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2016年10月26日 イイね!

FANTASIAの世界

先日行った森恵のライブの後に、ライブのサポートメンバーの一人が「なんて月がきれいな夜…。歌詞に弾きながら涙した曲を聴きながら帰ってます」とツイートされていたのが目にとまった。

「愛せない人」がその曲であるが、ツイートされていた方は沖増菜摘というバイオリニストで、この曲を選ばれていたことからちょっと興味が湧いたので調べてみると、スタジオミュージシャンやライブのサポートなどで活躍されており、他の方とユニットを組んでのコンサート活動などもされているということだった。

出身が森恵と同じ広島で、しかも行ってみたい場所の一つである尾道ってところにもちょっと惹かれ、いくつかupされている演奏の動画を見ていくうちに、何十回とリピートしてしまったのが以下の動画だった。

高円寺でのストリートライブにゲスト出演された時の動画であるが、2:40過ぎから始まるソロはどこまでも情熱的でエキサイティングで、バイオリンであることを忘れてしまうかのような圧巻のプレイだ!

思わず熱くなった。




それでさらに引き込まれてしまい、CDが出てないかと思い調べてみるとFANTASIAというアルバムがリリースされており、オフィシャルサイトに以下の2曲の動画があった。

Devotionは哀愁を帯びたバイオリンの旋律が印象的で、ディズニーシーのミスティックリズム(もう無くなってたんだね)にでも使われていそうなファンタジックな曲だ。




Struggle For Justiceはアップテンポでスリリングな展開の曲であるが、いろんな場面がイメージされるドラマチックな曲である。

しかし、この曲からこのアニメのPVを考えつけるセンスはすごい!




今まで自分があまり聴いたことのない音の世界に魅了されてしまい、早速、FANTASIA(iTunesのみでの販売)を購入して聴きまくった。

その中で特に印象的だったのは以下の2曲。

◆Independence March
軍隊の行進の足音とヘリの音を模した効果音から始まるこの曲は、そのまま地獄の黙示録(見たことないが・・・)のオープニングテーマになりそうなくらいの壮大なスケールの曲である。

◆Chocolate Kingdom
胡弓から始まるこの曲は大陸的でどこかしら懐かしい感じの調べで、中国の桂林(行ったことはないが・・・・)辺りを船で旅しているかのような気分がしてくる曲である。

バイオリンがメインとなるとどうしてもクラシックをイメージして、これまであまり聴こうとは思わなかったが、それを覆すような魅惑の世界がFANTASIAの中に広がっていた。
Posted at 2016/10/26 23:31:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | music | 日記
2016年10月15日 イイね!

グローリアチャペルに響きわたる恵みの声

JRを恵比寿で降りてガーデンプレイスに向かって歩いて行くと、東京都写真美術館が見えてきた。




今、こちらでは10/23まで世界報道写真展が開催中で、これを見てきた。

そこに展示されている写真はどれも、普段、目にすることが少ないものばかりで、世界で起きている戦争や暴力、シリアからの難民、人種差別、環境汚染などの現実が伝えられている。

今、何が起きているのかを、写真は幾多の言葉よりも雄弁に、重く問いかけてくる。

そんな中、人々の日々の暮らしなどを撮影した写真もいくつかあり、それを見るとほっとして救われる。

今の日本に生まれ、暮らしていることを感謝しないといけない。




恵比寿に来たのは、ガーデンプレイスがオープンして以来だろうか。

相変わらずきれいでオシャレなところであるが、若い時ならともかく、今となっては惹かれるものはなく、中に入ってみたいともあまり思わなくなった。

それだけ歳を取ったということなんだろう。




おぉ、夕陽を浴びてきれい!

では、品川へと向かいますか。




あれ、このあたりって住所が白金になってるけど、あのシロガネーゼの生息するという白金かな?

意外にレトロ系や庶民的な店もあるんだね。




おや、こんな店も!

ちょっと燃料補給していきますか(^O^)/




さてさて、ようやく到着したのは品川のグローリアチャペルで、森恵のライブ会場だ。

森恵のライブに初めて行ったのが一年ほど前のこの場所で、それ以来、六本木、渋谷のライブへと参戦してきたが、早いものでふたまわり目に入った。




森恵のライブはおおざっぱに言うと、六本木はロック系、渋谷はフォーク系、そして今回の品川はクラシック系に分類され、場所も教会ということもあり、ストリングスとピアノをメインとした厳かなライブになる。

緊張の中、1曲目が始まった。

あれ、この曲、知ってるんだけど、なんて題名だったかな・・・?

