションが起こるのと、非常に多くの日本の人たちの心を踏みにじることになるのは、分かっとるわけでしょ?そうでしょ?

だいたい多くの日本人は、みんな陛下に敬意を持っとるわけです、長い歴史の中で。そういう方たちの気持ちを踏みにじると思わない?

名古屋市民、愛知県民、日本国民。主催事業ですから、自国の天皇陛下の肖像画をバーナーで暴力的に燃やして、足で踏みつける展示を積極的に認めたことになるんですよ。主催だから。恥じゃない?



ーー作品を見て、平和や検閲について考える人も少なからずいると思います。そういう人は、日本人、市民には当たらないんですか?

色んな意見があってもええですよ。ほんだけど、やり方ちゅうのがあるんであって。正直に「こういう展示を出します」と言えば、討論会になったでしょう。実行委員会を開こうという事になっただろうから、そこに大浦さんが来て話せばいいじゃないですか。



ーー最後に一つ。河村さんの中で、芸術祭や芸術とは、どういうものだとお考えですか?

そりゃあ、みんな自分の意見をどんどん言っていくゆうのは、大変ええことであって。ただフェアにだけやらないかん、ということです。

ある日突然、ハイジャックしてですね、騙して。だまし討ちにしたような人たちが出てきてですね、マスコミも真実を伝えずに……。そういうのは、本当に危険な日本になりますよ。

フェアにだけやって、そこで議論を巻き起こせばいいじゃないですか。正当なステップが嫌だで、隠して出したんでしょ。そこにどうして『表現の自由』があるんですか。表現の自由という名の、国民世論の、普通の人の国民世論のハイジャックですよ。

暴力的、今回のは、ひどい話ですよ、こんなの。おびただしい人たちの、天皇陛下に敬意を持とうという人たちの心はどうなるんですか? 名古屋市とか愛知県とか日本国とかそこが主催でやるんですよ? 個人じゃないのよ。これは止めないかんでしょ、いくらなんでも。恐ろしい話だわ。どえりゃあ…


◇「 #表現のこれから 」を考えます◇

「伝える」が、バズるに負けている。ネットが広まって20年。丁寧な意見より、大量に拡散される「バズ」が力を持ちすぎている。

あいちトリエンナーレ2019の「電凸」も、文化庁の補助金のとりやめも、気軽なリツイートのように、あっけなく行われた

「伝える」は誰かを傷つけ、「ヘイト」にもなり得る。どうすれば表現はより自由になるのか。

ハフポスト日本版では、「#表現のこれから」で読者の方と考えていきたいです。



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2019年10月07日 18時40分

衆院代表質問で、枝野幸男氏が「お上に迎合した当たり障りのない表現だけに徹しようという『事実上の事前検閲』につながってしまいます」と指摘。安倍首相が反論しました。

<略>

■安倍首相「萎縮している報道機関など存在しない」

この質問に対して安倍首相は、「安倍政権に対する連日の報道を見れば、おわかりいただけると思いますが、萎縮している報道機関など存在しないと考えています」と回答した。

続いて、「それにも関わらず、ありもしない危機をいたずらに煽るのは我が国の隆々たる各言論機関、才能あふれる芸術家のみなさんに対して大変失礼なのみならず、外国からの誤解を生みかねないものであります。報道、表現の自由は民主主義を担保するものであり、当然尊重されるべきことは言うまでもなく、 日本国憲法に基づいてしっかり保障されることは、立憲を党名に掲げる枝野議員であれば、ご理解いただけるものと考えています」と皮肉った。

また、萩生田光一・文部科学大臣は補助金を交付しない理由を、主催者である愛知県が「来場者を含め、展示会場の安全や事業の円滑な運営などを脅かすような重大な事実を認識していたにも関わらず申告がなかったことが、不適当と認められた」と述べた。「文化庁は手続きにしたがって適切に対応していると認識している」とした。

<略>

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今まで好き勝手やってきた自称芸術家たちや左翼、反日集団は、いい加減にしなさい。


日本を馬鹿にして、日本をとことん嫌い、貶めたいのに、補助金にたかり自腹を切りたくない卑怯な愚か者。

そんなに立派だと思う作品を日本国民に見せ、感銘を受けさせる自信があるのなら、自分たちで会場を借りて、大嫌いな日本国、県、市の税金を使わないで、勝手に展示すればいい。
図々しくて、まるでどこかの国の人たちみたい。


