「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」
2011年にオンエアーされたアニメで、通称、「あの花」と呼ばれているそう。
秩父が舞台になっており、秩父橋、武甲山、定林寺、秩父神社、西武&秩父鉄道、それに秩父の街並みが随所に出てくることもあって、聖地巡礼として秩父を訪れるファンも多いとか。
最近、このアニメがあることを知り、秩父の魅力に取りつかれつつある身としては、ぜひ一度は見ておかねばと、早速TSUTAYAに出かけた。
昔、事故死した女の子が願いをかなえるべく、夏のある日に霊としかつての幼なじみ達のところに現れ、皆、それまではバラバラだったのが、それぞれの想いを交錯させながらも、最後は一つになるというちょっとベタなストーリーであるが、アニメファンならずとも楽しめた。
聖地巡礼という訳ではないが、イニDの舞台になっているここいら辺りの峠とその周辺は、散々走り回って来たので、「あの花」にも出てきた場所を含め、この機会に秩父の街中ももっと巡ってみようと思い、出かけることにした。
行く先々で調子にのってシャッタを切っていたら、かなりの枚数になってしまい、とてもじゃないが一回では載せきれないので、「あの○○」シリーズとして小分けにしてブログにupすることにした。
で、初回は橋がテーマ。
R140を寄居から秩父に向けてしばらく走ると、皆野寄居バイパスの入り口に差し掛かるが、そこにあるのがこの二つの橋。
手前が折原橋で、奥が末野大橋。
この後にも出てくるが、秩父周辺ではこのように橋がクロスしている箇所がいくつかあり、景観のポイントになっている。

さらに奥にあるのが、玉淀ダム。
そして、秩父に入り、R299が荒川を渡る所に架かっているのが、幾度となく「あの花」に出てきた秩父橋である。
ちなみに、これは二代目秩父橋とのこと。

橋より下流を眺めると、太平洋セメント秩父工場と蓑山の姿が見える。

その隣に位置するのが、3代目秩父橋。
主塔が一つで、そこから延びたケーブルが橋を支えている構造は、この後に出てくる秩父公園橋と同様である(後で写真を見ていて気づいた)。


2代目の右隣に見えるのが、初代秩父橋の橋脚だそうである。
続いては秩父公園橋。
ひときわ高くそびえる主塔と、その下に健気に架かっている武鼻橋とのコントラストが良い。
武甲山も、また何とも憎い所にいらっしゃる。

そしてこの位置からの眺めが、何と言ってもダイナミックで、圧巻。

さらに上流へと昇り、次は巴川橋。
緑の中に赤が映える。
橋全体を撮ろうと思い橋の周囲をウロウロしたが、そのような場所が見つからず、断念。

武甲山を含めたこの眺めが、秩父の魅力である。
そして、最後がR140沿いに荒川中学と道路を挟んで反対側にある、この橋。
名前はなさそう。
奥には秩父鉄道が通っており、撮影ポイントになっているみたい。

荒川の支流で、小さな川であるが、見下ろすと結構深い。

このように、橋だけをピックアップしても見所が多く、その他、観る場所には事欠かない。
ますますハマりそうな予感。
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ドライブ日記 | 日記
Posted at
2014/07/01 00:36:25