サビに入ってようやく「そばに」だってこと、思い出した。

インディーズ時代の曲で、youtubeの動画でしか知らない曲だけど、まさかこの曲がくるとは・・・。

ギターケースに座って歌っている吉祥寺でのストリートライブの動画が一番印象に残っているので、親戚のおじさんでもないのに、「こんなに立派になって・・・」て感じで、ウルウルしてきた。




そして、3曲目は「愛せない人」。

あとのMCの中で「このホールは響きがとてもいいので、私もそれを楽しみながら歌いたい」と言っていたが、その言葉通りに声量を抑え気味にして、艶やかに抑揚豊かに歌っていた。

詩の内容もあって、大人の女性の色気が感じられる素晴らしい歌唱だった。

 ※歌の出だしは2:50頃



そんな心地良い時間はあっという間に過ぎ、アンコールへと入った。

最初の曲は「遠い記憶」。

ギターアレンジもほぼこの動画と同じだったように感じたが、声量ある人がそれを抑えて歌うところにたまらなさを感じる。

好きな曲の一つだ。




そして次の曲は「鮮やかな旅路」、最後の曲は「ユメオイビト」と納得の選曲だった。

この2曲が終わった時の感想は、内村航平が床の演技を終え、そして最後の鉄棒も着地が見事にビシッと決まった瞬間と同じ、と言えばいいだろうか。

森恵とサポートメンバー(写真はご本人のtwitterより借用)は、鳴りやまないスタンディング・オベーションの中、ステージを降り、感動のライブはその幕を閉じた。




■2016.11.1追記
このあと、バイオリン奏者のおひとり(沖増菜摘:左から3人目の方)にすっかりと魅了されてしまうことになろうとは、この時は知る由もなかった。
Posted at 2016/10/15 19:08:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | music | 日記
2016年10月10日 イイね!

只見線沿いに会津へと走ってみた

地図をしげしげと見ていると、昨年行った新潟の奥只見湖のさらに北側に奥只見湖ととやや似た形をした田子倉湖があり、その近くを只見線が通っていて会津若松までつながっていることを知った。

奥只見湖の景色にはすごく感動し、そろそろまた行ってみたいとも思ってたが、只見線沿線はまだ一度も訪れたことのない未踏のエリアということもあって、今回(8月末)はこちらを走ってみることにした。

関越道を小出ICで降りた後は、只見線と平行して走っているR252に入り、朝日に照らされた山間部へと車を進めていった。

ここから先は日本でも有数の豪雪地帯だそうで、スノーシェッドを途中で何カ所も通過することになった。




只見線の鉄橋があったので写真を撮っていると、ちょうどタイミングよく列車が通過していった。

あとで時刻表を確認するとこの区間は日に3本しか列車がないので、偶然とは言え、良くまあここで出くわせたものだと、ちょっとテンションが上がった。




峠を上り切ると、その先にはまだ早朝のもやに包まれた田子倉湖が見えてきた。




只見線の風化の度合いが周囲の景色に良くマッチしていて、自然と一体化しているようにも見えてくる。




田子倉ダムより下を見おろすと、その先には小ぶりな只見湖の姿が見えた。




そこから下ってしばらく進み、只見駅に到着した。

只見線は小出と会津若松を結んでいるが、2011年の豪雨により3箇所で鉄橋が流失するなどの被害があり、以来、只見~会津川口の区間はバスによる代替輸送が行われているとのこと。