昭和天皇や特攻隊員、先の大東亜戦争のご英霊を馬鹿にして貶めるようなことをしたら、まともな日本人はあなたたちを許しません。

マスコミも、なぜこんなに多くの日本人が嫌悪感を感じ、公費を使ってのこの自称芸術祭の継続に反対しているのか、核心に触れる報道をし、事実を伝えなさい。
インチキしないアンケートを取り、民草の声を拾いなさい。



わたしは、河村たかし名古屋市長の「不自由展」再開反対、公費を使うことへの抗議、事実を矮小化し伝えないマスコミに対する抗議に賛同し、応援します。


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Posted at 2019/10/08 19:33:49 | コメント(4) | トラックバック(1) | マスコミ・反日 | 日記
2019年10月04日 イイね!

優しい笑顔の日本男児・姫野選手の魅力♪

優しい笑顔の日本男児・姫野選手の魅力♪前回の2015ラグビーwC大会で注目されたのは、五郎丸選手

今回の自国開催大会、初戦ロシア戦で3トライの大活躍をしたのは、松島幸太朗選手

世界ランキング2位・アイルランドとの第2戦では、3-12と苦しい状況に追い込まれながら、それ以上の得点を許さず、後半40分間はなんと無失点。
田村選手のキックと、ケガのため途中出場の福岡選手のチーム唯一のトライで、見事逆転!
耐えに耐え抜いた終盤には、見事なパスカットから、トライ寸前まで陣地を押し返すなど、華やかなバックスの活躍が注目されました。

しかし、日本の勝利・強さを支えたのは、バックスだけではなく、フォワードも!

スクラムは体格に勝るアイルランド勢よりむしろ優勢で、前線でひるまずに体をぶつけ敵の攻撃を抑え、ボールを奪い、前へ前へ進む強くたくましいフォワードの活躍が光っていました。


試合の流れを決定づけたのは、もう少しでアイルランドがゴールラインに到達しようとするピンチに、『ジャッカル』で窮地を救った姫野選手のプレー。

中腰なって両足をグランドに付けたまま、相手ボールを奪い取ろうとして、相手はボールを離せず『ノットリリースザホール』の反則。
これで、大ピンチが一転して、チャンスに変わりました。

姫野選手は、ロシア戦ではチームトップの121m(3トライの松島選手より長い)の距離をボールを運び、アイルランド戦では15回もボールを持って突進し続けた大活躍。どちらも、チームトップだそうです。

◆12:55から

20190930(ニュース日テレ)櫻井翔が見た“ラグビー日本代表大金星”戦略とは&釜石を訪問


そんな素晴らしい活躍を続けている姫野和樹選手、25歳。

気は優しくて力持ち。
明るい笑顔が今日も行く。


・・・これは、ドカベンの山田太郎でしたね。

見事な体躯だけでなく、お顔も爽やかなイケメン。
母性本能をくすぐる満面の笑顔、奔放で無邪気な言動。


下記のような素晴らしい記事からも、見事な日本男児、誰もが応援したくなる魅力が伝わってきます。

ぜひ、ご一読ください。



ラグビー日本代表の若きキーマンに成長 25歳・姫野和樹が「読書」に取り組むワケ
THE ANSWER編集部・佐藤 直子
2019.09.18

代表デビューから2年の25歳が肌で感じる「世界」と「日本」

 9月20日。ラグビーワールドカップ2019日本大会が、いよいよ幕を開ける。夏季オリンピック、サッカーワールドカップと並び、世界3大スポーツイベントと称され、海外から約40万人のファンが4年に一度の祭典を楽しむために日本を訪れる見込みだという。ホスト国の日本はジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の指揮の下、史上初のベスト8入りを目指し、“勝てる“チームを積み上げてきた。

 大一番を前に、チームの仕上がり具合を測る場となったパシフィックネーションズカップ(PNC)では、初戦のフィジー戦(釜石)で抜群のディフェンスからスピード感溢れるオフェンスに繋ぎ、34-21で勝利。2戦目となったトンガ戦(花園)では41-7と圧勝し、“勝てる”チームの片鱗を見せた。

