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2019年03月30日 イイね!

乗り始めて3カ月、86について語ってみた。

86に乗り始めてから3カ月余りが経過した。

乗る度に面白さが増していく感じで、週末ともなれば毎週のようにワインディングロードへと繰り出し、その走りを何度も確かめた。

その間の走行距離は4500km。

86についてちょっと語ってみることにした。

■トヨタHPより
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86のエンジンはパワーのみならず燃費も重視したということで、同じ2リッターでもスバルのWRXやインプレッサ等に搭載されているショートストロークのEJ20(92.0×75.0)ではなく、スクエアのFA20(86.0×86.0)が新たに開発され搭載されている。

記憶違いの部分もあるかも知れないが、水平対向エンジンである故にロングストローク化によってエンジンの幅は広がり、それを低くマウントするためにボディはワイドにせざるを得ず、また、サスペンションもダブルウィッシュボーンはリアのみで、フロントはスペースが少なくて済むストラットが採用されたという内容の情報をネットか何かで読んだ。

86というネーミングにこだわるのであれば、もう少しコンパクトなボディサイズにできなかったのかとも思うが、低重心や燃費とのトレードオフの結果ということであればやむを得ない選択だったのかも知れない。

■西伊豆スカイライン
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低重心であることの最大のメリットは、やはり何と言ってもコーナーリング性能の高さだろう。

普通ならアクセルを緩めたりブレーキングしたりするような場面でも、速度を落とすことなく、ステアリングを切るだけですっーとインを向いて旋回に入ることができる。

スピードが乗ったコーナリング中でもステアリングを切り込めばフロントは逃げることなくさらにインを向こうとするし、一体、どんだけ限界が高いの?って感じだよホントに!

■沼津
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一方、車高が低いことのデメリットとして良く挙げられるのが乗り降りのしにくさだが、これについては事前事後の儀式みたいなもんで、大して苦にはならない。

ただし、これにはドアが充分に開いた状態という前提条件がつき、隣に車が停まっているとこれがすごく難儀な儀式に変わってしまうのである。

2ドアなのでドアの幅が広く、そのため開き角が必然的に小さくなってしまい、そんな状態で隣のクルマに当てないようにドアを手で押さえつつ、リンボーダンスのような姿勢でドアの隙間から這い出るようにしなきゃならないので、これが結構大変なんだな(^◇^)

■成田山
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駐車場の自動料金所とかもなかなかの鬼門で、手が料金投入口に手が届かないこともある。

その他としては対向車のヘッドライトの眩しさかな。

しかも対向車だけでなく、後続車からもルームミラーやサイドミラーを通して光撃が来るし。

あと、座面が低い上にワイドボディなので左側下方の視認性が悪く、左折時にガードレールとかかが見えなくてちょっと気を遣う。

■猿ヶ京温泉周辺
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86の装備の中で一番関心があったのはLSDで、これにより走りにどんな違いが出るのかすごく興味があった。

LSDは接地荷重の小さくなった駆動軸へ駆動力が逃げてしまうのを抑えるのがその役目であるが、その効き具合をぜひ体感してみたいと思い、峠道に行く度にいろいろ試してみた。

旋回中にアクセルを踏み込んでいくと、あるところからリアに拘束されるような感じでグイグイとインに向けて押し出されていくような走りへと変わっていった。

慣れないうちは少し違和感があり、強引とも思える旋回感に恐い感じもした。

はたしてこれがLSDの効果なんだろうかと思い、車の走りのメカニズムについて疑問があった時に参考にさせて頂いている「自動車を物理する」というサイトを見たところ、「左右の荷重移動が大きく加速度が大きい場合はアウト側のタイヤの駆動力が大きくなりインを向く」という主旨のことが書かれていた。

やはりそうか。

そして、走り込む程にこのLSDの効く感覚が忘れられず、次第にやみつきになってしまったのは当然の流れだったのかも知れない(^O^)/

無論、そんな走りをせずとも、郊外の幹線道路を流しているだけでもグッドハンドリングを感じることができ、気持ち良くなれるクルマである。

■沼田
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エンジンパワーについてはカタログスペックでは200psとなっているものの、実際の軸出力はせいぜい150~170ps程度とのネット情報もあり、フラットなトルクカーブになっていることもあって強い加速感は感じられない。

慣れてくると、正直なところもう少しパワーが欲しいかなとも思ってしまう。

でも、このクルマの魅力は決して持て余すようなハイパワーでもなければ、のけぞるような強烈な加速感でもなく、使いきれるパワーにこそあると思う。

■甲府周辺
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標準で装着されているタイヤもミシュランのPRIMACY HPで、このタイヤはトヨタのプリウス等にも付いているコンフォート系のタイヤであり、決してハイグリップタイヤではない。

旋回中にアクセルを深く踏み込めば、簡単にテールスライドを許してしまうようなタイヤである。

でもそこにはコントロールする面白さがあり、パワーと同様に使い切ったと思わせる満足感を感じさせるものがある。

それこそが86の最大の魅力と感じる。

■八ヶ岳周辺~白樺湖
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スタイリングに関しては、サイドからの眺めは2ドアクーペのシンプルな美しさが際立ち、すごくキレイだなと思う。

リアも相応の迫力とボリューム感があって好きだな。

でもフロントビューについては、今時のトヨタ流のちょっとイカつい顔つきがあまり好みではなく、カミさんに言わせればサメみたいとか。

確かにそうだな。

真正面から見ると立体感や躍動感に乏しく、ワイドボディが悪い方向に強調されて平板に見えてしまうところがすごくもったいないね。

なので、写真を撮る時はどうしても斜め後方からのアングルが多くなってしまう。

さて、久々に書き始めたら止まらなくなってきたので、今日はこの辺りで終わりにしようか(^O^)/
Posted at 2019/03/30 23:45:34 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマあれこれ | 日記

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