利用者数が少ないことと復旧費用が甚大なことから、まだ復旧の目途が立っていないそうだ。




駅のすぐ近くにある小学校は、周囲の景色と調和したなかなかの景観。




素晴らしい景色を臨むことのできるこの区間を、列車が通ってないのはなんとももったいない。




ここが鉄橋が流失した場所の内の一つのようだ。




しばらく走ると会津川口に到着し、ここから先はまた列車が運行している。

ちなみに、この転車台は2012年のSL運行開始に伴って復活したとのこと。




日本の原風景とも言えるような大志集落。




R252に別れを告げてR400、県道16号と進み、




そして辿り着いた先は喜多方。

ここに来たのは後輩の結婚式以来であるが、20数年ぶりくらいか。

まずは駅を覗いてみよう。




その後は、いつものように街中をぐるりと徘徊してみた。

大通り沿いは目につく建物も多い。




お昼時になったのでちょっとググり、向かった先はあべ食堂。

出てきたのは昔ながらのあっさりとしたな中華そばで、飽きのこない味と言うのだろうか。

でも、おぉっ!と言わせるような味ではなかったかな。




お腹が満たされた後は、磐梯山へと向かった。




桧原湖を一周し、湖畔で一休み。




磐梯山からのダウンヒルをひとしきり楽しんだ後は会津若松へと進み、白虎隊で有名な飯盛山に到着。

土産物店の間を通り抜け、しばらく階段を登って行く。




今回、見てみたかったのが、ちょっと前にブラタモリで紹介されたこのさざえ堂である。

六角の形状をしており、内部は螺旋階段になっている。




中に入り螺旋階段を時計方向に回りながら登り、頂上を超えると、




今度は反時計方向に回りながら降りて行くという、二重構造の螺旋階段になっている。

こうすることによって上りと下りが一方通行になり、多くの参拝客がすれ違うことなくお参りができるそうだが、その着想がすごい。




そのあとは霧に包まれた霧降高原道路から日光を経由し、帰路についた。

Posted at 2016/10/10 22:58:34 | コメント(7) | トラックバック(0) | ドライブ日記 | 日記
2016年10月01日 イイね!

キューポラのある街を訪ねて

「キューポラのある街」とは昭和37年に公開された吉永小百合主演の映画の題名で、埼玉の川口市がその舞台になっている。

題名だけは知っていたものの、キューポラが何なのかも良く知らず、昔は花かなんかの名前だろうと思っていたこともあったが、その当時の川口市は鋳物工場が栄えており、それに関する用語だと知ったのはずいぶん後になってからのことだった。

キューポラとは鋳物工場にある鉄の溶解炉のことで、炉の上部には以下の映画のタイトル画像にあるように特徴的な煙突が付いている。

ネットで調べてみると、川口でもまだその煙突が見られる場所があるようなので、見に行くことにした。

で、肝心の映画はと言うと観たことがなかったので、この機会に観てみた。

貧困や格差、朝鮮人の北朝鮮帰還事業などを背景として、ジュン(吉永小百合)が健気にそして前向きに生きていこうとする様が描かれた作品であったが、まだ貧しい時代だったからこそこのような希望を与える映画が求められたのだろう。




さて、川口駅に降り立つと駅前には商業ビルが建ち並び、思ったよりずいぶん大きな街であった。

商店街に入り、通り沿いに歩いて行く。




高層マンションも多く、さすが鋳物の街だけあって、こんなオブジェもいくつか見られた。




そこから進んでいくと、それほど数は多くはないが町工場が所々に見られる。




昔、実家があった近所にもタイヤ屋や自転車屋、製材所なんかがあり、いろんな機材や工具が置いてあった。

それが子ども心にとても魅力的に見えて、中に入ってその作業と共にしげしげと見ていたこともよくあった。

勝手に触ったりしていたこともあったが、おおらかで長閑な時代だった。

こんな光景に惹かれるのは、きっとその当時のワクワクした記憶が残っているからだろう。




こちらは工場跡を利用した駐車場であるが、時代と共に消えていった町工場も多いはずだ。




さて、本命のキューポラの煙突はと言うと、街を適当に徘徊していればいずれ行き当たるだろうと簡単に考えていたが、全然見つからない。

結局、見ることができたのは、ネットで予め調べておいたこの場所だけだった。

この位置からは建物全体は拝めるものの、煙突は上の方が少し見えている程度であった。

せっかく来たなら全体を見てみたいので、裏手に回ってみることにした。




しかし、工場の周囲には住居が建ち並び、残念ながら見えたのはこの程度であった。




あとは、映画に出ていた場所を巡ってみた。

こちらは川口市役所。




そして川口オート。




この日は場外レースのみだったので、当時を懐かしむように(知らんだろう!)、主役のいないコースをいつまでも見ていた。




最後はここ、荒川鉄橋。

写真は、以前に荒川沿いに歩いて赤羽に行った際に撮ったものだが、ここを背景にしたシーンも何度か出てきた。




こうやってシネマの旅は静かにその幕を下ろした。
Posted at 2016/10/01 21:40:50 | コメント(5) | トラックバック(0) | ウロウロ日記 | 日記

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何シテル?   01/04 18:47
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