 ラグビーでは、当該国の国籍を持たなくても、両親もしくは祖父母の1人が当該国で出生している選手、プレーする時点の直前まで36か月以上継続して当該国を居住地としていた選手であれば、代表チーム入りすることができる。そのため今回の日本代表チームも、FW陣を中心に屈強な体格を持つ海外出身選手が名を連ねる。その中でも一歩も引かぬアグレッシブなプレーで存在感を光らせるのが、バックローと呼ばれるFL(フランカー)やNO8(ナンバーエイト)を務める姫野和樹(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)だ。

 日本代表デビューは2017年11月4日のオーストラリア戦だった。以来、代表として研鑽を重ねた日々は「濃い2年間」だったという。「25歳なんですけど30歳くらいになったんちゃうかな?って思うくらい年取った感じがする(笑)」と破顔するが、子供の頃から夢見た桜のジャージ。「その夢が叶っているわけですから、すごく充実していますよ」と声を弾ませる。

 この2年で大きな自信を身につけた。日本代表として戦うテストマッチはもちろん、代表選手を中心に構成されるサンウルブズやウルフパックの一員として海外チームと対戦。かつて日本はフィジカル面で不利とされてきたが、海外選手との肉弾戦を重ねた姫野は「日本人でも全然フィジカル的に負けていない」と言い切る。そればかりか「強みに変わりつつあるんじゃないかという風に思っています」とも続けた。「自信を持って臨むために、プロセスが大事だし、結果が大事」。身体に染み込ませた1つ1つの経験と手応えで得た自信のおかげで、今では「ワールドカップが楽しみ」と思える余裕が生まれた。

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22歳でのキャプテン就任が大きな経験になったと言う【写真:mika】


トヨタ自動車に入社直後にキャプテン就任「めちゃくちゃ大変でしたよ(笑)」

 FLやNO8というポジションは、スクラムやラインアウトのセットプレーからいち早く飛び出して相手にプレッシャーをかけたり、サイドアタックを仕掛けたり、激しいタックルでボールを奪い返したり、相手に捕まった味方選手のサポートに行ったり、パワーとスピードに加え、瞬時に適切な状況判断をする能力が求められる。このポジションを究めるためにも、姫野は普段から「物事の本質を見るようにしています」という。


「何か問題が起きた時に、しっかりと本質を見て、何が必要で何がダメ、じゃ次は何をしようっていうことを、すごく考えられるようになりました。グラウンドでプレーするのは選手だけで、監督やコーチがいるわけではない。試合中の問題解決は、選手が瞬時に判断していかないといけないですから。トヨタではキャプテンもやっているんで、そこは意識するところですね」

 愛知県の春日丘高から強豪・帝京大に進んだ姫野は、大学卒業後に地元・愛知に拠点を置くトヨタ自動車ヴェルブリッツに加入した。だが、入社から1か月ほど経ったある日、就任間もないジェイク・ホワイト監督から、まさかのオファーを受けることになる。南アフリカ代表を率いて2007年ワールドカップを制した名将は、姫野にキャプテン就任を打診。大学を卒業したばかりの22歳は、これを引き受けた。

「めちゃくちゃ大変でしたよ(笑)。本当に社会人になって、すぐの話。社会人という新しい環境に慣れるだけでも必死な状態でしたし、トヨタ(ラグビー部)の文化も分からない。何も分からない状態で大役を任されたんですけど、本当にその1年はしんどかったです。でも今思うと、あの1年があったからこそ、今の自分がいるんだと思います。むちゃくちゃ大きな経験でした」

 自分より年上のチームメートたちに認めてもらうためにも、トヨタの“顔”として外に出ても恥ずかしくないキャプテンになるためにも、姫野は人としての引き出しを増やすことにした。実際に何をしたのかというと、本を読みまくった

「トヨタの代表として人前で話すこともたくさんあるので、知識を増やしたいなと。また『自分はこの物事に対してこう考えているけど、違った見方をする人はいるのかな』と感じた時にも読みます。例えば、僕はリーダーシップについてこう思うけど、他の人はどうなんだろう?とか。他の人の考えを本で読んで取り入れることもありますし、合わなかったら一意見として参考にして。自分が成長する上ですごくプラスになると思ったので、本をすごく読むようになりました」

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ラグビーの文化が好きだと話す姫野【写真:mika】


姫野が語るラグビーの魅力「試合中にあれだけ激しいことして、殴り合いもしているのに…」

 最初に読んだ本は海賊と呼ばれた男」(百田尚樹著)。出光興産創業者の出光佐三をモデルとした主人公・国岡鐡造の一生を描いた小説に「リーダー像がカッコいいなと思いましたね。すごく面白かったです」と声を弾ませる。この1冊をきっかけにリーダーシップ論について説く本や自己啓発本、小説などジャンルは問わず読書を続けている。最近読んでいるのは、同じく百田氏著の日本国紀だ。これを選んだ理由は、ある人物のアドバイスからだった。

「代表チームにいるメンタルコーチが『己を知る、先祖を知ることが強さに繋がる』という話をしていたんです。日本人はどういう種族なのかどうして日本人の勤勉さや真面目さ、礼儀正しさが生まれたのかどういう歴史が背景にあるのか。それを考えた時に『日本国紀』という本がいいかなと思って読んでいます。日本人は昔から続く育ち方や文化があるから、今の強さに繋がっていると思うと、すごく誇らしく思うし、もっと強くなった気がしますね

 日本人であること、日本が持つ文化を誇りに思う姫野は、ラグビーの文化もまた愛してやまない。ラグビーは独自の文化として、試合後に「アフターマッチファンクション」という両チームの選手やスタッフ、レフェリーが参加する交歓会がある。軽食を楽しみながら、「ノーサイド」の精神に則り、「あのタックルにはやられた」「あのトライは最高だったな」といった具合に、敵味方関係なくお互いを称え合う場だ。ラグビーが持つ独自の文化に話が及ぶと、姫野は目に星のような輝きを浮かべながら、少年のような笑顔を見せて言った。

「本当にラグビーというスポーツが面白いって純粋に思いますし、ラグビーの文化が好きですね。仲間を大切にするとか、規律を守るとか、相手をリスペクトするとか、そういったことを公言しているスポーツはなかなかないと思います。試合中にあれだけ激しいことをして、殴り合いもしているのに、試合が終わったら一緒に酒を飲むとかね(笑)。ファンも敵味方関係なく一緒になって飲みますよね。そういうのがラグビーの魅力だと思うし、好きなところですね」

 試合が終わってしまえば「仲間」となれる文化が、全世界でラグビーが愛される理由なのだろう。9月20日から始まるワールドカップでは、姫野ら日本代表が大きく躍動する試合を、日本人ファンと海外からのファンが肩を組み合いながら応援する姿がそこかしこで見られるかもしれない。

(THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato)


アイルランドを封じた男 優しい笑顔の姫野和樹が背負ってきたもの
フライデー編集部
2019年09月29日

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熱戦のあとでも爽やかな笑顔を見せる姫野


決定的なプレーは、16―12のスコアで迎えた後半24分頃にあった。

ラグビー日本代表は、優勝候補とも見られるアイルランド代表を前に防戦一方。パワープレーの得意な相手に徐々に陣地を押し込まれ、逆転のピンチを迎える。

窮地を救ったのは、フランカーの姫野和樹。自陣ゴール前左中間でこの日好調のフッカー、堀江翔太がタックルを決めると、倒れたランナーの持つ球へ姫野が絡む。ジャッカルというプレーだ。

ここでアイルランド代表はノット・リリース・ザ・ボール(倒れた選手がボールを手放さない反則)を犯し、姫野は仲間から手荒い祝福を受ける。

「ピンチを救いたい気持ちでがむしゃらにボールに絡んで行っていました。あの流れ、あの時間帯で決められたのは、かなりチームにとって大きかったと思います」

9月28日、静岡のエコパスタジアムではワールドカップ日本大会の予選プールAの試合があり、最後までタフだった日本代表がアイルランド代表を19-12で破った。初の8強入りへ大きく前進するだけでなく、世界ランクを史上最高の8位に引き上げた。強い突進でも光った殊勲者は、顔にあざを作ったまま笑った。

「きょうはプレッシャーを楽しめる余裕があったので。楽しい、と、自然と笑顔がこみあげてきました」

姫野と高校、大学で一緒にラグビーをしていた園木邦弥は、相手が強くなるほど燃え上がる同級生の姿をよく覚えている。愛知の春日丘高(現中部大春日丘)に入った姫野は、他のチームメイトに怪我をさせないためにと一部の練習を回避させられていた。仲間たちが本当の姫野の凄さを見られるのは、全国大会などの大舞台に限られた。

普段は他愛ない話で大笑いする身体の大きなチームメイトは、いざゲームになれば相手の主力格を真っ向勝負でひっくり返す。ノーサイドの笛が鳴ればそのことを誇るでもなく、また、もとの優しい奴に戻っていた。

しばらく経つと、中学時代に腕相撲をした教師の骨を誤って折ったり、県の選抜チームのセレクションでコーチと希望ポジションについて議論をしていたりという、自分が出会う前の姫野に関するいくつかの伝説というか噂を耳にする。そのたびに園木は、「いまの姫野はそんな奴じゃないのになぁ」と驚かされた。

大学選手権で連覇を重ねていた帝京大へ入ると、1年時に日本代表へ入りながら怪我に泣かされる姫野に「人間的な成長」を見た。

テレビの特集で、姫野がトイレ掃除をしながら「監督に言われてやっていると思うより、自分を成長させるためにと思ってやった方が得」との旨を話すシーンが流れた。園木はその映像を見て、友が心を磨くさまを想像した。

部の雑務を上級生がおこなう習わしのクラブで、姫野はもっとも後輩から人気のある先輩の1人になっていた。最後は9まで伸びる大学選手権の連覇記録を8にした4年時は、それぞれNECとサントリーに進む亀井亮依主将と飯野晃司副将、さらにはパナソニックの一員として今度の日本代表にも入った松田力也副将を側面支援。いまは日野でプレーする園木は、学生時代の姫野をこう思い返すのだった。

「人として成長した姫野が下級生に声をかけることで、下級生によりいい影響を与えたというか…。姫野はAチーム(主力)の選手だけじゃなくて、いろんなチーム、さまざまな学年の選手に声をかけていた印象です。後輩が『姫野さん、いい人だよな』と話すのを聞いた時は、いい関わりをしているんだなと感じました。帝京大の文化、先輩たちの姿を見てきて、そういう行動や会話をしていたのだと思います。4年生同士の話し合いのなかでも、『姫野みたいになっていこう』という話が出ていた印象。リーダーという職には就いていなかったけど、チームをまとめようという意識を持っていたと思います」

強い相手に発奮する傾向は、2017年11月の代表デビュー戦でオーストラリア代表からトライを奪ったり、2018年にスーパーラグビー(国際リーグ)のサンウルブズへ入って大きなタックラーを吹っ飛ばしたりするシーンとぴったり符合する。もちろん、アイルランド代表戦での活躍ぶりからもうかがえる。

園木は社会人になってからも姫野と定期的に会うが、核心を突くような話はあえて控えてきた。姫野がトヨタ自動車で入社1年目から主将になった2017年度は、無形の重圧に悩まされる様子を本人ではなく他の同級生や高校の関係者から聞いた。

「キツい中だったと思うし、自分がアドバイスできることもないので……」

時間が経ってから「大変だったんだよな?」と問いかければ、本人からこう返されたようだ。

「ベテランの人に何を話したらいいかわからんし、常に頭、フル回転だよ!」

ワールドカップイヤーの6月下旬、トヨタ自動車の2選手がコカイン所持の容疑で逮捕された。姫野が気配りのできる好漢だと知るからこそ、直前の定期戦で顔を合わせたきりだったという園木は心配でならなかった。

当時の日本代表合宿で記者の関連質問が制限されていたと聞いて少しは安心できたが、「彼自身、責任を感じているんじゃないか」と自然と思った。アイルランド代表戦の直後、本人は「…ずっとラグビーに集中していましたよ」と口角を上げていたが。

一筋縄ではゆかぬドラマの先にあるのが、今度のワールドカップ日本大会だった。ここまで2試合に出て持ち味を発揮する姫野を見て、園木はただただエールを送るのだった。

「不思議な感覚で、誇りというか、嬉しい思いが強いです。チャレンジした日々を重ねての掴み取ったジャージィは、軽くない」

次のサモア代表戦は10月5日、おひざ元の豊田スタジアムでおこなわれる。茶目っ気と礼節の絶妙なバランスが魅力の25歳は、「また、頑張ります」と、大勢の記者団に頭を下げた。

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さあ、いよいよ明日、10月5日(土)

グループリーグ第3戦は、日本 対 サモア(豊田スタジアム) 19:30~



ラグビーW杯対戦前に 総理とサモア首相エール交換(19/10/02)



日本代表の健闘を祈ります!
Posted at 2019/10/04 15:59:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 学ぶこと | 日記

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